フライト

Travelport ブランド運賃のサポート – アメリカン航空

Concur は予約システム (GDS) パートナーと緊密に協力し合い、Concur Travel のブランド航空運賃のコンテンツを提供しています。このリリースでは、Travelport のお客様がアメリカン航空向け Concur Travel でブランド運賃を利用できるようになります。

業務目的: 出張者は、この航空会社の利用可能な任意のブランド運賃を、その他のチャネルから予約するのではなく、Concur Travel 内で表示して予約できるようになりました。

**近日中** Amadeus – ニュージーランド航空

これまでオーストラリアおよびタスマン横断の市場において、フレックス運賃機能を通じてブランド運賃がサポートされていましたが、ニュージーランド内市場における運賃の申請方法の技術的制限により、ニュージーランド内市場はサポートされていませんでした。Air New Zealand (NZ) によるニュージーランド国内の運賃の申請方法における最近の変更により、フレックス運賃機能を通じてこれらの運賃をサポートできるようになります。

2016 年の後半、Concur は Sabre のお客様向けにこれらの運賃サポートを開始しました。現在、Amadeus のお客様向けにサポートを開始できるよう、準備を進めています。Amadeus のお客様向けのこの機能は、今後数か月以内にリリースを予定しています。

業務目的: ニュージーランドを出張する Concur Travel ユーザーは、ニュージーランド国内の移動について、より豊富な運賃の組み合わせを利用できるようになります。

**近日中** Air Canada の運賃再調整

2017 年 5 月に Air Canada (AC) は運賃体系を拡張します。この変更により、Tango と Flex の運賃ファミリーが共通の予約クラスを共有することになります。Air Canada のコンテンツが顧客サイトに取り込まれる設定方法によっては、Concur Travel での運賃の表示方法に影響する場合があります。

Sabre - 払戻可能チケットの交換

このリリースでは、Concur は Sabre Automated Exchange の顧客向けに新しい拡張を行います。この拡張により、払戻可能なチケットを別の払戻可能なチケットに交換する機能が追加されます。

業務目的: 発券後の変更機能を有効にしている Sabre の Concur Travel の全顧客は、払戻可能なフライトを別の払戻可能なフライトに変更できるようになります。ただし、1 枚のチケットで往復または周遊の出張を予約する場合は、交換時における最も制限的な運賃が適用される点に注意してください。

Web 運賃

**5 月 9 日予定** Southwest の新しい予約システムへの移行および予約への影響

Southwest Airlines は、既存の Sabre ベースのプラットフォームから Amadeus Altea のプラットフォームに、予約システムを移行しています。Concur は、クライアントへの中断のレベルを最小限に抑えるため、過去 6 か月の間、移行テストにおいて密接に Southwest と連携してきました。

この移行は、移行のカットオーバー日付を含む予約について、Concur Travel への直接接続に影響します。Southwest は、最終カットオーバー日付を 2017 年 5 月 9 日と発表しています。出張開始日付/終了日付が 5 月 9 日を含む場合の詳細については、リリース ノートを参照してください。

鉄道

Concur Travel を介して Renfe および Swedish Rail を利用可能

Concur Travel では現在、米国、カナダ、フランス、ドイツ、および英国の鉄道コンテンツが提供されています。このリリースでは、Concur により、スペイン (Renfe) とスウェーデンのコンテンツが Concur Travel の鉄道会社のポートフォリオに追加されます。

業務目的: 出張者は、Concur Travel (ユーザーが使いやすい単一の直観的な Web ベースのインターフェイス) でスペインとスウェーデンの鉄道コンテンツを予約することができます。

Amadeus – オフラインの SNCF 予約サポート

Concur は、Amadeus Rail Display 製品を介したオフラインの SNCF 予約サポートを開始します。

業務目的: エンドユーザーは Concur Travel でオフラインの SNCF 予約を表示できるようになります。

**近日中** デジタル化された Bon Voyage の SNCF サポート

SNCF は、定時保証のルールの発展に伴い、クライアントに提供する「Bon Voyage」補償をデジタル化する必要があります。SNCF は「Bon Voyage」を使用して、鉄道が遅延した場合などに、顧客に対して金銭的な補償 (現在は紙のバウチャーの形式) を提供しています。これらのバウチャーは、駅チャネルおよび出張代理店チャネルで一度のみ使用できます。

業務目的: この機能により、出張者はデジタル化された Bon Voyage コードを使用して、総予約費用からバウチャー金額を差し引くことができます。

プロファイル

複数国のラテン ベース文字サポート

Concur は、GDS PNR を作成する際に出張者の名前で使われる複数国のラテン ベース文字を完全にサポートします。これには、北欧諸国、ポーランド、ドイツ、およびその他の欧州諸国で使われる文字も含まれます。

Concur の翻字は、国際民間航空機関 (ICAO) で定められた標準に従います。

出張プロファイル v2.0 – 全般セクション – SabreProfileId

出張プロファイル API 2.0 ではすでに、適切な TMC 権限を使用する TMC が GDS プロファイル名を取得することを許可しています。このリリースでは、Sabre プロファイル ID をユーザー用に取得する必要のある TMC 向けに、API に Sabre プロファイル ID が表示されるようになります。

[Sabre プロファイル ID] フィールドは読取/書込モードの両方でサポートされます。書込モードで使用可能な最大文字数は 60 文字です。

**6 月予定** XML プロファイル同期を廃止

XML プロファイル同期が廃止されます。2017 年 6 月以降、Concur は XML 同期の開発サポートを終了します。これは、Concur のすべてのリソースが、指定プロファイル同期処理として出張プロファイル API 2.0 に重点を置くためです。API ライフサイクルおよび非推奨ポリシーにより、2017 年 1 月から 2017 年 6 月の期間は重要な問題についてのみ対応します。2017 年 6 月以降、Concur はこのサービスの可用性は確保しますが、サービスで検出されたバグについては対応しません。

