Concur Invoice Standard Edition 管理のヘルプ

2022 年 1 月: 共通の変更 Standard Edition 管理サマリー

初回投稿

リリース ノート サマリー

このドキュメントには、共通のリリース ノートおよび計画変更サマリーが含まれています。共通のリリース ノートおよび計画変更は、サイト全体または複数の製品に適用されます。単一の製品に適用される機能および変更については、製品固有の管理サマリーを参照してください。

ファイル転送の更新

**進行中** ファイル転送に使用できる期限付き PGP キー

適用先: Travel、Expense、Invoice、Request、Intelligence | Professional および Standard

SAP Concur 製品に転送されるファイルは、SAP Concur の公開 PGP キー concursolutionsrotate.asc を使用して暗号化する必要があります。

concursolutionsrotate.asc

  • キー ファイルはお客様のルート フォルダ内にあり

  • キー ID 40AC5D35

  • RSA 4096 ビット署名および暗号化サブキー

  • キーの有効期間は 2 年間

  • 期限切れ前のキーの交換はお客様の責任で行う

    • 次の期限日: 2022 年 9 月 4 日

    • SAP Concur では、お客様のルート フォルダ内にある現在の期限付き公開 PGP キーを、有効期限の 90 日前に交換する予定

SAP Concur の旧 PGP キー (キー ID D4D727C0) は、2022 年 10 月 11 日に使用停止になる予定です。この日付より前に、期限付き PGP キーの使用に切り替える必要があります。旧 PGP キーで暗号化されたファイルは、2022 年 10 月 10 日以降、処理されなくなります。

SAP Concur では、より安全な期限付きの公開 PGP キーをファイル転送に使用することを強くお奨めします。より安全性の高い期限付きの公開 PGP キーをファイル転送に容易に使用できるように、SAP Concur は 2021 年 1 月 15 日 (金) に既存のお客様のホーム フォルダにこのキーを追加しました。

この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。

  • st.concursolutions.com

  • mft-us.concursolutions.com

  • vs.concursolutions.com

  • st-eu.concursolutions.com

  • mft-eu.concursolutions.com

業務目的/お客様にとってのメリット: 期限付き公開 PGP キーは、ファイル転送の安全性を高めます。

**進行中** SAP Concur レガシー ファイル移動の移行

適用先: Travel、Expense、Invoice、Request、Intelligence | Professional および Standard

このリリース ノートは、SAP Concur を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。SAP Concur では、データ交換に参加しているお客様および支払先向けにファイル転送サブシステムの保守を進め、ファイル転送のセキュリティを強化しています。

SAP Concur では、現在、ファイルの移動で従来のプロセスを使用しているエンティティを対象に、API を使用した、より効率的で安全なファイル ルーティング プロセスへの移行を進めています。

従来のプロセスを使用するように現在エンティティが構成されているお客様は、現在から 2022 年 1 月 24 日までのいずれかの時点で、より効率的なプロセスへと移行されます。より効率的なプロセスに移行すると、次のような点が改善されます。

  • 従来のプロセスでは、お客様は、ファイル転送スケジュールが指定された時間に実行されるまで待機する必要がありました。より効率的で安全な API ベースのプロセスでは、SAP Concur からの抽出やその他の送信ファイルは、ファイルの作成直後から、既存のオーバーナイト処理期間中に利用できます。

この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。

  • st.concursolutions.com

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティと効率が強化されます。

その他

**進行中** SAP Concur ホームページの変更

適用先: Travel、Expense、Invoice、Request | Professional および Standard

2021 年第 4 四半期に、新しいホームページへのお客様のリダイレクトが開始されました。新しいホームページの外観は以前の SAP Concur ホームページと同じです。新しいホームページでは、サービスが一時的に利用できなくなった場合の機能が拡張されています。

新しいホームページのロール アウトは段階的に行われます。

  • フェーズ 1: 第 4 四半期の初めに、SAP Concur は、米国データセンター内の Concur Expense、Concur Invoice、および Concur Request のお客様を対象に、新しいホームページへのリダイレクトを開始しました。

