2021 年 2 月 Mobile Standard Edition 管理サマリー
更新 #1
リリース ノート サマリー
2 月の (9.88) モバイル リリースでは、モバイル ユーザーに対して SAP Concur モバイル アプリの更新された起動アイコンが表示されます。これは、iOS および Android App Store とそのモバイル デバイスで表示されます。
2 月の (9.88) モバイル リリースでは、モバイル ユーザーは、SAP モバイル アプリで仮払申請を左にスワイプして [削除] をクリックすることで、申請詳細内の仮払申請を削除することができます。
2 月の (9.88) モバイル リリースでは、SAP Concur モバイル アプリで、新しい出張手当エクスペリエンスの国境通過フィールドが更新されています。
モバイル ユーザーがある国から次の国に出張する場合、国境通過の日付と時刻を指定する必要がある既定設定が存在します。出張手当を保存すると、[旅程] タブの国境通過フィールドに日付と時刻の情報が表示されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この更新によって、ユーザーがある国から次の国へ出張する場合にのみ、[旅程] タブに国境通過フィールドが表示されるようになります。これにより、出張手当ユーザーのユーザー エクスペリエンスがより合理化されます。
2 月の (9.88) モバイル リリースでは、SAP Concur モバイル アプリで、新しい出張手当エクスペリエンスのカレンダーが Android モバイル アプリ ユーザーのみに対して更新されています。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更によって、出張手当カレンダーにアクセスしやすくなります。
2 月の (9.88) モバイル リリースでは、Concur Drive の名前が正式に Drive に変更されています。
2 月の (9.88) モバイル リリースでは、モバイル アプリ内で手動走行経費の作成が Drive ユーザーに対して簡略化されています。手動 [走行距離] 経費を作成する必要がある [変動料金] 設定が有効化された Drive ユーザーには、[走行距離] 画面に [車両] フィールドおよび [乗客] フィールドが表示されなくなります。また、これらのフィールドは、同じ設定が適用されるため、Drive によって自動的に作成された走行経費には使用できません。
業務目的/お客様にとってのメリット: この更新により、Drive ユーザーには、モバイル アプリで手動走行経費を作成する際に、より合理化されたエクスペリエンスが提供されます。
2 月の (9.88) モバイル リリースでは、SAP Concur モバイル アプリ内で、経費精算レポート ユーザー インターフェイス (UI) が e-文書ユーザー向けに更新されています。
e-文書ユーザーは、より最新の使いやすい安定したユーザー インターフェイスに加えて、以下を含む新しい UI でのみ利用可能な機能にアクセスすることができます。
レポートの削除 (すべてのタイムスタンプ付き領収書が経費リスト/領収書ストアに保持されます)
レポートの撤回
原価対象の承認
会社請求の取引明細書を承認するときの並べ替えとフィルタのオプション
領収書紛失の申告/届出
外部 URL の起動のサポート
Cognos レポートの指標
業務目的/お客様にとってのメリット: この更新により、e-文書ユーザー固有のニーズが対応され、ユーザビリティと安定性が向上し、新機能が導入されます。
これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur ソリューションの継続的な取り組みの一環です。
11 月のリリースより、SAP Concur ソリューションで SAP Concur モバイル アプリにおける自動サインイン設定が廃止されました。この変更は、モバイル サインイン ページの再設計と同時に行われました。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能の廃止により、安全性の低い自動サインイン設定が削除されることで、さらにセキュアな認証がサポートされます。
モバイルの [サインイン] ページが再設計および改善されました。この拡張によって、ユーザー エクスペリエンスが改善され、セキュリティが向上し、設定が簡略化されています。また、これらの変更により、シングル サインオン (SSO) に複数のアイデンティティ プロバイダ (OKTA や Azure など) を使用しているお客様も支援されます。
ユーザーには新しいサインイン ページが表示され、古いサインイン ページのデザインに戻すオプションが提供されます。5 月の (9.91) リリースから、新旧のページ デザインを切り替えるオプションは利用できなくなります。
これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur ソリューションの継続的な取り組みの一環です。
11 月 (9.86) のモバイル リリースで、SAP Concur ソリューションでは、SAP Concur モバイル アプリでのモバイル PIN のサインイン オプションが廃止されました。
この変更は、11 月のリリースで実装されたモバイル サインイン ページの再設計と同時に行われました。
ユーザーはサインイン ページを旧デザインに戻し、モバイル PIN のサインイン オプションをそのページで使用できます。5 月の (9.91) リリースから、新旧のページ デザインを切り替えるオプションは利用できなくなります。
