2017 年 2 月 Expense Standard Edition 管理サマリー
QuickBooks
ユーザーをインポートボタンが利用可能
QuickBooks Web Connector と QuickBooks Online または QuickBooks Desktop を使用する顧客の QuickBooks 会社に Concur を接続すると、[設定] の [ユーザー] ページにある [ユーザーをインポート] ボタンが利用可能になります。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能によって、管理者は複数のユーザーのユーザー情報を一度に更新することができます。
法人カード ツール
クレジット カードの管理者検索の改善
[法人カード] ツールにおいて、Concur では [取引の管理] タブで利用可能な検索機能の以下の点を改善しました。
Concur は、[口座番号 (完全一致)] オプションを修正し、異なるカード番号に対して同じ結果を返すことはなくなりました。
新しいオプション [最終セグメント] が [取引の管理] タブで利用可能です。このオプションは、[口座の管理] タブにすでに存在する [最終セグメント] オプションのように機能します。
- [口座番号 (完全一致)] 検索の再実行は、フィールドをクリックすると前の番号がクリアされるために早くなりました。
業務目的/お客様にとってのメリット: カード口座ごとの取引の検索機能改善によって、時間が節約できます。
Expense Pay
通貨の資金管理口座の管理
1 つの資金管理口座の別の資金管理口座への置換を簡易化するため、有効で利用可能な資金管理口座は単一のビューで表示されます。資金管理口座の [設定] ページには、有効で利用可能な複数の資金管理口座を表示する機能が含まれており、バッチの将来の実行でどの口座を使用するかを選択することができます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更によって、口座管理がしやすくなります。
監視バッチの新しい列
[支払マネージャー] において、1 つの資金管理口座タイプから別のタイプへの変更を簡単にする一環として、Concur では新しい列が [バッチの表示] > [詳細な検索] に追加され、実行されたどのバッチにどの資金管理口座が使用されたかを追跡することができます。
このリリース サマリーの「通貨の資金管理口座の管理」も参照してください。
業務目的/お客様にとってのメリット: これらの 2 つの変更によって、お客様の管理者は実行された特定のバッチにどの資金管理口座が使用されたかを簡単に識別し、差別化することができます。これには、クラシックからグローバルの資金管理口座への移行処理中に特に重要となる、クラシック (方法) 資金管理口座と新しいグローバル (方法) 資金管理口座の簡単な差別化を含みます。
USD および CAD で利用可能なグローバル資金管理口座
Concur では Expense Pay グローバル製品の提供を米国ドル (USD) とカナダドル (CAD) へのサポートを含むように拡張しました。
業務目的/お客様にとってのメリット: Expense Pay グローバルのお客様は、USD と CAD の従業員払戻と American Express (AMEX) 法人カード支払に対してグローバルの資金管理口座を作成することができます。
日本公共交通機関 (JPT)
ジョルダンのメンテナンス
駅および路線の日本公共交通機関 (JPT) データベースに対し、追加、名称変更、および削除などの定期メンテナンスでの変更が行われました。
業務目的/お客様にとってのメリット: Expense の一覧には、今後も JPT の最新の駅および路線が反映されます。
**通知**
月次リリース スケジュールの変更
2017 年のリリース カレンダーに示されているとおり、3 月から Expense のリリースは金曜日ではなく、土曜日になります。ほとんどのユーザーの場合、これまでと変わりありません。今までと同様、月曜日にリリース関連の変更をご確認いただけます。3 月以降、週末にお仕事をされる場合、ユーザーは日曜日までリリース関連の変更を確認できなくなる可能性がある点にご注意ください。
リリース カレンダー: リリース カレンダーは以下の場所に提供されています。
http://www.concurtraining.com/customers/tech_pubs/ReleaseCalendar/_ReleaseCalendar_client.htm
近日中
ワークフロー後半での不足勘定科目コードのチェック
1 つまたは複数の経費の勘定科目コードが経費精算レポートにない場合でも、従業員は経費精算レポートを保存、提出、および承認することできます。
現在は、経費が保存されると、関連する経費タイプに勘定科目コードが提供されていることが確認され、その勘定科目コードが経費に追加されます (UI で表示されないプロセス)。経費に関連する勘定科目コードがない場合、経費は保存できません。
この更新では、勘定科目コードの確認および経費への追加は最終承認ステップの後で行われます。
最終承認ステップの後、レポートは事前支払い処理ステップに送られます。勘定科目コードがレポートで使用される経費タイプのいずれかに対して存在しない場合、経費データの抽出または財務システムへの経費データの計上はブロックされ、Concur の法人管理者が経費タイプの勘定科目コード マッピングを設定に指定するまでこのブロックは解除されません。
処理者ビューの新しい照会である財務計上失敗により、抽出できない経費レポートまたは財務システムに計上できない経費レポートを簡単に見つけることができます。そのようなレポートには、規定外フラグが設定されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: 従業員は、経費タイプ設定で勘定科目コードが不足している場合に、経費レポートの作成を阻止されません。勘定科目コードはワークフロー内の一点で入力されるようになりました。
JPT: JPT ネットワーク IC カード リーダーが Concur の E-Receipt サービスの使用に対応
日本公共交通機関 (JPT) のユーザー向けに、Concur ではネットワーク IC (集積回路) カード リーダーのサポートを開始します。ネットワーク IC カード リーダーを Concur の E-Receipt サービスとともに使用することにより、この機能はユーザーによる Concur への IC カード ルートのインポートを可能にします。ルートは、[レポートに追加できる経費] に表示されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: 従業員 IC カードからの経費にルートを追加することでルートを経費精算レポートに追加する、簡単かつ迅速でまったくエラーのない方法を提供します。
2017 年 3 月における TLS v 1.0 暗号化プロトコルに対するサポートの終了
Concur は、TLS 暗号化プロトコルのバージョン 1.0 に対するサポート サイクルの終了を発表します。引き続き、よりセキュアな TLS の 1.1 および 1.2 バージョンがサポートされます。背景として、TLS プロトコルにより、電話またはコンピュータとクラウドベース サービス間のセキュアな双方向通信が可能になります。
バージョン 1.0 に限定されたブラウザまたは電話を使用して Concur ソリューションにログインしている Concur ユーザーは 1% に満たないため、このサポートの中止による影響を受けるユーザーは非常に少数です。
サポート終了日付が 3 月に変更されていることに注意してください。お客様がサポート終了について理解し、ブラウザーのセキュリティ設定に必要な手動の変更を加えるのに十分な時間をもうけるため、サポートの終了日付を 2017 年 1 月 31 日から 3 月 31 日に変更しました。これらの変更については、今後のサービス リリースで詳しく説明します。
業務目的/お客様にとってのメリット: Concur は、お客様のセキュリティと、より新しくセキュアな TLS の 1.1 および 1.2 バージョンへの容易なアップグレードの両方について、慎重に検討したうえでこのステップを実行しています。TLS v 1.0 の使用終了計画により、お客様は TLS バージョン 1.1 以上を使用し、安全かつセキュアな方法で Concur サービスと通信できるようになります。