モデルの変更

このリリースでは、経費に新しい出張手当関連フィールドが加わります。

説明: 新しい [クライアント調整後金額 (レート通貨)] フィールドと [政府調整後金額 (レート通貨)] フィールドにより、ユーザーは出張手当の調整後金額情報をレポートすることができます。これらのフィールドは、新しい出張手当サービスで使用するためにモデルに追加されました。

11 月のリリースでこれらのフィールドはデータ モデルに追加されましたが、12 月までフィールドにはデータが入力されません。[クライアント調整後金額 (レート通貨)] フィールドと [政府調整後金額 (レート通貨)] フィールドには、2020 年 12 月 15 日までにデータが入力されます。

出張手当ソリューションの一般情報については、出張手当 (クラシック) および出張手当サービス (NextGen UI) の各ガイド (英語のみ) を参照してください。

経費の新しい出張手当関連フィールドは、以下のフォルダにあります。

• [経費] > [出張手当] > [Xpressway 出張手当] > [固定出張手当の計算] > [金額 (レート通貨)]

このリリースには、経費の新しい出張手当関連フィールドがあります。

説明: 新しい [関連するレポート エントリ キー] フィールドにより、ユーザーは経費精算レポートのエントリ情報をそれぞれの出張手当の詳細に容易に接続することができます。このフィールドは、新しい出張手当サービスで使用するためにモデルに追加されました。

この更新の一環として、[手当日キー]、[エントリ キー]、および [エントリ レガシー キー] フィールドが [キー] フォルダから削除されました。[関連するレポート エントリ キー] フィールドが追加されたことにより、[手当日キー]、[エントリ キー]、および [エントリ レガシー キー] フィールドは不要になります。

出張手当ソリューションの一般情報については、出張手当 (クラシック) および出張手当サービス (NextGen UI) の各ガイド (英語のみ) を参照してください。

経費の新しい出張手当関連フィールドは、以下のフォルダにあります。

• [経費] > [出張手当] > [Xpressway 出張手当] > [固定出張手当の計算] > [キー]

経費の削除された出張手当関連フィールドは、以下のフォルダにありました。

• [経費] > [出張手当] > [Xpressway 出張手当] > [固定出張手当の計算] > [キー]

レポートの変更

[国]、[国コード]、および/または [都道府県や州、地域] 列を含む標準レポートには、[プロンプト] ページ (該当する場合) とレポートの両方で更新されたこれらの列に関連付けられているラベルが含められます。

以下のラベル名が変更されます。

• [国] ラベルのすべてのインスタンス名が [国/地域] に変更されます。
• [国コード] ラベルのすべてのインスタンス名が [国/地域コード] に変更されます。
• [都道府県や州、地域] ラベルのすべてのインスタンス名が [都道府県/州] に変更されます ([地域] がラベルから削除されます)。

標準レポートは、Analysis のお客様の [分析 – 標準レポート] フォルダと、Intelligence のお客様の [インテリジェンス – 標準レポート] フォルダに置かれているレポートです。

更新されたレポート:

9 月のリリースでは、[分析 - 標準レポート] フォルダの以下のレポートで、[国]、[国コード]、および/または [都道府県や州、地域] ラベル名が変更されました。

• [発生] > [経費発生]
• [発生] > [経費発生 (日付範囲別)]
• [管理] > [従業員詳細]
• [コンプライアンス] > [Concur Travel ホテル予約]
• [コンプライアンス] > [Concur Travel 以外でのホテル予約]
• [コンプライアンス] > [契約料金を超過する料金での過去のホテル予約]
• [請求書] > [請求書税調整レポート]
• [マーケット固有レポート] > [監査人デジタル化領収書検索レポート]
• [マーケット固有レポート] > [ドイツ - 年間従業員レポート]
• [出張申請] > [国別の出張申請]
• [TripLink] > [非表示出費詳細]
• [出張] > [旅程詳細]

9 月のリリースでは、[インテリジェンス - 標準レポート] フォルダの以下のレポートで、[国]、[国コード]、および/または [都道府県や州、地域] ラベル名が変更されました。

• [発生] > [経費発生]
• [発生] > [経費発生 (日付範囲別)]
• [管理] > [従業員詳細]
• [コンプライアンス] > [Concur Travel ホテル予約]
• [コンプライアンス] > [Concur Travel 以外でのホテル予約]
• [コンプライアンス] > [契約料金を超過する料金での過去のホテル予約]
• [コンプライアンス] > [契約料金を超過する料金での予定されたホテル予約]
• [請求書] > [請求書税調整レポート]
• [マーケット固有レポート] > [日本] > [Unpaid and Unassigned Expense (未払および未割り当ての経費) (日本)]
• [マーケット固有レポート] > [監査人デジタル化領収書検索レポート]
• [マーケット固有レポート] > [ドイツ - 年間従業員レポート]
• [出張申請] > [国別の出張申請]
• [TripLink] > [非表示出費詳細]
• [出張] > [旅程詳細]

