2020 年 5 月 Budget Standard Edition 管理サマリー
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予算管理者の変更ログ予算管理者が変更ログを使用できるようになりました。つまり、予算レコードを追加、変更、または削除したユーザーや、会社の予算設定を変更したユーザーを予算管理者が確認できるようになります。
予算管理者は、以下の基準を定義して変更ログを検索することができます。
予算 (予算全体の変更) または設定 (予算設定の変更)
開始日と終了日
予算または予算設定を変更したユーザー
説明
業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、予算管理者は、予算項目の変更ログと予算設定の変更を確認できるようになります。
予算管理者の一括エクスポート予算管理者が [予算設定] 領域で予算データの一括エクスポートを実行できるようになります。
エクスポートを作成するには、最初に予算管理者が以下のデータ タイプのいずれかを選択する必要があります。
予算設定: このオプションを選択してエクスポートされる予算データ タイプは、予算管理者が [Excel に出力] をクリックしたときと同様の、[予算項目] ページに表示されるすべての予算項目データで構成されます。
予算残高: このオプションを選択してエクスポートされる予算データ タイプは、予算ダッシュボードのタイル ビューに表示されるデータと同等です。予算所有者は、[Excel に出力] 機能を使用して自分の予算および共有された予算をエクスポートできます。一方、予算管理者は、[Bulk Export (一括エクスポート)] ウィンドウから特定の年におけるすべての予算を残高とともにエクスポートできるようになります。
予算調整: このオプションを選択してエクスポートされる予算データ タイプは、予算管理者が予算項目で [さらに表示] > [調整のインポートおよびエクスポート] をクリックして予算調整をエクスポートしたときのデータと同等です。このオプションによって、新しい [Bulk Export (一括エクスポート)] 機能は変更されません。
支出明細: このオプションを選択してエクスポートされる予算データ タイプは、予算所有者が予算ダッシュボードで [データのエクスポート] ボタンをクリックして選択したデータと同等です。予算管理者がこのオプションを選択すると、すべての予算にわたる支出明細がエクスポートされます。
予算管理者がエクスポートするデータ タイプを選択したら、エクスポートする予算の会計年度を選択する必要があります。次に、予算管理者はエクスポートする予算を予算カテゴリーでフィルタリングしたり、特定の予算カテゴリーまたはすべての予算カテゴリーを選択したりすることができます。最後に、予算管理者がエクスポート対象のファイル タイプを選択した場合は、エクスポートをダウンロードする準備ができたらメールを受信するかどうかを選択できます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能によって、予算管理者は柔軟に予算データを抽出でき、同等の [Excel に出力] 機能およびエクスポート オプションよりも大量のデータが処理されます。予算管理者は、予算所有者のプロキシとして対応したり、予算データをエクスポートするすべての予算で閲覧者として自分自身を設定したりする必要がなくなります。
予算 v4 API が使用可能にSAP Concur では、4 月に予算 v4 API をリリースしました。予算 v4 では以下の機能が提供されます。
会計カレンダー: この API では [予算設定] の [会計カレンダー] UI に類似した会計年度および会計期間の GET、POST、および DELETE が可能です。
予算カテゴリー: この API では、予算カテゴリーの GET、POST、および DELETE と、予算カテゴリーのすべての経費タイプの GET が可能です。
予算項目: この API では、期間金額、予算項目追跡フィールド (原価対象)、予算表示担当者、マネージャーおよび承認者などの詳細を含む予算項目の GET、POST、および DELETE が可能です。
予算追跡フィールド: この API では、予算追跡フィールドの値を含む予算項目を計上する際にそのフィールドを参照できるように、システムで設定されたすべての予算追跡フィールドを取得できます。
予算調整: この API では、予算調整の POST が可能です。
グローバルな利用可能性: 予算 v4 API は、すべての SAP Concur データ センターでサポートされます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この新しい予算 API では、ユーザーが予算と ERP および HR システムを統合して予算設定およびメンテナンスを自動化し、SAP Concur から取り込まれない外部トランザクションを予算調整よりインポートすることができます。
一部の製品およびサービスが利用できない場合に表示されるホーム ページを変更 (3 月 20 日)ユーザーが SAP Concur にサインインした際に一部の製品やサービスを利用できない場合、ユーザーに表示される [ホーム] ページが変更されます。変更後のホーム ページからは、利用できる製品およびサービスにアクセスできます。
この改善の導入前は、一部の製品やサービスを利用できないときにユーザーが SAP Concur にサインインしようとすると、503 (サービスが利用不可) というメッセージが表示され、ユーザーの [ホーム] ページにはアクセスできませんでした。そのため、ユーザーは、すべてのサービスおよび製品が利用できるようになるまで待機してから、SAP Concur にサインインする必要がありました。
業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、他に使用できない製品やサービスがある場合でも、利用可能な製品およびサービスを使用するタスクを完了することができるようになります。
Concur Expense および Concur Invoice
予算承認ステップのロールが予算承認者に変更このリリースでは、明確化のため、承認経路の [予算承認] ステップのロールが [予算所有者] から [Budget Approver (予算承認者)] に変更されました。
業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張によって、[予算承認] ステップに必要なロールが明確になります。
Concur Expense
予算ダッシュボードの Concur Expense [承認] ページへのリンク予算所有者が承認者でもある場合は、リンクをクリックすれば、保留中の取引で予算ダッシュボードの経費リストから直接、経費の [承認]] ページを開くことができるようになります。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能によって、お客様は [承認] ページを直接開いて、支出レコードを承認できます。
計画変更サマリー
このセクションの項目は、今後のリリースを予定している変更のサマリーです。SAP Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。
重要: ここに記載されている計画変更は、この SAP Concur 製品またはサービスに影響を与える拡張および修正として予定されている内容を網羅していない場合があります。複数の SAP Concur 製品またはサービスに適用される計画変更は、統合されたドキュメントに記載されています。2020 年 5 月: 共通の計画変更 Standard Edition 管理サマリー で入手可能な追加の計画変更管理サマリーを確認してください。
今月の計画変更はありません。
お客様通知
SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors
「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)
月次ブラウザ証明書
月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Standard Edition からアクセスできます。