ユーザーの追加
[ユーザー] ページでは、ユーザーの追加、既存ユーザーの検索、ユーザー情報の更新を行うことができます。経費精算レポート、請求書、または事前申請の入力や承認を必要とする会社の人間すべてを、ユーザーとして追加する必要があります。さらに、サイトの管理や設定を行う必要がある担当者もすべて追加する必要があります。管理者は、新規ユーザーをマニュアルで追加するか、ユーザー スプレッドシートをインポートすることで追加できます (製品によってサポートされている場合)。また、管理者はユーザー スプレッドシートをダウンロードして複数のユーザーの一括編集を実行したり、既存のユーザーの情報に対する編集を行ったりすることができます。管理者は、招待メールを編集して [ユーザー] ページから送信することもできます。
手動で新規ユーザーを追加するには
[ユーザーの作成/編集] をクリックします。
フィールドにユーザーの情報を入力します。[追跡データ設定 - コスト データ] セクションでフィールドを追加した場合は、それらのフィールドがここに表示されます。
フィールド
説明
保存時に招待メールを自動送信
このチェック ボックスを選択すると、ユーザー保存時に招待メールがユーザーのメール アドレスに送信されます。
ログイン (メール アドレス)
ユーザーのログイン名を入力します。この名前はメール アドレス形式にする必要があります。
パスワード
ユーザーがログインするときに使用するパスワードを入力します。ユーザーは最初にログインしたときにパスワードの変更を求められます。既存のユーザーを編集する場合は、パスワード フィールドを空欄にすると、既存のパスワードを継続して使用することができます。
パスワードを再入力
ユーザーがログインするときに使用するパスワードを入力します。ユーザーは最初にログインしたときにパスワードの変更を求められます。既存のユーザーを編集する場合は、パスワード フィールドを空欄にすると、既存のパスワードを継続して使用することができます。
従業員の名
従業員の名を入力します。
従業員の姓
従業員の姓を入力します。
ミドルネーム
従業員のミドルネーム (該当する場合) を入力します。
従業員 ID
財務システムで従業員に対して使用する ID を入力します。たとえば、支払先名、従業員番号、給与番号などを入力します。
メール アドレス
ユーザーのメール アドレスを入力します。
居住国
従業員の所在地の国を選択します。
注意: このフィールドは、複数国対応として設定されている場合にのみ表示されます。
都道府県
従業員の所在地の都道府県を選択します。
注意: このフィールドは、特定の国に対してのみ表示されます。
ロケール
ユーザーの言語ロケールを選択します。
払戻通貨
ユーザーの払戻通貨を選択します。
仮払申請勘定科目コード
このユーザーに発行された仮払の勘定科目コード。
注意: このフィールドは、会社で仮払がアクティブ化されている場合にのみ表示されます。
従業員管理国 (複数の国が使用されている場合にのみ表示されます)
このフィールドでは、従業員が管理される国を選択できます。その特定の国に適用されるポリシーが従業員に適用されます。たとえば、日本に従業員がいる場合でも、従業員に米国のポリシーを適用したい場合は、このフィールドで米国を選択します。
経費ポリシー グループ (ポリシー グループが作成されている場合にのみ表示されます)
ポリシー グループが存在する場合、各従業員は、ポリシー グループまたは国別の既定の設定ポリシー グループに割り当てられる必要があります。このグループの経費タイプおよび経費精算の限度額がこの従業員に適用されます。
注意: 管理者が 1 つまたは複数のポリシー グループを作成すると、既定のポリシー グループは利用できなくなります。
請求書処理ポリシー グループ (ポリシー グループが作成されている場合にのみ表示されます)
ポリシー グループが存在する場合、各従業員は、ポリシー グループ、既定の設定ポリシー グループ、またはすべてのポリシー グループに割り当てられる必要があります。このグループの経費タイプおよび経費精算の限度額がこの従業員に適用されます。
注意: 管理者が [すべて] オプションを選択する場合、ユーザーは作成中の請求書の関連ポリシー グループを選択することができます。
注意: 管理者が 1 つまたは複数のポリシー グループを作成すると、既定のポリシー グループは利用できなくなります。会社で読み込み処理を使用している場合は、読み込み処理のポリシーを変更して Invoice のポリシーと一致するようにしてください。
Invoice ユーザーの国 Concur によって複数の国パックがアクティブ化されている場合、管理者はユーザーの属する国を 1 つまたはすべて選択することができます。使用できる国が 1 つのみの場合は、[Invoice ユーザーの国] リストは表示されません。
アクティブ
アクティブ ユーザーの場合にこのチェック ボックスを選択します。このチェック ボックスを選択解除すると、そのユーザーは Concur にログインできなくなります。
請求書の承認者
このリストで、このユーザーが作成および提出する請求書を承認するユーザーを選択します。
購入申請の承認者
このリストで、このユーザーが作成および提出する購入申請を承認するユーザーを選択します。
経費タイプの限度額ルールから除外
[経費タイプ] ページで定義済の既定の経費タイプ限度額をこのユーザーに適用しない場合に、このチェック ボックスを選択します。
(Expense) マネージャー
注意: Expense が Request と統合されている場合、フィールド ラベルに Expense と表示されます。
