2019 年 9 月 Expense Standard Edition 管理サマリー
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リリース ノート サマリー
認証
IP 制限における変更ユーザーが SAP Concur にサインインするとき、検証プロセスの 1 つに IP 制限 (IPR) のチェックおよび IPR の準拠があります。IPR は、ユーザーが SAP Concur にサインインできる IP を制限するために会社によって定義された固有 IP または IP 範囲です。IPR は、許容可能な IP アドレスまたは IP アドレス パターン (もしくはその両方) のリストが含まれる文字列の場合があります。たとえば、"170.242.6.43;170.243.70.42;170.243.70.43;171.159.*.*" です。
現在、IPR は会社の出張構成ごとに設定されており、これによって多数の出張構成による会社のメンテナンス問題が発生し、エラーの機会がもたらされています。さらに、新しい出張構成は自動的に含まれないため、容易に忘れられる可能性があります。
このリリースでは、この設定は構成レベルの設定から会社レベルの設定に変更されます。この変更により、IPR の 1 つのセットが会社全体に適用されます。
この変更による影響を受けるお客様はごく少数です。さらに、影響を受けるお客様には、必要な設定変更を行うよう個別に SAP Concur より事前にご連絡いたします。
業務目的/お客様にとってのメリット: IPR を使用するお客様は、IPR が会社全体に適用されることが保証されます。
新しい SAP Concur [サインイン] ページ (10 月末)これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
2019 年 10 月に、SAP Concur [サインイン] ページが更新され、直接 SAP Concur ユーザー名/パスワード ユーザーとシングル サインオン (SSO) ユーザーの両方に対して新しいログイン エクスペリエンスが提供されます。SSO ユーザーは、www.concursolutions.com で SP 初期化済 SSO ログイン プロセスを開始します。
新しい SAP Concur [サインイン] ページには、2 ステップ ログイン プロセスが含まれます。これにより、セキュリティが強化され、最新の業界標準を満たし、ログインの成功率が高まります。この機能は、2019 年 10 月後半に予定されています。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、セキュリティが強化され、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザー エクスペリエンスが迅速かつ便利になります。
シングル サインオン (SSO) のセルフサービス オプション (10 月末)これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
シングル サインオンにより、ユーザーは 1 つのログイン資格情報セットを使用して、複数のアプリケーションにアクセスすることができます。現在、SAP Concur では 2 つのサインインの方法があります。ユーザー名とパスワードを使用する方法か、または組織に対するユーザーのログイン資格情報など、アイデンティティ プロバイダ (IdP) の資格情報による SSO を使用する方法です。
2019 年 10 月末を目処に (スケジュールされた月次リリース日ではなく)、SAP Concur では、SAP Concur 製品にシングル サインオン (SSO) の管理機能を追加する予定です。これにより、お客様に組織で SSO を設定するためのセルフサービス オプションが提供されます。SSO は現在、Concur Expense、Invoice、Request、および Travel でサポートされています。
新しいシングル サインオン (SSO) の管理機能は、既存の SSO 設定を使用しているお客様にとっては代替ツールであり、組織で SSO を導入しようとしているお客様にとっては新しいツールです。すべてのユーザーが新しい SSO セルフサービス ツールに移行するまで、既存の SSO 設定と新しい SSO セルフサービス ツールを両方とも使用できます。
新しい SSO の管理機能には、以下が含まれます。この機能により、セキュリティが強化され、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザー エクスペリエンスが迅速かつ便利になります。
組織で SSO を設定するための無料のセルフサービス オプション (この新機能は、自動的にすべてのお客様が利用可能です)
SAML 2.0 に準拠し、現在の業界標準である新しい SAML2 サービス
プライバシーとセキュリティへの関心に対処するための暗号化された SAML アサーション
会社レベルでの SSO の強制 (SSO をオプションとして選択する機能も使用できます)
複数のアイデンティティ プロバイダ (IdP) メタデータをアップロードする機能
SAP Concur のサービス プロバイダ メタデータをダウンロードする機能
