Concur Invoice Standard Edition 管理のヘルプ

2017 年 4 月 Expense Standard Edition 管理サマリー

最終更新日: 2017 年 4 月 25 日

仮払

仮払返納の割り当てロジックへの変更

昨年、Concur は、仮払返納のロジックに変更を加えました。その結果、一部の仮払返納が単一の仕訳入力エントリに追加されます。これは、仮払申請とは異なる通貨で仮払返納を処理した場合に適用されます。

このリリースでは、Concur の仮払は次の順序で適用されます。

  • 一致する通貨の返納
  • 一致しない通貨の返納
  • 経費

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、想定されるすべての仕訳エントリで標準勘定抽出が生成されます。

Expense Pay

グローバル資金管理口座ステータス

資金管理口座の [ステータス] 列にステータスの範囲が表示されるようになりました。この変更前のステータスは、グローバル資金管理口座をクラシック資金管理口座と区別するだけの "グローバル口座" でした。

利用可能なステータスは次のとおりです。

  • [実行中] – お客様は資金管理口座情報の入力を開始したものの、完了していません。
  • [レビュー中] – お客様は資金管理口座情報の入力を完了し、照合のために支払処理パートナーに送信しました。
  • [承認済] – 支払処理パートナーは口座情報を照合し、承認しました。

業務目的/お客様にとってのメリット: [ステータス] 列にグローバル資金管理口座のステータスが表示されます。

監査証跡の新しいレポート レベルのエントリに中止または拒否された支払要請を表示

この機能により、払戻マネージャーは経費清算レポートの監査証跡を表示し、支払要請が失敗したことを把握できます。払戻マネージャーは支払要請が中止または拒否されたことを確認して、新しいバッチを再スケジュールすることができます。

業務目的/お客様にとってのメリット: 払戻マネージャーは、支払の中止または拒否によって遅れた支払の詳細な履歴とともに、支払サイクルにおける経費清算レポートの進捗状況を完全に把握できます。

支払マネージャー

資金管理口座の列に非アクティブ ステータスを表示

非アクティブな資金管理口座にバッチが関連付けられたことを払戻マネージャーが簡単に確認できるように、Concur では、支払マネージャーの [監視バッチ] ページにある [バッチの表示] タブで、資金管理口座名の先頭に "(非アクティブ)" という赤いプレフィックス テキストが追加されました。

業務目的/お客様にとってのメリット: 払戻マネージャーは、非アクティブな資金管理口座に関連付けられているために、システムで処理されないバッチを簡単に確認できます。

プロファイル

[銀行情報] フィールドの変更

Concur では、プロファイルにシンガポールとトルコ向けの新しい銀行フィールドが追加されました。また、タイおよび固有の国プロファイルのないすべての既定の国について、既存の銀行フィールドの名前が変更されました。

シンガポールとトルコ向け

Concur では、プロファイルの [銀行情報] ページに次のフィールドが追加されました。

  • SWIFT/BIC
タイ向け

Concur では、[銀行情報] ページの次のフィールド名が変更されました。

  • [銀行のルーティング番号][BAHTNET または銀行ルーティング番号] になりました。
既定の国向け

Concur では、プロファイルの [銀行情報] ページの次のフィールド名が変更されました。

  • [ルーティング番号][SWIFT/BIC またはローカル ルーティング] になりました。
  • [銀行口座番号][銀行口座番号または IBAN] になりました。
  • [住所行 1] [個人住所行 1] になりました。
  • [住所行 2] [個人住所行 2] になりました。

業務目的/お客様にとってのメリット: これらの変更は、銀行プロファイルを入力する際にユーザーの使いやすさを配慮したベスト プラクティスによる措置です。

個人住所で米国ドルの銀行情報の入力または更新が必須

支払の生成を自動化する最も一般的なオプションである Expense Pay の拡大に伴い、プロファイルに従業員の銀行情報をすべて入力しておく必要があります。このリリースでは、米国ドル (USD) のユーザーは、Concur に新しい銀行情報を保存する前に、追加情報の入力が必須となります。

すでに情報を入力したユーザーは、現時点で何も行う必要はありません。ただし、Concur で [銀行情報] を更新する場合は、必須フィールドに入力する必要があります。

この変更の影響を受けるフィールドは次のとおりです。

  • [銀行名] (必須になりました)
  • [個人住所行 1] (必須) – 新しいフィールド
  • [個人住所行 2] (任意) – 新しいフィールド
  • [市町村] (必須) – 新しいフィールド
  • [都道府県] (必須) – 新しいフィールド
  • [郵便番号] (必須) – 新しいフィールド