  • フェーズ 2: 2021 年 12 月に、EU データセンター内の Concur Expense、Concur Invoice、および Concur Request のお客様の新しいホームページへのリダイレクトが開始される予定です。

  • フェーズ 3: 2022 年第 2 四半期に、米国と EU のデータセンター内のその他のお客様の新しいホームページへのリダイレクトが開始される予定です。その他のお客様には、Concur Travel を単独で使用しているお客様、または Concur Travel と Expense、Invoice、または Request (あるいはそのすべて) を使用しているお客様が含まれます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、一部のサービスが利用できない場合でも SAP Concur ホームページが利用可能になり、サインイン手順の一貫性が向上します。

**進行中** ページ ヘッダーおよびプロファイル メニューの変更

適用先: Travel、Expense、Invoice、Request | Professional および Standard

2022 年第 1 四半期より、以下の変更が行われます。

  • SAP Concur ホームページでの挨拶文は削除されます

  • ユーザーが [プロファイル設定][プロファイル – 個人情報] ページにニックネームや希望の名前を入力した場合、そのニックネームや希望の名前が [プロファイル] メニューに表示されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ユーザー インターフェイスにユーザーの希望の名前が反映されます。

製品設定

製品設定ページの拡張

適用先: Expense、Invoice、Request | Standard

Concur Standard Edition の [製品設定] ページが拡張されました。

業務目的/お客様にとってのメリット: これらの変更により、[製品設定] ページの機能が改善されます。

SAP Concur ユーザー アシスタンス

共通の計画変更リリース ノートから新しい Shared Changes Release Notes への移行

適用先: すべての製品とサービス | すべてのエディション

2022 年 1 月のドラフト リリース ノートより、共通の (SAP Concur の製品間) 変更、共通の計画変更、および SAP Concur のコア テクノロジーに対する変更は、新しいドキュメントである Shared Changes Release Notes で公開されています。現在の共通の計画変更リリース ノートは、このドキュメントに移行されます。

共通の機能およびコア テクノロジーの機能と変更には以下が含まれますが、これらに限定されるものではありません。

  • セキュリティ関連の変更 — たとえば、年間のセキュリティ証明書の更新、セキュリティ暗号のサポートの変更、セキュリティ プロトコルのサポートの変更、およびユーザー名とパスワードの要件の変更などです。

  • すべての製品に影響する UI デザインの変更 — たとえば、SAP Concur ホームページの機能または外観の変更、サイトのヘッダーまたはフッターからのリンクの追加または削除、ユーザー プロファイル ページの変更、および SAP Concur サイトの全体的なルック アンド フィールに影響するテーマの変更などです。

  • サインイン プロセスの変更 — たとえば、サインイン機能の追加または削除、URL の変更、ドメイン名の変更、および確認済みメールへの変更などです。

  • 本稼働環境またはテスト環境に対する変更

  • サイト全体の設定に影響する変更、グローバル設定の変更、サイト全体またはグローバル設定を設定するためのページの変更 — たとえば、[ユーザー管理] ページの変更、Standard Edition の製品設定の変更、および新しい管理ツールの導入などです。

前のプロセス

SAP Concur ユーザー アシスタンスでは、各月次リリースと連携して、共通の計画変更リリース ノートが公開されました。このドキュメントには、共通の機能とコア機能、および SAP Concur が今後実装を予定している変更が含まれています。これらの変更が正式にリリースされると、変更のリリースまたは実装が配賦され、製品固有のリリース ノート (Concur Expense、Concur Invoice、Concur Request、Concur Travel のリリース ノートなど) に文書化されます。

新規プロセス

2022 年 1 月より、共通の機能およびコア機能の実装、および既存の共通の機能およびコア機能に対する変更は、新しい Shared Changes Release Notes に記載されています。これは、機能および変更が計画変更である場合と、それらが公式にリリースされる場合に適用されます。共通/コアのリリース ノートは、製品固有のリリース ノートには配賦されなくなります。