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、SAP Concur のお客様に SSO を設定するセルフサービス オプションが提供されます。SSO を使用する既存のお客様は、ユーザーの SSO を管理するために、最終的には新しい SSO サービスに移行する必要があります。
**進行中** HMAC の SSO セルフサービスへの移行開始サポートの終了これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
SAP Concur はまもなく、SSO オプションとしてのハッシュベース メッセージ認証コード (HMAC) を削除する廃止プロセスを開始します。HMAC の代替サービスは SAML SSO です。このサービスの設定はセルフサービス方式となります。社内管理者は SAP Concur 内でこの設定にアクセスして SAML 接続を完了します。
現在 HMAC を使用しているお客様は、SSO セルフサービス ツールがリリースされ次第、移行することをお奨めします (スケジュールされた月次リリース日ではなく、10 月末を予定)。新しい SSO セルフサービス ツールは、すべてのお客様に無償の機能として提供されます。この新しい SSO セルフサービス ツールにより、複数のポータル (アイデンティティ プロバイダ) を追加できるようになります。
HMAC の廃止は、以下の 2 つのフェーズで行われます。
フェーズ I:
お客様は、アイデンティティ プロバイダ (IdP) またはカスタム SAML 2.0 ソリューションを保有している必要があります。
お客様が、新しい SSO セルフサービス ツールのテストを開始します。
お客様が新しい SSO セルフサービス ツール (スケジュールされた月次リリース日ではなく、2019 年 10 月末にリリース予定) を使用して新規クライアントのオンボーディングを準備します。
SSO ツールを使用できるようになると、リリース ノートでお客様に HMAC の正式な廃止日が通知されます。正式な廃止日以降は、HMAC を使用して新規クライアントをオンボーディングすることはできません。新規クライアントは、新しい SSO セルフサービス ツールを使用してオンボーディングする必要があります。
HMAC を使用している既存のクライアントを新しい SSO セルフサービス ツールを使用して移行する必要があります。
フェーズ II:
お客様は、引き続き新しい SSO セルフサービス ツールへの既存の HMAC クライアントの移行を進めます。
HMAC から新しい SSO セルフサービス ツールへの移行がすべて完了したら、HMAC サービスをシャットダウンします。フェーズ II の終了は 2020 年中頃を予定しています。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、セキュリティが強化されるとともに、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザーに対するサポートが改善されます。
E-Receipt
航空 E-Receipt の新デザインE-Receipt と容易な経費清算レポートへの継続的な取り組みの一環として、GDS およびいくつかの TripLink 取引からのチケットおよびクーポン データに基づいて SAP Concur によって生成される航空 E-Receipt が更新されました。
新しい E-Receipt 形式は、10 月の時間枠を目標に段階的にリリースされます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、航空 E-Receipt が SAP Concur の標準 E-Receipt 形式となり、より一貫したエクスペリエンスがお客様に提供されます。この形式は、SAP Concur の新しい Expense ユーザー インターフェイスである NextGen Expense を使用しているユーザーにとっても利便性が向上します。この変更により、新しい航空 E-Receipt の表示が遅くなることがあるなどの、エンド ユーザーのパフォーマンス/安定性の問題も排除されます。
Uber からの正当なメールに関する通知Uber は、Concur Expense に対する旧接続方法 (SMTP または "メール経由の領収書イメージ") を廃止する予定です。Uber は現在、特定の SAP Concur ユーザーに対し、Concur Expense アカウントを Uber アカウントに再接続するようお知らせするメールを送信しています。
これは、Uber による、より強固な SAP Concur Receipts v4 API への統合の更新、およびそれに続く SMTP 接続の廃止に伴うものです。SMTP は、非 App Center 接続済/非 OAuth 統合であり、領収書の PDF イメージがユーザーの Concur Expense アカウントに転送されます。
具体的には、このメールを受信した SAP Concur ユーザーは、Uber アプリ内でビジネス プロファイルを設定し、Concur を Expense 提供者として選択し、Concur Expense アカウントに関連するメール アドレスを照合したユーザーです。SMTP への接続は 2019 年 3 月まで可能でした。
