Concur Invoice Professional Edition 管理のヘルプ

2019 年 3 月 Travel Professional Edition 管理サマリー

初回投稿

リリース ノート サマリー

このセクションの項目は、今月のリリース ノートのサマリーです。Professional Edition のリリース ノートは 新機能 - Professional Edition からアクセスが可能です。

管理

**通知** カスタム フィールドには個人または機密データを記載しない

すべての会社は従業員の個人および機密情報を保護するために適切なすべてのステップを取る必要があります。推奨されるセキュリティ関連のベスト プラクティスに従い、カスタム フィールドには個人および機密データを含めることはできません。

フライト

Amadeus: Air France Abonnement 運賃

ここ数カ月間、Concur Travel では、Amadeus のお客様が Air France Abonnement 運賃で予約をする際に問題が発生していました。これまでは、これらの運賃は特定の予約コード (RBD) で提供されていたため、Concur Travel では、Amadeus から提供される情報により Abonnement 運賃が正しく適用されていました。ユーザーが SAP Concur プロファイルに保存された Abonnement カードを所有し、[その他の運賃も表示] 機能を使用していた場合、Concur Travel は、Abonnement カード情報とともに RBD 固有の価格設定申請を Amadeus に送信して、Abonnement 運賃を取得していました。

Air France では、Abonnement 運賃体系を拡張するにあたって、RBD 制限を撤廃し、Abonnement 運賃を取得するために GDS 乗客タイプ コードを使用する要件を導入しました。ユーザーが所有する Abonnement カードのタイプにより、適用できる乗客タイプ コードは 3 種類あります。カードに適用できる乗客タイプ コードを確認するための検証ツールが GDS で提供されていますが、現在のところ、Concur Travel で Amadeus を使用するお客様はこの検証ツールを使用することができません。

現在、Amadeus は、Abonnement 運賃へのアクセスを再構築するために Concur Travel に検証メカニズムを提供しており、SAP Concur では、既存の予約ワークフローを使用してこの検証プロセスのテストに積極的に取り組んでいます。このプロセスを既存の予約ワークフローに追加できることが SAP Concur で確認されたら、その処理が即座にスケジュールされる予定です。解決のためのスケジュールはまだお知らせできませんが、今後 2、3 週間のうちに追加情報をお届けする予定です。更新時にも、追加の情報提供を行う予定です。

フレックス運賃を使用する航空会社のサポート - Braathens Regional (TF)

SAP Concur は、北欧諸国における Amadeus フレックス運賃に関して Braathens Regional をサポートすることを発表しました。新しい情報は、Concur Travel: Flex Faring Travel Service Guide (Concur Travel: フレックス運賃出張サービス ガイド) で参照できます。

プロファイル

Worldspan - 中央座席の優先設定のサポート廃止

2015 年 4 月のリリースで、SAP Concur はプロファイル ページを更新し、ユーザーは座席の優先設定を詳しく定義できるようになりました。優先設定のオプションを拡張し、同伴者の予約が必要になる場合に備えて、中央の座席の優先設定を選択できるようサポートしました。

SAP Concur は、Worldspan のお客様より、Worldspan でこの値がサポートされていないないために、このオプションを選択するとプロファイルの保存エラーが発生するというご報告をいただきました。SAP Concur ではプロファイルを SAP Concur データベースに保存することはできますが、Worldspan プロファイルへの変更を保存することはできませんでした。

このリリースではプロファイル ページが更新され、座席の優先設定の選択を更新するように促されます。基本的には、ユーザーは Concur Travel プロファイルで中央座席を優先設定することはできません。また、中央の優先設定がすでに選択されている場合は、別のオプションを選択するように指示されます。

