2017 年 12 月 Analysis/Intelligence Standard Edition 管理サマリー
最終更新日: 2017 年 12 月 9 日
モデルの変更
新しいフィールド: 基準額 (レート通貨)このリリースより、経費に新しい固定出張経費フィールドがあります。
説明: この新しいフィールドにより、ユーザーは、基準額がレート通貨で設定されていて、このレート通貨が固定出張手当の支払通貨と異なる場合に、基準額でレポートできます。
新しい固定出張手当関連フィールドは以下のフォルダにあります。
- [経費] > [出張手当] > [固定出張手当] > [金額]
[食事代レート] フィールド ([経費] > [出張手当] > [固定出張手当] > [金額]) は、10 月のリリースで更新されています。この更新により、食事代レートのレポート番号に不一致が生じています。このリリースより、[食事代レート] フィールドは以前のデータ値に戻されています。
新しいフィールド: [データソース] および [支払先名] フィールドこのリリースより、請求書で利用可能な Invoice Capture Service 関連フィールドがあります。
説明: これらの新しいフィールドにより、ユーザーは Invoice Capture Service の詳細をレポートする際に、データソース キーおよび支払先名をレポートできます。
この新しい Invoice Capture Service 関連フィールドは、以下のフォルダにあります。
- [請求書] > [支払申請取り込みサービス] > [サービス依頼ヘッダーの取り込み]
- [請求書] > [支払申請取り込みサービス] > [サービス依頼ヘッダーの取り込み] > [取り込み値]
- [請求書] > [支払申請取り込みサービス] > [サービス依頼ヘッダーの取り込み] > [処理値]
このリリースより、出張で利用可能な追加の TripLink 関連フィールドがあります。
説明: このフィールドは、TripLink レポート目的に使用するために追加されました。
新しい TripLink 関連のフィールドは、以下のフォルダにあります。
- [出張] > [予約およびチケットの日付]
翻訳の変更
ポルトガル (ブラジル) 語、チェコ語、およびスペイン語が利用可能Analysis/Intelligence のレポート、モデル、およびアーカイブで、ポルトガル (ブラジル) 語、チェコ語、およびスペイン語がサポートされます。
Analysis のお客様用の [分析 - 標準レポート] フォルダおよび Intelligence のお客様用の [インテリジェンス – 標準レポート] フォルダのほとんどのレポートが、コンテンツ言語をポルトガル (ブラジル) 語、チェコ語、またはスペイン語 (もしくはそのすべて) に設定しているユーザーに対して、ポルトガル (ブラジル) 語、チェコ語、およびスペイン語で提供されます。
翻訳したテキストを Cognos レポート内で確認するには、まず Concur Expense で言語を有効化する必要があります。また、HMC で Feature Wizard (機能ウィザード) を使用し、Cognos で個人用設定を使用する会社の場合は、追加言語設定を行う必要があります。詳細については、このリリース ノートのベスト プラクティス セクションを参照してください。
まだ翻訳されていないレポート
Analysis のお客様用の [分析 - 標準レポート] フォルダおよび Intelligence のお客様用の [インテリジェンス - 標準レポート] フォルダの一部のレポートは、まだポルトガル (ブラジル) 語、チェコ語、およびスペイン語で提供されていません。Concur では、これらのレポートの翻訳を今後のリリースで完了する予定です。
これらのレポートが翻訳されるまで、レポートは引き続き米国英語で表示されます。
ホスティングされたコンソール設定
このリリースより、ポルトガル (ブラジル) 語、チェコ語、およびスペイン語を、Concur でホスティングされたコンソールの選択で利用できます。お客様の会社に対するこの設定は、Concur が有効化することができます。
ベスト プラクティス
サポートされた言語でレポートおよびレポートコンテンツが最適に生成され、表示されるようにするには、以下の言語設定を使用することをお勧めします。
- ホスティングされたコンソールで、使用する言語のチェック ボックスが選択されます。
- Cognos で、[デフォルトの言語の使用] オプションを、[個人用設定] ダイアログボックス ([個人用]) の [ユーザー・インターフェースの言語] 設定および [コンテンツ言語] 設定の両方に対して選択します。
- Concur で、HMC のエンティティに対して現在有効化されている言語のいずれかを、[システム設定] ページの [既定の言語] リストから選択します ([プロファイル] > [プロファイル設定] > [システム設定])。
Cognos の設定
Cognos では、ポルトガル (ブラジル) 語、チェコ語、およびスペイン語が現在、[個人用設定] ダイアログボックス ([個人用]) の [コンテンツ言語] にある [使用する言語を選択] リストから選択できます。
詳細情報
Cognos での言語設定の詳細については、Analysis/Intelligence の翻訳ファクトシートを参照してください。
レポートの変更
新しいレポート: TripLink の詳細 (出張者別)Analysis および Intelligence のお客様は、新しい TripLink の詳細 (出張者別) レポートを使用して、従業員別の出張レベルおよびセグメント レベルの詳細を表示できます。このレポートには、従業員 ID、経費タイプ、および旅程、チケット、予約情報が含まれます。
