2018 年 4 月 Analysis/Intelligence Professional Edition 管理サマリー
最終更新日: 2018 年 4 月 14 日
モデルの変更
新しいフィールド: カード プログラム IDこのリリースでは、Expense で利用できる新しいクレジット カード プログラム関連のフィールドがあります。
説明: この新しいフィールドでは、ユーザーが各自の組織で使用されるクレジット カード プログラムに関してレポートできます。この新しいフィールドにより、ユーザーはクレジット カード プログラムの使用について理解を深め、さまざまなクレジット カード プログラムにわたって経費の支払要請を追跡できます。
Expense の新しいクレジット カード プログラム関連のフィールドは、以下のフォルダにあります。
- [Expense] > [支払マネージャー] > [バッチ] > [マスタ口座]
このリリースでは、Invoice の新しい発注の照合関連のフィールドがあります。
説明: これらのフィールドでは、ユーザーが発注照合想定外フラグに関してレポートできます。これらのフィールドにより、調査が必要な請求書を特定し、買掛金ワークフローの潜在的な問題を特定できます。
Invoice の発注照合関連の新しいフィールドは、以下のフォルダにあります。
- [Invoice] > [支払申請の想定外フラグ] > [発注照合想定外フラグ]
- [Invoice] > [支払申請の想定外フラグ] > [発注照合想定外フラグ] > [キー]
- [Invoice] > [発注] > [発注申請]
翻訳の変更
ブラジル ポルトガル語、チェコ語、およびスペイン語で利用可能な追加レポート12 月のリリースでは、Concur の Analysis/Intelligence レポート、モデルおよびアーカイブで、ブラジル ポルトガル語、チェコ語、およびスペイン語のサポートが追加されました。
1 月のリリースより、Analysis のお客様用の [分析 - 標準レポート] フォルダと Intelligence のお客様用の [インテリジェンス - 標準レポート] フォルダの残りのレポートの多くを、コンテンツ言語がブラジル ポルトガル語、チェコ語、またはスペイン語 (もしくはその複数) に設定されているユーザーがブラジル ポルトガル語、チェコ語、およびスペイン語で利用できるようになりました。
3 月のリリースでは、[インテリジェンス – 標準レポート] フォルダ内の以下のレポートは、ブラジル ポルトガル語、チェコ語、およびスペイン語で利用できます。
- [Persona ダッシュボード] > [部門マネージャー概要] > [詳細レポート] > [平均ライフ サイクル詳細]
- [Persona ダッシュボード] > [部門マネージャー概要] > [詳細レポート] > [従業員詳細別の規定外フラグ]
4 月のリリースより、ブラジル ポルトガル語、チェコ語、およびスペイン語では追加レポートを使用できません。
まだ翻訳されていないレポート
Analysis のお客様用の [分析 - 標準レポート] フォルダおよび Intelligence のお客様用の [インテリジェンス - 標準レポート] フォルダの一部のレポートは、まだブラジル ポルトガル語、チェコ語、およびスペイン語で提供されていません。Concur では、これらのレポートの翻訳を今後のリリースで完了する予定です。
これらのレポートが翻訳されるまで、レポートは引き続き米国英語で表示されます。
[分析 – 標準レポート] フォルダ内の以下のレポートは、まだブラジル ポルトガル語、チェコ語、およびスペイン語で提供されていません。
- [TripLink] > [TripLink Details by Traveler (TripLink の詳細 (出張者別))]
[インテリジェンス – 標準レポート] フォルダ内の以下のレポートは、まだブラジル ポルトガル語、チェコ語、およびスペイン語で提供されていません。
- [Persona ダッシュボード] > [部門マネージャー概要] > [ダッシュボード - 部門マネージャー経費精算レポート概要]
- [Persona ダッシュボード] > [部門マネージャー概要] > [ダッシュボード - 部門マネージャー概要]
- [Persona ダッシュボード] > [請求書管理概要] > [ダッシュボード - 請求書管理概要]
- [Persona ダッシュボード] > [出費管理概要] > [ダッシュボード - 経費出費管理概要]
- [支出] > [エグゼクティブ ブリーフィング サマリー]
- [TripLink] > [TripLink Details by Traveler (TripLink の詳細 (出張者別))]
詳細情報
Cognos での言語設定の詳細については、Localization for Analysis/Intelligence ファクトシート (英語のみ) を参照してください。
レポートの変更
