2018 年 2 月 Analysis/Intelligence Standard Edition 管理サマリー
最終更新日: 2018 年 2 月 10 日
モデルの変更
新しいフィールド: 経費アシスタントの設定このリリースでは、経費で使用できる新しい優先設定関連のフィールドがあります。
説明: 新しい [経費アシスタントの設定] フィールドでは、お客様が経費アシスタント機能が有効化されているかどうかをレポートできます。このフィールドは、お客様による従業員の経費アシスタントの導入率および利用率の把握に役立ちます。
Expense の新しい優先設定関連のフィールドは、以下のフォルダにあります。
- [経費] > [リスト] > [従業員情報] > [優先設定]
このリリースでは、 [購入申請] フォルダの [申請者] フィールドが更新され、申請された請求書に関連付けられている従業員の氏名 (従業員の名、ミドル、および姓を含む) が表示されます。
Invoice の更新されたフィールドは、以下のフォルダにあります。
- [請求書] > [発注] > [購入申請]
翻訳の変更
ブラジル ポルトガル語、チェコ語、およびスペイン語で利用可能な追加レポート12 月のリリースでは、Concur の Analysis/Intelligence レポート、モデルおよびアーカイブで、ブラジル ポルトガル語、チェコ語、およびスペイン語のサポートが追加されました。
1 月のリリースより、Analysis のお客様用の [分析 - 標準レポート] フォルダおよび Intelligence のお客様用の [インテリジェンス - 標準レポート] フォルダの残りのレポートの多くが、コンテンツ言語がブラジル ポルトガル語、チェコ語、またはスペイン語 (もしくはその複数) に設定されているユーザーに対し、ブラジル ポルトガル語、チェコ語、およびスペイン語で利用できるようになりました。
2 月のリリースでは、[インテリジェンス – 標準レポート] フォルダ内の以下のレポートは、ブラジル ポルトガル語、チェコ語、およびスペイン語で利用できます。
- [監査] > [従業員監査の必須ステータス]
- [Persona ダッシュボード] > [部門マネージャー概要] > [詳細レポート] > [クレジット カード採用詳細]
2 月のリリースでは、[分析 – 標準レポート] フォルダ内の以下のレポートは、ブラジル ポルトガル語、チェコ語、およびスペイン語で利用できます。
- [監査] > [従業員監査の必須ステータス]
また、2 月のリリースでは、[インテリジェンス - 標準レポート] フォルダおよび [分析 - 標準レポート] フォルダのフォルダ名も翻訳され、ブラジル ポルトガル語、チェコ語、およびスペイン語で利用できます。
まだ翻訳されていないレポート
Analysis のお客様用の [分析 - 標準レポート] フォルダおよび Intelligence のお客様用の [インテリジェンス - 標準レポート] フォルダの一部のレポートは、まだブラジル ポルトガル語、チェコ語、およびスペイン語で提供されていません。Concur では、これらのレポートの翻訳を今後のリリースで完了する予定です。
これらのレポートが翻訳されるまで、レポートは引き続き米国英語で表示されます。
[分析 – 標準レポート] フォルダ内の以下のレポートは、まだブラジル ポルトガル語、チェコ語、およびスペイン語で提供されていません。
- [TripLink] > [TripLink Details by Traveler (TripLink の詳細 (出張者別))]
[インテリジェンス – 標準レポート] フォルダ内の以下のレポートは、まだブラジル ポルトガル語、チェコ語、およびスペイン語で提供されていません。
- [Persona ダッシュボード] > [部門マネージャー概要] > [ダッシュボード - 部門マネージャー経費精算レポート概要]
- [Persona ダッシュボード] > [部門マネージャー概要] > [ダッシュボード - 部門マネージャー概要]
- [Persona ダッシュボード] > [部門マネージャー概要] > [詳細レポート] > [平均ライフ サイクル詳細]
- [Persona ダッシュボード] > [部門マネージャー概要] > [詳細レポート] > [従業員詳細別の規定外フラグ]
- [Persona ダッシュボード] > [請求書管理概要] > [ダッシュボード - 請求書管理概要]
- [Persona ダッシュボード] > [出費管理概要] > [ダッシュボード - 経費出費管理概要]
- [支出] > [エグゼクティブ ブリーフィング サマリー]