レポート出力
このレポートには、以下のフィールドおよび列が含まれます。
- 従業員
- 従業員 ID
- 第一出張者
- 経費タイプ
- 旅程 ID
- 旅程のソース
- チケット ID
- 作成日
- 購入日
- 予約ソース
- レコード ロケーター
- 開始日
- 終了日
- 出発地
- 出張先
- ホテル宿泊数/レンタカー利用日数
- レンタカー/ホテル プロパティ
- 確認番号
- 予約総額 (レポート通貨)
- セグメント ID
- 出発日
- 到着日
- 支払先
レポートの場所
- [分析] - [標準レポート] > [TripLink]
- [インテリジェンス] - [標準レポート] > [TripLink]
その他の変更点
データ ダンプ抽出ジョブの暗号化現在、大容量のデータ ダンプ抽出ジョブの抽出出力ファイルの暗号化中に、メモリ エラーが発生する可能性があります。このリリースで、この問題は解決されています。
計画変更
このセクションの項目は、今後のリリースを予定しています。Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。
レポートの変更: **計画変更** 標準レポートの実行履歴の変更2018 年 1 月のリリース以降、継続的なセキュリティ改善の一部として、標準レポートの実行履歴が非表示となります。実行履歴が非表示になると、アクティブ レポートを [標準レポート] フォルダから実行できなくなります。アクティブ レポートは、使いやすいインターフェイスで対話形式のレポート フォーマットを提供する、特定のレポート出力タイプです。
実行履歴が非表示になった後も、標準レポートのアクティブ レポートは引き続き [個人用フォルダ] または [会社共有フォルダ] に保存され、[個人用フォルダ] または [会社共有フォルダ] から実行されます。
標準レポートフォルダのアクティブなレポート
[インテリジェンス - 標準レポート] フォルダの以下のレポートは、アクティブなレポートです。
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [Premium ダッシュボード] > [エグゼクティブ用概要]
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [Premium ダッシュボード] > [経費支出サマリー]
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [Premium ダッシュボード] > [財務および支出の概要]
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [Premium ダッシュボード] > [ホテル業者正規化]
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [Premium ダッシュボード] > [オペレーショナル KPI]
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [Premium ダッシュボード] > [出張市場分析]
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [Premium ダッシュボード] > [出張プログラム概要]
[Insight Premium - 標準レポート] フォルダの以下のレポートは、アクティブなレポートです。
- [Insight Premium - 標準レポート] > [オーストラリアの付加給付税の分析ダッシュボード]
- [Insight Premium - 標準レポート] > [エグゼクティブ用概要]
- [Insight Premium - 標準レポート] > [経費支出サマリー]
- [Insight Premium - 標準レポート] > [財務および支出の概要]
- [Insight Premium - 標準レポート] > [ホテル業者正規化]
- [Insight Premium - 標準レポート] > [オペレーショナル KPI]
- [Insight Premium - 標準レポート] > [出張市場分析]
- [Insight Premium - 標準レポート] > [出張プログラム概要]
- [Insight Premium - 標準レポート] > [英国付加価値税ダッシュボード]
実用的分析アラートに対して複数の変更が計画されています。Concur は今後、実用的分析プラットフォームを拡張して、追加のアラート機能を提供します。これらの変更では、メールの読みやすさを改善し、Concur が送信するその他のメール メッセージと合うようにメールの形式設定を行います。主な焦点は、メールをよりモバイルフレンドリーにして、プレーン テキスト メッセージに対するサポートを追加することです。
マネージャー ダッシュボード
1 月に Concur は、BI マネージャーに対してマネージャー ダッシュボード アラートが有効化されている場合の、マネージャー ダッシュボード レポートの自動送信を停止します。[マネージャー ダッシュボード] チェック ボックスはレポート構成の [実用的分析の設定] タブ、および BI マネージャーの [通知設定] ページ ([プロファイル] > [プロファイル設定] > [通知設定]) から削除されます。
マネージャー ダッシュボード レポートは引き続き Intelligence で利用できます。レポートは以下のフォルダにあります。
