Concur Invoice Standard Edition 管理のヘルプ

2017 年 7 月 Analysis/Intelligence Standard Edition 管理サマリー

最終更新日: 2017 年 7 月 28 日

モデルの変更

新しいフィールドおよびフィルター: 給油カードフィールドおよびフィルター

このリリースより、Expense に新しい給油クレジットカード関連のフィールドとフィルターが追加されます。

説明: これらのフィールドおよびフィルターで、従業員および車両に対する給油クレジットカード割り当てをレポートすることができます。これらのフィールドおよびフィルターにより、従業員と車両レベルの両方で車両および燃料経費を追跡し、車両ベースの総所有コスト、従業員が車両を使用する頻度、および車両での従業員の行き先を決定することができます。

新しい給油カード関連のフィールドは、以下のフォルダにあります。

  • [経費] > [経費精算レポート] > [クレジット カード] > [追加の取引詳細] > [クレジット カード - 給油情報]
  • [経費] > [経費精算レポート] > [クレジット カード] > [追加の取引詳細] > [クレジット カード - 給油情報] > [キー]

新しい給油カード関連のフィルターは、以下のフォルダにあります。

  • [経費] > [経費精算レポート] > [クレジット カード] > [追加の取引詳細]

翻訳の変更

オランダ語、イタリア語、韓国語、およびスウェーデン語で利用可能な追加レポート

6 月のリリースでは、Analysis/Intelligence のレポート、モデル、およびアーカイブで、オランダ語、イタリア語、韓国語、およびスウェーデン語のサポートが追加されました。

6 月のリリースの一部として、Analysis のお客様用の Analysis – Standard Reports フォルダおよび Intelligence のお客様用の Intelligence – Standard Reports フォルダのほとんどのレポートが、コンテンツ言語をオランダ語イタリア語韓国語、またはスウェーデン語 (もしくはそのすべて) に設定しているユーザーに対して、オランダ語、イタリア語、韓国語、およびスウェーデン語で提供されました。

7 月のリリースにより、Intelligence – Standard Reports フォルダ内の以下のレポートが、オランダ語、イタリア語、韓国語、およびスウェーデン語で提供されます。
  • [管理] > [経費および出張の概要]
  • [管理] > [従業員別の Triplt 出張承認]
  • [コンプライアンス] > [レポート エントリ規定外フラグの詳細レポート]
  • [E-Receipt] > [ホテル領収書の追加支出サマリー]
  • [経費処理] > [古くなったワークフロー - 詳細]
  • [請求書] > [請求書ブリーフィング サマリー]
  • [Persona ダッシュボード] > [部門マネージャー概要] > [詳細レポート] > [クレジット カード採用詳細]
  • [Persona ダッシュボード] > [出費管理概要] > [詳細レポート] > [レポートの承認待ち詳細]
  • [支出] > [エグゼクティブ ブリーフィング サマリー]

まだ翻訳されていないレポート

Analysis のお客様用の Analysis – Standard Reports フォルダおよび Intelligence のお客様用の Intelligence – Standard Reports フォルダの一部のレポートは、まだオランダ語、イタリア語、韓国語、およびスウェーデン語で提供されていません。Concur では、これらのレポートの翻訳を今後のリリースで完了する予定です。

これらのレポートが翻訳されるまで、レポートは引き続き米国英語で表示されます。

詳細情報

Cognos での言語設定の詳細については、Analysis/Intelligence の翻訳ファクトシートを参照してください。

レポートの変更

新しい請求書レポート: 支払方式および実行

Analysis および Intelligence のお客様は、新しい支払方式と実行レポートを使用し、請求書を定時に支払う能力についてレポートすることができます。このレポートは、英国で支払方法および実行規定に関してレポートする義務により必要とされる情報を、企業が提供することを助けるためにデザインされました。このレポートには、同意した条件を超えて支払われた請求書の比率 (パーセント)、請求書の支払にかかった平均時間、およびさまざまな期間内に支払われた請求書の比率が含まれます。

レポートの場所

レポートは以下のフォルダにあります。
  • [分析] - [標準レポート] ‎> [請求書]
  • [インテリジェンス] - [標準レポート] ‎> [請求書]

その他の変更点

TLS v 1.0 暗号化プロトコルに対するサポートの終了 - 完了

更新: 以下の日付を確認してください。

- 欧州のデータセンター: 2017 年 4 月 4 日火曜日に完了

- 米国のデータセンター: 2017 年 7 月 12 日水曜日に完了

数カ月前に、Concur は TLS 暗号化プロトコルのバージョン 1.0 に対するサポート サイクルの終了を発表しました。よりセキュアな TLS の 1.1 および 1.2 バージョンは引き続きサポートされます。その背景には、TLS プロトコルにより、電話またはコンピュータとクラウドベース サービス間のセキュアな双方向通信が可能になったことが挙げられます。