新しいレポート: E-Receipt を使用する会社用の経費エントリ (日本マーケット固有のレポート)日本マーケットの Analysis および Intelligence のお客様は、国税庁 (NTA) の調査で E-Receipt レポートを使用する会社用の新しい経費エントリを使用できます。レポート プロンプトは、取引日、経費金額の範囲、経費タイプ、および支払先などの情報のプロンプトを提供することで、NTA 調査を支援します。NTA は、このレポートの情報を使用して、Concur Expense の [レポートの処理] 機能の経費レポート ID を使用して、経費エントリの詳細を検索できます。
レポート出力
このレポートには、以下の列が含まれています。
- レポート レガシー キー
- Report ID
- レポート名
- 会社コード
- 会社
- 従業員 ID
- 従業員
- 取引日
- 親経費タイプ
- 経費タイプ
- 支払先
- 経費金額 (払戻通貨)
- 払戻通貨
レポートの場所
レポートは以下のフォルダにあります。
- [Analysis] - [標準レポート] > [マーケット固有レポート] > [日本]
- [Intelligence] - [標準レポート] > [マーケット固有レポート] > [日本]
日本マーケットの Intelligence のお客様は、新しい支払先の金額ランキング レポートを使用して、購入が特定の支払先に集中しているかどうかを分析できます。このレポートでは、承認総額 (rpt) フィールドに基づいた結果の棒グラフと上位ランキングの支払先をリストするテーブルが提供されます。また、経費タイプ別の支払先の毎月の承認済み購入金額も提供されます。
レポート出力
このレポートには、以下のフィールドおよび列が含まれます。
- 支払処理日
- 経費タイプ
- ランク
- 支払先
- 承認総額 (rpt)
- レポート通貨
レポートの場所
レポートは以下のフォルダにあります。
- [Intelligence] - [標準レポート] > [マーケット固有レポート] > [日本]
Analysis および Intelligence のお客様のクレジット カード取引レポートが更新され、[カードに記された名前] 列が含められました。この列の追加により、お客様はカード ユーザーに割り当てられていないカードを追跡できます。
また、このレポートでは、レポートの取引が実際のクレジット カード取引情報と一致するように、結合された取引ではなく、個別の取引が既定で表示されます。
レポートの変更
[カードに記された名前] 列の追加にともない、このレポートは、最初に [従業員] 列で並べ替えられ、次に各従業員のクレジット カード取引が [カードに記された名前] 列でグループ化されます。
レポートの場所
レポートは以下のフォルダにあります。
- [Analysis - 標準レポート] > [財務]
- [Intelligence - 標準レポート] > [財務]
詳細情報
クレジット カード取引レポートの詳細については、Chapter 10: Folder – Finance in the Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) を参照してください。
標準レポートの実行履歴の更新2018 年 2 月のリリース以降、継続的なセキュリティ改善の一環として、すべての標準レポートの実行履歴詳細が非表示になりました。お客様は、引き続きレポートの実行履歴を表示することができますが、実行履歴詳細は表示できなくなります。
実行履歴詳細が非表示になったため、お客様は、レポート エラーの原因などの実行履歴メッセージを表示できなくなりました。
お客様が実行履歴メッセージを引き続き表示できるように、4 月のリリースでは、[実行履歴の詳細を表示] ページの新しいバージョンを利用できます。
[実行履歴の詳細を表示] ページの新しいバージョンは、ページの [レポート] セクションが削除されたこと以外は、元のバージョンと同じです。
表示項目
お客様が [実行履歴の表示] ページの [アクション] 列で [実行履歴の詳細を表示] ボタンをクリックすると、[実行履歴の詳細を表示] ページの新しいバージョンが表示されます。
その他の変更点
Standard Reports by Folder ガイドの改良SAP Concur では、Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) を改良中です。レポート プロンプトおよびフィールドの定義を追加し、各レポートのレポート フィールドに関連付けられる式を追加します。
これは継続的なプロジェクトです。お客様は、これらのガイドの更新が利用可能になったときに、ご覧いただけます。
例
新しいレポート プロンプト定義の例は、旅程詳細レポートです。
レコード ロケーター: 出張に割り当てられたレコード ロケーターによって検索するために使用します。
旅程詳細レポートの新しいフィールド情報の例:
データ項目ラベル | データ項目名 | データ項目式 | データ項目説明 |
---|---|---|---|
Purchased By | <Purchased By> | [Travel].[Trips].[Employee Last Name] + ', ' + [Travel].[Trips].[Employee First Name] | 出張する従業員の法的な姓名(John Smith など) |
