Concur Invoice Standard Edition 管理のヘルプ

2021 年 12 月 Invoice Standard Edition 管理サマリー

初回投稿

リリース ノート サマリー

このセクションの項目は、今月のリリース ノートのサマリーです。 Standard Edition のリリース ノートには、新機能 - Standard Edition からアクセスすることができます。

Invoice Pay

Invoice Pay ACH の使用停止

Invoice Pay ACH 機能に対する従来の支払サービスは、2021 年 12 月 1 日に停止されました。[送信日] が 2021 年 12 月 1 日以降のバッチでの ACH 支払は、SAP Concur による従来の支払資金管理口座での処理はされません。

2021 年 6 月 21 日より前に Invoice Pay を直接購入したお客様は、USD ACH 支払に Invoice プロバイダー ACH 機能を利用できます。資格がないお客様または Invoice プロバイダー ACH 機能を使用しないお客様は、従来の Invoice Pay ACH で以前に支払われた支払先の請求書に対する支払に、代替支払形式を使用する必要があります。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更は、今後の製品拡張とより充実した統合をサポートするための、パートナー対応ソリューションへの移行に含まれています。

Invoice プロバイダー ACH の資金管理口座を使用した Invoice 支払処理

新しい Invoice プロバイダー ACH 機能の一部として、Bambora/Worldline による ACH 支払を行うために、Bambora/Worldline を使用してステータスが [承認済] の資金管理口座を有効化し、承認済の請求書を処理できるようになりました。従来の Invoice Pay ACH では、資金管理口座を有効のままにすることができます。未処理の支払バッチは、2021 年 11 月 15 日まで引き続き支払処理されます。この日付以降は、従来の Invoice Pay ACH 資金管理口座を使用した新しい請求書の支払が終了します。

現時点では、支払プロバイダーとして Bambora/Worldline による USD ACH 支払がサポートされています。

Invoice Pay ACH 機能の廃止の詳細については、Invoice Pay Solutions FAQ (英語のみ) を参照してください。

Invoice Pay ACH から Invoice プロバイダー ACH 機能および Bambora/Worldline への Invoice ACH 支払の移行の詳細については、SAP Concur Invoice Provider ACH migration ページを参照してください。

業務目的/お客様にとってのメリット: お客様へのサービスを向上させるために、Invoice Pay から請求書支払用の支払プロバイダー ソリューションへの移行の一環として、Invoice プロバイダー ACH で Invoice Pay ACH 機能が置き換えられています。

発注

発注プレビューの開始行に静的サフィックスが含まれるようになりました

発注処理者が発注 (PO) を手動で送信すると、サフィックス "_DoNotReply@ConcurSolutions.com" のメール アドレスから発注が送信されるようになりました。サフィックスは編集できません。

発注処理者は、[差出人] アドレスのプレフィックスを編集できます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、注文書のメール送信がすべての環境でサポートされるようになります。

ファイル転送の更新

**進行中** SSH キー認証による必須 SFTP

このリリース ノートは、SAP Concur 製品を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。セキュリティで保護されたさまざまなファイル転送プロトコルを使用してデータ交換に参加する SAP Concur のお客様および支払先に対し、SAP では、これらのファイル転送のセキュリティを強化するための変更を行っています。

2021 年 4 月 10 日以降、非 SFTP (Secure File Transfer Protocol) プロトコルと SFTP パスワード認証を使用してファイル転送のために SAP Concur に接続することはできません。

  • 非 SFTP ファイル転送アカウントは、SSH キー認証による SFTP に切り替える必要があります。

  • パスワード認証を使用している SFTP ファイル転送アカウントは、SSH キー認証に切り替える必要があります。

  • SFTP パスワードのリセット要求では、お客様が認証に SSH キーを提供する必要があります。

2021 年 4 月 12 日より、SAP は非準拠ファイル転送接続の無効化を開始しました。非準拠アカウントを無効化するプロセスは、2021 年を通して継続されます。複数のファイル転送接続を設定している場合、この変更はすべてのファイル転送接続に適用されます。