この従業員の経費精算レポートを承認するユーザーを選択します。[経費精算レポートを承認可能] チェック ボックスがオンになっているユーザー全員がこのリストに表示されます。
申請マネージャー
この従業員の事前申請を承認するユーザーを選択します。[申請を承認可能] チェック ボックスがオンになっているユーザー全員がこのリストに表示されます。
2 番目の承認者
この従業員の 2 番目の承認者となるユーザーを選択します。
払戻方法
この従業員への払戻に使用する方法を選択します。選択した方法に応じて、追加のフィールドが表示されることがあります。
ADP 会社コード (ADP クライアントのみ)
ADP で使用される会社コード。
ADP 控除コード (ADP クライアントのみ)
ADP で使用される控除コード。
ADP 従業員 ID (ADP クライアントのみ)
ADP で使用される従業員 ID。
経費監査が必須 (監査サービスを購入している場合にのみ利用可能です)
以下の該当する値を選択します。
監査が常に必要 - この従業員のレポートを常に選択して監査します。
監査は必要なし - この従業員のレポートを監査から除外します。
条件付きで監査が必須 - レポートの経費取引が [製品設定] の [コンプライアンス コントロール] ページで構成されている選択基準のいずれかに該当する場合にのみ、この従業員のレポートを選択して監査します。
Cognos レポート アクセス
Cognos レポートに対するユーザーのロールを選択します。以下のロールを選択できます。
Cognos コンシューマ: Analysis/Intelligence を使用して、レポートのデータを表示できます。ライセンス タイプ「Consumer」は、Analysis/Intelligence 機能へのアクセスが最も制限されています。
Cognos ビジネス オーサー: Analysis/Intelligence を使用して、レポートのデータを表示できます。ライセンス タイプ「Business」は、Analysis/Intelligence 機能へのアクセスが制限されています。
Cognos プロフェッショナル オーサー: Analysis/Intelligence を使用して、レポートのデータを表示できます。Professional ライセンスには、すべての Analysis/Intelligence 機能へのアクセス権限が与えられています。
管理可 (申請を含む)
このユーザーは、Concur の構成とユーザー情報の管理を行い、経費精算レポートの最終承認と処理、財務データのエクスポート、レポートの実行を担当します。このチェック ボックスを選択 (有効化) すると、ユーザーは [管理] メニューにアクセスできます。会社に Request がある場合、このロールを有するユーザーは Request の設定を実行することもできます。[管理] > [会社] > [データ保持] へのアクセス権が付与されます (Travel を使用していない会社の場合)。
このユーザーは、[Manage User Apps (ユーザー アプリの管理)] ページにアクセスして、SAP Concur App Center 内の会社のユーザーのユーザー アプリケーションを制限したり、SAP Concur App Center 内で企業パートナー アプリケーションを有効化したりすることもできます。
詳細については、Shared: App Center Administrator User Guide (共有: App Center 管理者ユーザー ガイド) を参照してください。経費精算レポートを提出可能
このユーザーは Concur で経費精算レポートを作成して提出することができます。このチェック ボックスを選択すると、ユーザーは [ホーム] ページで [新規の経費精算レポート] ボタンにアクセスできます。
経費精算レポートを承認可能
このユーザーは経費精算レポートの承認を担当します。このチェック ボックスを選択すると、[ユーザー] ページの [マネージャー] リストにユーザーの名前が表示されます。マネージャーが未定義の場合は、承認者リストにユーザーの名前が表示されます。
レポート承認の制限可能
このチェック ボックスは、限度額承認を含む承認経路を使用する場合に表示されます。このユーザーは、総額が入力金額以下のレポートを承認できます。
経費精算レポート処理可 (申請を含む)
このユーザーは Concur で経費精算レポートを処理できます。このボックスを選択すると、ユーザーには、完全な管理権限なしでも管理者によって処理者ロールへのアクセス権が提供されます。会社に Request がある場合、ユーザーは申請を処理することもできます。
申請を提出可能
このユーザーは Concur で申請を作成および提出できます。このチェック ボックスを選択すると、ユーザーは [新規の事前申請] ボタンにアクセスできます。
申請を承認可能
このユーザーは、事前申請の承認を担当します。このチェック ボックスを選択すると、[ユーザー情報] ページの [申請マネージャー] リストにユーザーの名前が表示されます。マネージャーが未定義の場合は、承認者リストにユーザーの名前が表示されます。
予算所有者ですか?
このユーザーは予算を所有しており、ダッシュボードで予算を表示することができます。予算所有者は予算設定情報にアクセスすることができません。
予算表示担当者ですか?
このユーザーは、ダッシュボードで予算を表示します。1 つまたは複数の予算表示担当者となることができます。予算表示担当者は予算設定情報にアクセスすることができません。
予算管理者ですか?