Booked By | <Booked By> | [Travel].[Trips].[Booking Employee] | 出張を予約した従業員の名前 (姓名の形式) |
乗客 | <Passengers> | [Travel].[Trip Passengers].[Passenger] | 出張する従業員 (姓名の形式) |
Is Primary? | <Is Primary ?> | [Travel].[Trip Passengers].[Is Primary] | 従業員が第一出張者であるかどうかを示します (はい/いいえ形式) |
昨年、ヨーロッパで In-Product Messaging が導入された際、その機能にはユーザーがメッセージングをオプトアウトする機能が含まれていました。
このリリースでは、米国のお客様にもオプトアウトする機能が提供されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: 米国のユーザーは、In-Product Messaging をオプトアウトできます。
計画変更
このセクションの項目は、今後のリリースを予定しています。Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。
レポートの変更: **計画変更** 利用可能になる追加言語Concur では、Analysis/Intelligence レポート、モデル、およびアーカイブで、ブルガリア語、クロアチア語、デンマーク語、フィンランド語、フランス語 (カナダ)、ハンガリー語、ノルウェー語、ポーランド語、ルーマニア語、ロシア語、スロバキア語、およびトルコ語のサポートの追加を予定しています。
将来のリリースでは、Analysis のお客様の [Analysis - 標準レポート] フォルダおよび Intelligence のお客様の [Intelligence - 標準レポート] フォルダ内のレポートを、コンテンツ言語がブルガリア語、クロアチア語、デンマーク語、フィンランド語、フランス語 (カナダ)、ハンガリー語、ノルウェー語、ポーランド語、ルーマニア語、ロシア語、スロバキア語、および/またはトルコ語に設定されているユーザーは、ブルガリア語、クロアチア語、デンマーク語、フィンランド語、フランス語 (カナダ)、ハンガリー語、ノルウェー語、ポーランド語、ルーマニア語、ロシア語、スロバキア語、およびトルコ語で利用できます。
翻訳したテキストを Cognos レポート内で確認するには、まず Concur Expense で言語を有効化する必要があります。また、Concur でホスティングされたコンソールおよび Cognos の [個人用設定] で、会社に対して追加言語の設定も行う必要があります。詳細については、このリリース ノートのベスト プラクティス セクションを参照してください。
まだ翻訳されていないレポート
Intelligence のお客様の [Analysis - 標準レポート] フォルダおよび Intelligence のお客様の [Intelligence - 標準レポート] フォルダは、まだブルガリア語、クロアチア語、デンマーク語、フィンランド語、フランス語 (カナダ)、ハンガリー語、ノルウェー語、ポーランド語、ルーマニア語、ロシア語、スロバキア語、およびトルコ語では利用できません。Concur では、将来のリリースでこれらのレポートの翻訳を完了する予定です。
これらのレポートが翻訳されるまで、レポートは引き続き米国英語で表示されます。
ホスティングされたコンソール設定
将来のリリースでは、Concur でホスティングされたコンソールの選択で、ブルガリア語、クロアチア語、デンマーク語、フィンランド語、フランス語 (カナダ)、ハンガリー語、ノルウェー語、ポーランド語、ルーマニア語、ロシア語、スロバキア語、およびトルコ語を利用できるようになります。追加言語が利用可能になったら、Concur は会社に対してこの設定を有効化できます。
ベスト プラクティス
サポートされた言語でレポートおよびレポートコンテンツが最適に生成され、表示されるようにするには、以下の言語設定を使用することをお勧めします。
- ホスティングされたコンソールで、使用する言語のチェック ボックスが選択されます。
- Cognos で、[デフォルトの言語の使用] オプションを、[個人用設定] ダイアログボックス ([個人用]) の [ユーザー・インターフェースの言語] 設定および [コンテンツ言語] 設定の両方に対して選択します。
- Concur で、HMC のエンティティに対して現在有効化されている言語のいずれかを、[システム設定] ページの [既定の言語] リストから選択します ([プロファイル] > [プロファイル設定] > [システム設定])。
Cognos の設定