この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。

  • st.concursolutions.com

  • st-eu.concursolutions.com

  • vs.concursolutions.com

  • vs.concurcdc.cn

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティが強化されます。

ファイル転送用の期限付き PGP キーを利用可能

SAP Concur 製品に転送されるファイルは、SAP Concur の公開 PGP キー concursolutionsrotate.asc を使用して暗号化する必要があります。

concursolutionsrotate.asc

  • キー ファイルはお客様のルート フォルダ内にあり

  • キー ID 40AC5D35

  • RSA 4096 ビット署名および暗号化サブキー

  • キーの有効期間は 2 年間

  • 期限切れ前のキーの交換はお客様の責任で行う

    • 次の期限日: 2022 年 9 月 4 日

    • SAP Concur では、お客様のルート フォルダ内にある現在の期限付き公開 PGP キーを、有効期限の 90 日前に交換する予定

SAP Concur の旧 PGP キー (キー ID D4D727C0) は、既存のお客様に対しては引き続きサポートされますが、将来的には非推奨化される予定です。

SAP Concur では、より安全な期限付きの公開 PGP キーをファイル転送に使用することを強くお奨めします。より安全性の高い期限付きの公開 PGP キーをファイル転送に容易に使用できるように、SAP Concur は 2021 年 1 月 15 日 (金) に既存のお客様のホーム フォルダにこのキーを追加しました。

この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。

  • st.concursolutions.com

  • mft-us.concursolutions.com

  • vs.concursolutions.com

  • st-eu.concursolutions.com

  • mft-eu.concursolutions.com

業務目的/お客様にとってのメリット: 期限付き公開 PGP キーは、ファイル転送の安全性を高めます。

**進行中** SAP Concur レガシー ファイル移動の移行

このリリース ノートは、SAP Concur を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。SAP Concur では、データ交換に参加しているお客様および支払先向けにファイル転送サブシステムの保守を進め、ファイル転送のセキュリティを強化しています。

SAP Concur では、現在、ファイルの移動で従来のプロセスを使用しているエンティティを対象に、API を使用した、より効率的で安全なファイル ルーティング プロセスへの移行を進めています。

従来のプロセスを使用するように現在エンティティが構成されているお客様は、現在から 2022 年 1 月 24 日までのいずれかの時点で、より効率的なプロセスへと移行されます。より効率的なプロセスに移行すると、次のような点が改善されます。

  • 従来のプロセスでは、お客様は、ファイル転送スケジュールが指定された時間に実行されるまで待機する必要がありました。より効率的で安全な API ベースのプロセスでは、SAP Concur からの抽出やその他の送信ファイルは、ファイルの作成直後から、既存のオーバーナイト処理期間中に利用できます。

この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。

  • st.concursolutions.com

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティと効率が強化されます。

その他

**進行中** SAP Concur ホームページの変更

2021 年第 4 四半期に、新しいホームページへのお客様のリダイレクトが開始されました。新しいホームページの外観は以前の SAP Concur ホームページと同じです。新しいホームページでは、サービスが一時的に利用できなくなった場合の機能が拡張されています。

新しいホームページのロール アウトは段階的に行われます。

  • フェーズ 1: 第 4 四半期の初めに、SAP Concur は、米国データセンター内の Concur Expense、Concur Invoice、および Concur Request のお客様を対象に、新しいホームページへのリダイレクトを開始しました。

  • フェーズ 2: 2021 年 12 月に、EU データセンター内の Concur Expense、Concur Invoice、および Concur Request のお客様の新しいホームページへのリダイレクトが開始される予定です。

  • フェーズ 3: 2022 年第 2 四半期に、米国と EU のデータセンター内のその他のお客様の新しいホームページへのリダイレクトが開始される予定です。その他のお客様には、Concur Travel を単独で使用しているお客様、または Concur Travel と Expense、Invoice、または Request (あるいはそのすべて) を使用しているお客様が含まれます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、一部のサービスが利用できない場合でも SAP Concur ホームページが利用可能になり、サインイン手順の一貫性が向上します。

