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レポート構成

[レポート構成] ページでは、レポート ツールで使用する会計カレンダーを設定できます。

会計カレンダー

重要: 会計カレンダーの日付対応付けは、レポート データベースで即座に利用可能にはなりません。この情報が利用可能になるには、アーカイブが完了している必要があります。レポート アーカイブは毎晩実行されます。

[会計カレンダー] ステップで定義されている会計カレンダーは、レポートおよびダッシュボードのために Analysis/Intelligence によって使用されます。また、会計カレンダーは、[予算のレポート] ページ (プロファイル > プロファイル設定 > レポートの設定 > 予算のレポート) で予算を定義するために、BI マネージャーによって使用されます。

会計カレンダーにより、組織は、標準のカレンダー年に依存せずに自組織の会計期間を定義することができます。多くの組織は、固有のカレンダーを定義して財務会計レポートをモデル化し、事業における期間を反映して、直接の競合会社と結果を比較し、1 月における期末の繁忙期を回避します。

会計カレンダーには 1 つまたは複数の会計年度が含まれ、会計年度には 1 つまたは複数の会計期間が含まれます。

会計年度には開始日付と終了日付があります。うるう年や、会計年度の短縮または延長に対応するため、各年の長さは異なる場合があります(組織は、会計年度の開始日付を変更するときに会計年度を短縮または延長します)。会計年度は、前の会計年度と重複することはできません。また、会計年度間または会計期間間に間隔があってはいけません。

会計期間の長さは同一の会計年度間で異なる場合がありますが、一般的には月を表します。バックグラウンドで、3 会計期間ごとに会計四半期が生成され、年度には会計年度期間が生成されます。

会計カレンダーの追加

会計カレンダーを追加して、会社の会計期間を定義することができます。会計年度には、1 つまたは複数の期間を含めることができます。

会計カレンダーの追加:

  1. [分析レポート構成] ページで、[会計カレンダー] ステップをクリックします。

  2. [新規] をクリックします。[会計年度追加] ウィンドウが表示されます。

  3. すべての必須フィールドに入力します。

    フィールド

    説明/アクション

    会計年度名

    (必須)

    会計年度名を入力します。会計年度名は、どのような文字の組み合わせにもできますが、一意である必要があります。実際のカレンダー年名を使用することをお勧めします。このルール (短い年度) 内で 2 つの会計年度が条件を満たしている場合、2 番目の年度にポストフィックスを使用します。

    [会計年度名] フィールドには、会計年度の開始日に基づいて会計年度名がデフォルト設定されます。開始日が 7 月 1 日より前の日付である場合、開始日の年度が会計年度名としてデフォルト設定されます。開始日が 7 月 1 日以降の日付である場合、終了日の年度が会計年度名としてデフォルト設定されます。

    開始日

    (必須)

    会計年度の開始日を入力します。開始日は、前会計年度の終了日の後の日付にする必要があります。作成する、会社の最初の会計年度には、任意の開始日を設定することができます。

    注意: 開始日は、Concur によって管理されている、エンティティのタイムゾーンに基づいています。

    終了日

    (必須)

    会計年度の終了日を入力します。終了日は、開始日の後の任意の日付にすることができます。デフォルトでは、1 年から開始日からの 1 日を引いた日付になります。

    注意: 開始日は、Concur によって管理されている、エンティティのタイムゾーンに基づいています。

  4. [会計期間生成] をクリックして、会計年度の全会計期間を作成します。生成された会計期間はこのページに表示されます。

  5. [保存] をクリックします。会計年度は、[会計カレンダー] ステップに表示されます。

会計カレンダーの修正

既存の会計年度を修正し、誤った入力を訂正したり、組織変更 (合併、業界標準に従う必要など) を反映したりすることができます。

今月の終了日を今日または今日より前の日付に変更することはできません。また、今月の開始日を変更することもできません。さらに、今年度または今年度より前の年度の過去の月の開始日または終了日を変更することもできません。

会計カレンダー年の修正:

  1. [会計カレンダー] ステップで会計年度を選択し、[修正] をクリックするか、修正する会計年度をダブルクリックします。[会計年度修正] ウィンドウが表示されます。

  2. 必要な変更を行います。フィールド情報については、このトピックの会計カレンダーの追加の手順を参照してください。会計年度を 12 カ月より短くしたり、12 カ月より長くしたりする必要がある場合は、終了日を変更します。ただし、会計年度が重複しておらず、ギャップがないことを確認する必要があります。

  3. [会計期間生成] をクリックします。

  4. [保存] をクリックします。

会計カレンダーのアクティブ化

会計カレンダー年度をアクティブ化するには、[会計カレンダー] ステップで会計年度を選択し、[アクティブ化] をクリックします。

会計カレンダーの非アクティブ化

会計カレンダー年度を非アクティブ化するには、[会計カレンダー] ステップで会計年度を選択し、[非アクティブ化] をクリックします。

会計カレンダーの削除

会計年度を削除して、利用可能な会計カレンダーのリストをクリーンアップし、旧会計年度を再アクティブ化できないようにすることができます。

会計カレンダー年を削除するには、以下の手順に従います。

  1. [会計カレンダー] ステップで、会計年度を選択し、[削除] をクリックします。

  2. 表示される [会計年度削除] ウィンドウで、[はい] をクリックします。

会計期間のアクティブ化

会計期間をアクティブ化するには、以下の手順に従います。

  1. [会計カレンダー] ステップで、会計年度を選択し、[修正] をクリックします。[会計年度修正] ウィンドウが表示されます。

  2. 会計期間を選択し、[アクティブ化] をクリックします。

  3. [保存] をクリックします。

会計期間の非アクティブ化

会計期間は、いつでも非アクティブ化できます。年度が非アクティブ化されると、会計年度に属するすべての会計期間が非アクティブ化されます。会計年度に属するすべての会計期間が非アクティブになると、年度が非アクティブ化されます。

会計期間を非アクティブ化するには、以下の手順に従います。

  1. [会計カレンダー] ステップで、会計年度を選択し、[修正] をクリックします。[会計年度修正] ウィンドウが表示されます。

  2. 会計期間を選択し、[非アクティブ化] をクリックします。

  3. [保存] をクリックします。

会計期間の削除

会計期間を削除して、会計年度の会計期間を変更することができます。会計期間は、いつでも削除できます。

会計カレンダーには、削除済のマークが付いた会計期間は表示されません。

会計期間を削除するには、以下の手順に従います。

  1. [会計カレンダー] ステップで、会計年度を選択し、[修正] をクリックします。[会計年度修正] ウィンドウが表示されます。

  2. 会計期間を選択し、[削除] をクリックします。会計期間が会計年度から削除されます。