- [TripLink] > [TripLink Details by Traveler (TripLink の詳細 (出張者別))]
詳細情報
Cognos での言語設定の詳細については、Analysis/Intelligence の翻訳ファクトシートを参照してください。
レポートの変更
新しいレポート: 領収書の受領率 (日本市場固有のレポート)日本市場の Intelligence のお客様は、新しい領収書の受領率レポートを使用して、受領された領収書の合計数、経費タイプ別および従業員別の受領された領収書の数、およびエントリに関連する領収書のない経費清算レポート エントリの数を表示できます。
Intelligence のお客様は、領収書の受領率レポートを使用して、e-文書タイムスタンプの導入や e-文書導入後の e-文書操作のステータスを評価したり、従業員が領収書を添付したかどうかを確認したりすることができます。
レポート出力
このレポートには、以下の列が含まれています。
- 従業員の会社
- 従業員 ID
- 従業員
- 領収書の必要数
- 領収書の受領数
- 領収書の受領率
- 従業員の会社コード
- 従業員の部門
- 従業員の部門コード
- レポート レガシー キー
- レポート ID
- レポート名
- 支払送信日時
- エントリ キー
- 経費タイプ
- 取引日
- 支払先
- 支払タイプ
- 経費金額 (払戻通貨)
- 払戻通貨
レポートの場所
レポートは以下のフォルダにあります。
- [インテリジェンス] - [標準レポート] > [マーケット固有レポート] > [日本]
日本市場の Intelligence のお客様は、新しい領収書の表示率レポートを使用して、承認者- 配賦、承認者 - ランク、承認者、および従業員の部門によって表示された領収書の数、および表示されたエントリに関連する領収書のない経費清算レポート エントリの数を表示できます。
Intelligence のお客様は、領収書の表示率レポートを使用して、e-文書タイムスタンプの導入や e-文書導入後の e-文書操作のステータスを評価したり、従業員が領収書を添付したかどうかを確認したりすることができます。
レポート出力
このレポートには、以下の列が含まれています。
- 従業員の会社
- ワークフロー ステップ
- ランク
- 承認者の従業員 ID
- ステップに割り当てられた承認者の従業員
- 領収書の受領数
- 領収書の表示数
- 領収書の表示率
- 従業員の会社コード
- 従業員の部門
- 従業員の部門コード
- 従業員 ID
- 従業員
- ヘッダー レポート レガシー キー
- レポート ID
- レポート名
- 支払送信日時 JST
- エントリ レガシー キー
- 経費タイプ
- 取引日
- 支払先
- 支払タイプ
- 経費金額 (払戻通貨)
- 払戻通貨
レポートの場所
レポートは以下のフォルダにあります。
- [インテリジェンス] - [標準レポート] > [マーケット固有レポート] > [日本]
Concur からマネージャー ダッシュボード アラートが削除されています。この更新により、マネージャー ダッシュボード レポートは、実用的分析の一部として BI マネージャーに自動的に送信されなくなります。
Intelligence では、引き続きマネージャー ダッシュボード レポートを使用できます。レポートは以下のフォルダにあります。
[インテリジェンス] - [標準レポート] > [Premium ダッシュボード] > [実用的分析] > [マネージャー ダッシュボード]
引き続きマネージャー ダッシュボード レポートを受信するには、BI マネージャーがマネージャー ダッシュボード レポートをスケジュールする必要があります。
管理に表示される内容
[レポート構成] の [実用的分析の設定] タブから [マネージャー ダッシュボード] チェック ボックスが削除されています。
BI マネージャへの表示内容
BI マネージャーの [通知設定] ページ ([プロファイル] > [プロファイル設定] > [通知設定]) から [マネージャー ダッシュボード] チェック ボックスが削除されています。
マネージャー ダッシュボードのスケジュール
マネージャー ダッシュボード レポートをスケジュールするには、Cognos でマネージャー ダッシュボード レポートのレポート ビューにスケジュールを追加する必要があります。[マネージャー ダッシュボードのレポート ビュー] というレポート ビューが、BI マネージャーの [個人用フォルダ] ディレクトリに自動的に作成されている可能性があります。その場合は、BI マネージャーはこのレポート ビューをスケジュールする必要があるだけです。
