2021 年 6 月 Analysis/Intelligence Standard Edition 管理サマリー
初回投稿
リリース ノート サマリー
モデルの変更
新しいフィールド: レポート番号このリリースでは、Expense の新しい経費精算レポート関連フィールドがあります。
テキスト: 新しい [レポート番号] フィールドにより、ユーザーは経費精算レポート番号についてレポートすることができます。[レポート番号] フィールドでは、経費精算レポートに対する追加の一意の ID が提供されます。[レポート番号] フィールドの値は、一意の 6 桁で構成される英数字の値です。
Expense の新しい経費精算レポート関連フィールドは、以下のフォルダにあります。
- [経費] > [経費精算レポート] > [レポート ヘッダーの情報]
レポートの変更
更新されたレポート: フライトの Co2 排出量 - 詳細出張者の名前がない場合、[フライトの Co2 排出量 - 詳細] レポートの [第一搭乗者名] 列に "名前が不明" と表示されるようになりました。この更新の前は、出張者の名前がない場合、出張者の [第一搭乗者名] 列に値は表示されませんでした。
"名前が不明" を追加することにより、名前が不明な出張者を特定し、出張者の情報を更新することができます。
表示項目
出張者名がない場合、[第一搭乗者名] 列に "名前が不明" と表示されるようになりました。
レポートの場所
レポートは以下のフォルダにあります。
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [二酸化炭素排出量]
詳細情報
フライトの Co2 排出量 - 詳細レポートの詳細については、Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) の Chapter 5: Folder – Carbon Footprint を参照してください。
更新されたレポート: モバイル測定基準詳細AssociatedReceiptWithRepEntry イベントがモバイル測定基準詳細レポートに追加されました。モバイル測定基準詳細レポートには、従業員の SAP Concur モバイル アプリを使用して実行された Concur Expense、Concur Invoice、Concur Travel およびログオン アクションが表示されます。このレポートには、以下のイベントの測定基準が含まれるようになりました。
ログオン
- LoggedIn
Concur Expense
- AddedExpenseToReport
- ApprovedReport
- AssociatedReceiptWithRepEntry
- AssociatedReceiptWithReport
- CreatedQuickExpense
- CreatedReport
- EditedQuickExpense
- EditedReport
- RejectedReport
- SubmittedReport
- UploadedMobileStandaloneReceipt
Concur Invoice
- ApprovedInvoice
- RejectedInvoice
Concur Travel
- BookedAir
- BookedCar
- BookedHotel
- BookedRail
表示項目
[プロンプト] ページの [イベント グループ化] プロンプトで [経費] チェック ボックスを選択すると、[イベント] プロンプト リストで AssociatedReceiptWithRepEntry イベントを選択できるようになります。
AssociatedReceiptWithRepEntry イベントが [イベント] プロンプトで選択されると、レポートに [AssociatedReceiptWithRepEntry] 列が表示されて入力されます。
レポートの場所
レポートは以下のフォルダにあります。
- [分析 - 標準レポート] > [モバイル使用]
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [モバイル使用]
詳細情報
モバイル測定基準詳細レポートの詳細については、Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) の Chapter 15: Folder - Mobile Usage を参照してください。
新しいレポート: モバイル測定基準 – モバイル導入レポート新しいモバイル測定基準 - モバイル導入レポートには、従業員の SAP Concur モバイル アプリを使用して実行された Concur Expense、Concur Invoice、Concur Travel およびログオン アクションのサマリーが表示されます。このレポートは、モバイル アプリを使用しているユーザーの割合、モバイル アプリで完了しているアクション、およびユーザーによって最もよく実行されているモバイル アクションを特定するために役立ちます。
モバイル測定基準 - モバイル導入レポートには、以下のイベントの測定基準のサマリーが提供されます。
ログオン
- LoggedIn
Concur Expense
- AddedExpenseToReport
- ApprovedReport
- AssociatedReceiptWithRepEntry
- AssociatedReceiptWithReport
- CreatedQuickExpense
- CreatedReport
- EditedQuickExpense
- EditedReport
- RejectedReport
- SubmittedReport