1 つの製品に固有であり、管理者またはエンド ユーザー向けの製品機能または UI に影響する変更は、引き続きその製品のリリース ノートに記載されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、情報の重複が削減され、製品固有のリリース ノートに製品固有の情報が含まれるようになります。また、SAP Concur 共有の変更およびコア テクノロジーに対する変更を単一の情報源で確認できるようになります。

SAP Fiori テーマ

プレビューに利用可能な新しい SAP Fiori テーマ

適用先: Travel、Expense、Invoice、Request | Professional

2021 年 9 月 20 日に、Concur Travel Professional Edition の権限リストに新しい権限 [SAP Fiori テーマ プレビュー] が追加されます。[SAP Fiori テーマ プレビュー] 権限により、SAP Concur のお客様管理者は、ユーザーが SAP Concur サイトで SAP UI テーマをプレビューおよびテストできるように許可します。

最初は、SAP Quartz 明のテーマのみが使用可能でした。2022 年 1 月リリースでは、新しいリスト フィールド [表示設定][プロファイル設定] > [システム設定] ページに追加され、[SAP Fiori テーマ プレビュー] 権限が割り当てられたユーザーが、以下の SAP テーマの一覧から選択することができます。

  • SAP Quartz 明

  • SAP Quartz 暗

  • ハイコントラスト白

  • ハイコントラスト黒

業務目的/お客様にとってのメリット: SAP テーマは、SAP Concur UI のルック アンド フィールと他の SAP 製品のルック アンド フィールを調和させ、より一貫したユーザー エクスペリエンスを提供します。また、ハイコントラスト要件と低照度環境をサポートするテーマもあります。

Fiori ライト テーマでのプロファイル メニュー機能の変更

適用先: Travel、Expense、Invoice、Request | Professional

1 月のリリースでは、SAP Fiori テーマ内の [プロファイル] メニューが更新されました。この更新には、メニュー項目のレイアウトの変更と機能の一部の変更が含まれます。

業務目的/お客様にとってのメリット: SAP Fiori テーマ内の [プロファイル] メニューが、機能面でより効率的で使いやすくなりました。

セキュリティ

一部の TLSv1.2 暗号のサポート終了 (2022 年 2 月 1 日)

適用先: Travel、Expense、Invoice、Request | すべてのエディション

2022 年 2 月 1 日より、SAP Concur ソリューションで、以下の TLSv1.2 暗号を使用する *.concursolutions.com および * api.concursolutions.com への接続はサポートされなくなります。

Akamai/OpenSSL 暗号名

IANA 暗号名

AES256-GCM-SHA384

TLS_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384

AES128-GCM-SHA256

TLS_RSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256

ECDHE-RSA-AES256-SHA384

TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA384

ECDHE-RSA-AES128-SHA256

TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA256

ECDHE-RSA-AES256-SHA

TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA

ECDHE-RSA-AES128-SHA

TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA

*.concursolutions.com および * api.concursolutions.com への接続が中断されないように、廃止された暗号を使用するアプリケーションから *.concursolutions.com および * api.concursolutions.com に接続するお客様およびパートナーは、2022 年 2 月 1 日よりも前に、サポートされている暗号にアプリケーションを更新する必要があります。

業務目的/お客様にとってのメリット: この更新により、製品およびサービスのセキュリティが継続的に確保されます。

サポート対象の設定

Internet Explorer 11 のサポートの変更

適用先: Travel、Expense、Invoice、Request、Analysis/Intelligence | すべてのエディション

2022 年 1 月 1 日に、SAP Concur は Internet Explorer 11 (IE 11) のサポートの段階的終了を開始しました。この変更は、他の SAP ソリューション、業種別ベストプラクティス、および IE 11 に関する Microsoft のライフサイクル ポリシーに沿ったものです。