このメールによって指示されるときに、Concur Expense アカウントと Uber アカウントに再接続した SAP Concur ユーザーは、Concur Expense に表示される Uber から E-Receipt を引き続き受信します。
業務目的/お客様にとってのメリット: Uber は、SMTP/"メール経由の領収書イメージ" を廃止し、SAP Concur App Center が提供する強固な Receipts v4 統合を採用します。SMTP 接続では、事前入力された経費フィールド、コーポレート カード取引のマッチング (利用可能な場合) など、Receipts v4 統合が提供する多数の機能が提供されていませんでした。
SAP Concur App Center で利用可能な新しい Receipts v4 統合の利点は以下のとおりです。
グローバルな利用可能性 - 米国と EU のデータセンターで機能
接続のログインが容易に
領収書イメージの表示の改善
乗車場所や時間など、より豊富な領収書データ
すべての経費フィールドにデータが事前入力済
コーポレート カード取引に自動的にマッチング (該当する場合)
Expense Pay
(USD/CAD) 従来の支払の廃止とグローバル支払への移行 (9 月 1 日)USD および CAD 通貨の場合、レガシー Expense Pay (クラシック) 製品 (NA Pay、EMEA Pay、次の APA Pay を含む) は、SAP Concur の Expense Pay - グローバル製品に置き換えられました。
Expense Pay - 北米および Expense Pay - EMEA の制限事項
SAP Concur では、お客様がクラシック製品で次の通貨を追加することをサポートしていません。米国ドル、カナダ ドル、メキシコ ペソ、欧州ユーロ、スイス フラン、デンマーク クローネ、スウェーデン クローナ、または英ポンド。お客様がクラシック製品でこれらの通貨をすでに実装および使用している場合、新しいプラットフォームに移行するまで、または規定された廃止日までは、これらの通貨を引き続き使用することができます。
6 月のバージョンのリリース ノート Expense Pay/クラシック資金管理口座の新規承認プロセスにも注意してください。
業務目的/お客様にとってのメリット: Expense Pay - グローバル製品は、引き続き SAP Concur 内での支払処理機能における業界のベスト プラクティスを提供します。
ファイル転送の更新
ソース IP のチェック (EMEA)このリリース ノートは、SAP Concur を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。セキュリティで保護されたさまざまなファイル転送プロトコルを使用してデータ交換に参加するお客様および支払先に対し、SAP Concur では、これらのファイル転送のセキュリティを強化するための変更を行っています。
2019 年 10 月 21 日に、SAP Concur によって、ヨーロッパ、中東、およびアフリカ (EMEA) のすべてのファイル転送アカウントをチェックするソース インターネット プロトコル (IP) が導入されます。
この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。
st-eu.concursolutions.com
最新の正常なログインからの IP アドレスは、SAP Concur によって SAP Concur ACL に追加されます。追加の必要な IP アドレスが SAP Concur のアクセス コントロール リスト (ACL) に追加されるようにするには、SAP Concur サポートに連絡してください。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティが強化されます。
セキュアでない SSH プロトコル アルゴリズム/暗号のサポート終了 (2019 年 10 月 14 日)このリリース ノートは、SAP Concur を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。セキュリティで保護されたさまざまなファイル転送プロトコルを使用してデータ交換に参加するお客様および支払先に対し、SAP Concur では、これらのファイル転送のセキュリティを強化するための変更を行っています。
2019 年 10 月 14 日 (8 AM 太平洋夏時間) より、SAP Concur では、以下のセキュアでない SSH プロトコル アルゴリズム/暗号はサポートされなくなります。
(鍵交換) diffie-hellman-group-exchange-sha1
(暗号化) aes128-cbc
(暗号化) aes192-cbc
(暗号化) aes256-cbc
(メッセージ認証コード) hmac-md5
(メッセージ認証コード) hmac-sha1-96
(メッセージ認証コード) hmac-md5-96
この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。
