Concur Invoice Standard Edition 管理のヘルプ

2021 年 9 月 Invoice Standard Edition 管理サマリー

初回投稿

リリース ノート サマリー

このセクションの項目は、今月のリリース ノートのサマリーです。 Standard Edition のリリース ノートには、新機能 - Standard Edition からアクセスすることができます。

支払マネージャー

[小切手構成リスト] ページへのページ数の追加

9 月のリリースでは、請求書の支払マネージャーの [小切手構成リスト] ページにページ数が追加されます。最大 25 の小切手構成が各ページに表示されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、多数の小切手構成がリストされた場合のページのパフォーマンスが改善されます。

認証

HMAC に対するサポートの非推奨化

これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。

SAP Concur のハッシュベース メッセージ認証コード (HMAC) に対するサポートは、非推奨化されました。

SAP Concur では、お客様の管理者が SAP Concur のサポート担当者を介さずに SAML v2 接続を設定できるようにするシングル サインオン セルフサービス オプションを提供します。

シングル サインオン セルフサービス オプションの詳細については、Shared: Single Sign-On Overview (英語のみ) および Shared: Single Sign-On Setup Guide (英語のみ) を参照してください。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、セキュリティが強化されるとともに、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザーに対するサポートが改善されます。

新しい会社リクエスト トークンのセルフサービス ツール

[法人管理者] または [Web サービス管理者] ロールが割り当てられている SAP Concur 管理者は、新しい会社リクエスト トークンのセルフサービス ツールを利用できるようになりました。

会社リクエスト トークンのセルフサービス ツールにより、お客様は、SAP Concur プラットフォームで API に接続する際、JSON Web トークン (JWT) を要求するために必要とされる会社リクエスト トークンを生成することができます。

業務目的/お客様にとってのメリット: 会社リクエスト トークンのセルフサービス ツールにより、お客様は、SAP Concur Support に連絡しなくても、会社リクエスト トークンを生成することができます。ほかにも、お客様は、このツールを使用することで、会社リクエスト トークンが期限切れになるか、失われた場合に、SAP Concur Support の支援を受けることなく、代替の会社リクエスト トークンを生成することができます。

Client Web Services

[パートナー アプリケーションを登録] ページの無効化

8 月 21 日に、[パートナー アプリケーションを登録] ページが無効化されました。

10 月のリリースでは、[パートナー アプリケーションを登録] ページが新しいアプリケーション管理のセルフサービス ツールに置き換えられます。

詳細については、September Final Shared Planned Changes release notes (英語のみ) の **Planned Changes ** Self-Service Tool for Application Management ノートを参照してください。

新しいセルフサービス ツールがリリースされる前は、SAP Concur Client Web Services を利用しているお客様は、Client Web Services に連絡して新しいアプリケーションを登録することができます。

SAP Concur Client Web Services を利用していないお客様は、必要に応じて、SAP Concur Support に連絡してアプリ ID を取得することができます。

業務目的/お客様にとってのメリット: [パートナー アプリケーションを登録] ページは、OAuth 1.0 (レガシー) アプリケーションの作成に使用されました。OAuth 1.0 は 2017 年 2 月 4 日に非推奨化されました。

OAuth 1.0 の非推奨化および OAuth 2.0 への移行の詳細については、SAP Concur 開発者ポータルを参照してください。

アプリケーション管理の新しいセルフサービス ツールにより、お客様は、OAuth 2.0 に準拠したアプリケーションを作成することができます。

Concur モバイル アプリ

Android/iPhone/iPad - [Concur モバイルの登録] ページの更新

9 月下旬に、[Concur モバイルの登録] ページが更新されます。更新された [Concur モバイルの登録] ページに移動するには、[プロファイル] > [プロファイル設定] > [Concur モバイルの登録] の順にクリックします。更新された [Concur モバイルの登録] ページには、以下の 3 つの新しいセクションが含まれます。

  • モバイル サインイン ポリシー

  • サインイン ID

  • アプリ ダウンロード

業務目的/お客様にとってのメリット: [Concur Mobile の登録] ページの更新により、サインイン ID と組織のモバイル サインイン ポリシーに関する詳細がユーザーに提供されます。