2022 年 1 月 1 日以降、SAP Concur の開発チームは新機能、ユーザー インターフェイスの拡張、セキュリティまたはバグ修正を設計する際に IE 11 を念頭に置きません。時間の経過とともに、IE 11 では新機能および既存の機能が適切に機能しない可能性があります。

IE 11 を使用していても、SAP Concur ユーザーのアクセスがブロックされることはありません。引き続き、SAP Concur ソリューションにサインインすることができます。ただし、ユーザーが SAP Concur ソリューションで引き続き正常かつ安全に作業できるようにするには、IE 11 での SAP Concur ソリューションの使用を許可しないようにして、より最新のサポート対象ブラウザに移行することをお奨めします。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、SAP は最新のブラウザ イノベーションの導入を迅速化し、より強力なセキュリティ方針を提供することができます。

テスト エンティティ | 本稼働サンドボックス環境

永続テスト エンティティが本稼働サンドボックス環境に名称変更

適用先: Expense、Invoice、Request、Intelligence | Professional

SAP Concur では、永続テスト エンティティ (PTE) サービスの名称が本稼働サンドボックス環境 (PSE) に変更されました。

PSE は、お客様の SAP Concur 本稼働エンティティのコピーです。お客様は PSE を使用して、新しい製品、機能、サービスを本稼働環境に導入する前に設定してテストすることができます。PSE を使用して、SAP Concur の製品、機能、およびサービスに関するユーザーのトレーニングを行うこともできます。

PSE では、以下がサポートされます。

  • 本稼働環境に類似した環境での機能のテスト。

  • カスタム レポートを含む Cognos レポート

  • PSE 内のお客様データを本稼働エンティティのデータでリフレッシュする機能

    • お客様はデータ リフレッシュを依頼するためにサポート ケースを開く必要があります。

    • お客様は、サブスクリプション期間で定義された年の間に、最大 4 回のデータ リフレッシュを依頼できます。

PSE では、以下はサポートされていません。

  • 契約サービス

  • Concur Open での問題のアクティブな監視/レポート

  • 機能の設定とテストの追加サポート

  • 領収書イメージ

  • Travel のシステム設定またはデータ

  • Travel Profile v2、Request v4、および Identity v4 の API

業務目的/お客様にとってのメリット: 本稼働サンドボックス環境では、お客様の本稼働環境に影響を与えることなく、機能をテストしてトレーニングすることができます。

テスト エンティティ (PSE) データ メンテナンスおよびエンティティ削除 (12 月 6 日)

適用先: Expense、Invoice、Request、Intelligence | Professional

SAP Concur のルーチン データ メンテナンスおよび操作の一環として、SAP Concur 本稼働サンドボックス環境 (PSE) で停滞しているデータの削除を開始します。

12 月 6 日より、180 日以内にサイン インしていない PSE は削除されます。たとえば、2021 年 6 月 9 日から 2021 年 12 月 6 日までの間に PSE がログインしていない場合、その PSE は 2021 年 12 月 6 日に削除されます。

2022 年 1 月以降、この継続的なルーチン データ メンテナンスの一環として、180 日以内にサイン インされていない PSE も定期的に削除されます。このようなデータは、適用法に従って停滞しているとみなされるためです。PSE に対するカスタマイズは、削除時に回復できません。

業務目的/お客様にとってのメリット: このメンテナンス アクティビティは、本稼働環境外での個人データの保持を最小限に抑えることで、SAP およびお客様データのコンプライアンス要件をサポートします。

**進行中** 最近使用されたリストが移行されない

適用先: Expense、Invoice、Request | Professional

一部の SAP Concur ユーザーは、本稼働サンドボックス環境 (PSE) を使用して、ライブ本稼働エンティティにデプロイする前に、新しい設定を設定、テスト、およびトレーニングしています。SAP Concur では、Amazon Web Services (AWS) への移行の一環として、PSE の移行を計画しています。