リリース ノート管理サマリー

提供の合理化

以前は、月次リリース ノート管理サマリーは、以下の 2 つのファイル形式で提供されていました。

  • 従来のランディング ページからの PDF ファイルとして

  • 製品内ヘルプ システムおよび SAP Help Portal からの HTML ファイルとして

SAP Concur では、製品内ヘルプ システムおよび SAP Help Portal からの HTML ファイルのみ提供されるようになりました。

業務目的/お客様にとってのメリット: このコンテンツにアクセスするための一貫したユーザー エクスペリエンスと、新しいコンテンツで作業するためのフリー リソースが 1 つの場所に提供されます。

SAP Concur ユーザー アシスタンス

利用可能なエンド ユーザー サポート オプション

このリリース ノートは、エンド ユーザーがサポートを見つけるために利用できるリソースについて、すべての管理者へ通知するものです。SAP では、多くの製品に対して多くのサポート経路を提供しています。このリリース ノートに記載されているオプションは、SAP Concur エンド ユーザー向けの唯一の正しいオプションです。管理者は、下記のセルフサービス リソースの一覧をエンド ユーザーが表示できるように、送信する必要があります。

SAP Concur ソリューションのエンド ユーザーは、以下のいずれかの方法でサポートを受けることができます。

  • ユーザー サポート デスク (USD): 会社がユーザー サポート デスクを購入している場合、エンド ユーザーは SAP Concur アプリケーション内でサポートにアクセスすることができます。[ヘルプ] > [サポートへのお問い合わせ] をクリックして、ユーザー サポート デスク ポータルにアクセスし、電話またはチャットでサポートを開始します。

  • 内部サポート: 会社が USD を購入していない場合、エンド ユーザーは SAP Concur ソリューションをサポートする内部連絡先と連携し、次のセクションのセルフサービス リソースを補足します。

セルフサービス型エンド ユーザー リソース

エンド ユーザーが追加情報、トレーニング リソース、FAQ を参照できる場所は複数あります。すべてのユーザーがこれらのリンクにアクセスできます。

SAP Concur Community:

https://community.concur.com/

SAP Concur Community のサポート情報および FAQ:

https://community.concur.com/t5/Support-and-FAQs/bg-p/Support

Professional Edition SAP Concur トレーニング ツールキット:

http://www.concurtraining.com/

Standard Edition SAP Concur トレーニング ツールキット:

http://www.concurtraining.com/toolkit/standard/en (英語のみ)

Concur Expense エンド ユーザー オンライン ヘルプ:

https://help.sap.com/viewer/product/CONCUR_EXPENSE/LATEST/en-US?task=use_task

Concur Invoice エンド ユーザー オンライン ヘルプ:

https://help.sap.com/viewer/product/CONCUR_INVOICE/LATEST/en-US?task=use_task

Concur Request エンド ユーザー オンライン ヘルプ:

https://help.sap.com/viewer/product/CONCUR_REQUEST/LATEST/en-US?task=use_task

Concur Travel エンド ユーザー オンライン ヘルプ:

https://help.sap.com/viewer/product/CONCUR_TRAVEL/LATEST/en-US?task=use_task

計画変更サマリー

このセクションの項目は、今後のリリースを予定している変更のサマリーです。SAP Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。

重要: ここに記載されている計画変更は、この SAP Concur 製品またはサービスに影響を与える拡張および修正として予定されている内容を網羅していない場合があります。複数の SAP Concur 製品またはサービスに適用される計画変更は、統合されたドキュメントに記載されています。2021 年 12 月: 共通の計画変更 Standard Edition 管理サマリー で入手可能な追加の計画変更管理サマリーを確認してください。

現在、計画されている変更はありません。

お客様通知

このセクションの項目では、すべてのお客様向けに参照資料が提供されます。

アクセシビリティの更新

SAP では、最新の Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) をより適切に満たすように変更を実装します。SAP Concur ソリューションに加えられたアクセシビリティ関連の変更に関する情報は、四半期ごとに公開されます。Accessibility Updates (英語のみ) ページで、四半期ごとの更新を確認することができます。

SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

サポート対象ブラウザ

サポート対象ブラウザは、その他の SAP Concur 月次リリース ノートで提供されており、新機能 - Standard Edition からアクセスできます。