st.concursolutions.com
st-eu.concursolutions.com
st-cge.concursolutions.com
st-cge-dr.concursolutions.com
vs.concursolutions.com
vs.concurcdc.cn
サポートが必要な場合は、SAP Concur サポートに連絡してください。
詳細については、Shared: File Transfer for Customers and Vendors User Guide (英語のみ) を参照してください(このガイドは、その他の Expense、Invoice、または Request (あるいはそのすべて) の設定ガイドおよびユーザー ガイドと共にあります)。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティが強化されます。
財務統合
[会計] タブに表示される Sage Accounting レルム名Saga Accounting ERP に接続するように設定されている SAP Concur エンティティの場合、SAP Concur エンティティの接続先の Saga Accounting レルム名は、[製品設定] の [会計] タブに表示されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、管理者はエンティティの接続先のレルムをすばやく識別できるようになります。
その他
管理者向け SAP Concur クイック ヘルプ ツールの拡張SAP Concur クイック ヘルプを使用するお客様は、このリリースでヘルプが拡張されていることに留意してください。クイック ヘルプでは、SAP Concur リソースへのログイン時に簡単に入手できる複数のステップから成るチュートリアル、ヘルプ ビデオ、およびドキュメント形式の広範囲なサポート リソースでお客様のさまざまな期待を管理することができます。
セルフサービス コンテンツに加えて、お客様の SAP Concur 管理者は、クイック ヘルプ ツールを使用して、チャットや電話で簡単に SAP Concur に連絡してサポートを受けることができます。
クイック ヘルプは、お客様の SAP Concur 管理者に限定された管理者ページで利用できていましたが、9 月のリリースですべてのページに拡張する予定です。すなわち、ユーザーが管理者ロール/権限を持っている場合、そのユーザーには、すべてのページでクイック ヘルプが表示されます。
このツールは、Expense、Invoice、Request、または Travel を所有しているすべてのお客様に無料で提供されます。このツールの詳細については、ビデオ: SAP Concur Quick Help for Standard Edition (英語のみ) を参照してください。
業務目的/お客様にとってのメリット: SAP Concur クイック ヘルプ ツールを使用すると、お客様のオンボーディングが加速され、SAP Concur サイトにログインしている間にお客様が各自で簡単にアクセスできるヘルプを見つけるための迅速かつ効率的な方法を作成することができます。
お客様とユーザー サポート デスク サービスの画面の共有最近、SAP Concur サポートでは、すべてのサポート問合せ権限の保持者 (ASC) に対する同時ブラウズ機能を導入しました。このリリースでは、SAP Concur のエンド ユーザー サポートはユーザー サポート デスク (USD) サービスを使用している会社に対して同じ画面共有サービスを提供します。USD は会社のエンド ユーザーに直接ヘルプ デスク サービスを提供する SAP Concur サービスです。これらのエンド ユーザーは、同時ブラウズ機能を使用できるようになります。
業務目的/お客様にとってのメリット: 画面を共有することによって、多くの場合、問題の説明や理解がしやすくなり、より迅速な解決が可能となるため、エンド ユーザーと SAP Concur サポートにとって時間の節約となります。
次世代 (NextGen) の Expense
**進行中** Concur Expense エンド ユーザーのための新しいユーザー インターフェイス更新: お客様からのフィードバックに対応して活用し、円滑で正常な移行のための SAP Concur のコミットメントに合わせるために、次世代 Expense のための改訂された導入方針に取り組んでいます。
SAP Concur は、製品の一貫性のある改善に力を注いでいます。それは提供する機能だけでなく、それらの機能を使用するエクスペリエンスについても言えます。ユーザーが技術にどのようにかかわるかは、ニーズおよび期待とともに経時的に変わります。SAP Concur は、常にお客様の声を聞き、ユーザー エクスペリエンスをどのように改善できるかについてのフィードバックを求めています。
NextGen Expense は SAP Concur ユーザー エクスペリエンスの継続的な進化です。これは、680 回の 1 対 1 の対話、58 のユーザビリティ研究、3,000 を超える調査回答、月間 13 億 のユーザー アクションを含む大規模なユーザー調査およびデータ分析から構築されています。
お客様は必須のカットオーバーよりも前に、NextGen Expense をプレビューし、オプトインできるようになります。