詳細については、SAP Concur Cloud Platform Strategy FAQ (英語のみ) を参照してください。

この移行をサポートするために SAP Concur が行う必要があるアーキテクチャ上の変更により、PSE が新しい環境に移行される際には、PSE 内の [最近使用されたもの] (MRU) の一部のリスト項目は移行されません。

業務目的/お客様にとってのメリット: AWS に移行されると、PSE で本稼働エンティティと同じ安定性、監視機能、およびパフォーマンス レベルが得られます。

**進行中** 本稼働サンドボックス環境のログインの更新

適用先: Expense、Invoice、Request | Professional

一部の SAP Concur ユーザーは、本稼働サンドボックス環境 (PSE) を使用して、ライブ本稼働エンティティにデプロイする前に、新しい設定を設定、テスト、およびトレーニングしています。SAP Concur では、Amazon Web Services (AWS) への移行の一環として、PSE の移行を計画しています。

詳細については、SAP Concur Cloud Platform Strategy FAQ (英語のみ) を参照してください。

現在は、テスト エンティティと本稼働エンティティは個別の環境に存在しているため、テスト エンティティと本稼働エンティティで同じログイン ID を更新することができます。将来的に、テスト エンティティと本稼働エンティティの両方を同じ AWS 本稼働環境に移行する計画により、各ログイン ID は一意である必要があるため、同じログイン ID を更新することはできなくなります。

この更新に関してお客様がアクションを実行する必要はありませんが、変更が PSE の特定の領域に表示されるので、お客様にこの更新について認識してもらう必要があります。この変更に対応するため、SAP Concur では、移行時とユーザー作成時の両方で、すべての PSE のログイン ID に ".uat" ドメインが追加され、それらが一意であり、既存の本稼働ログイン ID と競合しないようになります。たとえば、johnsmith@123.comjohnsmith@123.com.uat となります。

この変更により、本稼働ログイン ID との競合を防ぐことができます。

ユーザー作成: さらに、お客様は、本稼働で使用する場合とまったく同じ従業員インポート ファイルを使用することができます。uat ドメインは、ユーザー作成のすべての側面にも適用されます。FTP インポート、Excel インポート、エンティティの復元などです。

抽出: 勘定抽出または財務統合ドキュメントの生成時に、SAP Concur では、ユーザー作成時に追加されたログイン ID から .uat ドメインが自動的に削除されます。これにより、お客様による追加されたドメインの削除などのアクションを必要とせずに、現実的な抽出を生成することができます。

業務目的/お客様にとってのメリット: AWS に移行されると、PSE で本稼働エンティティと同じ安定性、監視機能、およびパフォーマンス レベルが得られます。

**進行中** PSE メール認証には一意のアドレスが必要

適用先: Expense、Invoice、Request | Professional

一部の SAP Concur ユーザーは、本稼働サンドボックス環境 (PSE) エンティティを使用して、ライブ本稼働エンティティにデプロイする前に、新しい設定を設定、テスト、およびトレーニングしています。SAP Concur では、Amazon Web Services (AWS) への移行の一環として、PSE の移行を計画しています。

詳細については、SAP Concur Cloud Platform Strategy FAQ (英語のみ) を参照してください。

PSE が AWS 本稼働環境に移行される場合、既存の PSE からの照合済のメールは新しい PSE には引き継がれません。そのため、ユーザーが将来の PSE で照合済のメール機能をテストする場合、従業員は本稼働エンティティで設定されているメールとは異なるメールを使用することをお奨めします。このプロセスは、既存の PSE のメールは、すでに本稼働で照合されている可能性が高く、別のエンティティで照合することができないために必要です。

ユーザーのメール アドレスに関しては、領収書認識サービスによってユーザーのメール アドレスが照合されます。そのため、ユーザー アカウントには、メール アドレスの 1 つのインスタンスのみを関連付けることができます。本稼働環境でテストする場合、お客様は、現在どの本稼働ユーザー アカウントにも関連付けられていない代替メール アドレスを使用する必要があります。お客様が対応するユーザー プロファイルにすでに関連付けられているメール アドレスを使用して本稼働でテストアカウントを設定しようとすると、照合プロセスが失敗します。

