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2021 年 8 月 Analysis/Intelligence Professional Edition 管理サマリー

初回投稿

リリース ノート サマリー

このセクションの項目は、今月のリリース ノートのサマリーです。 Professional Edition のリリース ノートには、新機能 - Professional Edition からアクセスすることができます。

モデルの変更

今月のモデルの変更はありません。

レポートの変更

削除されたレポート: ユーザー評価サマリー - 経費

2021 年 8 月 1 日より、ユーザー評価サマリー – 経費レポートは、Analysis の [分析 - 標準レポート] フォルダおよび Intelligence の [インテリジェンス - 標準レポート] フォルダから削除されます。

最低限の利用しかなく、お客様に最大の価値をもたらす標準レポートへの投資を確保したいとの理由から、このレポートを標準レポート製品から削除しました。

現在、製品およびサービスに関する詳細かつ実用的なフィードバックを取得するための新しいソリューションに取り組んでいます。

詳細情報

サポート対象ブラウザの詳細については、2021 年 8 月 Concur Expense リリース ノート (英語のみ) のMiscellaneous | 5-Star Rating Replaced with New Survey リリース ノートを参照してください。

レポートの場所

ユーザー評価サマリー - 経費レポートは、以下の場所にありました。

  • [分析 - 標準レポート] > [管理]
  • [インテリジェンス - 標準レポート] ‎> [管理]

その他の変更点

ファイル転送の更新: **進行中** SSH キー認証による必須 SFTP

このリリース ノートは、SAP Concur 製品を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。セキュリティで保護されたさまざまなファイル転送プロトコルを使用してデータ交換に参加する SAP Concur のお客様および支払先に対し、SAP では、これらのファイル転送のセキュリティを強化するための変更を行っています。

2021 年 4 月 10 日以降、非 SFTP (Secure File Transfer Protocol) プロトコルと SFTP パスワード認証を使用してファイル転送のために SAP Concur に接続することはできません。

  • 非 SFTP ファイル転送アカウントは、SSH キー認証による SFTP に切り替える必要があります。

  • パスワード認証を使用している SFTP ファイル転送アカウントは、SSH キー認証に切り替える必要があります。

  • SFTP パスワードのリセット要求では、お客様が認証に SSH キーを提供する必要があります。

2021 年 4 月 12 日より、SAP は非準拠ファイル転送接続の無効化を開始しました。非準拠アカウントを無効化するプロセスは、2021 年を通して継続されます。複数のファイル転送接続を設定している場合、この変更はすべてのファイル転送接続に適用されます。

この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。

  • st.concursolutions.com

  • st-eu.concursolutions.com

  • vs.concursolutions.com

  • vs.concurcdc.cn

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティが強化されます。

ファイル転送の更新: **進行中** SAP Concur レガシー ファイル移動の移行

このリリース ノートは、SAP Concur を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。SAP Concur では、データ交換に参加しているお客様および支払先向けにファイル転送サブシステムの保守を進め、ファイル転送のセキュリティを強化しています。

SAP Concur では、現在、ファイルの移動で従来のプロセスを使用しているエンティティを対象に、API を使用した、より効率的で安全なファイル ルーティング プロセスへの移行を進めています。

従来のプロセスを使用するように現在エンティティが構成されているお客様は、現在から 2022 年 1 月 24 日までのいずれかの時点で、より効率的なプロセスへと移行されます。より効率的なプロセスに移行すると、次のような点が改善されます。

  • 従来のプロセスでは、お客様は、ファイル転送スケジュールが指定された時間に実行されるまで待機する必要がありました。より効率的で安全な API ベースのプロセスでは、SAP Concur からの抽出やその他の送信ファイルは、ファイルの作成直後から、既存のオーバーナイト処理期間中に利用できます。