Cognos では、[個人用設定] ダイアログ ボックス ([個人用]) の [コンテンツ言語] にある [使用する言語を選択] リストから、ブルガリア語、クロアチア語、デンマーク語、フィンランド語、フランス語 (カナダ)、ハンガリー語、ノルウェー語、ポーランド語、ルーマニア語、ロシア語、スロバキア語、および/またはトルコ語を選択できます。
詳細情報
これらのリリース ノートの今後のバージョンでは、追加情報を入手できます。
Cognos での言語設定の詳細については、Analysis/Intelligence の翻訳ファクトシートを参照してください。
レポートの変更: **計画変更** 実用的分析の更新実用的分析アラートに対して複数の変更が計画されています。Concur は今後、実用的分析プラットフォームを拡張して、追加のアラート機能を提供します。これらの変更では、メールの読みやすさを改善し、Concur が送信するその他のメール メッセージと合うようにメールの形式設定を行います。主な焦点は、メールをよりモバイルフレンドリーにして、プレーン テキスト メッセージに対するサポートを追加することです。
予算の % 値
予算の % 値アラート メールは、モバイルフレンドリーかつその他の Concur メール メッセージに使用される形式と一致するように拡張されます。
クレジット カード取引
クレジット カード取引アラート メールは、モバイルフレンドリーかつその他の Concur メール メッセージに使用される形式と一致するように拡張されます。
また、クレジット カード取引アラートは、2 つの個別アラートに分割されます。取引のしきい値に達した、または超過したクレジット カード取引に対するものと、レビュー用のフラグが立てられた特定の加盟店カテゴリー コードに関連付けられたクレジット カード取引に対するものです。
2 つの個別クレジット カード取引アラートにより、BI マネージャーがアラートを受信する理由がより明確になり、どのアラートを受信するかを柔軟に決定できるようになります。
更新に関する重要情報
予算の % 値アラートとクレジット カード取引アラートのどちらの場合も、アラートが新しいプラットフォームに移行される際に中断はありません。これらのアラートを現在受信している BI マネージャーは、引き続きアラートを受信します。アラートは新しいメール形式で提供されます。
実用的分析の詳細については、『Analysis/Intelligence: Actionable Analytics User Guide (英語のみ) を参照してください。
その他の変更: **計画変更** 期限切れデータの新機能この新機能によって、お客様は、誰が、いつ、どこでの基準に基づいてデータの保管期間を管理することができます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、データ保持に関するお客様固有のコンプライアンス ニーズを満たすことができます。
その他の変更: **計画変更** "プライバシー規約" ページの削除現在、ユーザーに [プライバシー規約] ページを表示しているお客様は、5 月を目処にそのページが削除されることに注意してください。つまり、プライバシー規約がどのような状況においても表示されなくなります。さらに、プライバシー規約テキストをカスタマイズするオプションとポリシーを適用するオプション (ユーザーによるプライバシー規約の承認が必要な場合など) も削除されます。
別のリリースでは、SAP Concur により、ページのフッターのリンクからアクセスできる標準プライバシー保護方針が提供されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更の目的は、すべてのお客様に、修正されていない同じ SAP Concur プライバシー保護方針が表示されるようにすることです。
その他の変更: **計画変更** 5 月のリリースで予定される新しいプライバシー保護方針**計画変更** "プライバシー規約" ページの削除という名前のリリース ノートでは、現在のカスタマイズ可能なプライバシー規約の終了時に発生する変更について説明します。また、顧客データの "処理者" になるための要件として SAP Concur が提供する新しいプライバシー保護方針についても説明します。
この目的は、すべての SAP Concur 製品およびモバイル アプリにおけるカスタマイズされた規約テキストまたは一意の規約テキストの発生を、顧客データの処理活動について説明する SAP Concur 処理者プライバシー保護方針に置き換えることです。
5 月には、新しいテキストが利用できるようになります。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更の目的は、すべてのお客様に、修正されていない同じ SAP Concur プライバシー保護方針が表示されるようにすることです。
お客様通知
Concur Non-Affiliated Subprocessors「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)
月次ブラウザ証明書月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。