Concur Invoice Professional Edition 管理のヘルプ

2018 年 11 月 Invoice Professional Edition 管理サマリー

初回投稿

Invoice

e-文書タイムスタンプ検証ツールの新規ロール

Invoice で新しい管理ロールが利用可能になりました。この新しいロール (デジタル コンプライアンス管理者) は、ユーザーが Expense および Invoice の e-文書タイムスタンプ検証ツールにアクセスできる共有ロールとなります。

業務目的/お客様にとってのメリット: デジタル コンプライアンス管理者により、管理者は Expense および Invoice の e-文書タイムスタンプ検証ツールへのアクセスをユーザーに提供する単一ロールを割り当てることができます。

支払申請勘定抽出定義で新しいフィールドを利用可能

支払申請勘定抽出が構成されているお客様の場合、発注抽出定義に以下の新しいフィールドを追加できます。

  • UOM コード

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、お客様は Concur Invoice の請求書で入力された単位 (UOM) コードを抽出できるようになります。UOM コードは、外部システムで適切に記録されてインベントリの数量を調整するために便利であるか、必要となる可能性があります。

購入申請

新しい v4 購入申請 API

SAP Concur Developer Center から新しい購入申請 API を利用することができます。

業務目的/お客様にとってのメリット: 購入申請 API により、開発者が外部データを活用して事前申請の購入申請を作成し、自動的に提出することができます。また、POST メソッドおよび GET メソッドを使用して、購入申請番号およびステータスを取得することができます。

発注

発注領収書抽出定義で新しいフィールドを利用可能

発注領収書抽出が構成されているお客様の場合、発注請求書抽出定義に以下の新しいフィールドを追加できます。

  • UOM コード

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、お客様は Concur Invoice の発注領収書で入力された単位 (UOM) コードを抽出できるようになります。UOM コードは、外部システムで適切に記録されてインベントリの数量を調整するために便利であるか、必要となる可能性があります。

SAP Concur メール

**進行中** メール インフラストラクチャの変更 - 信頼できる差出人のリストへの IP アドレスの追加

SAP Concur では、製品から SAP Concur ユーザーへの送信メールに関して新しいメール インフラストラクチャに移行中です。このため、送信 IP アドレスに基づいて受信メールをフィルタリングする会社は、新しい IP アドレスを信頼できる差出人のリストに追加して、ユーザーが SAP Concur からメールを受信できるようにする必要があります。

Concur Expense のみ: 現在、ここで説明されている問題は、Concur Expense を使用し、かつ IP アドレスに基づいて受信メールをフィルタリングしている会社にのみ影響することに注意してください (これには、会社が Expense 自体を使用しているか、SAP Concur 製品またはサービスと統合された Expense を使用しているかを問わず、Expense のすべてのエディションが含まれます)。現在のところ、その他の SAP Concur サービス (Travel や Concur Pay など) には影響しません。

2019 年の第 1 四半期を目標として、追加の変更を行う予定です。影響を受けるすべての会社には事前に通知し、この問題を管理するためのすべてのオプションを提供する予定です。

**進行中** メール形式の更新

SAP Concur では、すべてのメール通知の形式を更新中です。この変更により、SAP Concur サービス全体で、新しい一貫したルック アンド フィールが提供されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: 更新された一貫性のある表示にすることを目的としています。

重要

以下の点に注意してください。

  • メール内容は変更されておらず、ルック アンド フィールのみが変更されていることに注意してください。

  • これらの変更は、経時的に行われる予定です。新しい形式の使用時期は、各製品チーム (Expense、Invoice、Travel など) が決定します。タイミングは、リソースの可用性や、スケジュールされているその他の拡張の優先度に基づきます。

  • すべての製品メールが同時に変更されるわけではありません。たとえば、最初に Expense 承認メールが変更され、次にその他の Expense 通知が続く場合があります。

  • このプロジェクトに終了日付は割り当てられていません。これらの変更は 1 年以上かかる可能性があります。

  • 各チームは、新しいメールの表示がスケジュールされる際に、リリース ノートを提供する予定です。

計画変更

このセクションの項目は、今後のリリースを予定しています。Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。

Invoice

**計画変更** お客様のレビューおよびオプトインでまもなく利用可能になる Concur Invoice の新しいユーザー インターフェイス

新しいユーザー インターフェイスの早期アクセス プログラムの成功後、SAP Concur は、2019 年の第 1 四半期に予定している一般利用の準備を行うため、すべてのお客様に新しいユーザー インターフェイスを習熟する機会があるオプトイン フェーズをまもなく提供します。

請求書処理の優先設定の新しい設定から、新しいユーザー インターフェイスを有効にして、新しい [Invoice Manager] ページ機能をレビューすることができます。これは、システム内における Invoice ライフサイクルの状況を継続的に監視する債務管理 (AP) ユーザーをターゲットにしています。