- UploadedMobileStandaloneReceipt
Concur Invoice
- ApprovedInvoice
- RejectedInvoice
Concur Travel
- BookedAir
- BookedCar
- BookedHotel
- BookedRail
レポートのイベント データに関する情報
使用している SAP Concur モバイル アプリ バージョンおよびモバイル測定基準詳細レポートにイベントが追加された日時により、イベントのデータがモバイル測定基準詳細レポートとモバイル測定基準 - モバイル導入レポートの両方に正確に反映されるタイミングが決定されます。
SAP Concur モバイル アプリ
現在使用している SAP Concur モバイル アプリのバージョンによって、モバイル測定基準 - モバイル導入レポートで利用可能なイベント データが決定されます。モバイル測定基準 - モバイル導入レポートのすべてのイベントのイベント データは、SAP Concur モバイル アプリの最新バージョンで利用できます。旧バージョンの SAP Concur モバイル アプリを使用している場合、一部のイベント データがモバイル測定基準 - モバイル導入レポートで利用できない可能性があります。SAP Concur モバイル アプリの最新バージョンがモバイル デバイスにインストールされていることが推奨されます。
レポートのイベント データの可用性
以下のリストは、モバイル測定基準詳細レポートに特定のイベントが追加された日時を示しています。
- 2020 年 5 月のリリースでは、ApprovedReport、CreatedReport、EditedReport、および RejectedReport の各イベントを含むモバイル測定基準詳細レポートがリリースされました。2020 年 5 月 1 日以降に完了したこれらのイベントに関連付けられているモバイル アクションには、モバイル測定基準 - モバイル導入レポートを活用することをお奨めします。
- 2020 年 11 月のリリースでは、BookedHotel イベントと SubmittedReport イベントがモバイル測定基準詳細レポートに追加されました。2020 年 11 月 16 日以降に完了した BookedHotel イベントと SubmittedReport イベントに関連付けられているモバイル アクションには、モバイル測定基準 - モバイル導入レポートを活用することをお奨めします。
- 2021 年 3 月のリリースでは、以下のイベントがモバイル測定基準詳細レポートに追加されました。
- AddedExpenseToReport
- ApprovedInvoice
- AssociatedReceiptWithReport
- RejectedInvoice
- BookedAir
- BookedCar
- BookedRail
- CreatedQuickExpense
- EditedQuickExpense
- LoggedIn
- UploadedMobileStandaloneReceipt
2021 年 3 月 22 日以降に完了したこれらのイベントに関連付けられているモバイル アクションには、モバイル測定基準 - モバイル導入レポートを活用することをお奨めします。
- 2021 年 6 月のリリースでは、AssociatedReceiptWithRepEntry イベントがモバイル測定基準詳細レポートおよびモバイル測定基準 - モバイル導入レポートに追加されました。2021 年 6 月 19 日以降に完了した AssociatedReceiptWithRepEntry イベントに関連付けられているモバイル アクションには、モバイル測定基準 - モバイル導入レポートを活用することをお奨めします。
レポート出力
このレポートには、以下の列が含まれています。
- 国/地域
- モバイル ユーザー数
- アクション数
- 非モバイル ユーザー数
- 導入ユーザーの %
- イベント グループ/イベント
- [月]
- 合計
モバイル測定基準 - モバイル導入レポートは、以下の 3 ページで構成されています。
- ユーザー別のモバイル導入合計
- イベント グループ別の一意モバイル ユーザー
- モバイル イベント トレンド
[ユーザー別のモバイル導入合計] ページには、SAP Concur モバイル アプリ ユーザーの数と、SAP Concur モバイル アプリを使用していないユーザーの数を国/地域別に示す棒グラフが表示されます。棒グラフの下には、SAP Concur モバイル アプリ ユーザーの数、実行されたモバイル アクションの数、SAP Concur モバイル アプリを使用していないユーザーの数、および SAP Concur モバイル アプリを使用しているユーザーの割合について、国/地域別の合計数のリストが表示されます。
[イベント グループ別の一意モバイル ユーザー] ページでは、レポートのイベント日付範囲について、イベント グループ別および月別に一意の SAP Concur モバイル アプリ ユーザーが実行したイベント グループ (Expense、Travel、Invoice、またはログオン) に関連付けられているモバイル アクションの合計数の棒グラフが表示されます。棒グラフの下には、特定のイベントのリストと、各イベントに対して一意の SAP Concur モバイル アプリ ユーザーが月別に実行したモバイル アクションの数、およびレポートのイベント日付範囲の各イベントに関連付けられたモバイル アクションの合計数が表示されます。
