2018 年 3 月 Mobile Standard Edition 管理サマリー
Android/iPhone - モバイルでの Budget
Concur の新しい Budget ソリューションが Concur の Web バージョンで利用可能になると、モバイル アプリでも利用可能になります。
モバイル アプリでは、以下の Standard および Professional Edition で利用可能になります。
オーストラリア、ニュージーランド、英国、カナダ、および米国の SMN のお客様
米国、カナダ、ブラジル、およびメキシコの企業のお客様
Budget では、各自の予算および他の予算所有者と共有される予算に関する情報が提供されます。予算情報をモバイル アプリで入手できることで、Budget ユーザー (予算所有者、予算表示担当者、または予算マネージャー) は、より柔軟かつ迅速な対応が可能になります。
Budget ユーザーは、合理化されたビューを使用して、予算が限度額に近づいているか、すでに限度額を超えているかをすばやく確認できます。iPhone の場合、Budget ユーザーは予算と承認を切り替えることで、経費を承認できるだけの予算がどのくらい残っているかをリアルタイムで知ることができます。
Budget ユーザーは、予算を年、四半期、および月ごとのビューで表示できます。また、予算が限度額に近づいた場合や超過した場合には、ユーザーにプッシュ通知が送信されます。
Android/iPhone/iPad - **進行中** Concur Locate、Drive、および Travel の機能レベルの位置情報の設定
ここで説明する情報は、以下に適用されます。
3 月リリースの Concur Locate
4 月リリースを目標とした Concur Drive
4 月リリースを目標とした Concur Travel
この機能により、SAP Concur による位置情報へのアクセスをユーザーが許可/禁止する際のプロセスが強化されます。
位置情報権限を要求する機能にユーザーが初めてアクセスすると (この例では、Concur Locate)、プライバシー ページが表示されます。
ユーザーが [不要] を選択すると、モバイル アプリはそのアクションを尊重し、ユーザーの位置情報に関する情報をこれ以上要求しません。
ユーザーが [同意します] を選択すると、モバイル アプリはシステム レベルで位置情報権限 (この例では、Concur Locate 用) を要求します。
iPhone/iPad - 2018 年 3 月 23 日に予定されている App Transport Security (ATS) 要件の導入 (SSO を使用するお客様のみ)
2017 年 3 月に、Concur から関連するお客様に、ATS の適用に関する通知が送信されました。これは、アプリで HTTP ではなく HTTPS によるセキュア ネットワーク接続を使用することで、ユーザーのセキュリティおよびプライバシーを改善するための Apple の要求に応えるものです。Concur モバイル アプリへのアクセスの場合、これは 2018 年 3 月 23 日に適用予定です。
シングル サインオン (SSO) のお客様は、以下の項目を確認してください。
SSO URL で HTTPS を使用している
セキュリティで保護されていない (HTTP 経由) SSO ではネットワーク内でリダイレクトされない
Concur では、お客様の情報の保護が最優先事項です。ATS 要件により、モバイル アプリケーションを使用した通信時のデータ セキュリティおよびプライバシーが強化されます。上記の項目が更新されていることが重要となります。ATS が適用されると、準拠していないユーザーには空白の画面が表示され、Concur モバイル アプリにアクセスできません。
詳細については、FAQ (英語のみ) を参照してください。
Android/iPhone/iPad - 言語の更新
このリリースでは、トルコ語が利用可能になります。
Android - データ セキュリティの改善
すべてのユーザーのデータ セキュリティを改善するために、情報を保護するための暗号化処理を追加しました。
Android - [経費] 画面でのスワイプ アクション
Android ユーザーは、[経費] 画面で項目をスワイプし、表示されるオプションの中から選択できるようになりました。
**計画変更** Android/iPhone /iPad - 経費の新しい 1 年フィルター
現在、お客様のフィードバックを取り入れ、この機能の追加設計作業を実行中です。Concur では設計変更に関する詳細をお伝えする予定です。
2018 年に、1 年を超過した経費が表示されないように経費リストへの変更が行われます。
この新機能では、取引日が 1 年を超過している経費が自動的にフィルタリングされ、過去 23 カ月内に追加された経費のみが表示されて、エンドユーザーの使いやすさが向上します。この変更は、Concur の Web バージョンと一致します。
**計画変更** 5 月のリリースで予定される新しいプライバシー保護方針
**計画変更** "プライバシー規約" ページの削除という名前のリリース ノートでは、現在のカスタマイズ可能なプライバシー規約の終了時に発生する変更について説明します。また、顧客データの "処理者" になるための要件として SAP Concur が提供する新しいプライバシー保護方針についても説明します。
この目的は、すべての SAP Concur 製品およびモバイル アプリにおけるカスタマイズされた規約テキストまたは一意の規約テキストの発生を、顧客データの処理活動について説明する SAP Concur 処理者プライバシー保護方針に置き換えることです。
5 月には、新しいテキストが利用できるようになります。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更の目的は、すべてのお客様に、修正されていない同じ SAP Concur プライバシー保護方針が表示されるようにすることです。