業務目的/お客様にとってのメリット: この新しい Concur Invoice ユーザー インターフェイスにより、お客様の作業効率が向上し、フライトにおける請求書の可視性が向上します。

**計画変更** 支払申請を請求書に名前変更

今後のリリースで、「支払申請」という用語とその関連用語は、「請求書」という用語とその関連用語に置き換えられます。これらの変更は、ユーザー インターフェイス、請求書ドキュメント、およびその他すべての SAP Concur 製品ドキュメントで、この用語が出現する箇所に対して行われます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、SAP Concur で使用される用語と業界標準用語との整合性が確保されます。

**計画変更** フォームおよびフィールドで利用できる新しい [領収書タイプ] フィールド

請求書構成管理者ロールを持つユーザーは、[購入申請項目] フォームに表示される [領収書タイプ] フィールドのデフォルト値を変更できるようになりました。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、領収書の 3 方向のマッチングおよびその他のワークフロー要件が簡易化されます。

発注

**計画変更** PO および PO 領収書インポートの今すぐインポート

今すぐインポート機能では、オーバーナイトのスケジュール済インポートを待つ必要なく、PO および PO 領収書ファイルを Invoice にすぐにインポートすることができます。これは、PO および PO 領収書をインポートして、外部登録された同じ日に Concur Invoice 製品で処理する必要があるお客様に有用です。頻繁に同期された最新データにあわせて、1 日に複数の PO および PO 領収書インポートを実行することもできます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、Concur Invoice に PO および PO 領収書をインポートする時間および頻度を管理しやすくなります。

支払先の管理

**計画変更** 支払先変更の監査証跡

今後のリリースでは、支払先の作成および承認機能を有効にしているお客様は、支払先マネージャーの支払先レコード内の [監査証跡] ページから、支払先に対する変更を追跡することができます。たとえば、支払先が支払先マネージャーによって承認または更新されると、それらのアクションは [監査証跡] ページに表示されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、請求書支払先マネージャーのロールを持つユーザーが、仕入先マネージャーで支払先情報に対して行われた変更を追跡することができます。

**計画変更** 既定の支払先情報フォームに追加されるフィールド

今後のリリースでは、支払先情報を追加および更新する既定のフォームに、[国] および [正味支払期間] の 2 つの追加フィールドが含まれるようになります。

[国] フィールドには、支払先住所に関連付けられた国が含まれます。

[正味支払期間] フィールドは、支払が行われる必要がある期限までの日数を反映します。

業務目的/お客様にとってのメリット: これらのフィールドにより、申請済および承認済の支払先に関する追加情報を含めることができます。

**計画変更** 支払先インポート テンプレートおよび支払先銀行インポート テンプレートに追加される説明タブ

今後のリリースでは、ダウンロード可能な支払先インポート テンプレートおよび支払先銀行インポート テンプレートに、テンプレートの列に関する詳細を提供する新しいタブが含まれるようになります。

業務目的/お客様にとってのメリット: 追加詳細により、支払先インポート テンプレートの情報が、情報がインポートされるフィールドの要件を満たすことを確認することができます。

**計画変更** 支払先インポート メッセージの改善

今後のリリースでは、支払先インポート テンプレートを使用して支払先をインポートするときに支払先マネージャーで表示されるメッセージの一部が改善されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: 改善されたメッセージによって、インポート プロセス中に発生した問題がより明確に説明され、支払先マネージャーがこれらのインポートに関する問題を容易に特定し、対応することができます。

**計画変更** テスト環境で利用可能な支払先の作成および承認

今後のリリースでは、テスト環境で支払先の作成および承認機能が利用可能になります。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、本稼動環境に移行する前に、開発者および実装チームが支払先の作成および承認機能を使用することができます。

**計画変更** マルチレベルの接続されたリストのサポートと支払先の作成および承認

今後のリリースでは、支払先の作成および承認機能が有効化されたエンティティに関して、支払先情報フォームでマルチレベルの接続されたリストの使用がサポートされます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能によって、請求書構成管理者はマルチレベルのリスト フィールドを含む支払先情報フォームをカスタマイズすることができます。

予算

**計画変更** 予算のワークフロー

将来のリリースでは、予算のワークフローを利用できるようになります。ワークフローでは、承認および処理ステップによる請求書、経費精算レポート、および支払申請のルーティング方法が定義されます。SAP Concur の予算の柔軟なワークフロー機能を使用することで、会社は、固有のニーズに合わせてワークフローを設計することができます。