業務目的/お客様にとってのメリット: AWS に移行されると、PSE で本稼働エンティティと同じ安定性、監視機能、およびパフォーマンス レベルが得られます。

エンド ユーザー向けのユーザー アシスタンス

エンド ユーザーおよび管理者向けのユーザー アシスタンスに新しいツアーが追加 (US、EMEA)

適用先: Travel、Expense、Request、Budget | Professional および Standard

SAP Concur の 1 月のリリースには、新しいユーザー アシスタンス コンテンツ (ツアー) が含まれています。新しいツアーでは、エンド ユーザーおよび管理者向けのユーザー アシスタンスによって提供される情報の範囲が拡張されます。

1 月のリリースには、以下の新規ツアーが含まれています。

  • Concur Travel

    • ホテルの予約方法

  • Concur Expense

    • 経費の詳細の表示

    • 項目の移動

    • 経費の削除

    • 経費の統合

    • 複数の経費の編集

  • Concur Request

    • 監査証跡および申請タイムラインの表示

    • 仮払申請の提出

    • 想定経費への同席者の追加

  • Concur Budget

    • チーム予算の作成

    • チーム予算の調整

業務目的/お客様にとってのメリット: エンド ユーザーおよび管理者向けのユーザー アシスタンスでは、タスクを完了するための操作手順を含むガイド ツアーを提供することで、ユーザーおよび管理者が新規タスクをより迅速かつ効率的に学習できるようサポートします。SAP Concur ソリューションを使用して、ユーザーがより簡単にタスクの学習と完了を行えるようにすることで、ユーザーへの定着を促し、効率を高め、ユーザー エクスペリエンスを改善し、ユーザーの満足度を高めます。

Web サービス管理

**進行中** アプリケーション コネクタのユーザー名とパスワードの長さに関する要件の更新

適用先: Expense、Request、Web Services | Professional および Standard

これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。

新しいセキュリティ要件を満たすには、[アプリケーション コネクタ] ページでアプリケーション コネクタに関連付けられたユーザー名とパスワードの長さを 10 文字以上、50 文字以下にする必要があります。

現在、一部のお客様には、これらのパラメータに一致しないユーザー名とパスワードが設定されています。

2022 年 2 月 28 日に、最小 10 文字と最大 50 文字が適用されます。この変更が行われる前にユーザー名とパスワードが更新されない場合、SAP Concur ソリューションの一部の側面が機能を停止する可能性があります。たとえば、通知を使用すると、ワークフロー ステップが完了せず、LEU ウィンドウが開かず、リスト取得を使用するフィールドには結果が表示されません。

アプリケーション接続によるコールアウトの中断および一部のエンドユーザー タスクの中断を回避するため、できるだけ早くアプリケーション コネクタのユーザー名およびパスワードを更新することをお奨めします。

アプリケーション接続のユーザー名とパスワードは、[法人管理者] ロールまたは [Web サービス管理者] ロールを持つ管理者が更新できます。

業務目的/お客様にとってのメリット: パスワードおよびユーザー名の長さの制限を適用することで、アプリケーション コネクタを介したコールアウトのセキュリティ標準が強化されます。

計画変更サマリー

以下の共有機能および変更は、サイト全体または複数の製品に適用され、今後のリリースの対象となっています。SAP Concur ソリューションは、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。製品固有の計画変更については、製品固有のリリース管理サマリーを参照してください。

FAX 機能

**計画変更** 使用停止予定の FAX 機能

適用先: Expense、Invoice | Professional および Standard

2022 年 10 月 1 日に、Concur の FAX 機能が使用停止される予定です。

業務目的/お客様にとってのメリット: FAX 機能の削除により、SAP Concur ソリューションのセキュリティ、パフォーマンス、およびスケーラビリティが改善されます。