モバイル PIN のサインイン オプションが廃止されても、ユーザーは以下の方法を使用して引き続きモバイル アプリにサインインすることができます。
シングル サインオン (SSO)
モバイル SSO
SAP Concur SAML v2 SSO (SAML v2)
ユーザー名とパスワード
照合済のメール アドレスおよびパスワード
SAP Concur ソリューションの Web バージョンでシングル サインオン (SSO) を有効化している会社の場合は、SAP Concur モバイル アプリで SSO を有効化し、できれば SAML v2 に移行することをお奨めします。
SAML v2 への移行については、SSO Service: Overview Guide (英語のみ) および Shared: SSO Management Setup Guide (英語のみ) を参照してください。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能の廃止により、安全性の低い PIN オプションが削除されることで、さらにセキュアな認証がサポートされます。これにより、ユーザーが SAP Concur モバイル アプリにサインインする方法が簡易化され、モバイルでのサインイン手順と Web でのサインイン手順との整合性が高くなります。
8 月 (9.83) のモバイル リリースでは、SAP Concur モバイル アプリのユーザーがモバイル アプリ内の新しいレポート入力操作機能にアクセスできるようになりました。新しいユーザー インターフェイスは、実装環境の "プレビュー モード" でのみ使用することができます。
SAP がお客様からのフィードバックを受け取って対応すると、実装環境から本稼動環境へのこのエクスペリエンスの移行がスケジュールされます。その間、お客様は、検出された問題を SAP Concur Support にエスカレーションすることができます。
エクスペリエンスの有効化/無効化
この新しいエクスペリエンスは、モバイル設定の [追加機能] 画面のトグルを使用して有効化/無効化できます。トグルのタイトルは、Android モバイル デバイスでは [エントリをレポート]、iOS モバイル デバイスでは [新規の経費精算レポート] です。
新しい経費詳細画面エクスペリエンス
以下の経費エントリを経費精算レポートに追加した場合、新しい経費詳細画面は表示されません。
[私有車の走行距離]、[社用車の走行距離]、[日本公共交通機関] 経費タイプ
旅程から作成された経費
すべての領収書デジタル化 Android ユーザー
2 月の (9.88) モバイル リリースでは、すべての領収書デジタル化 Android ユーザーは、本稼動環境で新しい UI にアクセスすることができます。このエクスペリエンスは、モバイル アプリ設定でいつでも無効化できます。
新しいレポート エントリ エクスペリエンスを有効化/無効化するには、当リリース ノートのエクスペリエンスの有効化/無効化セクションを参照してください。
2020 年 3 月 31 日に、SAP Concur モバイル アプリ ユーザーは、ホテル サービス V2 からコンテンツを購入、予約、およびキャンセルできるようになります。
ユーザー/お客様にとってのメリット: 旅行者は、どのデバイスからでも旅行を予約することができます。3 月 31 日を過ぎると、旅行者は、SAP Concur モバイル アプリ内から、ホテル サービス V2 で提供されるホテルを検索、予約、およびキャンセルすることができます。
計画変更サマリー
このセクションの項目は、今後のリリースを予定している変更のサマリーです。SAP Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。
重要: ここに記載されている計画変更は、この SAP Concur 製品またはサービスに影響を与える拡張および修正として予定されている内容を網羅していない場合があります。複数の SAP Concur 製品またはサービスに適用される計画変更は、統合されたドキュメントに記載されています。2021 年 2 月: 共通の計画変更 Standard Edition 管理サマリー で入手可能な追加の計画変更管理サマリーを確認してください。
SAP Concur ソリューションでは、モバイル ユーザーにとって最良のエクスペリエンスを確保するため、最小のオペレーティング システムを定期的に更新します。このリリースでは、最小オペレーティング システムが iOS13 に更新されます。
3 月の (9.89) リリースが、iPhone/iPad オペレーティング システムのバージョン 12 に対する最終リリースになります。すべてのユーザー デバイスのオペレーティング システムが iOS13 以上に更新されていることを確認してください。ユーザーに対してデバイスのオペレーティング システムのアップグレードが強制されることはありませんが、古いオペレーティング システムを使用している場合は SAP Concur モバイル アプリの v9.89 以降のバージョンをインストールできないため注意してください。
3 月の (9.89) モバイル リリースを目処に、SAP Concur モバイル アプリで、新しい出張手当エクスペリエンスのカレンダーが iOS モバイル ユーザーのみに対して更新されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、出張手当カレンダーにアクセスしやすくなります。