BI マネージャーの [個人用フォルダ] ディレクトリが [マネージャー ダッシュボードのレポート ビュー] に含まれていない場合、BI マネージャーはこのレポート ビューを作成してからレポート ビューをスケジュールすることができます。このトピックには、マネージャー ダッシュボード レポートのレポート ビューを作成およびスケジュールするステップが含まれています。
マネージャー ダッシュボード レポートのレポート ビューを作成するには、以下の手順に従います。
- Cognos で、[共有フォルダ] > [インテリジェンス - 標準レポート] > [Premium ダッシュボード] > [実用的分析] > [マネージャー ダッシュボード] に移動します。
- マネージャー ダッシュボード レポートの [このレポートのレポート ビューを作成] アイコンをクリックします。
- [レポート ビューの新規作成ウィザード] ページが開きます。
- レポート名、説明、および画面ヒントを入力します。レポートの既定の場所は以下のフォルダです。[共有フォルダ] > [インテリジェンス - 標準レポート] > [Premium ダッシュボード] > [実用的分析]ベスト プラクティスは、ビューが BI マネージャーのみに表示されるように、BI マネージャーがレポート ビューを [個人用フォルダ] に保存することです。
- [場所] セクションで、[個人用フォルダを選択] をクリックして、[終了] をクリックします。[終了] をクリックすると、マネージャー ダッシュボード レポートのレポート ビューが [個人用フォルダ] タブに作成されます。
マネージャー ダッシュボード レポートのレポート ビューをスケジュールするには、以下の手順に従います。
- [個人用フォルダ] タブをクリックします。
- マネージャー ダッシュボードのレポート ビューの [スケジュール] アイコンをクリックします。
- [スケジュール] ページが開きます。
- マネージャー ダッシュボード レポートのスケジュールを定義して、[OK] をクリックします。
アクティブ レポートであった英国付加価値ダッシュボードが通常の Report Studio レポートに変換されました。ダッシュボードが変換されたのは、英国付加価値税ダッシュボードが特定の市場のコア レポートであるからです。
変換済レポートのスケジュール
現在、英国付加価値税ダッシュボードのアクティブ レポート バージョンに対してスケジュールおよびレポート ビューが定義されている場合は、英国付加価値税ダッシュボードの新しい Report Studio バージョンを指し示すようにスケジュールとレポート ビューを更新してください。
レポートの新しい Report Studio バージョンの名前は、レポートの元のアクティブ レポート バージョンと同じです。英国付加価値税ダッシュボード
レポートの場所
レポートの新しい Report Studio バージョンは、以下の場所にあります。
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [税]
- [Insight Premium - 標準レポート] > [税]
その他の変更点
新しい SAP Concur ロゴ1 月のリリースより、SAP Concur ロゴがすべての Concur 製品に表示されます。
2 月のリリースでは、SAP Concur ロゴは Cognos にも表示されます。
Cognos でのユーザーへの表示内容
新しい SAP Concur ロゴが Cognos の左上隅に表示されます。
Concur 製品でのユーザーへの表示内容
新しい SAP Concur ロゴが各ページの左上隅に表示されます。
フッターには、SAP と Concur の両方のロゴが表示されます。
Travel Management Company (TMC) がフッターでリブランドされた場合、TMC ロゴに加えて SAP ロゴが表示されます。
計画変更
このセクションの項目は、今後のリリースを予定しています。Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。
レポートの変更: **計画変更** 標準レポートの実行履歴の変更2018 年 2 月のリリース以降、継続的なセキュリティ改善の一部として、すべての標準レポートの実行履歴詳細が非表示になります。お客様は、引き続きレポートの実行履歴を表示することができますが、実行履歴詳細は表示できなくなります。
以前のリリース ノートでは、標準レポートの実行履歴が非表示にされた後で、お客様が [標準レポート] フォルダからアクティブ レポートを実行できなくなると記されていました。実行履歴 (権限の変更が必要) ではなく、実行履歴詳細のみが非表示になるため、お客様は、実行履歴詳細が非表示にされた後でも、引き続き [標準レポート] フォルダからアクティブを実行できます。