将来のリリースでは、Worldspan のお客様に対して、[座席の優先設定] ドロップダウンから中央座席オプションを削除する変更を行う予定です。

その他

Concur Open および Personalized Concur Open のメッセージ

Concur Open および Personalized Concur Open のユーザーは、使用している SAP Concur 製品に関するメール通知を購読することができます。購読プロセスの一環として、SAP Concur からユーザーに照合メールが送信されます。ユーザーが通知を受信するには、メールの [Verify (照合)] をクリックする必要があります。一部のユーザーで照合ステップが完了していないようですので、SAP Concur は購読ページに通知を追加しました。

concursolutions.com の新しい SSL 証明書

製品とサービスのセキュリティを継続的に確保するために、SAP Concur は新しい concursolutions.com SSL 証明書を発行しました。現在の証明書は、2019 年 3 月 16 日に期限が切れます

この期限切れの近い証明書をピン留めしているお客様は、2019 年 3 月 16 日よりも前に新しい証明書に更新する必要があります。ピン留めされた証明書が 2019 年 3 月 16 日よりも前に更新されない場合、組織およびユーザーは、SAP Concur の製品およびサービスを使用できなくなります。

証明書をピン留めしていないお客様の場合、新しい証明書に自動的に更新されるため、特に必要な対応はありません。ほとんどのお客様は証明書をピン留めしていません。

IT 部門に連絡して、これに該当するかどうかを確認してください。

新しい SSL 証明書には、http://assets.concur.com/concurtraining/cte/en-us/concursolutions.cert.pem からアクセスすることができます。

**進行中** メール インフラストラクチャの変更 - 信頼できる差出人のリストへの IP アドレスの追加

SAP Concur では、サービスから SAP Concur ユーザーへの送信メールに関して新しいメール インフラストラクチャに移行中です。このため、送信 IP アドレスに基づいて受信メールをフィルタリングする会社は、新しい IP アドレスを信頼できる差出人のリストに追加して、ユーザーが SAP Concur からメールを受信できるようにする必要があります

ここで説明する問題は、はじめに Concur Expense を使用する会社のみに影響します。1 月以降は、その他の SAP Concur サービス (Travel や Concur Pay など) からのメールが新しいメール インフラストラクチャに移行します。2019 年の第 1 四半期までは、その他のサービスを引き続き追加します。追加の変更のタイミングに関する詳細については、リリース ノートを確認してください。

新しい IP アドレスは公式に公開されていませんが、SAP Concur サポートに連絡することで入手できます。Concur Expense を使用しており、会社が IP アドレスに基づいて受信メールをフィルタリングしている場合は、メール サーバー管理チームと連携して、ユーザーが引き続き SAP Concur メールを途切れることなく受信できるように、必要となるすべての信頼できる差出人のリストの IP アドレスが更新されるようにしてください。

**進行中** メール形式の更新

SAP Concur は、数カ月にわたって、更新されたメール通知に関するリリース ノートを提供しています。このリリース ノートは今月をもって廃止されることに注意してください

計画変更サマリー

このセクションの項目は、今後のリリースを予定している変更のサマリーです。SAP Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。

プロファイル

**計画機能拡張/変更** 廃止された XML プロファイル同期の再スケジュール

Concur Travel は現在、XML プロファイル同期の廃止を再スケジュールしています。4 月のリリースでは、この項目はリリース ノートから削除されます。このプロジェクトが完成に近づいたら、リリース ノートに情報を再度記載する予定です。

**計画機能拡張/変更** 出張プロファイル サービスのセキュリティ アップデート

SAP Concur では、以下の変更に関して旅行業者に送信されるイベント通知を変更することにより、出張プロファイル サービスのセキュリティを向上させることを計画しています。支払形式、ユーザー (出張プロファイル)、および旅程。

新しい通知は、通知からすべてのトークンが削除されるように変更されます。これらの通知を購読している旅行業者および TMC は、今後のリリースで、更新された通知の受信を開始します。SAP Concur では、影響を受ける旅行業者および TMC に連絡し、新しい通知形式への移行をサポートします。

その他

**計画機能拡張/変更** 航空 E-Receipt の新デザイン

E-Receipt と容易な経費清算レポートへの継続的なコミットメントの一環として、GDS およびいくつかの TripLink 取引からのチケットおよびクーポン データに基づいて SAP Concur によって生成される航空 E-Receipt のデザインが新しくなりました。

