2020 年 9 月 Travel Standard Edition 管理サマリー
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リリース ノート サマリー
フライト
アメリカン航空の運賃の変更2020 年 9 月 1 日より、アメリカン航空は、特に B クラスの運賃に関連する運賃クラスの利用方法を変更しました。
この変更による、予測される Concur Travel への影響はありません。アメリカン航空の影響を受ける変更は、通常 GDS で管理されます。Concur Travel では、運賃クラスではなく GDS によって提供される各運賃のブランド割り当てに依存しています。Concur Travel では、フレックス運賃の表示および客室指定の運賃クラス割り当て情報に依存していますが、どちらのエリアもこれらの変更による影響を受けません。具体的には、アメリカン航空はフレックス運賃の航空会社ではなく、運賃クラスの変更で客室指定が変わることはありません。
デルタ航空および GDS の座席割り当てデルタ航空は、乗客間の中央の座席を動的にブロックしてソーシャル ディスタンスのガイドラインに従うために、内部システムにいくつかの変更を加えました。GDS での座席のブロックを効果的にサポートするには、一般的な座席申請機能を無効にする必要がありました。
特に、初回予約時に Concur Travel によって行われた一般的な通路側/窓側の座席申請は、GDS では機能しなくなりました。これらの変更は、予約ワークフローの最後に利用可能な専用の座席申請には影響しません。ユーザーは引き続き特定の座席を選択することができます。
一般的な座席申請機能は、デルタ航空の動的座席ブロック ポリシーの一部として 2021 年 1 月 6 日まで無効のままになる予定です。お客様は、追加の更新が発生した場合、それについてリリースノートを確認する必要があります。
Sabre での Southwest7 月の報道によると、Southwest は、2020 年末を以って Sabre との基本予約申請 (BBR) 配信モデルから脱退する予定です。
Concur Travel では、2020 年 12 月 31 日以降も、Sabre の Southwest のスケジュールを引き続き表示します。ただし、1 月以降の予約では、未確認 (UC) ステータスが返されます。Concur Travel を介した Southwest のコンテンツへのアクセスが途切れないようにするには、お客様は Southwest 向けの代替コンテンツ戦略を検討する必要がある場合があります。
Southwest のチケット クレジット有効期限の更新COVID-19 の流行により、Southwest Airlines は未使用のチケット クレジットの有効期間を延長しました。Concur Travel では、出張者のチケット クレジットの損失を防ぐためにこれらの変更内容を引き継いでいます。2020 年 9 月に、Concur Travel に保存されている影響を受けるすべての Southwest Airlines のチケット クレジットの有効期限が更新され、航空会社の通信内容にチケット クレジットの有効期限が反映されるようになりました。
プロファイル
出張プロファイル 2.0 API、アクティブな手配者のみこれまでは、出張プロファイル 2.0 API を使用してユーザーの出張の手配者を取得すると、そのユーザーに対して [アクティブ] と [非アクティブ] の両方の手配者が返されていました。この変更により、出張プロファイル 2.0 API からはアクティブな出張の手配者のみが返されます。
出張の手配に必要な最小量のデータのみを返すことで、SAP Concur ソリューションはオンラインで公開されるデータ量を削減できます。
その他
**進行中** Director SAML サービスの非推奨化と SAML v2 への移行Director SAML サービスのサポートは非推奨化されています。Travel Management Company (TMC) と SAP Concur の担当者は間もなく、Director SAML を現在使用中のお客様に対し SAP Concur SAML v2 SSO (SAML v2) への移行のサポートを開始する予定です。
Director SAML を現在使用中のお客様は、SAML V2 にできるだけ早く移行することが推奨されています。
この変更により、セキュリティが強化されるとともに、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザーに対するサポートが改善されます。
**進行中** HMAC の非推奨化による SSO セルフサービスへの移行開始SAP Concur のハッシュベース メッセージ認証コード (HMAC) に対するサポートは、非推奨化されています。現在、Travel Management Company (TMC) と SAP Concur の担当者は、HMAC を使用するお客様に対し SAP Concur SAML v2 SSO (SAML v2) への移行をサポートしています。
2020 年第 3 四半期中に、SAP Concur では、お客様の管理者が SAP Concur のサポート担当者を介することなく SAML v2 接続を設定できるセルフサービス ツールを提供する予定です。
この変更により、セキュリティが強化されるとともに、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザーに対するサポートが改善されます。
**進行中** SAP Concur レガシー ファイル移動の移行このリリース ノートは、SAP Concur ソリューションを使用してファイル移行を行う技術スタッフを対象としています。SAP Concur ソリューションでは、データ交換に参加しているお客様および支払先向けにファイル転送サブシステムの保守を進め、ファイル転送のセキュリティを強化しています。
SAP Concur ソリューションにより、ファイルの移動で従来のプロセスを使用しているエンティティは、より効率的で安全な API を利用するファイル ルーティング プロセスに移行が開始されます。
この変更により、ファイル転送のセキュリティと効率が強化されます。
計画変更サマリー
このセクションの項目は、今後のリリースを予定している変更のサマリーです。SAP Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。
重要: ここに記載されている計画変更は、この SAP Concur 製品またはサービスに影響を与える拡張および修正として予定されている内容を網羅していない場合があります。複数の SAP Concur 製品またはサービスに適用される計画変更は、統合されたドキュメントに記載されています。2020 年 9 月: 共通の計画変更 Standard Edition 管理サマリー で入手可能な追加の計画変更管理サマリーを確認してください。
プロファイル
**計画変更** 従来の Travel Profile 1.0 / Profile エンドポイントの廃止現在サポートされている、出張プロファイル API のバージョンは 2.0 です。ただし、ユーザー プロファイルを取得するために Travel Profile 1.0/Profile エンドポイントを引き続き呼び出しているお客様およびパートナーがまだ存在しています。この古いエンドポイントは 2020 年 12 月リリースで完全に非推奨化される予定です。ユーザーは、この日付よりも前に出張プロファイル 2.0 API に切り替える必要があります。
サポートされているプロファイルデータ交換のメカニズムの数を削減することで、SAP Concur ソリューションでは、SAP がサポートするお客様のためにセキュリティを強化し、使いやすさを向上し、追加機能を提供することに注力することができます。
お客様通知
SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors
「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)
月次ブラウザ証明書
月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Standard Edition からアクセスできます。