[モバイル イベント トレンド] ページには、レポートのイベント日付範囲について、イベント別および月別のモバイル アクションの合計数の棒グラフが表示されます。棒グラフにより、ユーザーが最も頻繁にアクションを実行するイベントを迅速に判断することができます。棒グラフの下には、特定のイベントのリストと、各イベントに対して月別に実行されたモバイル アクションの数、およびレポートのイベント日付範囲の各イベントに関連付けられたモバイル アクションの合計数が表示されます。
レポートの場所
レポートは以下のフォルダにあります。
- [分析 - 標準レポート] > [モバイル使用]
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [モバイル使用]
詳細情報
モバイル測定基準 - モバイル導入レポートの詳細については、Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) の Chapter 15: Folder – Mobile Usage を参照してください。
その他の変更点
ファイル転送の更新: **進行中** SSH キー認証による必須 SFTPこのリリース ノートは、SAP Concur 製品を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。セキュリティで保護されたさまざまなファイル転送プロトコルを使用してデータ交換に参加する SAP Concur のお客様および支払先に対し、SAP では、これらのファイル転送のセキュリティを強化するための変更を行っています。
2021 年 4 月 10 日以降、非 SFTP (Secure File Transfer Protocol) プロトコルと SFTP パスワード認証を使用してファイル転送のために SAP Concur に接続することはできません。
非 SFTP ファイル転送アカウントは、SSH キー認証による SFTP に切り替える必要があります。
パスワード認証を使用している SFTP ファイル転送アカウントは、SSH キー認証に切り替える必要があります。
SFTP パスワードのリセット要求では、お客様が認証に SSH キーを提供する必要があります。
2021 年 4 月 12 日より、SAP は非準拠ファイル転送接続の無効化を開始しました。非準拠アカウントを無効化するプロセスは、2021 年を通して継続されます。複数のファイル転送接続を設定している場合、この変更はすべてのファイル転送接続に適用されます。
この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。
st.concursolutions.com
st-eu.concursolutions.com
vs.concursolutions.com
vs.concurcdc.cn
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティが強化されます。
ファイル転送の更新: **進行中** SAP Concur レガシー ファイル移動の移行このリリース ノートは、SAP Concur を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。SAP Concur では、データ交換に参加しているお客様および支払先向けにファイル転送サブシステムの保守を進め、ファイル転送のセキュリティを強化しています。
SAP Concur では、現在、ファイルの移動で従来のプロセスを使用しているエンティティを対象に、API を使用した、より効率的で安全なファイル ルーティング プロセスへの移行を進めています。
従来のプロセスを使用するように現在エンティティが構成されているお客様は、現在から 2021 年 7 月 31 日までのいずれかの時点で、より効率的なプロセスへと移行されます。より効率的なプロセスに移行すると、次のような点が改善されます。
従来のプロセスでは、お客様は、ファイル転送スケジュールが指定された時間に実行されるまで待機する必要がありました。より効率的で安全な API ベースのプロセスでは、SAP Concur からの抽出やその他の送信ファイルは、ファイルの作成直後から、既存のオーバーナイト処理期間中に利用できます。
この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。
st.concursolutions.com
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティと効率が強化されます。
ファイル転送の更新: ファイル転送用の期限付き PGP キーを利用可能SAP Concur 製品に転送されるファイルは、SAP Concur の公開 PGP キー concursolutionsrotate.asc を使用して暗号化する必要があります。
concursolutionsrotate.asc
キー ファイルはお客様のルート フォルダ内にあり
キー ID 40AC5D35
RSA 4096 ビット署名および暗号化サブキー
キーの有効期間は 2 年間
期限切れ前のキーの交換はお客様の責任で行う
次の期限日: 2022 年 9 月 4 日
SAP Concur では、お客様のルート フォルダ内にある現在の期限付き公開 PGP キーを、有効期限の 90 日前に交換する予定
SAP Concur の旧 PGP キー (キー ID D4D727C0) は、既存のお客様に対しては引き続きサポートされますが、将来的には非推奨化される予定です。
SAP Concur では、より安全な期限付きの公開 PGP キーをファイル転送に使用することを強くお奨めします。より安全性の高い期限付きの公開 PGP キーをファイル転送に容易に使用できるように、SAP Concur は 2021 年 1 月 15 日 (金) に既存のお客様のホーム フォルダにこのキーを追加しました。
