Concur Invoice Standard Edition 管理のヘルプ

2019 年 2 月 Analysis/Intelligence Standard Edition 管理サマリー

初回投稿

リリース ノート

このトピックには、Standard Edition の Concur Analysis/Intelligence 機能に関するリリース ノートの管理サマリーが含まれます。

モデルの変更

新しいフィールド: 請求書タイムスタンプ

このリリースには、請求書の新しいタイムスタンプ関連のフィールドがあります。

説明: 新しい [請求書タイムスタンプ] フィールドには、紙の請求書の代わりにデジタル請求書を使用するお客様の有効な請求書イメージに関連するタイムスタンプが表示されます。[請求書タイムスタンプ] フィールドは、日本の e-文書法における必須フィールドです。

請求書の新しいタイムスタンプ関連のフィールドは、以下のフォルダにあります。

  • [請求書] > [支払申請取り込みサービス] > [取り込みサービス申請ヘッダー]

レポートの変更

更新されたダッシュボード: 複合支出概要

支払タイプ フィルターが複合支出概要ダッシュボードに追加されました。支払タイプ フィルターによって、お客様は複合支出および請求書支出を支払タイプ別にフィルタリングして表示することができます。

表示項目

支払タイプ フィルターは複合支出概要ダッシュボードの左上隅に表示されます。使用可能な支払タイプは、支払タイプの横に "経費" または "請求書" と表示されてアルファベット順に一覧表示され、支払タイプが経費支出または請求書支出であるかどうかを示します。

複合支出概要ダッシュボードが初めて実行されると、ダッシュボードにはすべての支払タイプのデータが表示されます。

複合支出概要ダッシュボードを 1 つまたは複数の支払タイプ別にフィルタリングするには、表示する支払タイプの横のチェック ボックスを選択し、[完了] ボタンをクリックします。ダッシュボードは、一度に複数の支払タイプによってフィルタリングすることができます。

レポートの場所

複合支出概要ダッシュボードは、以下にあります。

  • [インテリジェンス - 標準レポート] ‎> [Persona ダッシュボード] > [複合支出ダッシュボード]

複合支出概要ダッシュボードの詳細については、Chapter 16: Folder - Persona Dashboards in the Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) を参照してください。

更新されたレポート: 非表示出費トレンド分析

表示出費と非表示出費を明確に区別するために追加のデザイン インジケーターが非表示出費トレンド分析レポートに追加され、レポートで非表示出費を迅速に識別するために役立ちます。

表示項目

非表示出費トレンド分析レポートの各タブ上のグラフには、青い棒で表された表示出費が継続して表示されますが、非表示出費は紫の棒で表示されるようになりました。また、(表示出費) はグラフ キーで各表示出費タイプの名前の横に表示されるようになりました。

(表示出費) は、レポートの表示出費タイプ名の横、および [凡例定義] セクションにも表示されます。

レポートの場所

レポートは以下のフォルダにあります。

  • [分析 - 標準レポート] ‎> [TripLink]
  • [インテリジェンス] - [標準レポート] ‎> [TripLink]

非表示出費トレンド分析レポートの詳細については、Chapter 22: Folder - TripLink in the Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) を参照してください。

更新されたレポート: 発注から請求書への照合の規定外フラグ

レポートデータの精度を向上させる拡張を含む数々の拡張が、発注から請求書への照合の規定外フラグレポートに行われました。

さらに、一部のレポート プロンプトおよびレポート列が変更され、レポートの一部の列が並べ替えられました。

表示項目

[プロンプト] ページでは、[PO Request By (optional) (PO 申請者 (任意))] プロンプトが [Invoice Requested By (optional) (請求書申請者 (任意))] に名前が変更され、[含めるサプライヤーを選択 (任意)] および [Invoice Request By (optional) (請求書申請者 (任意))] プロンプトが [キーワード] フィールドと [結果] および [選択] リスト機能のある [検索] ボタンを含むように変更されました。

以下の変更が、発注から請求書への照合の規定外フラグレポートに行われました。

  • [規定外フラグ テキスト] 列は [規定外フラグ メッセージ] に名前が変更されました。
  • [規定外フラグ コード] 列はレポートから削除されました。
  • [購入申請者] 列は [申請者] に名前が変更されました。
  • [支払期日までの日数] 列は [支払期限] 列に置き換えられました。
  • [承認ステータス] 列がレポートに追加されます。

レポートの場所

レポートは以下のフォルダにあります。

  • [分析 - 標準レポート] > [請求書]
  • [インテリジェンス - 標準レポート] ‎> [請求書]

発注から請求書への照合の規定外フラグレポートの詳細については、Chapter 12: Folder - Invoice in the Standard Reports by Folderガイド (英語のみ) を参照してください。

その他の変更点

Standard Reports by Folder ガイドの改良

SAP Concur では、Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) を改良中です。レポート プロンプトおよびフィールドの定義を追加し、各レポートのレポート フィールドに関連付けられる式を追加します。

これは継続的なプロジェクトです。お客様は、これらのガイドの更新が利用可能になったときに、ご覧いただけます。

新しいレポート プロンプト定義の例は、旅程詳細レポートです。

レコード ロケーター: 出張に割り当てられたレコード ロケーターによって検索するために使用します。

旅程詳細レポートの新しいフィールド情報の例:

乗客

データ項目ラベル

データ項目名

データ項目式

データ項目説明

Purchased By

<Purchased By>

[Travel].[Trips].[Employee Last Name] + ', ' + [Travel].[Trips].[Employee First Name]

出張する従業員の法的な姓名 (Smith John など)

Booked By

<Booked By>

[Travel].[Trips].[Booking Employee]

出張を予約した従業員の名前 (姓名の形式)

乗客

<Passengers>

[Travel].[Trip Passengers].[Passenger]

出張する従業員 (姓名の形式)

Is Primary?