業務目的/お客様にとってのメリット: Concur は、支払処理で必要になる可能性があるすべての情報を収集する必要があります。

QuickBooks

付加価値税コード (QBO) のマッピング

QuickBooks Online (QBO) をご利用のお客様は、QBO と Concur 間の税グループに付加価値税コードをマッピングできるようになりました。QBO 税コードがマッピングされると、QBO で QBO 税コードに基づき税額が計算されるため、正しい取引金額が計上されるようになります。

税コードは、[還付コードを修正] タブの[税務局]: <国名> – [税グループ]: <税グループ名> ページでマッピングされます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、QBO のお客様は、単一レベルの付加価値税について、追加で付加価値税を追跡できるようになります。

印刷用レポート

拡張オプション

Concur では、経費清算レポートを印刷するユーザー向けに、PDF レポート とメール レポートの機能が拡張されました。現在、これらのオプションは、詳細レポートに対してのみ表示されます。この変更により、すべての印刷レポートに同じオプションが提供されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、ユーザーが使用できる印刷レポート形式すべてにおいて、PDF オプションとメール オプションに一貫性が確保されます。

用語

用語変更 - イタリア語

Concur により、以下のイタリア語の用語が変更されました。

英語の用語

以前のイタリア語の用語

更新後のイタリア語の用語

segment

segmento

tratta

workflow

regola del flusso di lavoro

workflow

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、イタリア語バージョンの Concur ユーザー インターフェイスの正確さと整合性が向上します。

用語変更 - スペイン語

Concur により、以下のスペイン語 (中南米) の用語が更新されました。

英語の用語

以前のスペイン語の用語

更新後のスペイン語の用語

allocation

distribución

asignación

allocate

distribuir

asignar

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、スペイン語 (中南米) バージョンの Concur ユーザー インターフェイスの正確さと整合性が向上します。

サポート対象の設定

TLS v 1.0 暗号化プロトコルに対するサポートの終了 – 米国のデータセンターへの移行日を変更

以下の日付を確認してください。

- 欧州のデータセンター: 2017 年 4 月 4 日火曜日に完了

- 米国のデータセンター: 2017 年 5 月 31 日水曜日に移行

Concur は、TLS 暗号化プロトコルのバージョン 1.0 に対するサポート サイクルの終了を発表します。よりセキュアな TLS の 1.1 および 1.2 バージョンは引き続きサポートされます。その背景には、TLS プロトコルにより、電話またはコンピュータとクラウドベース サービス間のセキュアな双方向通信が可能になったことが挙げられます。

バージョン 1.0 に限定されたブラウザまたは電話を使用して Concur ソリューションにログインしている Concur ユーザーは 1% に満たないため、このサポートの中止による影響を受けるユーザーは非常に少数です。

サポート終了日付が 5 月に変更されていることに注意してください。

お客様がサポート終了について理解し、ブラウザのセキュリティ設定に必要な手動の変更を加えるのに十分な時間をもうけるため、サポートの終了日付を変更しました。これらの変更については、今後のサービス リリースで詳しく説明します。

業務目的/お客様にとってのメリット: Concur は、お客様のセキュリティと、より新しくセキュアな TLS の 1.1 および 1.2 バージョンへの容易なアップグレードの両方について、慎重に検討したうえでこのステップを実行しています。TLS v 1.0 の使用終了計画により、お客様は TLS バージョン 1.1 以上を使用し、安全かつセキュアな方法で Concur サービスと通信できるようになります。

2017 年 8 月 18 日における Microsoft IE バージョン 10 ブラウザに対するサポートの終了 - バナー

Concur が concursolutions.com での TLS 1.0 のサポートを廃止した後、Internet Explorer 10 のサポートは 2017 年 8 月に廃止される予定です。Microsoft は 2016 年 1 月 12 日をもって Internet Explorer 10 のサポートを終了しました。

Internet Explorer 10 のブラウザ バージョンはサポートされなくなるため、Internet Explorer 11 にアップグレードするよう Internet Explorer 10 の現ユーザーに通知するバナーが 2017 年 4 月に Concur に追加されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: Internet Explorer 11 にアップグレードすれば、既定で TLS 1.2 をサポートしている、サポート対象の Microsoft ブラウザを使用することができます。

近日中

管理: Concur Expense ソリューション提案のアーカイブ

毎月、Concur はソリューション提案を使用して、お客様から提案された改善内容や機能を Concur Expense、Travel、および Invoice 製品に追加しています。発展を続けるソリューション提案の一環として、Concur は 2016 年または 2017 年に投票またはコメントを受信しなかった、投票数が 20 (200 ポイント) 未満の Concur Expense の提出をアーカイブします。

業務目的/お客様にとってのメリット: このメンテナンスにより、Concur はお客様のコミュニティで最も投票された提案に注力することができます。
用語変更 - ポルトガル (ブラジル) 語