また、Concur の FAX 機能では、ファイルの添付が経費および請求書のヘッダー レベルに限定されています。そのため、FAX 機能を使用しているお客様は、明細レベルのイメージおよび添付ファイルにのみ適用される最新のイノベーションを利用することができません。

製品設定

**計画変更** 製品設定に詳細ビューおよび基本ビューが追加

適用先: Expense、Invoice、Request | Standard

SAP Concur では、[製品設定] で基本ビューと詳細ビューを切り替える機能を追加する予定です。

この変更前は、[製品設定] で基本設定と詳細設定のビューを変更するために、SAP Concur 内部管理者のサポートが必要でした。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、お客様の管理者は、SAP Concur 担当者のサポートなしで、必要に応じて詳細設定を表示または非表示にすることができます。

プロファイル設定

**計画変更** 接続済アプリ ページの削除

適用先: Travel、Expense、Invoice、Request | Professional および Standard

SAP Concur では、[プロファイル設定][接続済アプリ] ページを削除する予定です。

業務目的/お客様にとってのメリット: ユーザビリティを向上させるために、利用率の低い機能またはページは定期的に削除されます。これはほとんど使用されないページで、パートナーのアプリケーション使用を推進する目的を果たさなくなりました。

SAP Concur サポート

**計画変更** 提案されるソリューション移行

適用先: すべての製品およびサービス | Professional および Standard

2022 年第 1 四半期を目処に、SAP Concur が提供するソリューション提案プラットフォームは SAP Continuous Influence – 改善依頼プログラムに移行されます。

この変更により、ユーザー エクスペリエンスが改善され、サポート問合せ権限の保持者 (ASC) ユーザーがすべての SAP Concur Customer Influence プログラムを利用できる単一の場所が提供されます。

詳細については、SAP Continuous Influence Sessions (英語のみ) を参照してください。

業務目的/お客様にとってのメリット: SAP Concur では、より多くの機能を備えた優れたツールを提供するだけでなく、改善依頼のレビュー、検討、優先順位付けのプロセスを拡張しています。

SAP Concur ユーザー アシスタンス

**計画変更** 古くなったドキュメントに関する通知

適用先: すべての製品とサービス | すべてのエディション

SAP Concur ユーザー アシスタンスでは、エンド ユーザーとその管理者、および SAP Concur サポートおよび実装担当者を含むすべてのサポート対象者に対して正確で関連性が高く、簡潔な情報を維持するために、必要に応じてドキュメントをアーカイブし、最終的には削除します。

SAP Concur ユーザー アシスタンスによって実行されるアーカイブ アクティビティは、データ保持のベスト プラクティスに準拠し、法的コンプライアンス要件を遵守します。

この通知の初回行使は、concurtraining.com サーバーで現在利用可能な古い () オンライン ヘルプ文書のアーカイブに適用されます。最新のすべてのオンライン ヘルプ文書が SAP Help Portal にあります。

詳細については、2021 年 11 月の製品リリース ノートで SAP Help Portal に誘導されるヘルプ メニューリリース ノートを参照してください。

業務目的/お客様にとってのメリット: この通知は、古くなったドキュメントの適切なアーカイブを迅速に行うためのものです。

X

お客様通知

このセクションの項目では、すべてのお客様向けに参照資料が提供されます。

アクセシビリティの更新

SAP では、最新の Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) をより適切に満たすように変更を実装します。SAP Concur ソリューションに加えられたアクセシビリティ関連の変更に関する情報は、四半期ごとに公開されます。Accessibility Updates (英語のみ) ページで、四半期ごとの更新を確認することができます。

SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

サポート対象ブラウザおよびサポートの変更点

サポート対象ブラウザおよびサポート対象ブラウザの計画変更については、Concur Travel & Expense Supported Configurations (英語のみ) ガイドを参照してください。ブラウザサポートの変更が計画されている場合は、それらの変更に関する情報が Shared Changes Release Notes にも表示されます。