2018 年 6 月 Invoice Professional Edition 管理サマリー
更新 #2
Invoice
印刷形式の既定のテンプレートの更新既定の印刷形式とより厳密にマッチングするようにするために、請求書のカスタム印刷形式の作成で使用する既定のテンプレートが更新されました。
既定のテンプレートの更新には、以下の変更が含まれます。
支払申請名: 支払申請が左側に配置されるようになりました。これまでは、支払申請名はページの中央に配置されていました。
支払先住所: 支払先住所が [送金先] 見出しに配置され、ラベルは支払先住所詳細から削除されました。
配賦: お客様は、印刷される請求書に配賦を示すことができるようになりました。これまでは、カスタム印刷形式を印刷する際に配賦を示すことはできませんでした。
総計: 請求総額がページの右側に配置されるようになります。これまでは、請求総額はページの中央に配置されていました。
業務目的/お客様にとってのメリット: この更新により、フォームが使いやすくなります。
(日本) 早期導入者リリースで利用可能な e-文書タイムスタンプ日本の e-文書タイムスタンプ機能により、請求書で、会社および請求書サービス サプライヤからの請求書イメージのデジタル タイムスタンプがサポートされるようになりました。
この機能を有効化すると、必要な請求書情報をユーザーが確実に提供して日本の e-文書法への法令遵守を維持するためのルールが導入されます。ユーザーは、イメージのタイムスタンプを設定する前にまず、入力されている請求書に関して、請求書イメージが有効なイメージであることを確認する必要があります。請求書は、請求書イメージのタイムスタンプが正常に完了するまで、承認を得るために提出することはできません。
受領済、保留中、支払申請済、および不適格なタイムスタンプを監視するための検証プロセスがあります。この検証プロセスでは、タイムスタンプが正常に完了した請求書イメージが再検証され、有効および無効なタイムスタンプ イメージについて日付範囲別に件数および合計が表示されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、日本のお客様は、紙の請求書の代わりにデジタル請求書を使用した場合に、e-文書法への法令遵守を維持することができます。
TLS 1.0 メール
TLS 1.0 メールのサポート終了 - 2018 年 6 月 27 日 (水) 予定2017 年に、SAP Concur は TLS 暗号化プロトコルのバージョン 1.0 に対するサポートの終了を発表しました。
2018 年 6 月 27 日を目処に、SAP Concur は plans@concurtravel.com および plans@tripit.com の TLS 1.0 接続による受信メールの受け入れ機能を無効化する予定です。
大部分のお客様はすでに TLS 1.0 プロトコルによるメール送信機能をすでに無効化しているため、お客様への影響はほとんどないと思われます。
変更ログ
代理が割り当てられた際のログ記録ユーザーが代理を追加したとき、このアクションによって監査証跡が残されます。代理を追加するステップは変更されません。この変更には、ユーザー インターフェイス、フラット ファイル インポート、または Excel ファイル インポートを使用して追加される代理の追加のログ記録が含まれます。この変更は、代理の追加のみに影響します。代理の削除はログ記録されません。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、監査機能が強化されます。
クッキー設定
**通知** 新規クッキー承認プロセスヨーロッパでは、クッキーに対して特定のユーザー承認要件があります。ユーザーのコンピュータにクッキーの保存を許可する承認には、2 つの種類があります。以下のページに記載のとおり、使用されるオプションは国によって異なります。次のオプションがあります。
アクティブ承認: ユーザーはクッキーの許可をアクティブに承認します。この場合、ユーザーのコンピュータにクッキーを保存するには、SAP Concur はユーザーの承認を得る必要があります。
パッシブ承認: ユーザーはクッキーを非許可にしません。
各国で、どのオプションを使用するかを決定します。
業務目的/お客様にとってのメリット: これらの変更は、SAP Concur のプライバシーに関するグローバル要件に準拠しています。
**通知** ホワイトリストへの TrustArc.com の追加5 月のリリース ノートには、SAP Concur フッターの新規クッキー設定リンクという名前の項目が含まれています。これは、ヨーロッパにおける特定の承認に関する規制に対処するため、5 月 12 日のリリースで導入されたクッキー関連のプロセス変更を説明しています。
SAP Concur は、この規制に適切かつ確実に対応するため、グローバルなプライバシーおよびデータ ガバナンス プロバイダである TrustArc の支援を得ています。TrustArc が適切にこれらのプロセスを監視および管理できるように、お客様の会社の IT 部門 (または適切な部門) が TrustArc をホワイトリストに追加していることを確認してください。
IP アドレスは可変であるため、TrustArc は IP アドレスではなく、ドメイン名でホワイトリストに含める必要があります。以下のドメインをホワイトリストに含めてください。
trustarc.com
prefmgr-cookie.truste-svc.net
業務目的/お客様にとってのメリット: ホワイトリストによって、SAP Concur に代わって承認制約を管理するための適切なアクセス権が TrustArc に付与されます。