カスタム フィールド

ダウンロードされたリスト インポート テンプレートに含まれる既存のリスト項目

9 月のリリースより、管理者が製品設定の [カスタム フィールド] > [リスト項目の管理] > [リストの編集] ページからリスト インポート テンプレート ファイルをダウンロードする際に、リストのリスト項目の数が 1,000 以下である場合、これらのリスト項目はダウロードされたファイルに含まれ、ファイルのアップロード時にインポート テンプレートを使用して更新することができます。

この変更前は、既存のリスト項目がダウンロードされたリスト インポート テンプレートに含まれていませんでした。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、リスト インポート テンプレートの機能が拡張されます。

ファイル転送の更新

**進行中** SSH キー認証による必須 SFTP

このリリース ノートは、SAP Concur 製品を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。セキュリティで保護されたさまざまなファイル転送プロトコルを使用してデータ交換に参加する SAP Concur のお客様および支払先に対し、SAP では、これらのファイル転送のセキュリティを強化するための変更を行っています。

2021 年 4 月 10 日以降、非 SFTP (Secure File Transfer Protocol) プロトコルと SFTP パスワード認証を使用してファイル転送のために SAP Concur に接続することはできません。

  • 非 SFTP ファイル転送アカウントは、SSH キー認証による SFTP に切り替える必要があります。

  • パスワード認証を使用している SFTP ファイル転送アカウントは、SSH キー認証に切り替える必要があります。

  • SFTP パスワードのリセット要求では、お客様が認証に SSH キーを提供する必要があります。

2021 年 4 月 12 日より、SAP は非準拠ファイル転送接続の無効化を開始しました。非準拠アカウントを無効化するプロセスは、2021 年を通して継続されます。複数のファイル転送接続を設定している場合、この変更はすべてのファイル転送接続に適用されます。

この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。

  • st.concursolutions.com

  • st-eu.concursolutions.com

  • vs.concursolutions.com

  • vs.concurcdc.cn

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティが強化されます。

ファイル転送用の期限付き PGP キーを利用可能

SAP Concur 製品に転送されるファイルは、SAP Concur の公開 PGP キー concursolutionsrotate.asc を使用して暗号化する必要があります。

concursolutionsrotate.asc

  • キー ファイルはお客様のルート フォルダ内にあり

  • キー ID 40AC5D35

  • RSA 4096 ビット署名および暗号化サブキー

  • キーの有効期間は 2 年間

  • 期限切れ前のキーの交換はお客様の責任で行う

    • 次の期限日: 2022 年 9 月 4 日

    • SAP Concur では、お客様のルート フォルダ内にある現在の期限付き公開 PGP キーを、有効期限の 90 日前に交換する予定

SAP Concur の旧 PGP キー (キー ID D4D727C0) は、既存のお客様に対しては引き続きサポートされますが、将来的には非推奨化される予定です。

SAP Concur では、より安全な期限付きの公開 PGP キーをファイル転送に使用することを強くお奨めします。より安全性の高い期限付きの公開 PGP キーをファイル転送に容易に使用できるように、SAP Concur は 2021 年 1 月 15 日 (金) に既存のお客様のホーム フォルダにこのキーを追加しました。

この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。

  • st.concursolutions.com

  • mft-us.concursolutions.com

  • vs.concursolutions.com

  • st-eu.concursolutions.com

  • mft-eu.concursolutions.com

業務目的/お客様にとってのメリット: 期限付き公開 PGP キーは、ファイル転送の安全性を高めます。

**進行中** SAP Concur レガシー ファイル移動の移行

このリリース ノートは、SAP Concur を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。SAP Concur では、データ交換に参加しているお客様および支払先向けにファイル転送サブシステムの保守を進め、ファイル転送のセキュリティを強化しています。

SAP Concur では、現在、ファイルの移動で従来のプロセスを使用しているエンティティを対象に、API を使用した、より効率的で安全なファイル ルーティング プロセスへの移行を進めています。

従来のプロセスを使用するように現在エンティティが構成されているお客様は、現在から 2022 年 1 月 24 日までのいずれかの時点で、より効率的なプロセスへと移行されます。より効率的なプロセスに移行すると、次のような点が改善されます。

  • 従来のプロセスでは、お客様は、ファイル転送スケジュールが指定された時間に実行されるまで待機する必要がありました。より効率的で安全な API ベースのプロセスでは、SAP Concur からの抽出やその他の送信ファイルは、ファイルの作成直後から、既存のオーバーナイト処理期間中に利用できます。

この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。

  • st.concursolutions.com

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティと効率が強化されます。

翻訳

同席者の用語の翻訳の更新 (繁体字中国語)