このユーザーは、会計カレンダー、予算カテゴリー、予算追跡フィールド、予算項目、および予算設定を設定します。予算管理者は、ダッシュボードに表示される現状での予算実績ではなく、予算項目で設定されている予算金額を確認できます。予算管理者は、エンティティ内のすべての予算項目にアクセスすることができます。
予算承認者ですか?
このユーザーは、請求書、購入申請、および経費精算レポートを承認します。また、予算ダッシュボードで予算を表示することができます。予算承認者は予算設定情報にアクセスすることができません。
Invoice 管理
このユーザーは Concur の構成とユーザー情報の管理を行い、請求書の最終承認と処理、財務データのエクスポート、レポートの実行を担当します。このチェック ボックスを選択すると、ユーザーは [管理] メニューにアクセスできます。請求書を削除し、削除済状態から請求書を復元することもできます。[管理] > [会社] > [データ保持] へのアクセス権が付与されます (Travel を使用していない会社の場合)。
請求書の AP ユーザー
このユーザーは、請求書を作成、割り当て、割り当て解除できます。請求書を削除し、削除済状態から請求書を復元することもできます。
請求書の所有者
このユーザーは Concur で請求書を作成して提出することができます。このチェック ボックスを選択すると、ユーザーは [ホーム] ページの [新規の請求書] オプションにアクセスできます。
請求書の承認者
このユーザーは、請求書の承認を担当します。このチェック ボックスを選択すると、[ユーザー] ページの [マネージャー] リストにユーザーの名前が表示されます。マネージャーが未定義の場合は、承認者リストにユーザーの名前が表示されます。
許可済の限度額承認ですか? (請求書)
このチェック ボックスは、限度額承認を含む承認経路を使用する場合に表示されます。このユーザーは、総額が入力金額以下の請求書を承認できます。
発注管理者ですか?
このロールを有するユーザーは、購入申請 (たとえば、規定外フラグの了承と未送信の購入申請の差戻し) および発注 (たとえば、支払先の修正と未送信/送信済みの購入申請の差戻し) を処理できます。
購入申請ユーザーですか?
このユーザーは購入申請を作成できます ("申請者")。
購入申請の承認者ですか?
このロールを有するユーザーは、購入申請ユーザーが作成した購入申請を承認できます。
セントラル レシーバー
このロールを有するユーザーは、領収書および領収書イメージを追加、編集、および削除できます。ただし、発注または請求書を送信または処理することはできません。
領収書ユーザー
このフィールドでは、自分の発注の領収書および領収書イメージを追加、編集、および削除できる領収書ユーザーを指定します。
許可済の限度額承認 (購入申請)
このチェック ボックスは、限度額承認を含む承認経路を使用する場合に表示されます。
許可済の限度額承認を持つユーザーは、通貨リストの横にあるフィールドで指定された特定の金額までの購入申請のみを承認できます。
注意: お客様の管理者は、ユーザーに対して許可済の限度額承認を設定するには、請求書の承認者ロールを選択しておく必要があります。
発注管理者ですか?
このロールを有するユーザーは、購入申請 (たとえば、規定外フラグの了承と未送信の購入申請の差戻し) および発注 (たとえば、支払先の修正と未送信/送信済みの購入申請の差戻し) を処理できます。
注意: 既存の Invoice 管理では、[請求書の支払マネージャー] チェック ボックスが既定で選択 (有効化) され、支払マネージャー タスクを実行することができます。
請求書の支払先マネージャー
このロールを付与されているユーザーは、支払先を設定および管理することができます。
請求書の支払マネージャー
このロールを付与されているユーザーは、請求書のバッチの表示や管理などの支払マネージャー タスクを実行し、インポートおよび抽出の実行、検索、およびダウンロードを行うことができます。
請求書の処理者
このロールを付与されているユーザーは、特に、請求書を承認、削除、および再割り当てすることができます。また、例外を消去して、請求書の承認ステータスを変更することができます。
購入申請の承認者
このリストで、このユーザーが作成および提出する購入申請を承認するユーザーを選択します。
Travel & Expense 管理者 (Concur Travel を購入済の場合にのみ表示)
このユーザーは、Concur Travel & Expense の構成とユーザー情報の管理を行い、経費精算レポートの最終承認と処理、財務データのエクスポート、レポートの実行を担当します。このチェック ボックスを選択すると、ユーザーは [管理] メニューにアクセスできます。
Travel のみの管理者(Concur Travel を購入済の場合にのみ表示)
このユーザーは Concur Travel の構成を行い、ユーザー情報を管理します。このチェック ボックスを選択すると、ユーザーは [管理] メニューにアクセスできます。
ゲスト予約
ユーザーは、採用候補者などのプロファイルがない出張者の予約を行うことができます。
レポート ユーザー
レポートへのアクセス権が付与されます。
データ保持管理者?
[管理] > [会社] > [データ保持] へのアクセス権が付与されます (Travel を使用している会社の場合)。
[保存] をクリックします。