この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。

  • st.concursolutions.com

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティと効率が強化されます。

ファイル転送の更新: ファイル転送用の期限付き PGP キーを利用可能

SAP Concur 製品に転送されるファイルは、SAP Concur の公開 PGP キー concursolutionsrotate.asc を使用して暗号化する必要があります。

concursolutionsrotate.asc

  • キー ファイルはお客様のルート フォルダ内にあり

  • キー ID 40AC5D35

  • RSA 4096 ビット署名および暗号化サブキー

  • キーの有効期間は 2 年間

  • 期限切れ前のキーの交換はお客様の責任で行う

    • 次の期限日: 2022 年 9 月 4 日

    • SAP Concur では、お客様のルート フォルダ内にある現在の期限付き公開 PGP キーを、有効期限の 90 日前に交換する予定

SAP Concur の旧 PGP キー (キー ID D4D727C0) は、既存のお客様に対しては引き続きサポートされますが、将来的には非推奨化される予定です。

SAP Concur では、より安全な期限付きの公開 PGP キーをファイル転送に使用することを強くお奨めします。より安全性の高い期限付きの公開 PGP キーをファイル転送に容易に使用できるように、SAP Concur は 2021 年 1 月 15 日 (金) に既存のお客様のホーム フォルダにこのキーを追加しました。

この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。

  • st.concursolutions.com

  • mft-us.concursolutions.com

  • vs.concursolutions.com

  • st-eu.concursolutions.com

  • mft-eu.concursolutions.com

業務目的/お客様にとってのメリット: 期限付き公開 PGP キーは、ファイル転送の安全性を高めます。

サポート対象の設定: サポート対象ブラウザ

Web ブラウザは頻繁に更新されるため、メンテナンスの容易化と、文書化されたサポート対象ブラウザ情報を最新に保つ目的で、Concur Travel & Expense Supported Configurations Guide (英語のみ) では、サポート対象ブラウザについて特定のバージョン データが公開されなくなりました。さらに、Monthly Browser Certifications (英語のみ) ドキュメントは廃止され、サポート対象ブラウザのバージョン情報が毎月更新されなくなります。

SAP Concur では、製品の応答性、信頼性、および安全性において最も高いユーザー操作性を得られるように、製造業者の流通に準拠する最新のテクノロジと、会社のサポートおよびセキュリティ ポリシーを導入することをユーザーに推奨しています。

詳細情報

サポート対象ブラウザの詳細については、Concur Travel & Expense Supported Configurations Guide (英語のみ) を参照してください。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、Concur Travel & Expense Supported Configurations Guide (英語のみ) でのサポート対象ブラウザの情報が最新に保たれます。

サポート対象ブラウザに関する最新情報をユーザーに提供することで、Web バージョンの SAP Concur にアクセスする際のユーザー操作性が向上します。

計画変更サマリー

このセクションの項目は、今後のリリースを予定している変更のサマリーです。SAP は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。

モデルの変更

**計画変更** [支払日] フィールドの変更

Cognos データ モデルでは、[経費].[レポート日付とステータス].[支払日] および [経費].[レポート日付とステータス].[支払日時] データ項目の [支払日] フィールドの日付は、2021 年 8 月リリースで Concur Expense の標準勘定抽出の [PAID_DATE] フィールドの動作に対して行われた変更に基づいて変更されます。

2021 年 8 月のリリースでは、標準勘定抽出 (SAE) (バージョン 2 および 3) の [PAID_DATE] フィールドの動作が Concur Expense で変更され、以下のイベントが発生した場合にのみ [PAID_DATE] フィールドが更新されます。

経費レポートの支払ステータスが支払ワークフローの最後に達し、"支払処理中/抽出準備完了" から "支払済/抽出済" に更新された場合

現在、Cognos データ モデルでは、[経費].[レポート日付とステータス].[支払日] および [経費].[レポート日付とステータス].[支払日時] データ項目の [支払日] フィールドの日付は、支払のためのレポートの抽出日または支払確認日のいずれかになります。

今後のリリースでは、[経費].[レポート日付とステータス].[支払日] および [経費].[レポート日付とステータス].[支払日時] データ項目の [支払日] フィールドの日付は、支払のためのレポートの抽出日の日付のみとなり、[支払日] フィールドの値は支払確認が受領された日付で上書きされなくなります。

支払確認日付を追跡および取得するには、[経費].[レポート日付とステータス].[支払確認日付] データ項目を使用することができます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更は、このフィールドの値に依存しているユーザーのために、分析やその他のユース ケースを改善することを目標としています。

