2019 年 5 月 Request Professional Edition 管理サマリー
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リリース ノート サマリー
Request
認証: コンポジット ログインの廃止これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
コンポジット ログイン機能では、ユーザーはドメインを含まないログイン ID を使用して SAP Concur 製品にログインすることができます。
ユーザー名 (例: johndoe) のみを使用してログインしているすべてのユーザーは、ログイン ID ではなく、[CTE ログイン名] を使用して SAP Concur 製品にログインする必要があります。
このリリースで、コンポジット ログイン サインイン ページの URL はサポートされなくなります。コンポジット ログイン ページの一般的な URL には、エンティティの名前 (例: entity=pxxxxxxxxx) が含まれ、https://www.concursolutions.com/signin.asp?entity=pxxxxxxxxx のように表示されます。
すべてのお客様は、標準の [サインイン] ページを使用して SAP Concur 製品にアクセスします。標準のサインイン ページは、https://www.concursolutions.com/nui/signin です。
重要!
今回は、コンポジット ログインの中で、ユーザーに表示される部分のみが廃止されています。従業員インポート (スケジュール済、オーバーナイト) およびユーザー インポート (オンデマンド、スプレッドシート) は影響を受けません。今までどおりに、インポートは正常に処理され、完全なユーザー名が形成されます。コンポジット ログイン情報がインポートで受け入れられなくなると、情報および指示がリリース ノートで提供されます。
ユーザーへの影響
コンポジット ログイン ページ (https://www.concursolutions.com/signin.asp?entity=pxxxxxxxxx) にログインし、さらに、ユーザー名にアット (@) 記号を使用していないユーザーは、[サインイン] ページで [ユーザー名を忘れた場合] リンクをクリックしてサポートを受けずにユーザー名を取得する (推奨) か、法人管理者に連絡して [CTE ログイン名] を取得する必要があります。ユーザーのパスワードは同じままとなります。
この変更によるシングル サインオン機能への影響はありません。以下のユーザーは、https://www.concursolutions.com を使用してログインしないため、影響されません。
- SAP Concur Web SSO
- Concur モバイル ユーザー名/パスワード
- Concur モバイル SSO
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能の廃止により、ログインの依存関係が減少する一方で、ログインの安定性およびログインの成功率が向上します。
認証: [パスワードを忘れた場合] 機能、セキュリティの質問、およびパスワードのカスタム テキストこれらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
このリリースでは、SAP Concur の [サインイン] ページに新しい [パスワードを忘れた場合] 機能を追加します。これにより、ユーザー名とパスワード認証情報を使用してログインするユーザーのエクスペリエンスが更新されます。
現在は、会社の設定によっては、パスワードを忘れた場合のプロセスでその他のオプションをいくつか使用できる場合があります。このリリースで、それらの追加オプションは削除されます。以下に例を挙げます。
- セキュリティの質問: ユーザーには、ログイン認証でセキュリティの質問プロンプトが表示されなくなります。
- ページ上のテキスト: 会社のカスタム テキストは表示されなくなります。
- パスワード ヒント: [パスワード ヒントをメール アドレス宛に送信] オプションは使用できなくなります。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、ユーザー パスワードのセキュリティが強化され、ユーザー エクスペリエンスが合理化されます。
認証: インポート ファイルによる一括パスワード リセットまたは更新は今後不可これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
100、300、305、310 のレコード セットのパスワード フィールドを使用して、ユーザー パスワードを更新または一括リセットすることはできなくなります。パスワード フィールドはユーザー アカウントの作成時にのみ使用されるように、インポートの機能が変更されました。このフィールドは、ユーザー パスワードの更新または一括リセットには使用されなくなります。100 件のレコード パスワードを更新または置き換える機能は使用されなくなりました。
この変更は、従業員インポートおよびユーザー インポート機能に影響します。
従業員インポート
パスワード フィールドは、100、300、305、310 レコード セットでは引き続き使用できますが、ファイルの初期インポート時、または新規ユーザーの作成時にのみ読み込まれます。フィールドの後続の使用はシステムによって無視されます。100 件のレコード パスワードを更新または置き換える機能は使用されなくなりました。
この機能に関する一般情報については、Shared: Employee Import Specification (共有: 従業員インポートの仕様) を参照してください。
ユーザー インポート
パスワード フィールドは、ダウンロード可能な Excel テンプレートで引き続き使用できますが、ファイルの初期インポート時、または新規ユーザの作成時にのみ読み込まれます。フィールドの後続の使用はシステムによって無視されます。
この機能に関する一般情報については、Shared: User Import User Guide (共有: ユーザー インポート ユーザー ガイド) を参照してください。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ユーザー パスワードのセキュリティが強化されます。
従業員およびユーザー インポート列 (Amadeus ユーザー権限) の廃止ユーザー インポートおよび従業員インポートの Travel Addendum インポート (レコード タイプ 350) 形式から、Amadeus ユーザー権限列が廃止されました。
この列は、フラット ファイルおよび Excel インポート ファイルに残されますが、今後はアクティブになることはなく、列に含まれる値は無視されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、Concur Travel 開発チームによって行われた作業がサポートされます。
