Concur Invoice Standard Edition 管理のヘルプ

2019 年 1 月 Analysis/Intelligence Standard Edition 管理サマリー

初回投稿

モデルの変更

新しいフィールド: Travel Rule (出張ルール) および Violation Rule Key (違反ルール キー)

このリリースでは、Travel に新しい出張ルール関連フィールドがあります。

説明: 新しい [Travel Rule (出張ルール)] および [Violation Rule Key (違反ルール キー)] フィールドによって、ユーザーは、出張者が出張ポリシー違反/例外理由を選択することを必要とする出張ルールに関してレポートすることができます。これらのフィールドは、出張マネージャーが出張者が一番多く違反している出張ルールを特定するのに役立ちます。

Travel の新しい出張ルール関連フィールドは、以下のフォルダにあります。

  • [出張] > [ルール違反]
  • [出張] > [ルール違反] > [キー]
新しいフィールド: 削除済フラグ

このリリースでは、構成に新しい経費タイプポリシー関連フィールドがあります。

説明: 新しい [削除済フラグ] フィールドによって、カスタム レポートに削除済経費タイプを含める、またはカスタム レポートから削除済経費タイプを除外する方法が提供されます。

構成の新しい経費タイプ ポリシー関連フィールドは、以下のフォルダにあります。

  • [構成] > [経費タイプ、カテゴリー、支払タイプ] > [ポリシー]

レポートの変更

更新されたレポート: 経費発生レポート

経費発生および経費発生 (日付範囲別) レポートの [プロンプト] ページの [国] プロンプトは、空白という新しい選択を含むように更新されています。空白選択が選択されると、レポートには [国] フィールドに値がないレコードが含まれます。

表示項目

[プロンプト] ページでは、空白選択が [国] プロンプト リストで利用できるようになりました。

レポートの場所

経費発生および経費発生 (日付範囲別) レポートは、以下にあります。

  • [分析 - 標準レポート] > [発生]
  • [インテリジェンス - 標準レポート] > [発生]

従業員別の監査サマリーおよび質問別の監査サマリーレポートの詳細については、『Chapter 2: Folder – Accrual in the Standard Reports by Folder ガイド』(英語のみ) を参照してください。

その他の変更点

Standard Reports by Folder ガイドの改良

SAP Concur では、Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) を改良中です。レポート プロンプトおよびフィールドの定義を追加し、各レポートのレポート フィールドに関連付けられる式を追加します。

これは継続的なプロジェクトです。お客様は、これらのガイドの更新が利用可能になったときに、ご覧いただけます。

新しいレポート プロンプト定義の例は、旅程詳細レポートです。

レコード ロケーター: 出張に割り当てられたレコード ロケーターによって検索するために使用します。

旅程詳細レポートの新しいフィールド情報の例:

乗客

データ項目ラベル

データ項目名

データ項目式

データ項目説明

Purchased By

<Purchased By>

[Travel].[Trips].[Employee Last Name] + ', ' + [Travel].[Trips].[Employee First Name]

出張する従業員の法的な姓名 (Smith John など)

Booked By

<Booked By>

[Travel].[Trips].[Booking Employee]

出張を予約した従業員の名前 (姓名の形式)

乗客

<Passengers>

[Travel].[Trip Passengers].[Passenger]

出張する従業員 (姓名の形式)

Is Primary?

<Is Primary ?>

[Travel].[Trip Passengers].[Is Primary]

従業員が第一出張者であるかどうかを示します (はい/いいえ形式)

Insight Premium 製品は 2018 年 12 月 31 日に廃止

SAP Concur では、2018 年 12 月 31 日に Insight Premium 製品を廃止しました。

Insight Premium は、短期間提供されたレポート製品でしたが、数年間は提供または更新されてきませんでした。Concur Intelligence には、もともと Insight Premium で提供されていた機能が含まれます。

Insight Premium のレポートはすべて、すでに Intelligence の [共有フォルダ] > [インテリジェンス - 標準レポート] フォルダ内に存在します。大部分のレポートは、[Premium ダッシュボード] フォルダ ([共有フォルダ] > [インテリジェンス - 標準レポート] > [Premium ダッシュボード]) 内にあります。

オーストラリアの付加給付税レポートと英国付加価値税レポートは、[税] フォルダ ([共有フォルダ] > [インテリジェンス - 標準レポート] > [税]) にあります。

業務目的/お客様にとってのメリット: この廃止によって、Concur は、レガシー製品を超える機能、機能拡張、および価値を備えた Intelligence 製品に対して、今後の拡張に開発リソースを集中させることができます。