**計画機能拡張/変更** インポート ファイルによる一括パスワード リセットまたは更新は今後不可 (Concur Travel & Expense)

Concur Travel & Expense の従業員インポートを使用する場合、100、300、305、310 件のレコード セットにおいて、ユーザー パスワードの更新または一括リセットにパスワード フィールドを使用できなくなります。インポートでの機能が変更され、パスワード フィールドはユーザー アカウントの作成時にのみ使用されるようになります。このフィールドは、ユーザー パスワードの更新または一括リセットには今後使用されません。100 件のレコード パスワードを更新または置き換える機能は使用されなくなります。

**計画機能拡張/変更** 新しいパスワードを忘れた場合のページおよび関連機能の廃止

SAP Concur は、SAP Concur [サインイン] ページに新しい [パスワードを忘れた場合] 機能を追加する予定です。これにより、ユーザー名とパスワード認証情報を使用してログインするユーザーのログイン エクスペリエンスが更新されます。

新しい [パスワードを忘れた場合] 機能がリリースされると (5 月 11 日予定)、以下の既存の [パスワードを忘れた場合] ページ機能は廃止されます。

  • セキュリティの質問: ユーザーには、ログイン認証でセキュリティの質問プロンプトが表示されなくなります。

  • ページ上のテキスト: 会社のカスタム テキストは表示されなくなります。

  • パスワード ヒント: [パスワード ヒントをメール アドレス宛に送信] オプションは使用できなくなります。

**計画機能拡張/変更** コンポジット ログインの廃止

コンポジット ログイン機能では、ユーザーはドメインを含まないログイン ID を使用して SAP Concur 製品にログインすることができます。

ユーザー名 (例: johndoe) のみを使用してログインしているすべてのユーザーは、ログイン ID ではなく、[CTE ログイン名] を使用して SAP Concur 製品にログインする必要があります。

コンポジット ログイン サインイン ページの URL はサポートされなくなります。コンポジット ログイン ページの一般的な URL には、エンティティの名前 (例: entity=pxxxxxxxxx) が含まれ、https://www.concursolutions.com/signin.asp?entity=pxxxxxxxxx のように表示されます。

すべてのお客様は、標準の [サインイン] ページを使用して SAP Concur 製品にアクセスします。標準のサインイン ページは、https://www.concursolutions.com/nui/signin です。

www.concursolutions.com のコンポジット ログインの廃止は、2019 年 5 月 11 日を予定しています。

**計画機能拡張/変更** シングル サインオン (SSO) セルフサービス オプションが SAP Concur でまもなく使用可能

シングル サインオンにより、ユーザーは 1 つのログイン資格情報セットを使用して、複数のアプリケーションにアクセスできるようになります。現在、SAP Concur では 2 つのサインインの方法があります。ユーザー名とパスワードを使用する方法か、または組織に対するユーザーのログイン資格情報など、アイデンティティ プロバイダ (IdP) の資格情報による SSO を使用する方法です。

SAP Concur では、シングル サインオン (SSO) の管理機能を Concur Travel に追加する予定です。これにより、お客様が組織に対する SSO を設定するためのセルフサービス オプションが提供されます。SSO は現在、Concur Expense、Invoice、Request、および Travel でサポートされています。

**計画機能拡張/変更** 新しい SAP Concur のサインイン ページ

SAP Concur は、新しい [サインイン] ページを追加する予定です。これにより、ユーザー名とパスワード認証情報を使用してログインするユーザーのログイン エクスペリエンスが更新されます。現在のシングル サインオン (SSO) ユーザーは、ログイン時に追加の認証情報を入力する必要がなくなります。この機能は、2019 年に向けて計画されています。この機能により、セキュリティが強化され、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザー エクスペリエンスが迅速かつ便利になります。

お客様通知

このセクションの項目では、すべてのお客様向けに参照資料が提供されます。

SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

月次ブラウザ証明書

月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートで提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。