業務目的/お客様にとってのメリット: この結果は次世代の Expense ユーザー インターフェイスで、現代的で一貫性があり、合理的なユーザー エクスペリエンスを提供するように設計されています。この技術により、拡張された UI を提供するだけでなく、お客様の変化するニーズに応じたご要望に対して、SAP Concur がより迅速に対応できるようにもなります。
製品設定
新規ユーザーに対する招待メールの更新このリリースでは、Concur Expense、Invoice、および Request の Standard Edition の招待メールが更新されました。招待メールは、[製品設定] の [ユーザー] ページから新規ユーザーおよび既存のユーザーに送信できるオプション機能です。
招待メールの以下の点が更新されています。
ユーザーが SAP Concur の製品にログインするリンクを簡単に見つけ、パスワードを変更できるように改善されたリンクの場所
明確化されたテキストおよび形式設定の変更
この変更は、新しいお客様と既存のお客様が利用できます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この更新により、ユーザーが製品に初めてログインする際に、ログインおよびパスワードの変更に関する明確で簡潔な指示が提供されることで、招待メールが使いやすくなります。
クイック経費
**進行中** クイック経費 v3 の廃止2020 年 3 月 31 日より、クイック経費 v3 API が廃止されます。現在のすべてのユーザーは、できるだけ早くクイック経費 v4 に移行することをお奨めします。API は廃止状態にされた後、将来のリリースで廃止されることに注意してください。
定義および追加情報については、非推奨ポリシーを参照してください。
計画変更サマリー
このセクションの項目は、今後のリリースを予定している変更のサマリーです。SAP Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。
重要: ここに記載されている計画変更は、この SAP Concur 製品またはサービスに影響を与える拡張および修正として予定されている内容を網羅していない場合があります。複数の Concur 製品またはサービスに適用される計画変更は、統合されたドキュメントに記載されています。2019 年 9 月: 共通の計画変更 Standard Edition 管理サマリー で入手可能な追加の計画変更管理サマリーを確認してください。
法人カード
**計画変更** Amex ビジネス カードの接続 (US)SAP Concur では、まもなく American Express (Amex) ビジネス カードの接続が提供されます。Amex ビジネス カードの直接接続機能により、お客様は Concur Expense で Amex ビジネス クレジット カードに接続できるようになります。
Amex ビジネス カード機能には、以下の機能が備わっています。
Amex から SAP Concur への取引の自動日次更新の提供 (Concur Expense ユーザーは、取引を更新するために Amex にサイン インする必要はありません)
SAP Concur 経費アシスタントとの互換性の提供
すべての補足カード取引を表示しなくても、第 1 カード所有者による取引の管理が可能
取引に対する代理およびプロキシ機能のサポート
外国取引を処理するための取引通貨の提供
利用可能な取引の表示の使用
標準レポートでの Concur Analytics の使用 (未提出取引を含む)
この機能は、2019 年第 4 四半期を目標としています。今後のリリースで、その他の国が追加される予定です。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、SAP Concur のお客様にビジネス カード コネクタが提供されます。
プロファイル
**計画変更** [個人のクレジット カード] ページおよびリンクの名前を [Expense Credit Cards (Expense クレジット カード)] に変更[プロファイル設定] の[個人のクレジット カード] ページの名前は、まもなく [Expense Credit Cards (Expense クレジット カード)] に変更されます。[プロファイル設定] における [経費の設定] の [個人のクレジット カード] リンクも [Expense Credit Cards (Expense クレジット カード)] に変更されます。
この更新は、見た目の変更のみであり、機能は何も変更されません。この更新は、新規および既存のユーザーに対して行われます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更によって、通常のコーポレート フィードでは利用できない会社発行のクレジット カードを接続する際に、ユーザーに明確さが提供されます。
領収書
