Concur Invoice Standard Edition 管理のヘルプ

2019 年 8 月 Budget Standard Edition 管理サマリー

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リリース ノート サマリー

このセクションの項目は、今月のリリース ノートのサマリーです。Standard Edition のリリース ノートには、新機能 - Standard Edition からアクセスすることができます。

すべての製品

予算のエクスポートへのファイル拡張子の変更

予算項目リストの [Excel に出力] 機能および予算ダッシュボードからのエクスポート機能では、作成した Excel ファイルに最大 100 万行をサポートするファイル拡張子.xlsx を使用するようになります。

この拡張は、予算項目や予算ダッシュボードなど、お客様がファイルをエクスポートおよびダウンロードできる予算のすべての場所に適用されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、ファイル拡張子 .xlsx で [Excel に出力] アクションを正常に実行できるようになるため、多くの支出および予算項目 (65K+) を使用するお客様の作業が簡単になります。

FTP 更新: ソース IP のチェック (EMEA)

この機能は現在のリリースで予定されなくなりました。このリリース ノートは 2019 年 8 月: 共通の計画変更 Standard Edition 管理サマリー に移動されました。

計画変更に関する統合された共通のリリース ノート

このリリース以降、SAP Concur では、計画変更情報を複数のリリース ノート セットで繰り返して提供するのではなく、計画変更に関する共通のリリース ノートとして 1 つのドキュメントでまとめて提供しています。

この統合された計画変更情報は、製品固有の計画変更リリース ノートに加えて提供されます。たとえば、計画変更が Travel のみに適用される場合、その計画変更は Travel のリリース ノートでのみ利用可能となります。そのため、製品固有のリリース ノートと計画変更に関する共通のリリース ノートの両方を参照することをお奨めします。

ユーザー/お客様にとってのメリット: この変更により、計画変更に関する共通のリリース ノートを 1 つの場所で見つけられるようになります。また、計画変更リリース ノートに対する更新の追跡も行いやすくなります。

SAP Concur サポート: サポート問合せ権限保持者の画面共有

SAP Concur サポートで、同時ブラウズ機能 (サポート問合せ権限の保持者 (ASC) を使用するすべてのお客様が利用できる画面共有アプリケーション) が実装されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: 画面を共有することによって、多くの場合、問題の説明や理解がしやすくなり、より迅速な解決が可能となるため、ASC と SAP Concur サポートにとって時間の節約となります。

組織管理: HTML の使用は会社情報の見出しフィールドから廃止される

ホーム ページの [会社からのお知らせ] セクションに表示されるメッセージを設定する場合、[見出し] フィールドでの HTML タグの使用がサポートされなくなりました。[見出し] フィールドに追加される HTML タグは、ホーム ページの [会社からのお知らせ] セクションにプレーン テキストとして表示されます。また、[見出し] フィールドの URL はライブ リンクに自動的に変換されなくなります。

以下の機能はこの変更の影響を受けません。

  • [会社からのお知らせ] フィールドの現在の機能

  • Concur Travel に固有のお知らせに対する構成の現在の機能

  • [URL] フィールドの現在の機能では、URL が [URL] フィールドに入力されると、[見出し] フィールドのテキストはホーム ページの [会社からのお知らせ] セクションにクリック可能なリンクとして表示されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、会社データのセキュリティが強化されます。

Concur Open および Personalized Concur Open の更新

今後数週間にわたり、ユーザーに対して Concur Open および Personalized Concur Open に対するいくつかの拡張が表示されます。

**進行中** HMAC の SSO セルフサービスへの移行開始サポートの終了

これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。

SAP Concur はまもなく、SSO オプションとしてのハッシュベース メッセージ認証コード (HMAC) を削除するプロセスを開始します。HMAC の代替サービスは SAML SSO です。このサービスの設定はセルフサービス方式となります。社内管理者は SAP Concur 内でこの設定にアクセスして SAML 接続を完了します。

現在 HMAC を使用しているお客様の場合、リリースされ次第 SSO セルフサービス ツールに移行することをお奨めします。新しい SSO セルフサービス ツールは、すべてのお客様に無償の機能として提供されます。この新しい SSO セルフサービス ツールにより、複数のポータル (アイデンティティ プロバイダ) を追加できるようになります。

