2017 年 1 月 Invoice Standard Edition 管理サマリー
発注ベースの請求書に承認ワークフロー機能を搭載
これまで、発注ベースの請求書は従業員から処理者に提出されていました。このリリースでは、このオプションを使用するのか、または通常の支払申請で使用するのと同じオプションを使用するのかをお客様が意図的に選択することができます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、お客様にマネージャーの承認オプションが提供されるため、お客様がワークフロー プロセスを管理しやすくなります。
請求書ユーザーが不適切に割り当てられた請求書を適切なユーザーに割り当て可能
たとえば、請求書の割り当て先が不適切な場合、請求書ユーザーが請求書を別のユーザーに割り当てることができます。請求書ユーザーは、最初に請求書の割り当てを解除する必要はなく、直接請求書を再割り当てすることができます。
割り当てが必要な請求書に関連付けられた発注/発注申請が存在する場合は、対応する発注所有者/発注申請所有者がオプションの 1 つとして請求書割り当てユーザーに表示されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、お客様が不適切に割り当てられた請求書を簡単に再割り当てできるようになります。
抽出可能になった支払申請ヘッダー フォームの [説明] フィールド
お客様が Invoice Standard のカスタム GL 抽出で支払申請ヘッダー フォームから [説明] フィールドを抽出することができるようになりました。
これは、支払申請と発注ベースの支払申請の両方に適用可能です。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、抽出される支払申請に関する追加情報がお客様に提供されます。
処理者が支払済ステータスの支払申請にコメントを追加可能
2016 年 4 月 のリリースでは、抽出後の支払申請に対してお客様がコメントを追加できるようになりました。このリリースでは、お客様が支払済ステータスの支払申請にコメントを追加することができます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能は、Concur と自社 ERP システムの相違を調査する必要があるお客様に有用です。
Concur で請求書をいつ受信したのかを示す [システム受信日付] フィールド
Concur での請求書の受信日時を示す完全なタイムスタンプが表示されるフィールドが追加されています。この [システム受信日付] フィールドは、お客様が管理する読み込み処理から請求書に引き継がれ、将来は読み取り専用フィールドになります。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、お客様は Concur で請求書をいつ受信したのかを簡単に把握することができます。
QuickBooks Desktop および QuickBooks Online の一般提供開始
QuickBooks での経費の計上を容易化するために、Concur と Intuit が統合されています。Concur Invoice Standard Edition では、お客様が QuickBooks 会計データを Concur 構成にインポートすることができます。このデータにより、お客様は、支払申請の入力時に固有の会計データを利用することができます。お客様が QuickBooks へのデータ送信を選択すると、Concur により経費データが支払申請データとして送信されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: これらの機能により、お客様が会計データを処理する際の柔軟性が向上します。
**通知** 月次リリース スケジュールの変更
2017 年のリリース カレンダーに示されているとおり、3 月から Invoice のリリースは金曜日ではなく、土曜日になります。ほとんどのユーザーの場合、これまでと変わりありません。今までと同様、月曜日にリリース関連の変更をご確認いただけます。3 月以降、週末にお仕事をされる場合、ユーザーは日曜日までリリース関連の変更を確認できなくなる可能性がある点にご注意ください。
**近日中** 2017 年 3 月における TLS v 1.0 暗号化プロトコルに対するサポートの終了
Concur は、TLS 暗号化プロトコルのバージョン 1.0 に対するサポート サイクルの終了を発表します。引き続き、よりセキュアな TLS の 1.1 および 1.2 バージョンがサポートされます。背景として、TLS プロトコルにより、電話またはコンピュータとクラウドベース サービス間のセキュアな双方向通信が可能になります。
サポート終了日付が 3 月に変更されていることに注意してください。お客様がサポート終了について理解し、ブラウザーのセキュリティ設定に必要な手動の変更を加えるのに十分な時間をもうけるため、サポートの終了日付を 2017 年 1 月 31 日から 3 月 31 日に変更しました。これらの変更については、今後のサービス リリースで詳しく説明します。
業務目的/お客様にとってのメリット: Concur は、お客様のセキュリティと、より新しくセキュアな TLS の 1.1 および 1.2 バージョンへの容易なアップグレードの両方について、慎重に検討したうえでこのステップを実行しています。TLS v 1.0 の使用終了計画により、お客様は TLS バージョン 1.1 以上を使用し、安全かつセキュアな方法で Concur サービスと通信できるようになります。
これらのトピックの詳細については、今月のリリース ノートを参照してください。