2018 年 10 月 Travel Standard Edition 管理サマリー
初回投稿
車両
車両比較表の更新この更新では、Concur Travel のページ上にある車両比較表が修正され、税に関する合計コストが追加されました。この更新により、ユーザーが車両を予約する際にオプションをより簡単に比較して理解できるようになります。
鉄道
SilverRail - 「分割」支払のサポート現在、SilverRail が金融債務責任者 (Merchant of Record) となる場合、SilverRail の予約で個人用カードまたはゴースト カードの使用がサポートされます。TMC が金融債務責任者となるオプションを提供するために、Concur Travel 内に「分割」支払機能が導入されます。これにより、TMC がお客様との与信契約を拡張し、他の交通手段でもこの契約を利用することができます。
このリリースにより、Concur Travel で「分割」支払機能が提供されます。お客様は、TMC との間で請求書支払タイプを使用することができるため、Concur Travel 内での SilverRail の予約にクレジット カード支払が不要となります。TMC では、鉄道会社と交わしている既存の販売ライセンスを使用することができます。
プロファイル
マスクされたプロファイルデータの復元この数カ月間に、プロファイル内の複数の個人情報がマスクされました。これは、場合によってはユーザーにとって不便になることがあります。SAP Concur では、現在状況を評価しており、該当フィールドの一部についてマスクの解除を予定しています。このリリースでは、ロイヤルティ番号とアドバンテージ メンバーシップ番号のマスクが解除されます。
その他
廃止対象の出張レポートの選択SAP Concur では、Concur Travel 内から入手可能なすべてのレポートが評価されていました。この評価の目的は、厳格なデータ セキュリティ要件を満たす必要性、これらのレポートのお客様による使用、他の場所での出張データの可用性、およびレポートを保持するために必要なリソースとのバランスを保つことでした。
SAP Concur では、このリリースで廃止される出張レポートを特定しました。追加情報およびレポートの完全なリストについてはリリース ノートを参照してください。
メール形式の更新SAP Concur では、すべてのメール通知の形式を更新中です。この変更により、SAP Concur サービス全体で、新しい一貫したルック アンド フィールが提供されます。この変更は徐々に導入されます。更新された形式は一部ではすぐに表示され、一部では次の数カ月以内に表示されます。メール内容は変更されておらず、ルック アンド フィールのみが変更されていることに注意してください。
メール インフラストラクチャの変更 - ホワイトリストへの IP アドレスの追加SAP Concur では、製品から SAP Concur ユーザーへの送信メールの新しいメール インフラストラクチャに移行中です。このため、送信 IP アドレスに基づいて受信メールをフィルタリングする会社は、新しい IP アドレスをホワイトリストに追加して、ユーザーが SAP Concur からメールを受信できるようにする必要があります。
新しい IP アドレスは公式に公開されていませんが、SAP Concur サポートに連絡することで入手できます。メール サーバー管理チームと連携して、ユーザーが SAP Concur メールを引き続き途切れることなく受信できるように、IP アドレスの必要なホワイトリストが更新されるようにしてください。
データ保持 - 構成変更のメール通知に対する変更このリリースでは、データ保持ポリシーに対して変更が行われるたびに、[データ保持管理者] ロールまたは権限を持つすべてのユーザーに、自動的にメールが送信されます。この変更が行われる前は、変更を行った管理者のみが、その変更が 72 時間後に有効となる旨の確認メールを受信していました。
出張の承認 API の廃止Concur では、出張の承認 API を廃止しました。この API は、Concur Travel 外のシステムで Concur Travel 出張承認を (Concur Travel のルールおよびポリシーで必須として) 管理する機能をサード パーティに提供していたものです。この API は非アクティブとなり、今後サポートされません。Concur Travel および Concur Request 内の出張承認機能はすべて引き続き通常どおり機能します。廃止されるのは外部の API エンドポイントのみです。
お客様は、該当する Web サービスを担当しているグループ (社内のグループ、サード パーティの開発者など) に連絡を取り、予定されている変更について通知する必要があります。
計画機能拡張/変更
このセクションの項目は、今後のリリースを予定しています。Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。
フライト: **計画機能拡張変更** 高速チェックアウトSAP Concur は、12 月に高速チェックアウトの提供を予定しています。
高速チェックアウトとは、5 ページから 2 ページ ([レビューおよび予約] と [確認済]) にチェックアウト プロセスが削減される新しいチェックアウト エクスペリエンスです。出張者は、空路予約を完了するために複数の画面を移動する必要がなくなりました。予約を完了するために必要なすべての関連情報は、新しい [レビューおよび予約] ページで集められます。
プロファイル: **計画機能拡張/変更** 2019 年 3 月の XML プロファイル同期の無効化2019 年 3 月を目処に、XML プロファイル同期は利用できなくなります。SAP Concur では、XML プロファイル同期を使用するすべてのお客様が、出張プロファイル API 2.0 にできるだけ早く移行することを推奨しています。バージョン 2.0 の機能は、2015 年 5 月より本稼動環境で提供されており、出張者のニーズを満たすために TMC をサポートするセキュリティの向上とデータ検証の改善を実現します。TMC が引き続き XML プロファイル同期を使用しているお客様を特定するためにサポートを必要とする場合、SAP Concur がそれらのお客様の特定を支援します。
その他: **計画機能拡張/変更** 無効化されているユーザー データのアーカイブSAP Concur は拡大し続けているため、お客様の期待およびビジネス ニーズを満たすことができるように、システムのパフォーマンスを改善するステップを実行する必要があります。
全体的な目的は、運用データストア内に保存されているデータ量を削減することで、SAP Concur サービスのパフォーマンスを大幅に改善することです。運用システムのデータを削減することで、サーバー メモリをより効率的に使用することができ、取引の処理時間が短縮されます。このため、SAP Concur では、雇用主によって少なくとも 3 年間無効化されているユーザーに対するアーカイブ プロセスを開発しています。アーカイブ プロセスにより、"無効化された" ユーザー データが運用データストアから別のレポート データストアに移動されます。
その他: **計画機能拡張/変更** SAP Concur Travel 待機ページ将来のリリースでは、SAP Concur Travel 待機ページを新しいテーマに更新します。その更新では、Concur のブランディングを減らして、すべてのお客様の要件を満たすとともに、SAP Concur と出張者の予約を遂行する TMC との間の混乱を軽減する予定です。
その他: **計画機能拡張/変更** シングル サインオン (SSO) セルフサービス オプションが SAP Concur でまもなく使用可能シングル サインオンにより、ユーザーは 1 つの資格情報セットを使用して、複数のアプリケーションにアクセスできます。現在、SAP Concur では 2 つのサインインの方法があります。ユーザー名とパスワードを使用する方法か、または組織に対するユーザーの資格情報など、アイデンティティ プロバイダ (IdP) による SSO を使用する方法です。
SAP Concur では、シングル サインオン (SSO) の管理機能を Concur Travel に追加する予定です。これにより、お客様が組織に対する SSO を設定するためのセルフサービス オプションが提供されます。SSO は現在、Concur Expense、Invoice、Request、および Travel でサポートされています。
お客様通知
SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)
月次ブラウザ証明書月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Standard Edition からアクセスできます。