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2020 年 8 月 Travel Standard Edition 管理サマリー

初回投稿

リリース ノート サマリー

このセクションの項目は、今月のリリース ノートのサマリーです。Standard Edition のリリース ノートには、新機能 - Standard Edition からアクセスすることができます。

管理

事後承認の発券前変更の順番待ちリスト

一部の限られた状況で、承認されたもののまだ発券されていないフライトでの出張について、より早い出張日付への出張変更が実施されることがあります。この変更が行われると、出張の発券期限が、前に GDS 予約 (PNR) で文書化された日付よりも早い日付に調整されます。すべての出張変更 PNR は処理中の順番待ちリストにドロップされるため、この状況にある出張を代理店パートナーが簡単に識別することができず、発券や自動キャンセルが行われない場合があります。

このリリースでは、こうした PNR のための新しい GDS 順番待ちリストが導入されています。この新しい順番待ちのリストは [事後承認の発券前変更] と呼ばれます。この順番待ちのリストに PNR が表示されるのは、順番待ちのリストが設定されており、PNR が前述の状態にある場合のみとなります。順番待ちのリストが設定されている場合に、事後承認の発券前変更が行われると、PNR は処理中の順番待ちリストではなく新しい順番待ちリストにドロップされます。これにより、TMC で適切なアクションを実行できるようになります。

フライト

**進行中** Southwest チケット クレジット有効期限の更新

COVID-19 パンデミックにより、Southwest Airlines は、未使用チケット クレジットの有効日付を複数回にわたり延長しました。SAP では、出張者のチケット クレジットの損失を防ぐためにこれらの変更内容を引き継いでいます。システム制限の都合上、Concur Travel ではこれらの更新が複数のバージョンで行われましたが、場合によっては、Concur Travel の有効期限が Southwest Airlines の情報を反映していない可能性があります。ただし、有効なチケット クレジットは期限切れにはならず、延長された有効期限まで使用可能です。

最新の有効期限の更新は 2020 年 6 月 5 日に行われました。この日付より前に作成されたすべてのエントリの有効期限は 2022 年 9 月 7 日に設定されます。2020 年 6 月 5 日より後に作成された手動による未使用チケット クレジットは、2020 年 9 月以前に更新されることはありません。新しいエントリの有効期限が、Southwest Airlines の最新情報に従っていることを確認してください。

その他

レガシー OAuth リフレッシュ アクセス トークン

以前は、レガシー OAuth を使用する API のお客様がアクセス トークンをリフレッシュした場合、同じトークンが新しい有効期限で更新されていました。2020 年 7 月リリース以降は、完全に一意の新しいアクセス トークンが新しい有効期限で返されるようになっています。

新しいトークンを提供することで、セキュリティを向上させることができます。

**進行中** Director SAML サービスの非推奨化と SAML v2 への移行

Director SAML サービスのサポートは非推奨化されています。Travel Management Company (TMC) と SAP Concur の担当者は間もなく、Director SAML を現在使用中のお客様に対し SAP Concur SAML v2 SSO (SAML v2) への移行のサポートを開始する予定です。

Director SAML を現在使用中のお客様は、SAML V2 にできるだけ早く移行することが推奨されています。

この変更により、セキュリティが強化されるとともに、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザーに対するサポートが改善されます。

**進行中** HMAC の非推奨化による SSO セルフサービスへの移行開始

SAP Concur のハッシュベース メッセージ認証コード (HMAC) に対するサポートは、非推奨化されています。現在、Travel Management Company (TMC) と SAP Concur の担当者は、HMAC を使用するお客様に対し SAP Concur SAML v2 SSO (SAML v2) への移行をサポートしています。

2020 年第 3 四半期中に、SAP Concur では、お客様の管理者が SAP Concur のサポート担当者を介することなく SAML v2 接続を設定できるセルフサービス ツールを提供する予定です。

この変更により、セキュリティが強化されるとともに、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザーに対するサポートが改善されます。

**進行中** SAP Concur レガシー ファイル移動の移行

このリリース ノートは、SAP Concur ソリューションを使用してファイル移行を行う技術スタッフを対象としています。SAP Concur ソリューションでは、データ交換に参加しているお客様および支払先向けにファイル転送サブシステムの保守を進め、ファイル転送のセキュリティを強化しています。

SAP Concur ソリューションにより、ファイルの移動で従来のプロセスを使用しているエンティティは、より効率的で安全な API を利用するファイル ルーティング プロセスに移行が開始されます。

この変更により、ファイル転送のセキュリティと効率が強化されます。

us.api.concursolutions.com および emea.api.concursolutions.com の SSL 証明書の期限切れ

製品とサービスの継続的なセキュリティを確保するため、us.api.concursolutions.com および emea.api.concursolutions.com 向けの現在の SSL 証明書が更新されます。現在の証明書は、2020 年 8 月 21 日に期限が切れます。

SSL 証明書をピン留めしていないお客様の場合、自動的に証明書が更新されるため、特に必要な対応はありません。ほとんどのお客様は証明書をピン留めしていません。

この更新により、製品およびサービスのセキュリティが継続的に確保されます。

計画変更サマリー

このセクションの項目は、今後のリリースを予定している変更のサマリーです。SAP Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。

重要: ここに記載されている計画変更は、この SAP Concur 製品またはサービスに影響を与える拡張および修正として予定されている内容を網羅していない場合があります。複数の SAP Concur 製品またはサービスに適用される計画変更は、統合されたドキュメントに記載されています。2020 年 8 月: 共通の計画変更 Standard Edition 管理サマリー で入手可能な追加の計画変更管理サマリーを確認してください。

プロファイル

**計画変更** 出張プロファイル 2.0 API、アクティブな手配者のみ

現在、出張プロファイル 2.0 API を使用してユーザーの出張の手配者を取得すると、そのユーザーに対して [アクティブ][非アクティブ] の両方の手配者が返されます。この変更により、出張プロファイル 2.0 API からは [アクティブ] な出張の手配者のみが返されます。

出張の手配に必要な最小量のデータのみを返すことで、SAP Concur ソリューションはオンラインで公開されるデータ量を削減できます。

お客様通知

このセクションの項目では、すべてのお客様向けに参照資料が提供されます。

SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

月次ブラウザ証明書

月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Standard Edition からアクセスできます。