2019 年 9 月: 共通の計画変更 Standard Edition 管理サマリー
初回投稿
計画変更サマリー
このセクションの項目は、複数の SAP Concur 製品やサービスに適用され、今後のリリースに向けた変更のサマリーです。
SAP Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。
認証
これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
リリース: IP 制限における変更この機能/変更のリリースが予定されています。この機能/変更の詳細については、該当する製品リリース ノートを参照してください。
リリース: 新しい SAP Concur のサインイン ページこの機能/変更のリリースが予定されています。この機能/変更の詳細については、該当する製品リリース ノートを参照してください。
リリース: シングル サインオン (SSO) セルフサービス オプションが SAP Concur でまもなく使用可能この機能/変更のリリースが予定されています。この機能/変更の詳細については、該当する製品リリース ノートを参照してください。
Budget Insight
**計画変更** Budget Insight (レガシー) を 2019 年に廃止Budget Insight は、2019 年 12 月 31 日に廃止される予算管理ツールです。予算機能を使用するお客様には、昨年リリースされた SAP Concur の新しい Budget 製品を購入することをお奨めします。新しい Budget 機能では、豊富な機能、改善された UI、および SAP Concur 製品との追加統合が提供されます。特に、Concur Expense、Concur Invoice、および Concur Request からの追加の経費データが含まれています (これまでは Concur Expense および Concur Request のデータしか利用できませんでした)。
業務目的/お客様にとってのメリット: Budget Insight の廃止は、お客様が新しい Budget 製品を購入する機会となります。この製品では、予算が可視化され、すぐの対処が可能になり、ほぼリアルタイムとなることで、高い価値が生み出されます。
E-Receipt
リリース: 航空 E-Receipt の新デザインこの機能/変更のリリースが予定されています。この機能/変更の詳細については、該当する製品リリース ノートを参照してください。
ファイル転送の更新
**計画変更** 新しい SAP Concur IP アドレス (EMEA) (2019 年 11 月 23 日)このリリース ノートは、SAP Concur を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。セキュリティで保護されたさまざまなファイル転送プロトコルを使用してデータ交換に参加するお客様および支払先に対し、SAP Concur では、これらのファイル転送のセキュリティを強化するための変更を行っています。
2019 年 11 月 23 日に、st-eu.concursolutions.com の IP アドレスが 84.14.175.233 から 46.243.56.11 に変更されます。
接続するためにファイル転送プロトコルで SAP Concur DNS エンドポイント (st-eu.concursolutions.com) を使用するお客様は、この変更による影響を受けません。
2019 年 11 月 23 日より、IP アドレスを介して接続するお客様は、SAP Concur DNS エンドポイント (st-eu.concursolutions.com) または新しい IP アドレスに接続する必要があります。
SAP Concur では、SAP Concur IP アドレスが変更された場合の接続の問題を回避するため、DNS エンドポイント st-eu.concursolutions.com に接続することをお奨めします。
この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。
st-eu.concursolutions.com
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティが強化されます。
**計画変更** SSH キー認証による必須 SFTPこのリリース ノートは、SAP Concur を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。セキュリティで保護されたさまざまなファイル転送プロトコルを使用してデータ交換に参加するお客様および支払先に対し、SAP Concur では、これらのファイル転送のセキュリティを強化するための変更を行っています。
2020 年 12 月 7 日より、非 SFTP (Secure File Transfer Protocol) プロトコルと SFTP パスワード認証は、SAP Concur 製品に接続するために使用できなくなります。
既存の非 SFTP ファイル転送アカウントは、2020 年 12 月 7 日までに、SSH キー認証による SFTP に切り替える必要があります。
パスワード認証を使用する既存の SFTP ファイル転送アカウントは、2020 年 12 月 7 日までに、SSH キー認証の使用に切り替える必要があります。
SFTP パスワードのリセット要求では、お客様が認証に SSH キーを提供する必要があります。
この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。
st.concursolutions.com
st-eu.concursolutions.com
st-cge.concursolutions.com
st-cge-dr.concursolutions.com
vs.concursolutions.com
vs.concurcdc.cn
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティが強化されます。
