2016 年 11 月 Invoice Standard Edition 管理サマリー
Concur Receiving が利用可能
Concur は、ユーザーが Invoice で数量領収書データを手動で追加するための機能を提供しています。ユーザーが領収書データを入力すると、マッチングで使用できるようになります。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能は、Invoice で領収書を受領することができるお客様にとって役立ち、3 方向のマッチングを使用して請求書処理における管理を効率化します。
発注先/請求先住所の入力の簡易化
同じ発注先/請求先住所を使用するお客様は、会社の所在地を 1 回入力してチェックボックスを選択し、他の会社所在地が同じ住所で自動的に入力されるようにすることができます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、お客様は請求先/発注先の住所をより効率的に、すばやく入力できるようになります。住所の入力が 1 回だけの場合、間違いが起きるリスクも軽減されます。
処理者ページにおけるすべての処理対象の支払申請/発注/発注申請の表示
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、処理者は処理者ページを開くとすぐに、処理する必要のある項目を確認できるため、作業がより効率的になります。
ユーザー インポート: 新規ログイン ID フィールドを使用したログイン ID の変更
このリリースでは、ユーザー インポートを使用している管理者は、従業員のログイン ID の値を変更する必要がある場合に、ユーザー インポート用の Excel テンプレートに新しく追加された [新規ログイン ID] フィールドを使用して変更することができます。この拡張により、9 月のリリースで発生していた問題が解消され、[ログイン ID] フィールドを使用してこの値が更新されることがなくなります。この修正が適用される前は、管理者が [ログイン ID] フィールドを不適切に使用することによって、ユーザー データを破損していた可能性があります。
業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、9 月のサービス リリースで発生していた問題が修正され、ユーザー インポートのテンプレートを使用したログイン ID の変更に関する全体的な機能が改善されます。
通知: 非推奨 API のサポート終了
業務目的/お客様にとってのメリット: この更新により、無効な、または使用されていない API および API 機能が削除されます。
**近日中** 2017 年 3 月における TLS v 1.0 暗号化プロトコルに対するサポートの終了
Concur は、TLS 暗号化プロトコルのバージョン 1.0 に対するサポート サイクルの終了を発表します。引き続き、よりセキュアな TLS の 1.1 および 1.2 バージョンがサポートされます。背景として、TLS プロトコルにより、電話またはコンピュータとクラウドベース サービス間のセキュアな双方向通信が可能になります。
お客様がサポート終了について理解し、ブラウザーのセキュリティ設定に必要な手動の変更を加えるのに十分な時間をもうけるため、サポートの終了日付を 2017 年 1 月 31 日から 3 月 31 日に変更しました。これらの変更については、今後のサービス リリースで詳しく説明します。
業務目的/お客様にとってのメリット: Concur は、お客様のセキュリティと、より新しくセキュアな TLS の 1.1 および 1.2 バージョンへの容易なアップグレードの両方について、慎重に検討したうえでこのステップを実行しています。TLS v 1.0 の使用終了計画により、お客様は TLS バージョン 1.1 以上を使用し、安全かつセキュアな方法で Concur サービスと通信できるようになります。
読み込み処理: 請求書の回転の改善
このリリースでは、[ドキュメント分割] ページで請求書を処理している管理者は、請求書の回転を時計回りにするか、反対時計回りにするかを選択できます。この変更が行われる前は、希望の表示にするための回転が、時計回りのみに制限されていました。このリリースにより、イメージを任意の方向で回転して、よりすばやく正しい表示にすることができるようになりました。
業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、請求書の回転の処理タスクをより迅速に行うことができます。