[インテリジェンス - 標準レポート] > [Premium ダッシュボード] > [実用的分析] > [マネージャー ダッシュボード]
1 月以降に引き続きマネージャー ダッシュボード レポートを受信するには、BI マネージャーがマネージャー ダッシュボード レポートをスケジュールする必要があります。
現在マネージャー ダッシュボードを実用的アラートとして受信している BI マネージャーには、以下の通知がレポートとともに表示されます。
1 月に Concur は、実用的アラートとしてのマネージャー ダッシュボード レポートの自動送信を停止します。1 月以降に引き続きマネージャー ダッシュボード レポートを受信するには、レポートをスケジュールする必要があります。詳細については、11 月のリリース ノートを参照してください。
マネージャー ダッシュボードのスケジュール
マネージャー ダッシュボード レポートをスケジュールするには、Cognos でマネージャー ダッシュボード レポートのレポート ビューにスケジュールを追加する必要があります。[マネージャー ダッシュボードのレポート ビュー] というレポート ビューが、BI マネージャーの [個人用フォルダ] ディレクトリに自動的に作成されている可能性があります。その場合は、BI マネージャーはこのレポート ビューをスケジュールする必要があるだけです。
BI マネージャーの [個人用フォルダ] ディレクトリが [マネージャー ダッシュボードのレポート ビュー] に含まれていない場合、BI マネージャーはこのレポート ビューを作成してからレポート ビューをスケジュールすることができます。このリリース ノートには、マネージャー ダッシュボード レポートのレポート ビューを作成およびスケジュールするステップが含まれています。
マネージャー ダッシュボード レポートのレポート ビューを作成するには、以下の手順に従います。
- Cognos で、[共有フォルダ] > [インテリジェンス - 標準レポート] > [Premium ダッシュボード] > [実用的分析] > [マネージャー ダッシュボード] に移動します。
- マネージャー ダッシュボード レポートの [このレポートのレポート ビューを作成] アイコンをクリックします。
- [レポート ビューの新規作成ウィザード] ページが開きます。
- レポート名、説明、および画面ヒントを入力します。レポートの既定の場所は以下のフォルダです。[共有フォルダ] > [インテリジェンス - 標準レポート] > [Premium ダッシュボード] > [実用的分析]ベスト プラクティスは、ビューが BI マネージャーのみに表示されるように、BI マネージャーがレポート ビューを [個人用フォルダ] に保存することです。
- [場所] セクションで、[個人用フォルダを選択] をクリックして、[終了] をクリックします。[終了] をクリックすると、マネージャー ダッシュボード レポートのレポート ビューが [個人用フォルダ] タブに作成されます。
マネージャー ダッシュボード レポートのレポート ビューをスケジュールするには、以下の手順に従います。
- [個人用フォルダ] タブをクリックします。
- マネージャー ダッシュボードのレポート ビューの [スケジュール] アイコンをクリックします。
- [スケジュール] ページが開きます。
- マネージャー ダッシュボード レポートのスケジュールを定義して、[OK] をクリックします。
予算の % 値
予算の % 値アラート メールは、モバイルフレンドリーかつその他の Concur メール メッセージに使用される形式と一致するように拡張されます。
クレジット カード取引
クレジット カード取引アラート メールは、モバイルフレンドリーかつその他の Concur メール メッセージに使用される形式と一致するように拡張されます。
また、クレジット カード取引アラートは、2 つの個別アラートに分割されます。取引のしきい値に達した、または超過したクレジット カード取引に対するものと、レビュー用のフラグが立てられた特定の加盟店カテゴリー コードに関連付けられたクレジット カード取引に対するものです。
2 つの個別クレジット カード取引アラートにより、BI マネージャーがアラートを受信する理由がより明確になり、どのアラートを受信するかを柔軟に決定できるようになります。
更新に関する重要情報
予算の % 値アラートとクレジット カード取引アラートのどちらの場合も、アラートが新しいプラットフォームに移行される際に中断はありません。これらのアラートを現在受信している BI マネージャーは、引き続きアラートを受信します。アラートは新しいメール形式で提供されます。
1 月のリリース前に BI マネージャーがアクションを実行しない限り、マネージャー ダッシュボードでは中断が発生します。現在マネージャー ダッシュボード アラートを受信している BI マネージャーの場合、1 月に実用的分析の変更がリリースされる前に、マネージャー ダッシュボード レポートをご自身でスケジュールしないと、マネージャー ダッシュボード レポートの受信が 1 月に停止します。
実用的分析の詳細については、Analysis/Intelligence: Actionable Analytics User Guide (英語のみ) を参照してください。
お客様通知
Concur Non-Affiliated Subprocessors「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)
月次ブラウザ証明書月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Standard Edition からアクセスできます。