ユーザーへの表示内容

Insight Premium が廃止されたため、SAP Concur の [分析レポート] タブ上の [Insight Premium] が [Intelligence] で置き換えられます。

構成/機能のアクティブ化

変更は自動的に発生します。追加の構成またはアクティブ化ステップはありません。

**進行中** メール インフラストラクチャの変更 - 信頼できる差出人のリストへの IP アドレスの追加

SAP Concur では、サービスから SAP Concur ユーザーへの送信メールに関して新しいメール インフラストラクチャに移行中です。このため、送信 IP アドレスに基づいて受信メールをフィルタリングする会社は、新しい IP アドレスを信頼できる差出人のリストに追加して、ユーザーが SAP Concur からメールを受信できるようにする必要があります

最初は、ここで説明する問題によって Concur Expense を使用する会社のみが影響を受けます。1 月以降は、その他の SAP Concur サービス (Travel や Concur Pay など) からのメールが新しいメール インフラストラクチャに移行します。

2019 年の第 1 四半期までは、その他のサービスを引き続き追加します。追加の変更のタイミングに関する詳細については、リリース ノートを確認してください。

**進行中** メール形式の更新

SAP Concur では、すべてのメール通知の形式を更新中です。この変更により、SAP Concur サービス全体で、新しい一貫したルック アンド フィールが提供されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: 更新された一貫性のある表示にすることを目的としています。

重要

以下の点に注意してください。

  • メール内容は変更されておらず、ルック アンド フィールのみが変更されていることに注意してください。
  • これらの変更は、経時的に行われる予定です。新しい形式の使用時期は、各製品チーム (Expense、Invoice、Travel など) が決定します。タイミングは、リソースの可用性や、スケジュールされているその他の拡張の優先度に基づきます。
  • すべての製品メールが同時に変更されるわけではありません。たとえば、最初に Expense 承認メールが変更され、次にその他の Expense 通知が続く場合があります。
  • このプロジェクトに終了日付は割り当てられていません。これらの変更は 1 年以上かかる可能性があります。
  • 各チームは、新しいメールの表示がスケジュールされる際に、リリース ノートを提供する予定です。

計画変更

このセクションの項目は、今後のリリースを予定しています。Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。

その他の変更 | **計画変更** 無効化されているユーザー データのアーカイブ

SAP Concur は拡大し続けているため、お客様の期待およびビジネス ニーズを満たすことができるように、システムのパフォーマンスを改善するステップを実行する必要があります。

全体的な目的は、運用データストア内に保存されているデータ量を削減することで、SAP Concur サービスのパフォーマンスを大幅に改善することです。運用システムのデータを削減することで、サーバー メモリをより効率的に使用することができ、取引の処理時間が短縮されます。このため、SAP Concur では、雇用主によって少なくとも 3 年間無効化されているユーザーに対するアーカイブ プロセスを開発しています。アーカイブ プロセスにより、"無効化された" ユーザー データが運用データストアから別のレポート データストアに移動されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: 無効化されたユーザー データを移動することで、取引の処理時間が早くなります。さらに、非アクティブなユーザーの個人情報に対して、より安全な環境が提供されます。

重要

現在、プロセスのパイロット段階にあり、結果の評価を行っています。SAP Concur の目標は、お客様に悪影響が及ばないようにすることと、該当するシナリオすべてについて検討すること、そしてアーカイブ プロセスによって必要な結果が得られるようにすることです。

この新しいプロセスについては、導入期日の目標は設定されていません。リリースノートで事前に発表します。

その他の変更 | **計画変更** 新しい SAP Concur のサインイン ページ

SAP Concur は、新しい [サインイン] ページを追加する予定です。これにより、ユーザー名とパスワード認証情報を使用してログインするユーザーのログイン エクスペリエンスが更新されます。現在のシングル サインオン (SSO) ユーザーは、ログイン時に追加の認証情報を入力する必要がなくなります。この機能は、2019 年に向けて計画されています。

新しい [サインイン] ページの機能には、以下が含まれます。

  • 2 ステップ ログイン: セキュリティが強化され、最新の業界標準を満たし、ログインの成功率を高めます。
  • マルチアカウント ログイン: 管理者が複数のアカウントを使用してログインすることができます。
  • パスワード ヒントの削除: ユーザーおよび SAP Concur のセキュリティが強化されます。
  • ユーザー アバター: ユーザーのエクスペリエンスが向上します (将来のリリースに向けて計画中)。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、セキュリティが強化され、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザー エクスペリエンスが迅速かつ便利になります。

お客様通知

SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

月次ブラウザ証明書

月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Standard Edition からアクセスできます。