<Is Primary ?>

[Travel].[Trip Passengers].[Is Primary]

従業員が第一出張者であるかどうかを示します (はい/いいえ形式)

concursolutions.com の新しい SSL 証明書

製品とサービスのセキュリティを継続的に確保するために、SAP Concur は新しい concursolutions.com SSL 証明書を発行しました。現在の証明書は、2019 年 3 月 16 日に期限が切れます。

この期限切れの近い証明書をピン留めしているお客様は、2019 年 3 月 16 日よりも前に新しい証明書に更新する必要があります。ピン留めされた証明書が 2019 年 3 月 16 日よりも前に更新されない場合、組織およびユーザーは、SAP Concur の製品およびサービスを使用できなくなります。

証明書をピン留めしていないお客様の場合、新しい証明書に自動的に更新されるため、特に必要な対応はありません。ほとんどのお客様は証明書をピン留めしていません。

注意: 弊社のセキュリティおよびコンプライアンス プログラムの拡張として、この証明書は年間ベースで更新されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この更新により、製品およびサービスのセキュリティが継続的に確保されます。

**進行中** メール インフラストラクチャの変更 - 信頼できる差出人のリストへの IP アドレスの追加

SAP Concur では、サービスから SAP Concur ユーザーへの送信メールに関して新しいメール インフラストラクチャに移行中です。このため、送信 IP アドレスに基づいて受信メールをフィルタリングする会社は、新しい IP アドレスを信頼できる差出人のリストに追加して、ユーザーが SAP Concur からメールを受信できるようにする必要があります

ここで説明する問題は、はじめに Concur Expense を使用する会社のみに影響します。1 月以降は、その他の SAP Concur サービス (Travel や Concur Pay など) からのメールが新しいメール インフラストラクチャに移行します。

2019 年の第 1 四半期までは、その他のサービスを引き続き追加します。追加の変更のタイミングに関する詳細については、リリース ノートを確認してください。

**進行中** メール形式の更新

SAP Concur は、数カ月にわたって、更新されたメール通知に関するリリース ノートを提供しています。このリリース ノートは 2 カ月後に廃止されることに注意してください。

重要

以下の点に注意してください。

  • メール内容は変更されておらず、ルック アンド フィールのみが更新されていることに注意してください。
  • これらの変更は、経時的に行われる予定です。新しい形式の使用時期は、各製品チーム (Expense、Invoice、Travel など) が決定します。タイミングは、リソースの可用性や、スケジュールされているその他の拡張の優先度に基づきます。
  • すべての製品メールが同時に変更されるわけではありません。たとえば、最初に Expense 承認メールが変更され、次にその他の Expense 通知が続く場合があります。
  • このプロジェクトに終了日付は割り当てられていません。これらの変更は 1 年以上かかる可能性があります。
SAP Concur サポート ポータルの使用時のセキュリティに関する質問

2017 年より前は、SAP Concur サポート ポータルを使用するサポート問合せ権限の保持者 (ASC) は、サポートに連絡する前にセキュリティの質問に回答する必要がありました。この機能は、再設計されている間は廃止されていました。

1 月 3 日より、この機能を再度使用することができます。

業務目的/お客様にとってのメリット: お客様は、この機能により別のセキュリティ層が提供されるため、この機能を高く評価しています。以下のなりすましによる操作を回避できます。

  • ASC になりすまし、不適切または予期しない構成変更を要求する

    - または -

  • エンド ユーザーになりすまし、機密データにアクセスする

計画変更

このセクションの項目は、今後のリリースを予定しています。SAP Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。

その他の変更点

**計画変更** 無効化されているユーザー データのアーカイブ

この情報は、今後、リリース ノートには表示されなくなります。

無効化されているユーザーの詳細については、全般情報: 無効化されているユーザー データのアーカイブファクト シートを参照してください。

**計画変更** 新しい SAP Concur のサインイン ページ

SAP Concur は、新しい [サインイン] ページを追加する予定です。これにより、ユーザー名とパスワード認証情報を使用してログインするユーザーのログイン エクスペリエンスが更新されます。現在のシングル サインオン (SSO) ユーザーは、ログイン時に追加の認証情報を入力する必要がなくなります。この機能は、2019 年に向けて計画されています。

新しい [サインイン] ページの機能には、以下が含まれます。

  • 2 ステップ ログイン: セキュリティが強化され、最新の業界標準を満たし、ログインの成功率を高めます。
  • マルチアカウント ログイン: 管理者が複数のアカウントを使用してログインすることができます。
  • パスワード ヒントの削除: ユーザーおよび SAP Concur のセキュリティが強化されます。
  • ユーザー アバター: ユーザーのエクスペリエンスが向上します (将来のリリースに向けて計画中)。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、セキュリティが強化され、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザー エクスペリエンスが迅速かつ便利になります。

お客様通知

SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

月次ブラウザ証明書

月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Standard Edition からアクセスできます。