Concur では、5 月のリリースで以下のポルトガル (ブラジル) 語の用語を変更する予定です。

英語の用語

以前のポルトガル (ブラジル) 語の用語

更新後のポルトガル (ブラジル) 語の用語

route

rota

trajeto

employee

empregado

funcionário

業務目的/お客様にとってのメリット: これらの変更により、ポルトガル (ブラジル) 語バージョンの Concur ソリューションの正確さと整合性が向上します。

用語変更 - オランダ語

Concur では、5 月のリリースで以下のオランダ語の用語を変更する予定です。

英語の用語

以前のオランダ語の用語

更新後のオランダ語の用語

vendor

leverancier / aanbieder / merchant / bedrijf

leverancier

supplier

leverancier / aanbieder / bedrijf

leverancier

merchant

leverancier / merchant

handelaar

provider

leverancier / aanbieder / verstrekker / provider / verlener / uitgever

aanbieder

業務目的/お客様にとってのメリット: これらの変更により、オランダ語バージョンの Concur ソリューションの正確さと整合性が向上します。

用語変更 - イタリア語

Concur では、5 月のリリースで以下のイタリア語の用語を変更する予定です。

英語の用語

以前のイタリア語の用語

更新後のイタリア語の用語

cash advance

anticipo di cassa

anticipo

line item

voce riga

voce

業務目的/お客様にとってのメリット: これらの変更により、イタリア語バージョンの Concur ソリューションの正確さと整合性が向上します。

用語変更 - スウェーデン語

Concur では、5 月のリリースで以下のスウェーデン語の用語を変更する予定です。

英語の用語

以前のスウェーデン語の用語

更新後のスウェーデン語の用語

line item

radobjekt

radpost

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、スウェーデン語バージョンの Concur ソリューションの正確さと整合性が向上します。

設定: Analysis/Intelligence の拡張会計カレンダー

Concur はまもなく、Analysis/Intelligence の拡張会計カレンダーを提供する予定です。会計カレンダーにより、組織は、標準のカレンダー年に依存せずに自組織の会計期間を定義することができます。多くの組織は、固有のカレンダーを定義して財務会計レポートをモデル化し、事業における期間を反映して、直接の競合会社と結果を比較し、1 月における期末の繁忙期を回避します。

新しい会計カレンダーは、[管理] > [経費の設定] または [管理] > [支払請求の設定] からアクセスするレポート構成で利用できます。

詳細については、Analysis/Intelligence のリリース ノートを参照してください。

経費清算レポート: ワークフロー後半での不足勘定科目コードのチェック

1 つまたは複数の経費の勘定科目コードが経費精算レポートにない場合でも、従業員は経費精算レポートを保存、提出、および承認することできます。

現在は、経費が保存されると、関連する経費タイプに勘定科目コードが提供されていることが確認され、その勘定科目コードが経費に追加されます (UI で表示されないプロセス)。経費に関連する勘定科目コードがない場合、経費は保存できません。

この更新では、勘定科目コードの確認および経費への追加は最終承認ステップの後で行われます。

最終承認ステップの後、レポートは事前支払い処理ステップに送られます。勘定科目コードがレポートで使用される経費タイプのいずれかに対して存在しない場合、経費データの抽出または財務システムへの経費データの計上はブロックされ、Concur の法人管理者が経費タイプの勘定科目コード マッピングを設定に指定するまでこのブロックは解除されません。

業務目的/お客様にとってのメリット: 従業員は、経費タイプ設定で勘定科目コードが不足している場合でも経費レポートの作成を続行することができます。勘定科目コードはワークフロー内の一点で入力されるようになりました。

2017 年 8 月 18 日における Microsoft IE バージョン 10 ブラウザに対するサポートの終了

Concur 製品での Microsoft Internet Explorer (IE) バージョン 10 ブラウザのサポートは、2017 年 8 月 18 日に終了する予定です。Concur では、IE バージョン 10 を使用しているお客様はその日付より前に最新の IE ブラウザのバージョンに更新するか、別のサポート対象ブラウザをインストールして使用することを強く推奨しています。

重要: この変更は TLS 1.0 のサポート廃止に伴うものです。Internet Explorer 11 にアップグレードすれば、既定で TLS 1.2 をサポートしている、サポート対象の Microsoft ブラウザを使用することができます。

背景: 2016 年 1 月 12 日より、サポートされているオペレーティング システムの最新バージョンの Internet Explorer のみが、製品ライフサイクル プログラムに基づいて Microsoft からテクニカル サポートやセキュリティ更新プログラムを受信します (詳細は https://support.microsoft.com/en-us/gp/microsoft-internet-explorer を参照)。

Concur 製品でサポートされるブラウザの詳細については、Concur: Travel & Expense Supported Configurations - Client Version ドキュメントを参照してください。

Subprocessors

Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています (英語のみ): Concur Non-Affiliated Subprocessors.

質問やコメントがある場合は、Privacy-Request@Concur.com までメールで問い合わせてください。