Concur Invoice Standard Edition 管理のヘルプ

予算の用語

次の表に、予算機能で使用される用語を示します。

フィールド

説明

予算カテゴリー

これは、予算を管理する経費タイプのグループです。

予算通貨

これは、予算項目の通貨です。予算項目は常に予算項目の予算通貨で表示され、[プロファイル設定] の通貨設定よりも優先されます。支出明細は、提出日または請求日/経費日に基づいて予算通貨に換算されます。実際の請求書、購入申請、経費精算レポート、または事前申請は換算されません。

予算ダッシュボード

ダッシュボードには、承認者の予算全体の事前承認済支出を含む現在までの予算支出が表示され、予算マネージャーは予算を確認し、十分な情報を得たうえで予算を決定することができます。

予算項目

これは、会計年度、予算所有者、予算名、および説明を含む年次予算です。

予算期間

これは予算項目の一部です。予算項目の期間タイプに応じて、予算項目には 1 つまたは複数の予算期間が含まれます。各予算期間は会計期間に関連付けられ、その会計期間および予算項目の予算金額が割り当てられます。

予算追跡

予算追跡フィールドは、[製品設定] で定義されているカスタム フィールドのコピーです。新しい予算追跡フィールドが必要な場合、管理者は [製品設定] でカスタム フィールドを追加することができます。これにより、[予算設定] で予算追跡フィールドが同じ名前で自動的に追加されます。これらの予算追跡フィールドは、予算項目の [予算追跡フィールド (オプション)] タブに表示されます。ここでは、予算項目に関連付ける予算追跡フィールドの値を指定することができます。Standard Edition の予算追跡フィールドは、カスタム フィールドとして定義されるフィールドに限定されます。

マネージャー階層

マネージャー階層は、ユーザーの直接的または間接的なレポート先であるマネージャーで構成されます。ユーザーまたは管理者が予算項目の予算マネージャーを定義している場合、支出明細の提出者が、予算項目の [マネージャー管理 (オプション)] タブに一覧表示されているマネージャーのいずれかにレポートすると、支出明細が予算項目にマッチングされます。

[マネージャー管理 (オプション)] タブに一覧表示されるマネージャーには予算承認者/マネージャー ロールが割り当てられています。

注意: [マネージャー管理 (オプション)] タブを表示するには、管理者が [予算設定] でこのオプションを選択 (有効化) している必要があります。

マッチング基準

経費精算レポート、請求書、購入申請、および事前申請は、1 つまたは複数の予算項目にマッチングできます。マッチング基準は以下のとおりです。

  • 行項目または配賦の経費タイプが予算項目の予算カテゴリーとマッチングする場合

    • 予算項目に予算カテゴリーがない場合、任意の経費タイプがマッチングで受け入れられる

  • 請求書、購入申請、経費精算レポート、または事前申請の提出者が、予算項目のマネージャー階層に一覧表示されている予算承認者のいずれかにレポートする場合

    • 予算項目にマネージャー階層がない場合、組織構造に関係なく、どのユーザーからの項目も受け入れられる

  • 経費精算レポートの取引日、購入申請日、支払申請の請求日、または事前申請終了日が、予算期間に関連付けられている会計期間内である場合

    • 会計期間が非アクティブとしてマークされている場合、支出明細は次にアクティブな会計期間にマッチングされる

    • 将来のアクティブな会計期間がない場合、支出明細は予算項目にマッチングされない

注意: 予算項目に関連付けられている予算カテゴリーまたは予算マネージャーがない場合、すべての支出明細は会計期間に基づいてマッチングされます。

期間タイプ

各予算項目には期間タイプが割り当てられています。期間タイプにより、予算項目の管理レベルが決定されます。管理者は、毎年、毎四半期、または毎月を選択することができます。

例: 管理者が期間タイプとして毎月を選択した場合、予算項目は毎月管理され、月ごとの予算金額が入力される必要があります。予算項目は月ごとの予算ダッシュボードに表示され、予算の残額では毎月の予算金額が "使用しなければ失われる" という考え方に基づいて使用されます。

支出明細

これは、予算の一部 (経費の配賦、経費項目、請求書の配賦、請求書の行項目、購入申請の配賦、購入申請の行項目、申請想定経費、申請セグメントなど) を使用する特定の明細です。

支出明細は、1 つまたは複数の予算項目を参照することができます。