この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。
st.concursolutions.com
mft-us.concursolutions.com
vs.concursolutions.com
st-eu.concursolutions.com
mft-eu.concursolutions.com
業務目的/お客様にとってのメリット: 期限付き公開 PGP キーは、ファイル転送の安全性を高めます。
計画変更サマリー
このセクションの項目は、今後のリリースを予定している変更のサマリーです。SAP は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。
モデルの変更
**計画変更** [支払日] フィールドの変更Cognos データ モデルでは、[経費].[レポート日付とステータス].[支払日] および [経費].[レポート日付とステータス].[支払日時] データ項目の [支払日] フィールドの日付は、支払のためのレポートの抽出日または支払確認日のいずれかになります。Concur Expense では、標準勘定抽出 (SAE) (バージョン 2 および 3) は、この日付が常に支払のためにレポートが抽出された日付となり、支払確認の受領日付で値が上書きされないように変更される予定です。
これらのリリース ノートの今後のバージョンで追加情報が提供される予定です。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更は、このフィールドの値に依存しているユーザーのために、分析やその他のユース ケースを改善することを目標としています。
レポートの変更
**計画変更** 削除されたレポート: ユーザー評価サマリー レポートユーザー評価サマリー – 経費レポートおよびユーザー評価サマリー – 出張レポートは、Analysis の [分析 - 標準レポート] フォルダおよび Intelligence の [インテリジェンス - 標準レポート] フォルダから削除されます。
最低限の利用しかなく、お客様に最大の価値をもたらす標準レポートへの投資を確保したいとの理由から、このレポートを標準レポート製品から削除する予定です。
現在、製品およびサービスに関する詳細かつ実用的なフィードバックを取得するための新しいソリューションに取り組んでいます。
既存のユーザー評価データを保持する必要がある場合は、レポートを削除する前に履歴データをダウンロードすることができます。
今後のリリース ノートに追加の情報が提供される予定です。
レポートの場所
レポートは現在、以下のフォルダにあります。
- [分析 - 標準レポート] > [管理]
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [管理]
その他の変更点
**計画変更** IBM Cognos バージョン 11 へのアップグレードAnalysis および Intelligence は IBM® Cognos® によって提供されています。Analysis および Intelligence では、Cognos は v11 に更新されます。
この更新により、Analysis および Intelligence が以下のように拡張されます。
- ユーザー インターフェイス (UI) の拡張:
- よりモダンな外観のインターフェイス
- 'レポートの実行'、'レポートのスケジュール' などのアクションやメニュー アイテムにカーソルを合わせなくても、右クリックするだけでアクセスすることができます。
- Cognos v11 では、既存の Report Studio の名前が "Report" に変更されます。
- Concur データ ウェアハウス モデル内のデータ要素の検索が含まれます。
今後のリリース ノートに追加の情報が提供される予定です。
スケジュールの更新
Cognos v11 の更新は、事前に指定されたお客様のグループによって実装されます。
通信および時期に関する詳細情報は、更新に近づいたらリリースされます。週末にかけて、お客様ごとに Analysis/Intelligence UI を自動的に更新することを予定しています。
更新はエンティティ別に行います。複数のエンティティまたはテスト サイトがあるお客様は、すべてのサイト間で更新の時間枠が異なる場合があります。今後のリリース ノートに追加情報が提供される予定です。また、ソリューションが更新される 30 日前に通知が送信されます。
技術的な理由により、特定のお客様の更新をスケジュールすることはできません。日付は事前定義され、お客様が Cognos v11 より前または後に移行することはできません。
お客様通知
アクセシビリティの更新
SAP では、最新の Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) をより適切に満たすように変更を実装します。SAP Concur ソリューションに加えられたアクセシビリティ関連の変更に関する情報は、四半期ごとに公開されます。Accessibility Updates (英語のみ) ページで、四半期ごとの更新を確認することができます。
SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors
「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)
月次ブラウザ証明書
月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Standard Edition からアクセスできます。