SAP Concur では、9 月のリリースで、同席者の翻訳の一貫性を確保するために、SAP Concur ユーザー インターフェイスの中国語 (繁体字) バージョンで以下の用語を変更する予定です。

英語の用語

現行の中国語 (繁体字) の用語

更新後の中国語 (繁体字) の用語

Attendee

出席者

參與者

Attendees

出席者

參與者

業務目的/お客様にとってのメリット: これらの改訂により、翻訳の正確性が向上し、操作性が改善されます。

製品設定

[製品設定] ページのデザイン変更

9 月のリリースでは、Concur Standard Edition の [製品設定] ページのデザインが更新されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この更新により、[製品設定] ページのユーザビリティが改善され、今後の拡張に備えて [製品設定] ページが準備されます。

計画変更サマリー

このセクションの項目は、今後のリリースを予定している変更のサマリーです。SAP Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。

重要: ここに記載されている計画変更は、この SAP Concur 製品またはサービスに影響を与える拡張および修正として予定されている内容を網羅していない場合があります。複数の SAP Concur 製品またはサービスに適用される計画変更は、統合されたドキュメントに記載されています。2021 年 9 月: 共通の計画変更 Standard Edition 管理サマリー で入手可能な追加の計画変更管理サマリーを確認してください。

Invoice Pay

**計画変更** Invoice プロバイダー ACH 支払の処理

SAP Concur は、支払ソリューションのポートフォリオをパートナー対応ソリューションに移行するために、数年間にわたり取り組んできました。これは、Concur Invoice の支払に関する強固なパートナー オプションによって証明されています。

この発表の一環として、SAP Concur では、お客様が支払マネージャーで支払先 ACH 支払を直接管理できるようにする新機能、Invoice プロバイダー ACH をリリースする予定です。このソリューションにより、お客様は資金の受け渡しと送金情報を管理できるほか、返品や支払の失敗を追跡し、支払先への影響を最小限に抑えることができます。

お客様側での操作性は変わりません。Bambora のみが、お客様の銀行口座から支払先の銀行口座への ACH 支払を実行する支払プロバイダーとなります。この目的のために設定した新しい Invoice プロバイダー ACH 資金管理口座を使用して、引き続き支払マネージャーを使用して同じタスクを実行することになります。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更は、今後の製品拡張とより充実した統合をサポートするための、パートナー対応ソリューションへの移行に含まれています。

**計画変更** Invoice Pay ACH の使用停止

SAP Concur は、支払ソリューションのポートフォリオをパートナー対応ソリューションに移行するために、数年間にわたり取り組んできました。これは、Concur Invoice の支払に関する強固なパートナー オプションによって証明されています。

現時点で、SAP Concur では、2022 年 1 月 1 日以降の Concur Invoice の Invoice Pay ACH 機能の使用停止を加速しています。パートナー ソリューションによる支払方針の次のフェーズに移行すると、この使用停止により、Invoice Pay ACH を使用しているお客様は、2021 年 11 月 15 日以降、支払先への支払が行われないため、代替ソリューションを有効化することが求められます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更は、今後の製品拡張とより充実した統合をサポートするための、パートナー対応ソリューションへの移行に含まれています。

発注

**計画変更** メールの添付ファイルの発注送信限度

今後のリリースでは、SAP Concur で、発注 (PO) とともに送信できる添付ファイル (イメージ) のサイズの限度を実装する予定です。この変更が実装されると、限度を超える添付ファイルを含む発注のステータスは [発注情報送信待ち] のままとなり、添付ファイルのサイズが原因で発注を送信できない旨の通知がユーザーに送信されます。ユーザーは、添付ファイルを削除して、発注を再送信するための要件を満たすイメージを再アップロードすることができます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、Concur Invoice メール サービスでは、発注の送信がすべての環境でサポートされるようになります。

お客様通知

このセクションの項目では、すべてのお客様向けに参照資料が提供されます。

アクセシビリティの更新

SAP では、最新の Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) をより適切に満たすように変更を実装します。SAP Concur ソリューションに加えられたアクセシビリティ関連の変更に関する情報は、四半期ごとに公開されます。Accessibility Updates (英語のみ) ページで、四半期ごとの更新を確認することができます。

SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

サポート対象ブラウザ

サポート対象ブラウザは、その他の SAP Concur 月次リリース ノートで提供されており、新機能 - Standard Edition からアクセスできます。