リリース: ソース IP のチェック (EMEA)この機能/変更のリリースが予定されています。この機能/変更の詳細については、該当する製品リリース ノートを参照してください。
財務統合 (Standard Edition のみ)
**計画変更** 早期導入者リリースでの Xero Accounting の統合11 月を目処に、SAP Concur と Xero が連携して、早期導入者リリースで Xero Accounting における経費の会計を容易にします。
このリリースでは、Concur Standard Edition にお客様が参加して、Xero Accounting データ (マスタデータ) を SAP Concur 構成にインポートすることができます。このデータにより、お客様は、経費や請求書の入力時に一意の会計データを利用できるようになります。このデータは、SAP Concur で定期的に更新されます。マスタ データ エクスポートによって、導入時に Xero Accounting から SAP Concur に従業員および請求書の支払先/サプライヤーがロードされます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この統合により、お客様は SAP Concur と Xero Accounting の両方で会計情報を容易に管理できるようになります。
その他
**計画変更** 2020 年の第 1 四半期に TLS v 1.1 暗号化プロトコルのサポートを終了SAP Concur は、TLS (Transport Layer Security) 暗号化プロトコルのバージョン 1.1 のサポート終了サイクルを発表しています。よりセキュアな TLS のバージョン 1.2 のサポートは継続されます。その背景には、TLS プロトコルにより、電話またはコンピュータとクラウドベース サービス間のセキュアな双方向通信が可能になったことが挙げられます。
この変更は、2020 年の第 1 四半期に予定されています。
業務目的/お客様にとってのメリット: SAP Concur は、お客様のセキュリティと、よりセキュアで新しい TLS のバージョン 1.2 への容易なアップグレードを慎重に検討した後で、このステップを実行します。この TLS v 1.1 のサポート終了計画により、お客様は TLS v 1.2 を使用して、安全かつよりセキュアな方法で SAP Concur ソリューションと通信できるようになります。
**計画変更** 代理一時停止機能の廃止現在、他のユーザーの代わりに作業し、かつ複数の管理ロール/権限を持つ代理/プロキシ/アシスタント/手配者は、セッションとしての作業を一時停止すると同時に、管理タスクを完了することができます。この機能は、構成変更をテストしたり、複数タスクを実行する必要がある管理者に役立ちます。ただし、セキュリティに対する影響もあります。
内部セキュリティの変更により、この機能は廃止されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能が廃止されることで、潜在的なセキュリティ上の欠陥が埋められます。
**計画変更** 簡略化されたサービス アクセス ページ現在、ユーザーが SAP Concur サービスへのサインインを試みても、サービスが利用できない場合は、サイト全体がダウンしていることを示すメッセージが表示されます。
実際には、一部のサービスが利用できる場合があります。11 月を目処に、サービスが利用できる場合は、簡略化されたサービス アクセス ページがユーザーに表示され、ユーザーはこれらのサービスにアクセスすることができます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、ユーザーは 1 つまたは複数のサービスが利用できなくても影響のない一部のタスクを完了することができます。
製品設定 (Standard Edition のみ)
**計画変更** カスタム フィールドの継続的な UI 拡張[製品設定] の [カスタム フィールドの管理] モジュールでは、継続的にユーザー インターフェイス (UI) が更新されます。計画されている UI の更新により、一部の既存の機能または設定の概観が変更されます。一部の小さな新しい機能拡張も追加される可能性がありますが、それらの機能は比較的軽微である予定です。既存の機能が削除される予定はありません。一部の変更は今後のリリースに合わせて発生しますが、その他の小さな変更は通知なしで発生します。
以下のページの UI が更新されます。
カスタム フィールドの管理
新しいフィールドの追加
業務目的/お客様にとってのメリット: この更新により、エンド ユーザーのエクスペリエンスが向上することで、カスタム フィールドの管理が改善されます。
**計画変更** 新規ユーザーに対する招待メールの更新Concur Expense、Invoice、および Request の Standard Edition にサインインするために新規ユーザーに送信される招待メールはまもなく更新されます。招待メールは、[製品設定] の [ユーザー] ページから新規ユーザーおよび既存のユーザーに送信できるオプション機能です。
招待メールの変更には以下の利点が含まれます。
ユーザーが SAP Concur の製品にサインインするリンクを簡単に見つけ、パスワードを変更できるように改善されたリンクの場所
明確化されたテキストおよび形式設定の変更
この変更は、新しいお客様と既存のお客様が利用できます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この更新により、ユーザーが製品に初めてサインインする際に、サインインおよびパスワードの変更に関する明確で簡潔な指示が提供されることで、招待メールが使いやすくなります。
お客様通知
SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors
「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)
月次ブラウザ証明書
月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Standard Edition からアクセスできます。