2017 年 7 月 Expense Standard Edition 管理サマリー
最終更新日: 2017 年 7 月 28 日
Expense Pay - グローバル
オンボーディング情報を確認するサポートが完了必要なフィールドすべてに入力し、必要なすべてのドキュメントをアップロードするまで、Bambora の契約条件に同意できなくなります (Bambora の支払処理パートナー資金管理口座を設定する場合)。
Bambora のオンボーディング フォームに入力の際に必要な情報を入力していないユーザーは、契約条件の同意に進むことができなくなります。責任者タブのいずれかで情報が不完全な場合、対応するタブで赤い感嘆符が表示されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: 申請書が完了していない場合に気付くことができます。契約条件に同意して申請書を提出できることにより、支払処理パートナーに提示されたときに、申請書の完了が確実になります。
新しい USD および CAD カード プログラム: ダイナース MasterCardExpense Pay – グローバルで、以下の通貨について、ダイナース MasterCard クレジットカードがサポートされます。
- 米国ドル (USD)
- カナダドル (CAD)
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、Expense Pay – グローバルのお客様に価値が追加されます。
Bambora フォームの通貨依存アドレス フィールド3 つのアドレス フィールドの名前が変更されました。選択された通貨に対応する場所に対して、名前が正確になります。
米国ドル (USD) の以下のフィールドの名前が変更されました。
以前のフィールド名 | 新しいフィールド名 |
---|---|
地域 | 州 |
郵便番号 (Postcode) | 郵便番号 (ZIP Code) |
カナダドル (CAD) の以下のフィールドの名前が変更されました。
以前のフィールド名 | 新しいフィールド名 |
---|---|
地域 | 州 |
業務目的/お客様にとってのメリット: この翻訳により、使いやすさが向上します。
意味のあるテキストで置換された監査コード従業員支払が却下された理由に関する情報を分かりすくするため、Bambora のリターン コードが理由テキストと置換されました。
業務目的/お客様にとってのメリット: ユーザーと管理者はリターン コードではなくテキスト情報を取得するため、銀行システムで支払が却下された理由が理解しやすくなります。
QuickBooks
QuickBooks 項目と 経費タイプのポリシー グループ別マッピング (QBD)QuickBooks Web Connector を使用して QuickBooks に接続される QuickBooks Desktop (QBD) を使用する会社に対して、経費タイプと QuickBooks 項目のポリシー グループ別マッピングがサポートされます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、経費タイプのマッピング時に管理者に別のオプションが提供されます。
監査証跡
提出された経費精算レポートおよび差し戻された経費精算レポートの監査の改善このリリースより、経費精算レポートの経費監査証跡ログに、ユーザーが行った変更の完全な履歴が含まれるようになります。これらの変更は、差し戻されたレポートアクションを含め、初回提出からレポートの使用期間を通じてログ記録されます。変更には次のアクションが含まれます (ただし、これに制限されません)。
- 手動を含むいかなる手段、および [レポートに追加できる経費] の関連付けによって追加、移動、または削除された経費、およびレポートに移動された経費
- 変更または削除された領収書
提出後に差し戻された経費精算レポートに、差戻し時に行われた変更を含め、以下が記録されます。
- 変更された経費行項目の値 (タイプ、場所、金額、支払先、取引日、およびカスタム フィールド値など)
- ポリシーやカスタム フィールド (コスト センターなど) を含む、変更されたレポート ヘッダーの値
- 差し戻されたレポートから削除された現金経費
- レポートまたは関連経費に追加または削除された領収書イメージ
業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、監査証跡機能のログ記録機能が改善されます。
設定
会社業種リスト更新設定の [はじめに] ページで [業種を選択してください] リストが更新されました。このリストに多くの一般的な業種が追加されました。リスト内の一部の項目は名前が変更され、一部は削除されました。
リストから選択された業種は情報のみを目的としており、設定の [追跡データ設定 - コスト データ] ページの [会社と同じ業種でよく使用されるフィールド] セクションで表示される追跡データ設定フィールドを決定するために役立ちます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、選択できる一般的な業種の更新済リストが提供されます。
サポート対象の設定
TLS v 1.0 暗号化プロトコルに対するサポートの終了 - 完了更新: 以下の日付を確認してください。
- 欧州のデータセンター: 2017 年 4 月 4 日火曜日に完了
- 米国のデータセンター: 2017 年 7 月 12 日水曜日に完了
数カ月前に、Concur は TLS 暗号化プロトコルのバージョン 1.0 に対するサポート サイクルの終了を発表しました。よりセキュアな TLS の 1.1 および 1.2 バージョンは引き続きサポートされます。その背景には、TLS プロトコルにより、電話またはコンピュータとクラウドベース サービス間のセキュアな双方向通信が可能になったことが挙げられます。
このプロセスは数カ月に及びましたが、現在は完了しています。
出張手当
混合出張の食事手当計算における変更 - チェコ共和国以下の 2 種類の混合出張に関するチェコ共和国の食事手当計算が変更されました。
- 5 時間を越える国内出張と 5 時間から 12 時間の間の国外出張で構成される混合出張
- 12 時間を超え、18 時間未満の国外出張で構成される混合出張
法令に準拠したこの新しい計算を以下の表に示します。
これまでと今後
混合出張の種類 | 以前の計算 | 新しい計算 |
---|---|---|
5 時間を超える国内出張と 5 時間を超え 12 時間未満の国外出張 | 国内食事手当と国外食事手当全額の 3 分の 1 | 国外食事手当全額の 3 分の 1 |
12 時間を超え 18 時間未満の国外出張 | 国内食事手当と国外食事手当全額の 3 分の 2 | 国外食事手当全額の 3 分の 2 |
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、チェコ共和国で業務を行うお客様は、法令遵守のベスト プラクティスに従うことができます。