HMAC の廃止プロセスは、以下の 2 つのフェーズで行われます。

フェーズ I:

  • お客様は、アイデンティティ プロバイダ (IdP) またはカスタム SAML 2.0 ソリューションを保有している必要があります。

  • お客様が、新しい SSO セルフサービス ツールのテストを開始します。テストは、2019 年 7 月に準備ステップの対応が終わり次第開始できます(詳細については以下を参照してください)。

  • お客様が、新しい SSO セルフサービス ツール (2019 年 9 月リリース予定) を使用する新規クライアントに対するオンボーディングを準備します。

  • 2019 年 11 月 1 日以降、新規クライアントのオンボーディングに HMAC を使用することはできません。新規クライアントのオンボーディングは、新しい SSO セルフサービス ツールを使用して行います。

  • HMAC を使用している既存のクライアントを新しい SSO セルフサービス ツールを使用して移行する必要があります。

フェーズ II:

  • お客様は、引き続き新しい SSO セルフサービス ツールへの既存の HMAC クライアントの移行を進めます。

  • HMAC から新しい SSO セルフサービス ツールへの移行がすべて完了したら、HMAC サービスをシャットダウンします。フェーズ II の終了は 2020 年中頃を予定しています。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、セキュリティが強化されるとともに、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザーに対するサポートが改善されます。

**進行中** メール インフラストラクチャの変更 - 信頼できる送信リストへの IP アドレスの追加

SAP Concur では、サービスから SAP Concur ユーザーへの送信メールに関して新しいメール インフラストラクチャに移行中です。このため、送信 IP アドレスに基づいて受信メールをフィルタリングする会社は、新しい IP アドレスを信頼できる差出人のリストに追加して、ユーザーが SAP Concur からメールを受信できるようにする必要があります

ここで説明する問題は、はじめは Concur Expense を使用する会社のみに影響がありました。1 月以降は、その他の SAP Concur サービス (Concur Travel や Concur Pay など) からのメールが新しいメール インフラストラクチャに移行します。

その他のサービスは引き続き追加されます。追加の変更のタイミングに関する詳細については、リリース ノートを確認してください。

計画変更サマリー

このセクションの項目は、今後のリリースを予定している変更のサマリーです。SAP Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。

重要: ここに記載されている計画変更は、この SAP Concur 製品またはサービスに影響を与える拡張および修正として予定されている内容を網羅していない場合があります。複数の Concur 製品またはサービスに適用される計画変更は、統合されたドキュメントに記載されています。2019 年 8 月: 共通の計画変更 Standard Edition 管理サマリー で入手可能な追加の計画変更管理サマリーを確認してください。

すべての製品

**計画変更** ワークフロー ステップの名前変更 - ステータス更新

現在、SAP Concur では、この変更の再評価が進行中です。次のリリースでこの情報は削除されます。この変更が再度考慮される場合は、リリース ノート ドキュメントに情報が記載されます。

**計画変更** 予算 v4 API がまもなく利用可能

今後のリリースでのパートナーとお客様の使用のために、予算 v4 API がリリースされます。予算 v4 では以下の機能が提供されます。

  • 会計カレンダー: この API では [予算設定] の [会計カレンダー] UI に類似した会計年度および会計期間の GET、POST、および DELETE が可能です。

  • 予算カテゴリー: この API では、予算カテゴリーの GET、POST、および DELETE と、予算カテゴリーのすべての経費タイプの GET が可能です。

  • 予算項目: この API では、期間金額、予算項目追跡フィールド (原価対象)、予算表示担当者、マネージャーおよび承認者などの詳細を含む予算項目の GET、POST、および DELETE が可能です。

  • 予算追跡フィールド: この API では、すべての予算追跡フィールドの GET が可能です。

  • 予算調整: この API では、予算調整の POST が可能です。

  • グローバルな利用可能性: 予算 v4 API は、すべての SAP Concur データ センターでサポートされます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この新しい予算 API により、お客様 (およびパートナー) は予算と ERP および HR システムを統合して予算設定およびメンテナンスを自動化し、SAP Concur から取り込まれない外部トランザクションを予算調整よりインポートすることができます。

お客様通知

このセクションの項目では、すべてのお客様向けに参照資料が提供されます。

SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

月次ブラウザ証明書

月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Standard Edition からアクセスできます。