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予算ダッシュボードの新しい棒グラフ

予算ダッシュボードの [予算詳細] ページでは、新しい棒グラフを利用できます。このグラフは、予算所有者の 1 年にわたる予算期間のステータスを示します。お客様は、予算期間ごとに 2 つの棒を表示できます。四半期または月次ビューにおける特定の期間の予算金額 (単色の棒) と合計支出金額 (合計支出済金額は単色の棒の部分、合計保留金額は縞模様の棒の部分) です。合計支出金額を示す棒は、合計支出済金額と合計保留金額で構成されます。お客様は、各棒にマウス ポインタを合わせて特定の月の予算詳細を表示することもできます。

予算が通年に基づいている場合、月次ビューには、月次予算金額を計算するために会計期間の数 (通常は 12 カ月) で除算された予算期間金額が表示されます。四半期ビューの場合、チャートでの四半期予算金額を計算するために、その予算期間金額が 3 で乗算されます。予算消費 (支出と保留) は、年次および四半期の予算でも、月次実績に基づきます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、お客様は予算の支出傾向を把握しやすくなります。

予算期間金額が 0 の場合のプッシュおよびメール通知のブロック

このリリースでは、予算期間金額がゼロ (またはマイナス) である場合、予算が限度額に近づいているか、限度額を超えている予算所有者にはどの通知も送信されなくなります。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、送信されるアラートの数が少なくなり、お客様はより緊急の通知に注意を向けることができるようになります。

Expense

Expense での経費残余額の表示

このリリースでは、経費残余額が表示可能になり、Expense のお客様の予算計算に含められます。経費残余額により、予算所有者は未提出の経費項目の残高を表示できます。経費残余額は、未提出の経費精算レポートと、経費精算レポートに添付されていない、レポートに追加できる経費との組み合わせです。経費残余額は、予算ダッシュボードの新しい [経費残余] 予算バケットに表示されます。

出張予約とクレジット カード フィードは、予算のかなりの部分を占める可能性があり、従業員は必ずしも予算期間内に経費精算レポートを提出できるわけではありません。したがって、これは、出張予約やクレジット カード フィードなどの従業員ベースの支出を表示する予算所有者にとって、予算をレビューし、予算期間中の支出の適切な予測を提供するために役立ちます。クレジット カード取引および請求明細書 (クレジット カード取引を含む経費精算レポート) は支払済と支出済としてカウントされるため、これらの取引は、未提出の取引であっても、予算ダッシュボードの [支出] 予算バケットに表示されます。また、クレジット カード取引は、予算ダッシュボードの [予算詳細] ページにある [支出済み] セクションの新しい [クレジット カード] タブに表示されます。

クレジット カード フィードは、夜間 (米国太平洋標準時) の実行中に 1 日 1 回転送され、直後に予算でそのフィードが処理されます。クレジット カード フィードはリアルタイムでは提供されないため、予算ではこれらもリアルタイムでは処理されません。現在のところ、予算では、レポートに追加できる経費はすべて夜間の実行中に処理されます。未提出の経費精算レポートは、初めての保存時にはリアルタイムで処理され、2 回目の保存時には 10 分後に処理されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、お客様は予算に関するより多くの情報を入手できます。

Invoice

予算設定の新しい購入申請コミットオプション

このリリースでは、処理者が購入申請を承認する際に、支出としてマークすることができます。購入申請は、請求書にマッチングされるまで、支出済みとしてマークされたままになります。すなわち、事前許可承認が最終承認として確認されます。

管理者は、[予算設定] ページの新しい [Mark Purchase Requests as spent after processor approval (処理者承認後に購入申請を支出としてマーク)] オプションを選択 (有効化) する必要があります。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、購入申請の承認ワークフローが効率的になります。

お客様通知

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

「Concur リリース ノート - 月次ブラウザ証明書」ドキュメントには、現在および計画ブラウザ証明書が一覧されています。このドキュメントは、その他の SAP Concur 月次リリース ノートでも入手できます。