11 月のリリースでは、[分析 - 標準レポート] フォルダの以下のレポートで、[国]、[国コード]、および/または [都道府県や州、地域] ラベル名が変更されました。

• [支払先] > [レンタカー詳細]
• [支払先] > [レンタカー サマリー]
• [支払先] > [ホテルの詳細]
• [支払先] > [ホテル サマリー]

11 月のリリースでは、[インテリジェンス - 標準レポート] フォルダの以下のレポートで、[国]、[国コード]、および/または [都道府県や州、地域] ラベル名が変更されました。

• [二酸化炭素排出量] > [フライトの Co2 排出量 - サマリー]
• [支払先] > [レンタカー詳細]
• [支払先] > [レンタカー サマリー]
• [支払先] > [ホテルの詳細]
• [支払先] > [ホテル サマリー]

BookedHotel イベントがモバイル測定基準詳細レポートに追加されました。モバイル測定基準詳細レポートには、各従業員の SAP Concur モバイル アプリから指定された時間枠で、従業員によって実行された Concur Expense アクションが表示されます。このレポートには、以下のイベントの測定基準が含まれます。

• ApprovedReport
• BookedHotel
• CreatedReport
• EditedReport
• RejectedReport
• SubmittedReport

表示項目

[プロンプト] ページで、[イベント グループ化] プロンプトの [出張] チェック ボックスを選択できるようになり、[出張] チェック ボックスを選択すると、[イベント] プロンプト リストで BookedHotel イベントを選択できるようになります。

BookedHotel イベントが [イベント] プロンプトで選択されると、レポートに BookedHotel 列が表示されて入力されます。

レポートの場所

レポートは以下のフォルダにあります。

• [分析 - 標準レポート] > [モバイル使用]
• [インテリジェンス - 標準レポート] > [モバイル使用]

詳細情報

モバイル測定基準詳細レポートの詳細については、Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) の Chapter 15: Folder - Mobile Usage を参照してください。

その他の変更点

このリリース ノートは、SAP Concur を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。SAP では、データ交換に参加しているお客様および支払先向けに SAP Concur ファイル転送サブシステムの保守を進め、ファイル転送のセキュリティを強化しています。

SAP では、ファイルの移動で従来のプロセスを使用している SAP Concur エンティティを、より効率的で安全な API を利用するファイル ルーティング プロセスに移行を開始します。

従来のプロセスを使用するように現在エンティティが構成されているお客様は、現在から 2020 年終了までのいずれかの時点で、より効率的なプロセスへと移行されます。より効率的なプロセスに移行すると、次のような点が改善されます。

• 従来のプロセスでは、お客様は、ファイル転送スケジュールが指定された時間に実行されるまで待機する必要がありました。より効率的で安全な API ベースのプロセスでは、SAP Concur からの抽出やその他の送信ファイルは、ファイルの作成直後から、既存のオーバーナイト処理期間中に利用できます。

この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。

• st.concursolutions.com

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティと効率が強化されます。

このリリース ノートは、SAP Concur ソリューションを使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。セキュリティで保護されたさまざまなファイル転送プロトコルを使用してデータ交換に参加するお客様および支払先に対し、これらのファイル転送のセキュリティを強化するための変更を行っています。

2020 年 10 月 13 日に、ファイル転送に対する以下の SSH 転送暗号のサポートが削除されました。

• 3des-cbc
• blowfish-cbc

この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。

• st.concursolutions.com
• st-eu.concursolutions.com

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティが強化されます。

その他の変更点

Analysis および Intelligence は IBM® Cognos® によって提供されています。Analysis および Intelligence では、Cognos は v11 に更新されます。

この更新により、Analysis および Intelligence が以下のように拡張されます。

• ユーザー インターフェイス (UI) の拡張:
  • よりモダンな外観のインターフェイス
  • 'レポートの実行'、'レポートのスケジュール' などのアクションやメニュー アイテムにカーソルを合わせなくても、右クリックするだけでアクセスすることができます。
• Cognos v11 では、既存の Report Studio の名前が "Report" に変更されます。
  • Concur データ ウェアハウス モデル内のデータ要素の検索が含まれます。

今後のリリース ノートに追加の情報が提供される予定です。

スケジュールの更新

Cognos v11 の更新は、事前に指定されたお客様のグループによって実装されます。

通信および時期に関する詳細情報は、更新に近づいたらリリースされます。週末にかけて、お客様ごとに Analysis/Intelligence UI を自動的に更新することを予定しています。

更新はエンティティ別に行います。複数のエンティティまたはテスト サイトがあるお客様は、すべてのサイト間で更新の時間枠が異なる場合があります。今後のリリース ノートに追加情報が提供される予定です。また、ソリューションが更新される 30 日前に通知が送信されます。

技術的な理由により、特定のお客様の更新をスケジュールすることはできません。日付は事前定義され、お客様が Cognos v11 より前または後に移行することはできません。

この更新に先立って、早期導入者プログラムを開始しています。他のお客様の参加は受け入れていませんが、これにより、完全な更新を準備する機会が提供されます。