アクセシビリティ機能がオプションではなくなり、その機能はすべての Concur サイトにおいて既定でオンとなると先日発表していました。
追加調査により、この変更によって矛盾する結果が生じると判断されました。今後の計画として、Expense のお客様については、現在の表示および Expense の使用方法に変更はありません。
経費レポートにアクセスするリンクの更新
従業員が経費レポートを承認のために提出すると、Concur は自動的に承認待ちのレポートがありますというメール メッセージを生成して経費レポートの承認者に送信します。自動生成されたメッセージで、承認待ちの経費レポートへのリンクは [レポートの表示] の 1 つのボタンに統合されました。
業務目的/お客様にとってのメリット: この更新によって、メール メッセージが簡素化され、理解しやすくなります。
計画変更
このセクションの項目は、今後のリリースを予定しています。Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。
**計画変更** Analysis/Intelligence の拡張会計カレンダーConcur では、Analysis/Intelligence の拡張会計カレンダーを 8 月にリリースする予定です。会計カレンダーにより、組織は、標準のカレンダー年に依存せずに自組織の会計期間を定義することができます。多くの組織は、固有のカレンダーを定義して財務会計レポートをモデル化し、事業における期間を反映して、直接の競合会社と結果を比較し、1 月における期末の繁忙期を回避します。
新しい会計カレンダーは、[管理] > [経費の設定] または [管理] > [支払請求の設定] からアクセスするレポート構成で使用することができます。
詳細については、Analysis/Intelligence のリリース ノートを参照してください。
**計画変更** 設定の新デザインと改善されたナビゲーション各設定ページに表示される現在の設定ナビゲーション リンクが中央の [設定] ページに再編成されます。このページには、各設定ページにアクセスするタイルが含まれます。これらのタイルは、管理者が機能の目的を理解できるように、業務目的別にグループ化され、関連付けられている設定機能の概要を含みます。タイル ([ユーザー] など) をクリックすると、現在使用している既存の [ユーザー] ページに誘導されます。パンくずナビゲーションでは、中央の [設定] ページに戻るためのパスが提供されます。
Concur では、この更新を 8 月のリリースでリリースする予定です。
今後のリリースで、Concur は、一部の設定機能の追加改善を行う予定です。今後のリリース ノートに追加の情報が提供される予定です。
業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、設定ナビゲーションが改善され、新しい管理者は、より簡単に設定機能を理解して、設定タスクを完了することができます。
**計画変更** ワークフロー後半での不足勘定科目コードのチェック1 つまたは複数の経費の勘定科目コードが経費精算レポートにない場合でも、従業員は経費精算レポートを保存、提出、および承認することできます。
現在は、経費が保存されると、関連する経費タイプに勘定科目コードが提供されていることが確認され、その勘定科目コードが経費に追加されます (UI で表示されないプロセス)。経費に関連する勘定科目コードがない場合、経費は保存できません。
この更新により、レポートを提出および承認できます。ただし、経費データの抽出または財務システムへの経費データの計上はブロックされ、Concur の法人管理者が経費タイプの勘定科目コードマッピングを設定に指定するまでこのブロックは解除されません。
業務目的/お客様にとってのメリット: 従業員は、経費タイプ設定で勘定科目コードが不足している場合でも経費レポートの作成を続行することができます。勘定科目コードはワークフロー内の単一 (同一) 箇所で入力されるようになりました。
**計画変更** 2017 年 8 月 18 日における Microsoft IE バージョン 10 ブラウザに対するサポートの終了Concur 製品での Microsoft Internet Explorer (IE) バージョン 10 ブラウザのサポートは、2017 年 8 月 18 日に終了する予定です。Concur では、IE バージョン 10 を使用しているお客様はその日付より前に最新の IE ブラウザのバージョンに更新するか、別のサポート対象ブラウザをインストールして使用することを強く推奨しています。
IE バージョン 10 を引き続き使用するユーザーには、バナーが表示されます。
*計画変更** USB IC カード リーダー - 日本: サポート終了Expense で日本の IC カード出張情報を読み込むための USB IC カード リーダー ソリューションでは、単一のコンピュータに接続されているリーダーが利用されます。Microsoft は、このソリューションによって利用される ActiveX テクノロジを廃止しているため、Concur では、このソリューションのサポートを終了しています
重要な日付:
- Concur では、2017 年 8 月 1 日にこのソリューションのサポートを終了します。
- 2017 年 12 月 31 日を過ぎると、このソリューションは廃止され、Concur で機能しなくなります。
代替ソリューションとして、ネットワーク IC カード リーダーが Concur の現在のソリューションで使用されています。日本のお客様はすでにこのネットワーク IC カード リーダーを導入しています。ネットワーク IC カード リーダーには、複数のユーザーがセントラルロケーションでトランザクションをインポートできるというメリットがあります。
ネットワーク IC カード リーダーのリリース ノートについては、このドキュメントの 2017 年 3 月のバージョンを参照してください。
業務目的/お客様にとってのメリット: この廃止によって、Concur ユーザーは最新のテクノロジに適合することができます。
**計画変更** クイック ヒント セクションを Concur ソリューション ページから削除Concur ソリューション ホーム ページ (concursolutions.com) の [クイック ヒント] セクションは、8 月のサービス リリースで削除される予定です。
業務目的/お客様にとってのメリット: この更新により、ホーム ページが簡素化され、ページの情報の表示およびアクセスがしやすくなります。
お客様通知
Concur Non-Affiliated Subprocessors「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)
月次ブラウザ証明書月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Standard Edition からアクセスできます。