ユーザーへの表示内容
お客様が [実行履歴の表示] ページの [アクション] 列で [実行履歴詳細の表示] ボタンをクリックしても、[実行履歴詳細の表示] ページは表示されなくなります。[実行履歴詳細の表示] ボタンをクリックすると、次のメッセージが表示されます。
個人および機密データの表示を防止するため、[実行履歴詳細の表示] ページにはアクセスできなくなりました。
レポートの変更: **計画変更** 実用的分析の更新実用的分析アラートに対して複数の変更が計画されています。Concur は今後、実用的分析プラットフォームを拡張して、追加のアラート機能を提供します。これらの変更では、メールの読みやすさを改善し、Concur が送信するその他のメール メッセージと合うようにメールの形式設定を行います。主な焦点は、メールをよりモバイルフレンドリーにして、プレーン テキスト メッセージに対するサポートを追加することです。
予算の % 値
予算の % 値アラート メールは、モバイルフレンドリーかつその他の Concur メール メッセージに使用される形式と一致するように拡張されます。
クレジット カード取引
クレジット カード取引アラート メールは、モバイルフレンドリーかつその他の Concur メール メッセージに使用される形式と一致するように拡張されます。
また、クレジット カード取引アラートは、2 つの個別アラートに分割されます。取引のしきい値に達した、または超過したクレジット カード取引に対するものと、レビュー用のフラグが立てられた特定の加盟店カテゴリー コードに関連付けられたクレジット カード取引に対するものです。
2 つの個別クレジット カード取引アラートにより、BI マネージャーがアラートを受信する理由がより明確になり、どのアラートを受信するかを柔軟に決定できるようになります。
更新に関する重要情報
予算の % 値アラートとクレジット カード取引アラートのどちらの場合も、アラートが新しいプラットフォームに移行される際に中断はありません。これらのアラートを現在受信している BI マネージャーは、引き続きアラートを受信します。アラートは新しいメール形式で提供されます。
実用的分析の詳細については、『Analysis/Intelligence: Actionable Analytics User Guide』 (英語のみ) を参照してください。
その他の変更: **計画変更** In-Product Messaging のオプトアウト (米国)昨年、ヨーロッパで In-Product Messaging が導入された際には、ユーザーがメッセージングをオプトアウトする機能が含まれていました。
3 月のリリースを目標として、米国のお客様にもオプトアウトする機能が提供されます。
その他の変更: **計画変更** 期限切れデータの新機能この新機能によって、お客様は、誰が、いつ、どこでの基準に基づいてデータの保管期間を管理することができます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能は、データ保持に関するお客様の特定のコンプライアンス ニーズを満たすことを可能にします。
その他の変更: **計画変更** "プライバシー規約" ページの削除ユーザーに現在 [プライバシー規約] ページを表示するお客様は、2018 年 4 月 14 日にそのページがなくなることに注意してください。つまり、プライバシー規約がどのような状況においても表示されなくなります。さらに、プライバシー規約テキストをカスタマイズするオプション、およびポリシーを適用するオプション (ユーザーのプライバシー規約の承認が必要な場合など) が削除されます。
別のリリースでは、ページのフッターのリンクからアクセスできる標準プライバシー保護方針が提供されます。
このリリース ノートでは、[プライバシー規約] ページおよびその関連する設定オプションの削除について説明しています。新しい Concur プライバシー保護方針に関する情報は、将来のリリース ノートで提供されます。
変更の目的は、すべてのお客様が変更されていない同じ Concur プライバシー保護方針を確認することです。
お客様通知
Concur Non-Affiliated Subprocessors「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)
月次ブラウザ証明書月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Standard Edition からアクセスできます。