計画変更
このセクションの項目は、今後のリリースを予定しています。Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。
**計画変更** 請求書に名前が変更された支払申請今後のリリースで、「支払申請」という用語とその繰り返しは、「請求書」という用語とその繰り返しに置き換えられます。これらの変更は、ユーザー インターフェイス、請求書ドキュメント、およびその他すべての SAP Concur 製品ドキュメントで、この用語が出現する箇所に対して行われます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、SAP Concur で使用される用語と業界標準用語との整合性が確保されます。
**計画変更** 過去の請求書のインポート将来のリリースソースにおいて、request_comma_delimited_v2.xml 請求書インポート定義ファイルで、新しいレコード タイプがサポートされるようになります。新しいレコード タイプ 210 により、過去の請求書を Concur Invoice に新しい方法でインポートできるようになります。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、すでに処理されている請求書をインポートできるようになります。たとえば、SAP Concur の新しいお客様が、旧システムで処理された請求書をインポートできるようになります。
**計画変更** 支払先の作成および承認今後のリリースでは、支払先マネージャー ロールが割り当てられているユーザーは、Invoice 内で支払先を作成および承認できるようになります。現在、適切なロールが割り当てられているユーザーは、新しい支払先を申請することで、未承認の支払先を作成することができます。この機能が利用可能になると、支払先マネージャー ロールが割り当てられているお客様は、Invoice 内で新しい支払先を作成および承認できるようになります。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、既存のインポートおよび一致プロセスに依存せずに、承認済支払先を Invoice に取り込むための効率的な方法がお客様に提供されます。
**計画変更** オンライン ヘルプの [処理者プライバシー保護方針] リンク – 7 月予定[処理者プライバシー保護方針] リンクが、SAP Concur フッターに表示されます。
ただし、SAP Concur の一部のページにはフッターが表示されません。リンクが表示されない場合、ホーム ページに戻って [処理者プライバシー保護方針] リンクをクリックします。
また、7 月を目処に、SAP Concur では [処理者プライバシー保護方針] リンクをオンライン ヘルプに追加する予定です。
**計画変更** パーソナライズされた Concur OpenConcur Open は SAP Concur のリアルタイム サービス ステータス ダッシュボードであり、限定された SAP Concur サービスおよびすべてのデータ センターの機能停止とインシデントを表示します。Concur Open では、現在のサービス ステータスおよび過去 20 日間のインシデント履歴が表示されます。
今後のリリースで、Concur Open に新しい機能が追加されます。ユーザーは引き続き Concur Open にアクセスし、Concur サービスの利用可能性を表示することができます。SAP Concur ユーザーはさらに、Concur Open にログインして以下を行うことができるようになります。
会社固有のサービスおよびデータ センターのサービス ステータスの表示
会社固有のサービスに影響を与えるインシデントに関する更新を依頼するための購読オプションへのアクセス
詳細な根本的原因分析情報および各インシデントに対して SAP Concur が行った対策を含む過去 2 年間のサービス履歴の表示
業務目的/お客様にとってのメリット: お客様は Concur Open を使用して、SAP Concur サービスの機能停止、ステータス、および利用可能性を監視します。この新機能を追加すると、お客様は自身のサービス ステータスおよび利用可能性についてのパーソナライズされたビューを利用できます。SAP Concur の目標は、インシデント/機能停止についてのより正確で透明性の高いビューを提供することです。
**計画変更** プレーン テキスト FTP のサポート終了 (2018 年 9 月 1 日)SAP Concur は、SAP Concur との間でデータを転送するためのプレーン テキスト FTP の使用についてサポートの終了を発表しました。
プレーン テキスト FTP は、セキュリティ保護されたプロトコルではなく、固有のセキュリティ脆弱性があります。2018 年 9 月 1 日に、SAP Concur Operations は、ファイル転送インフラストラクチャに対してセキュリティ アップデートを適用します。これにより、お客様のデータを保護し、SAP Concur Trust Platform の監査セキュリティ要件を満たすための継続的なコミットメントの一環として、プレーン テキスト FTP の使用が制限されます。
詳細については、Plain Text FTP Retirement FAQ (英語のみ) を参照してください。
お客様通知
SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)
月次ブラウザ証明書月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。