2017 年 3 月 Invoice Standard Edition 管理サマリー
ユーザーが各自の発注を表示可能
このリリースでは、発注申請ユーザーは、自分が作成した発注申請によって発生した発注を表示することができます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、ユーザーは各自の発注申請のワークフローをより視覚的に把握することができます。
機能の説明トピックの新デザイン
[設定] の機能の説明トピックの形式が新しくなりました。
機能の説明トピックは、法人管理者が [設定] ページのいずれかで [機能の説明] リンクをクリックすると表示されます。このトピックでは、表示している [設定] ページに関連する情報が提供されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ヘルプ コンテンツの読みやすさが向上しています。
QuickBooks アカウント名または番号列の既定値
QuickBooks Web Connector を使用していない QuickBooks Desktop (QBD) および QuickBooks Online (QBO) クライアントの場合、[QuickBooks アカウント名および番号] 列の既定値が、設定の [支払請求 - 勘定科目コード] ページの経費タイプに対し空白になりました。
業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、クライアントが簡単に値を入力できるようになります。
設定ウィザードにアクセスするためのメニューの変更
Concur では、[設定] メニュー オプションを削除し、設定ウィザードにアクセスするための [経費] メニュー オプションの名前を [支払請求の設定] に変更しました。設定ウィザードにアクセスするには、クライアントは [管理] > [支払請求の設定] をクリックする必要があります。クライアントが経費精算と請求書処理の両方を利用している場合、メニュー オプション名は [経費と請求書処理の設定] となります。
業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、このメニュー オプションでクライアントが確認できる項目名がより正確になります。
TLS v 1.0 暗号化プロトコルに対するサポートの終了
Concur は、TLS 暗号化プロトコルのバージョン 1.0 に対するサポート サイクルの終了を発表します。よりセキュアな TLS の 1.1 および 1.2 バージョンは引き続きサポートされます。その背景には、TLS プロトコルにより、電話またはコンピュータとクラウドベース サービス間のセキュアな双方向通信が可能になったことが挙げられます。
バージョン 1.0 に限定されたブラウザまたは電話を使用して Concur ソリューションにログインしている Concur ユーザーは 1% に満たないため、このサポートの中止による影響を受けるユーザーは非常に少数です。
サポート終了日付が 4 月に変更されていることに注意してください。お客様がサポート終了について理解し、ブラウザのセキュリティ設定に必要な手動の変更を加えるのに十分な時間をもうけるため、サポートの終了日付を変更しました。これらの変更については、今後のサービス リリースで詳しく説明します。
業務目的/お客様にとってのメリット: Concur は、お客様のセキュリティと、より新しくセキュアな TLS の 1.1 および 1.2 バージョンへの容易なアップグレードの両方について、慎重に検討したうえでこのステップを実行しています。TLS v 1.0 の使用終了計画により、お客様は TLS バージョン 1.1 以上を使用し、安全かつセキュアな方法で Concur サービスと通信できるようになります。
月次リリース スケジュールの変更
2017 年のリリース カレンダーに示されているとおり、Invoice のリリースは金曜日ではなく、土曜日になります。ほとんどのユーザーの場合、これまでと変わりありません。今までと同様、月曜日にリリース関連の変更をご確認いただけます。週末にお仕事をされる場合、ユーザーは日曜日までリリース関連の変更を確認できなくなる可能性がある点にご注意ください。
用語変更 - 韓国語
Concur により、以下の韓国語の用語が変更されました。
英語の用語 | 以前の韓国語の用語 | 更新後の韓国語の用語 |
---|---|---|
cost object | 원가 직접 대상 | 비용 오브젝트 |
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、韓国語バージョンの Concur ユーザー インターフェイスの正確さと整合性が向上します。
**近日中** 用語変更 – スペイン語
Concur では、4 月に以下のスペイン語 (中南米) の用語を更新する予定です。
英語の用語 | 以前のスペイン語の用語 | 更新後のスペイン語の用語 |
---|---|---|
allocation | distribución | asignación |
allocate | distribuir | asignar |
業務目的/お客様にとってのメリット: これらの変更により、スペイン語バージョンの Concur ユーザー インターフェイスの正確さと整合性が向上します。
**近日中** 用語変更 – イタリア語
Concur では、4 月に以下のイタリア語の用語を変更する予定です。
英語の用語 | 以前のイタリア語の用語 | 更新後のイタリア語の用語 |
---|---|---|
segment | segmento | tratta |
workflow | regola del flusso di lavoro | workflow |
業務目的/お客様にとってのメリット: これらの変更により、イタリア語バージョンの Concur ユーザー インターフェイスの正確さと整合性が向上します。
**近日中** ワークフロー後半での不足勘定科目コードのチェック
1 つまたは複数の経費の勘定科目コードが支払申請にない場合でも、従業員は支払申請を保存、提出、および承認することができます。
現在は、経費が保存されると、関連する経費タイプに勘定科目コードが提供されていることが確認され、その勘定科目コードが経費に追加されます (UI で表示されないプロセス)。経費に関連する勘定科目コードがない場合、経費は保存できません。
この更新では、勘定科目コードの確認および経費への追加は最終承認ステップの後で行われます。
最終承認ステップの後、支払申請は事前支払い処理ステップに送られます。勘定科目コードが支払申請で使用される経費タイプのいずれかに対して存在しない場合、経費データの抽出または財務システムへの経費データの計上はブロックされ、Concur の法人管理者が経費タイプの勘定科目コード マッピングを設定に指定するまでこのブロックは解除されません。
処理者ビューの新しい照会である財務計上の失敗申請により、抽出できない支払申請または財務システムに計上できない支払申請を簡単に見つけることができます。そのような支払申請には、規定外フラグが設定されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: 従業員は、経費タイプ設定で勘定科目コードが不足している場合でも経費レポートの作成を続行することができます。勘定科目コードはワークフロー内の一点で入力されるようになりました。
**近日中** 拡張会計カレンダー
Concur はまもなく、Invoice で利用できる Analysis/Intelligence の拡張会計カレンダーを提供する予定です。会計カレンダーにより、組織は、標準のカレンダー年に依存せずに自組織の会計期間を定義することができます。多くの組織は、固有のカレンダーを定義して財務会計レポートをモデル化し、事業における期間を反映して、直接の競合会社と結果を比較し、1 月における期末の繁忙期を回避します。
会計カレンダーには 1 つまたは複数の会計年度が含まれ、会計年度には 1 つまたは複数の会計期間が含まれます。
会計年度には開始日付と終了日付があります。うるう年や、会計年度の短縮または延長に対応するため、各年の長さは異なる場合があります。組織は、会計年度の開始日付を変更するときに会計年度を短縮または延長します。会計年度は、前の会計年度と重複することはできません。また、会計年度間に間隔があってはいけません。
会計期間の長さは同一の会計年度間で異なる場合がありますが、一般的には通年、四半期、または月を表します。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、クライアントは標準のカレンダー年に依存せず柔軟に各自の会計期間を定義することができます。
**近日中** 2017 年 8 月 18 日における Microsoft IE バージョン 10 ブラウザに対するサポートの終了
Concur 製品での Microsoft Internet Explorer (IE) バージョン 10 ブラウザのサポートは、2017 年 8 月 18 日に終了する予定です。Concur では、IE バージョン 10 を使用しているお客様はその日付より前に最新の IE ブラウザのバージョンに更新するか、別のサポート対象ブラウザをインストールして使用することを強く推奨しています。