**計画変更** 領収書のデジタル化 (紙からデジタルへ) (フランス)SAP Concur では、まもなく、紙の領収書を法定価値のあるデジタル コピーに変換できるようになります。領収書のデジタル化では、国の規制や政府当局に従って、紙の領収書を法定デジタル コピーに一致させる機能が SAP Concur のお客様に提供されます。
一般リリースで使用可能になると、この機能は、フランスの新規の顧客と既存の顧客、およびフランスに配置のある顧客が使用できるようになります。今後のリリースで、その他の国が追加される予定です。
フランスのリリースには、以下のような機能が追加されます。
法定価値のあるデジタル コピーへの紙の領収書の変換の有効化
NextGen Expense でのデジタル化された領収書の "認証済" ステータスの表示
紙の領収書による経費を検索する監査ルールの設定
領収書のデジタル化機能は、NextGen Expense UI を使用しているユーザーに対して自動的にオンになります。現在の UI を使用しているユーザーには変更は表示されず、この機能は有効にはなりません。
元の紙の領収書の法的コピーを読み込むには、お客様が SAP Concur モバイル アプリの最新バージョンも使用している必要があります。モバイル アプリでは ExpenseIt を使用できますが、これは必須ではありません。ユーザーは、モバイル アプリで紙の領収書の写真を撮影します。写真を撮ると、画像にデジタル化プロセスが適用されます。このプロセスが完了すると、モバイル アプリでデジタル化された領収書にスタンプが表示され、領収書が認証済であるかどうかを確認することができます。
デジタル化された領収書は、NextGen Expense のユーザーに対し、他の領収書と同様に、[レポートに追加できる経費]、[経費に添付できる領収書]、および経費リストに表示されます。
承認者および処理者には、Concur Expense の既存のバージョンの経費精算レポートおよび経費リストに "認証済" 領収書ステータスが表示されます。経費行項目で、認証済の領収書を識別する監査ルールを作成することができます。認証済の領収書には、新しいアイコンが表示されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、紙からデジタルへの税領収書処理およびコンプライアンスに対するフランスの要件や規制に準拠した、ペーパーレス領収書オプションが提供されます。
**計画変更** 領収書のデジタル化 (紙からデジタルへ) (スペイン)SAP Concur では、まもなく、紙の領収書を法定価値のあるデジタル コピーに変換できるようになります。領収書のデジタル化では、国の規制や政府当局に従って、紙の領収書を法定デジタル コピーに一致させる機能が SAP Concur のお客様に提供されます。
一般リリースで使用可能になると、この機能は、スペインの新規の顧客と既存の顧客、およびスペインに配置のある顧客が使用できるようになります。今後のリリースで、その他の国が追加される予定です。
スペインのリリースには、以下のような機能が追加されます。
スペインの税務局、Agencia Estatal de Administración Tributaria (AEAT) によって監査および認証されたソリューションの提供
法定価値のあるデジタル コピーへの紙の領収書の変換の有効化
NextGen Expense でのデジタル化された領収書の "認証済" ステータスの表示
紙の領収書による経費を検索する監査ルールの設定
領収書のデジタル化機能は、NextGen Expense UI を使用しているユーザーに対して自動的にオンになります。現在の UI を使用しているユーザーには変更は表示されず、この機能は有効にはなりません。
元の紙の領収書の法的コピーを読み込むには、お客様が SAP Concur モバイル アプリの最新バージョンも使用している必要があります。モバイル アプリでは ExpenseIt を使用できますが、これは必須ではありません。ユーザーは、モバイル アプリで紙の領収書の写真を撮影します。写真を撮ると、画像にデジタル化プロセスが適用されます。このプロセスが完了すると、モバイル アプリでデジタル化された領収書にスタンプが表示され、領収書が認証済であるかどうかを確認することができます。
デジタル化された領収書は、NextGen Expense のユーザーに対し、他の領収書と同様に、[レポートに追加できる経費]、[経費に添付できる領収書]、および経費リストに表示されます。
承認者および処理者には、Concur Expense の既存のバージョンの経費精算レポートおよび経費リストに "認証済" 領収書ステータスが表示されます。経費行項目で、認証済の領収書を識別する監査ルールを作成することができます。認証済の領収書には、新しいアイコンが表示されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、紙からデジタルへの税領収書処理およびコンプライアンスに関するスペインの要件や規制に準拠したペーパーレス領収書オプションが提供されます。
お客様通知
SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors
「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)
月次ブラウザ証明書
月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Standard Edition からアクセスできます。