構成/機能のアクティブ化

変更は自動的に行われます。構成またはアクティブ化ステップはありません。

詳細情報

SAE の [PAID_DATE] フィールドの更新の詳細については、2021 年 8 月の Concur Expense Professional リリース ノート (英語のみ) の Standard Accounting Extract | Change to the Behavior of the PAID_DATE Field リリース ノートを参照してください。

SAE の詳細については、Concur Expense: Standard Accounting Extract, Version 2 Specification (英語のみ)、または Concur Expense: Standard Accounting Extract, Version 3 Specification (英語のみ) を参照してください。

レポートの変更

**計画変更** 削除されたレポート: ユーザー評価サマリー - 出張

ユーザー評価サマリー – 出張レポートおよびユーザー評価サマリー – 出張レポートは、Analysis の [分析 - 標準レポート] フォルダおよび Intelligence の [インテリジェンス - 標準レポート] フォルダから削除されます。

最低限の利用しかなく、お客様に最大の価値をもたらす標準レポートへの投資を確保したいとの理由から、ユーザー評価サマリー – 出張レポートは標準レポート製品から削除されます。

現在、製品およびサービスに関する詳細かつ実用的なフィードバックを取得するための新しいソリューションに取り組んでいます。

詳細情報

詳細については、2021 年 8 月 Concur Travel リリース ノート (英語のみ) のMiscellaneous | **Planned Changes** 5-Star Rating Replaced with New Survey リリース ノートを参照してください。

既存のユーザー評価データを保持する必要がある場合は、レポートを削除する前に履歴データをダウンロードすることができます。

今後のリリース ノートに追加の情報が提供される予定です。

レポートの場所

ユーザー評価サマリー - 出張レポートは、現在、以下の場所にあります。

  • [分析 - 標準レポート] > [管理]
  • [インテリジェンス - 標準レポート] ‎> [管理]

その他の変更点

**計画変更** IBM Cognos バージョン 11 へのアップグレード

Analysis および Intelligence は IBM® Cognos® によって提供されています。Analysis および Intelligence では、Cognos は v11 に更新されます。

この更新により、Analysis および Intelligence が以下のように拡張されます。

  • ユーザー インターフェイス (UI) の拡張:
    • よりモダンな外観のインターフェイス
    • 'レポートの実行'、'レポートのスケジュール' などのアクションやメニュー アイテムにカーソルを合わせなくても、右クリックするだけでアクセスすることができます。
  • Cognos v11 では、既存の Report Studio の名前が "Report" に変更されます。
    • Concur データ ウェアハウス モデル内のデータ要素の検索が含まれます。

詳細情報

詳細については、Cognos 11 ユーザー インターフェイスの更新を参照してください。

今後のリリース ノートに追加の情報が提供される予定です。

スケジュールの更新

Cognos v11 の更新は、事前に指定されたお客様のグループによって実装されます。

通信および時期に関する詳細情報は、更新に近づいたらリリースされます。週末にかけて、お客様ごとに Analysis/Intelligence UI を自動的に更新することを予定しています。

更新はエンティティ別に行います。複数のエンティティまたはテスト サイトがあるお客様は、すべてのサイト間で更新の時間枠が異なる場合があります。今後のリリース ノートに追加情報が提供される予定です。また、ソリューションが更新される 30 日前に通知が送信されます。

技術的な理由により、特定のお客様の更新をスケジュールすることはできません。日付は事前定義され、お客様が Cognos v11 より前または後に移行することはできません。

お客様通知

このセクションの項目では、すべてのお客様向けに参照資料が提供されます。

アクセシビリティの更新

SAP では、最新の Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) をより適切に満たすように変更を実装します。SAP Concur ソリューションに加えられたアクセシビリティ関連の変更に関する情報は、四半期ごとに公開されます。Accessibility Updates (英語のみ) ページで、四半期ごとの更新を確認することができます。

SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

サポート対象ブラウザ

サポート対象ブラウザは、その他の SAP Concur 月次リリース ノートで提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。