このプロセスは数カ月に及びましたが、現在は完了しています。

計画変更

このセクションの項目は、今後のリリースを予定しています。Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。

モデルの変更: **計画変更** 従業員の予算で会計従業員の予算が表示される

拡張会計カレンダーがリリースされる際に (現在 8 月の予定)、Cognos モデルの従業員の予算が会計従業員の予算で表示されます。拡張会計カレンダーのリリース後、[年] フィールド ([経費] > [リスト] > [従業員の予算]) をレポートで表示列として使用するカスタム レポートでは、[年] フィールドと新しい [年の名前] フィールド ([経費] > [リスト] > [従業員の予算]) を置き換える必要があります。[年] フィールドは [会計年度キー] フィールドになるため、[年] フィールドはレポートで表示される意味がなくなる可能性があります。

レポートの変更: **計画変更** Persona ダッシュボード: 部門マネージャー概要 (インテリジェンス)

部門マネージャー概要ダッシュボードの平均支出セクションから、会社の平均が削除されます。

過去数カ月にわたり、近日中に会計カレンダーがサポートされることを発表してきました。非常にご要望の多かったこの機能がご利用いただけるようになります。すぐにこの機能をリリースできるようにするために、平均支出測定基準の下にある、部門の平均支出と自部門以外の平均支出との比較を削除することを決定しました。この決定は、会計年度サポートによるメリットと、部門マネージャーが自部門以外と平均支出を比較できることのメリットについて、十分に比較検討したうえで行いました。

Concur では、部門マネージャー概要ダッシュボードに対するこの更新を、9 月のリリースで予定しています。

表示項目

支出カテゴリーごとの会社平均と部門平均の比較は、[平均支出] セクションで計算または表示されなくなります。

これまで

会社平均比較結果は、各支出カテゴリーの下に表示されます。

今後

部門平均のみが支出カテゴリーごとに表示されます。

ダッシュボードの場所

部門マネージャー概要ダッシュボードは、Persona ダッシュボードの [クイック アクセス メニュー] ページから [部門マネージャー] をクリックしてアクセスできます。

Persona ダッシュボードは以下のフォルダにあります。

  • [インテリジェンス] - [標準レポート] ‎> [Persona ダッシュボード]

部門マネージャー概要ダッシュボードは以下のフォルダにあります。

  • [インテリジェンス] - [標準レポート] ‎> [Persona ダッシュボード] > [部門マネージャー概要]

部門マネージャー概要ダッシュボードの詳細については、Chapter 16: Folder – Persona Dashboards in the Standard Reports by Folder ガイドを参照してください。

その他の変更: **計画変更** Intelligence Extract サービス ファイルの命名規則

現在、データ ダンプ抽出ジョブで生成されたファイルは、以下の命名規則を使用して作成されます。dd_<entitycode>_DataDump_yyyy_MM_dd.zip。これによりファイル名が重複する場合があります。今後のリリースで、データ ダンプ抽出ジョブで生成されたファイルには、各ファイル名が一意であるように日付と時刻のスタンプの両方が含まれます。新しい命名規則は次のとおりです。dd_<entitycode>_DataDump_yyyy_MM_dd.hh-mm-ss.zip

その他の変更: **計画変更** 拡張会計カレンダー

Concur では、Analysis/Intelligence の拡張会計カレンダーを 8 月にリリースする予定です。会計カレンダーにより、組織は、標準のカレンダー年に依存せずに自組織の会計期間を定義することができます。多くの組織は、固有のカレンダーを定義して財務会計レポートをモデル化し、事業における期間を反映して、直接の競合会社と結果を比較し、1 月における期末の繁忙期を回避します。

新しい会計カレンダーでは、柔軟性が向上し、詳細が提供されます。現会計年度と過去の会計年度、およびこれらの会計年度のすべての会計期間が表示されます。

会計年度には開始日付と終了日付があります。うるう年や、会計年度の短縮または延長に対応するため、各年の長さは異なる場合があります (組織は、会計年度の開始日付を変更するときに会計年度を短縮または延長します)。会計年度は、前の会計年度と重複することはできません。また、会計年度間に間隔があってはいけません。

新しいカレンダーでは、会計年度内の会計期間の長さは異なる場合がありますが、一般的には月を表します。

よくある質問 (FAQ)

質問

回答

拡張会計カレンダー機能を有効にするには、何をする必要がありますか。

拡張会計カレンダー機能は、8 月にすべてのお客様に対して有効化されます。

既存の会計カレンダーは移行されますか。

はい。8 月に機能が有効化されるお客様のカレンダーは移行されます。

重要: 会計年度間のギャップがサポートされなくなるため、Concur では最新の連続したカレンダーのみを移行します。

BI マネージャーによって追加された予算は移行されますか。

はい。カレンダーに依存しない会計年度 (カレンダー年と一致しない会計年度) を入力していない場合に限り、8 月に機能が有効化されるお客様の予算は移行されます。カレンダーに依存しない会計年度の予算は移行されません。

