Invoice - コンプライアンス コントロール
[コンプライアンスを修正] ページでは、このページで有効化したルールが Concur Invoice で強制的に適用されるように指定することができます。たとえば、ルールを有効にして、計算した支払申請総額と請求書総額が一致しない場合や、請求書に対して不適切な日付や期限切れの日付が割り当てられているかをチェックできます。このような場合に、請求書の提出を許可しないか、あるいは違反の内容と解決策を説明する警告メッセージを表示するかを Concur Invoice に指定できます。
請求書のフラグ設定
[コンプライアンスを修正] ページに含まれるベスト プラクティス コントロールでは、ルール違反の請求書にフラグを設定できます。たとえば、計算した支払申請総額が請求書総額と等しくない場合、請求書に割り当てられている日付に問題がある場合、またはユーザーが領収書を添付せずに請求書を提出しようとした場合などがあります。
コンプライアンス コントロール ルールをアクティブにするには
[コンプライアンス ルール] ページで、アクティブにする機能のチェック ボックスを選択します。
ルール違反時にトリガーするイベントを決定します。
警告を表示: 警告メッセージを表示する (メッセージはカスタマイズ可能)
提出を許否: 請求書の提出を許可しない
警告メッセージを編集するには
[コンプライアンス ルール] ページで、該当するルールの [警告メッセージ] をクリックします。
必要に応じてテキストを更新します。
[保存] をクリックします。
選択したアクションの許可または禁止
Concur Invoice で行うことができるいくつかのアクションを選択して許可または禁止するには、それぞれのチェック ボックスを選択または選択解除します。選択できるアクションは、以下のとおりです。
代理が作成した支払申請のイメージの削除を Invoice ユーザーに許可: (既定では無効) このチェック ボックスを選択 (有効化) すると、ユーザーが、AP ユーザーによって作成されたイメージや自分に割り当てられているイメージを削除できるようになります。
支払ユーザーの支払申請削除リンクを非表示にする: (既定では選択済) このチェック ボックスの選択を解除 (無効化) すると、[請求書の削除] リンクが削除されます。これにより、AP ユーザー ロールのユーザーが請求書を削除できなくなります。
支払処理者ユーザーの追加と削除項目リンクを非表示: (既定では無効) このチェック ボックスを選択 (有効化) すると、処理者がレビューできる請求書がステータス [未提出] の請求書のみとなり、それ以外の請求書タイプの行項目については追加や削除の処理を行えなくなります。
銀行情報の変更を支払マネージャーに許可する: (既定では選択済) このチェック ボックスの選択を解除 (無効化) すると、支払マネージャー ツールから [銀行のインポート] リンクが削除され、既存のデータが変更される可能性のある銀行情報のインポートができなくなります。
事前定義済のルール
事前定義済のルール (構成不可) が強制適用されます。以下のとおりです。
重複した請求書のチェック: 選択した支払先と請求書番号がシステム内の別の請求書でも使われている場合に、請求書にフラグを設定します (警告)。
イメージの確認: イメージが添付されていない場合に、請求書にフラグを設定します (警告)。