予算の確認がないと、期末または年度末までに予算が完全に消費されてしまい、組織の選択肢が制限されたり、予算所有者の予算が超過したりする場合があります。さらに、早期支出によって、それほど重要ではない支出に早期に予算が消費されることで、(組織にとって) より重要な支出が却下されることになります。

ワークフローで予算確認を組み合わせることで、価値が高まります。監査ルールとワークフロー ステップ ルールを使用することで、組織は、組織固有のニーズに応じた微調整を行い、予算をより適切に制御することができます。

また、支出明細がいつ予算の執行と見なされるかを決定することも重要です。ほとんどの組織では、支出明細が支払われるときが執行となります。この場合、(すべてではなくとも) ほとんどの承認ステップで承認を受けています。その他の組織では、それよりもかなり早い時期に執行が行われます。購入申請または事前申請が承認されると、それらは直ちに "約束済" と見なされます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、たとえば、予算期間または予算年度で予算が早期に超過してしまわないように、お客様が予算支出を制御できるようになります。

組織管理

**計画変更** シングル サインオン (SSO) セルフサービス オプションが SAP Concur でまもなく使用可能

シングル サインオンにより、ユーザーは 1 つの資格情報セットを使用して、複数のアプリケーションにアクセスできます。現在、SAP Concur では 2 つのサインインの方法があります。ユーザー名とパスワードを使用する方法か、または組織に対するユーザーの資格情報など、アイデンティティ プロバイダ (IdP) による SSO を使用する方法です。

SAP Concur では、シングル サインオン (SSO) の管理機能を SAP Concur に追加する予定です。これにより、SAP Concur のお客様が組織に対する SSO を設定するためのセルフサービス オプションが提供されます。SSO は現在、Concur Expense、Invoice、Request、および Travel でサポートされています。

その他の SAP Concur 製品およびサービスは、この初回リリースの範囲外です。

新しいシングル サインオン (SSO) 機能には、[管理] > [会社] > [組織管理] ページからアクセスできます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、SAP Concur のお客様に SSO を設定するセルフサービス オプションが提供されます。

トレーニング管理

**計画変更** ページの最適化および再配置

[トレーニング管理] ページを簡素化するため、このページのタブがなくなりました。[代替 URL] タブの現在のコンテンツのみが残ります。

この変更に加えて、[トレーニング管理] ページへのアクセスは、[組織管理] から [ツール] に移動されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: これらの変更によって、このページが見つけやすく、使いやすくなります。

テスト ユーザー管理

**計画変更** テスト ユーザー取引の消去機能の廃止

SAP Concur は、テスト ユーザー管理機能において Concur Expense、Concur Invoice、Concur Travel、および Concur Request からテスト ユーザーの取引を削除する機能を廃止する予定です。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、SAP Concur は、多くのお客様が使用する機能の開発およびメンテナンスにリソースを費やすことができるようになります。

SAP Concur

**計画変更** 新しい SAP Concur のサインイン ページ

SAP Concur は、新しい [サインイン] ページを追加する予定です。これにより、ユーザー名とパスワード認証情報を使用してログインするユーザーのログイン エクスペリエンスが更新されます。現在のシングル サインオン (SSO) ユーザーは、ログイン時に追加の認証情報を入力する必要がなくなります。この機能は、2019 年に向けて計画されています。

新しい [サインイン] ページの機能には、以下が含まれます。

  • 2 ステップ ログイン: セキュリティが強化され、最新の業界標準を満たし、ログインの成功率を高めます。

  • マルチアカウント ログイン: 管理者が複数のアカウントを使用してログインすることができます。

  • パスワード ヒントの削除: ユーザーおよび SAP Concur のセキュリティが強化されます。

  • ユーザー アバター: ユーザーのエクスペリエンスを向上します (将来のリリースに向けて計画中)。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、セキュリティが強化され、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザー エクスペリエンスが迅速かつ便利になります。

その他

**計画変更** 無効化されているユーザー データのアーカイブ

SAP Concur は拡大し続けているため、お客様の期待およびビジネス ニーズを満たすことができるように、システムのパフォーマンスを改善するステップを実行する必要があります。

全体的な目的は、運用データストア内に保存されているデータ量を削減することで、SAP Concur サービスのパフォーマンスを大幅に改善することです。運用システムのデータを削減することで、サーバー メモリをより効率的に使用することができ、取引の処理時間が短縮されます。このため、SAP Concur では、雇用主によって少なくとも 3 年間無効化されているユーザーに対するアーカイブ プロセスを開発しています。アーカイブ プロセスにより、"無効化された" ユーザー データが運用データストアから別のレポート データストアに移動されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: 無効化されたユーザー データを移動することで、取引の処理時間が早くなります。さらに、非アクティブなユーザーの個人情報に対して、より安全な環境が提供されます。

お客様通知

SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

月次ブラウザ証明書

月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。