カレンダーに依存しない会計年度の予算は、暦四半期と暦四半期に一致しない会計四半期の差異により移行できません。

自社の会計年度はカレンダー年と一致しているため、これまで会計カレンダーを作成する必要がありませんでした。

この新しい機能は私たちに影響がありますか。

予算機能が拡張されているため、予算は会計四半期に関連付けられます。BI マネージャーが予算を追加および更新するためには、会社で会計カレンダーを定義する必要があります。

実用的アラートの変更はありますか。

今後のリリースで、拡張会計カレンダーをサポートするために、実用的分析アラートが更新されます。

Cognos モデルの変更はありますか。

はい。8 月のリリースで、会計年度をサポートするための追加フィールドが利用可能になります。

これらのフィールドに関する追加情報は、8 月のリリース ノートに記載されます。

また、拡張会計カレンダーがリリースされると、Cognos の従業員の予算モデル項目は、新しい会計予算フィールドからデータを取得します。

詳細については、これらのリリース ノートの **計画変更** 従業員の予算で会計従業員の予算が表示されるを参照してください。

Cognos レポートの変更はありますか。

会計年度に一致させることができる部門マネージャー概要ダッシュボードの拡張バージョンは、将来のリリースでリリースされます。

今後のリリース ノートに追加情報が提供される予定です。

Analysis/Intelligence の今後の変更点

拡張会計カレンダーのリリースにより、BI マネージャーでは会計四半期に合わせて予算を作成できるようになります。現在、BI マネージャーでは、暦四半期に合わせた予算のみを作成できます。

この変更により、拡張機能が追加されます。たとえば、Concur では、部門マネージャー概要ダッシュボードや経費管理概要ダッシュボードなど、既存の複数の標準レポートとダッシュボードを更新するため、これらを会社の会計四半期に合わせることができます。部門マネージャー概要ダッシュボードに関連付けられたドリル レポートも、会社の会計年度に合わせて更新されます。

拡張会計カレンダーをサポートするために、実用的分析アラートも更新されます。たとえば、[予算の % 値] アラートが更新され、(会計カレンダーを指定した会社の) 会計四半期中に予算が定義したパーセントに達すると、アラートが BI マネージャーに送信されます。

今後のリリース ノートに追加の情報が提供される予定です。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、クライアントは標準のカレンダー年に依存せず柔軟に各自の会計期間を定義することができます。

管理に表示される内容

拡張会計カレンダーがレポート構成ツールで利用できます。

また、[会計カレンダーの設定] タブは [会計カレンダー] に名前が変わりました。

会計カレンダーにはボタンが 5 つ用意されています (以下の表に記載)。

ボタン

説明

新規

管理者は新しい会計カレンダーを作成できます。

修正

管理者は既存の会計カレンダーを修正できます。

アクティブ化

管理者は会計カレンダーをアクティブ化できます。

非アクティブ化

管理者は会計カレンダーを非アクティブ化できます。

削除

管理者は会計カレンダーを削除できます。

構成/機能のアクティブ化

Concur では、Analysis/Intelligence の拡張会計カレンダーを 8 月にリリースする予定です。

会計カレンダー (Professional) にアクセスするには、以下の操作を実行します。

  1. [管理] > [経費] または [請求書] > [レポート構成] (左側のメニュー) をクリックします。[レポート構成] ページが表示されます。

  2. [会計カレンダー] タブをクリックします。

詳細については、Shared: Reporting Configuration Setup Guide (英語のみ) を参照してください。

会計カレンダー (Standard) にアクセスするには、以下の操作を実行します。

  1. [管理] > [経費の設定] または [請求書処理の設定] > [レポート構成] をクリックします。[レポート構成] ページが表示されます。

  2. [会計カレンダー] タブをクリックします。

詳細については、Shared: Reporting Configuration Setup Guide for Concur Standard Edition (英語のみ) を参照してください。

その他の変更: **計画変更** 2017 年 8 月 18 日における Microsoft IE バージョン 10 ブラウザに対するサポートの終了

Concur 製品での Microsoft Internet Explorer (IE) バージョン 10 ブラウザのサポートは、2017 年 8 月 18 日に終了する予定です。Concur では、IE バージョン 10 を使用しているお客様はその日付より前に最新の IE ブラウザのバージョンに更新するか、別のサポート対象ブラウザをインストールして使用することを強く推奨しています。

IE バージョン 10 を引き続き使用するユーザーには、バナーが表示されます。

お客様通知

Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

月次ブラウザ証明書

月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Standard Edition からアクセスできます。