その他

メール検索結果

このリリースにより、Travel ユーザーは Concur Travel より直接メールの検索結果を取得できます。検索結果ページの [運賃から探す] タブと [スケジュールから探す] タブのすぐ上に [印刷/メール] リンクが表示されます。

業務目的: 検索結果をカットしてメールに貼り付ける追加の手順を行う必要がなくなります。

ホテル E-Receipt の成功率改善

このリリースでは、出張者がホテルの E-Receipt を受領するため、クレジット カードを E-Receipt プログラムに登録する要件がなくなります。ユーザーは引き続き、E-Receipt プログラムから個人のクレジット カードを脱退して、E-Receipt 支払先ホテルと共有されないように保護することができます。

業務目的: 出張者は、E-Receipt 提携支払先ホテルから受領する E-Receipt を増やし、経費精算レポートの作成にかかる時間を短縮できます。

出張申請 ID のある新しい PNR を無視

このリリースでは、レポート順番待ちまたは TBF (Travelport Booking Feed) からの PNR に申請 ID があり、まだ Concur に存在していない場合、Concur では無視されます。

業務目的: この変更により、TMC やお客様の作業量が軽減されます。これまで Concur では、最終的に PNR がオフライン承認順番待ちに表示されるのであれば、PNR をレポート順番待ちに置いたり、TBF 経由での送信を許可したりしないよう、TMC に推奨してきました。このプロセスには効果がないことがわかりました。

このリリース以降、TMC は申請 ID で PNR を作成し、承認プロセスが中断されることを心配せずに、通常どおり Concur のフローに任せることができます。PNR がオフライン承認順番待ちから消化されると、Concur はレポート順番待ちまたは TBF からその後の更新を受け付けます。

TLS v 1.0 暗号化プロトコルに対するサポートの終了

Concur は、TLS 暗号化プロトコルのバージョン 1.0 に対するサポート サイクルの終了を発表します。よりセキュアな TLS の 1.1 および 1.2 バージョンは引き続きサポートされます。その背景には、TLS プロトコルにより、電話またはコンピュータとクラウドベース サービス間のセキュアな双方向通信が可能になったことが挙げられます。

Sunset Gogo スマートフォン 1 日パス

Gogo はまもなく、Gogo Wi-Fi スマートフォン 1 日パスの提供を終了します。提供が終了すると、Travel および文書から Gogo Wi-Fi スマートフォン 1 日パスが削除されます。

Gogo Wi-Fi 1 日パス オブションは引き続き利用可能です。

言語の更新 - スペイン語 (中南米)、イタリア語

会社の社内文書やトレーニング マテリアルに影響する可能性があるため、これらの変更について確認してください。

Concur により、以下のスペイン語 (中南米) の用語が更新されました。

Concur により、以下のイタリア語の用語が変更されました。

**近日中** 言語の更新 - スウェーデン語、ポルトガル語 (ブラジル)、オランダ語、イタリア語

会社の社内文書やトレーニング マテリアルに影響する可能性があるため、これらの変更について確認してください。

Concur では、5 月のリリースで以下のスウェーデン語の用語を変更する予定です。

Concur では、5 月のリリースで以下のポルトガル (ブラジル) 語の用語を変更する予定です。

Concur では、5 月のリリースで以下のオランダ語の用語を変更する予定です。

Concur では、5 月のリリースで以下のイタリア語の用語を変更する予定です。

**近日中** Travel のみのお客様に対する E-Receipt の変更による影響

Concur は、Concur のパートナーが現在利用可能な領収書よりも豊富で高品質な領収書を提供できるように、新しい E-Receipt テクノロジに投資しました。これは、経費精算レポートを作成しやすくする Concur の構想を達成するうえで、重要なステップです。最適なユーザー エクスペリエンスを実現するために、E-Receipt は Concur Expense のお客様に対してのみ利用可能になります。

出張者が旅程を表示する際に、特定の出張に関連する E-Receipt を表示する機能は削除されます。Travel のみのお客様は E-Receipt にアクセスできなくなります。Travel & Expense のお客様は、処理可能な Expense を介してのみ、領収書にアクセスできるようになります。

**2017 年 8 月予定** 2017 年 8 月 18 日における Microsoft IE バージョン 10 ブラウザに対するサポートの終了

Concur 製品での Microsoft Internet Explorer (IE) バージョン 10 ブラウザのサポートは、2017 年 8 月 18 日に終了する予定です。Concur では、IE バージョン 10 を使用しているお客様はその日付より前に最新の IE ブラウザのバージョンに更新するか、別のサポート対象ブラウザをインストールして使用することを強く推奨しています。

Internet Explorer 10 サポート終了 – UI バナー

Concur が concursolutions.com での TLS 1.0 のサポートを廃止した後、Internet Explorer 10 のサポートは 2017 年 8 月に廃止される予定です。Internet Explorer 10 のブラウザ バージョンはサポートされなくなるため、Internet Explorer 11 にアップグレードするよう Internet Explorer 10 の現ユーザーに通知するバナーが 2017 年 4 月に Concur に追加されます。

業務目的: Internet Explorer 11 にアップグレードすれば、既定で TLS 1.2 をサポートしている、サポート対象の Microsoft ブラウザを使用することができます。