**進行中** メール インフラストラクチャの変更 - 信頼できる差出人のリストへの IP アドレスの追加SAP Concur では、サービスから SAP Concur ユーザーへの送信メールに関して新しいメール インフラストラクチャに移行中です。このため、送信 IP アドレスに基づいて受信メールをフィルタリングする会社は、新しい IP アドレスを信頼できる差出人のリストに追加して、ユーザーが SAP Concur からメールを受信できるようにする必要があります。
ここで説明する問題は、はじめは Concur Expense を使用する会社のみに影響します。1 月以降は、その他の SAP Concur サービス (Travel や Concur Pay など) からのメールが新しいメール インフラストラクチャに移行します。
その他のサービスは引き続き追加されます。追加の変更のタイミングに関する詳細については、リリース ノートを確認してください。
通知: カスタム フィールドには個人または機密データを記載しないすべての会社は従業員の個人および機密情報を保護するために適切なすべてのステップを取る必要があります。推奨されるセキュリティ関連のベスト プラクティスに従い、カスタム フィールドには個人および機密データを含めることはできません。
次のステップ
会社が現在、個人または機密データ (社会保障番号、家族の名前、またはその他の個人を特定する情報など) を保存するためにカスタム フィールドを使用している場合は、サービス内の既存のフィールドからこの情報を削除し、現在の設定を修正するように計画する必要があります。
追加情報については、FAQ (英語のみ) を参照してください。
計画変更サマリー
Request
**計画変更** 認証: 新しい SAP Concur のサインイン ページこれらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
SAP Concur は、新しい [サインイン] ページを追加する予定です。これにより、ユーザー名とパスワード認証情報を使用してログインするユーザーのログイン エクスペリエンスが更新されます。現在のシングル サインオン (SSO) ユーザーは、SSO ログイン プロセス (www.concursolutions.com) を開始できるようになります。この機能は、2019 年に向けて計画されています。
新しい [サインイン] ページの機能には、以下が含まれます。
- 2 ステップ ログイン: セキュリティが強化され、最新の業界標準を満たし、ログインの成功率を高めます。
- マルチアカウント ログイン: 管理者が複数のアカウントを使用してログインできます (将来のリリースに向けて計画中)。
- ユーザー アバター: ユーザーのエクスペリエンスが向上します (将来のリリースに向けて計画中)。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、セキュリティが強化され、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザー エクスペリエンスが迅速かつ便利になります。
**計画変更** 認証: シングル サインオン (SSO) セルフサービス オプションが SAP Concur でまもなく使用可能これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
シングル サインオンにより、ユーザーは 1 つのログイン資格情報セットを使用して、複数のアプリケーションにアクセスすることができます。現在、SAP Concur では 2 つのサインインの方法があります。ユーザー名とパスワードを使用する方法か、または組織に対するユーザーのログイン資格情報など、アイデンティティ プロバイダ (IdP) の資格情報による SSO を使用する方法です。
SAP Concur では、シングル サインオン (SSO) の管理機能を SAP Concur 製品に追加する予定です。これにより、お客様に組織で SSO を設定するためのセルフサービス オプションが提供されます。SSO は現在、Concur Expense、Invoice、Request、および Travel でサポートされています。
新しいシングル サインオン (SSO) の管理機能は、[セキュリティ キー] ページの既存の SSO 設定を使用しているお客様にとっては代替ツールであり、組織で SSO を導入しようとしているお客様にとっては新しいツールです。すべてのユーザーが新しい SSO セルフサービス ツールに移行するまで、[セキュリティ キー] ページの既存の SSO 設定と新しい SSO セルフサービス ツールを両方とも使用できます。
その他の SAP Concur 製品およびサービスは、この初回リリースの範囲外です。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、SAP Concur のお客様に SSO を設定するセルフサービス オプションが提供されます。
**計画変更** SAP Concur 製品へのアクセスの変更点お客様は以下のドメインを使用して、SAP Concur の製品およびサービスにアクセスする必要があります。
*.concursolutions.com
*.concurcdc.cn
この変更は、2019 年 6 月 8 日を予定しています。
SAP Concur では、お客様が上記のドメインのいずれかをまだ使用していない場合は、できるだけ早く移行することを推奨しています。
この変更に関する質問については、appsec@sap.com に連絡してください。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更によって、お客様は一貫した安全な方法で SAP Concur のサービスにアクセスできるようになります。
Budget Insight
**計画変更** Budget Insight (レガシー) を 2019 年に廃止Budget Insight は、2019 年 12 月 31 日に廃止される予算管理ツールです。予算機能を使用するお客様には、昨年リリースされた SAP Concur の新しい Budget 製品を購入することをお奨めします。新しい Budget 機能では、豊富な機能、改善された UI、および SAP Concur 製品との追加統合が提供されます。特に、Concur Expense、Concur Invoice、Concur Travel、および Concur Request からの追加の経費データが含まれています (これまでは Concur Expense および Concur Request のデータしか利用できませんでした)。
業務目的/お客様にとってのメリット: Budget Insight の廃止は、お客様が新しい Budget 製品を購入する機会となります。この製品では、予算が可視化され、すぐの対処が可能になり、ほぼリアルタイムとなることで、高い価値が生み出されます。
お客様通知
SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors
「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)
月次ブラウザ証明書
月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートで提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。