2018 年 11 月 Analysis/Intelligence Professional Edition 管理サマリー
初回投稿
モデルの変更
新しいフィールド: Payment Confirmation Date (支払確認日付)このリリースでは、Expense の新しい経費精算レポート関連フィールドがあります。
説明: 新しい [Payment Confirmation Date (支払確認日付)] フィールドでは、ユーザーが経費精算レポートの支払が確認された日付についてレポートすることができます。
Expense の新しい経費精算レポート関連フィールドは、以下のフォルダにあります。
- [経費] > [経費精算レポート] > [レポート日とステータス]
このリリースには、Invoice の新しい発注関連フィールドがあります。
新しい [Invoice PO Matching Exception Count (請求書発注一致の規定外フラグ数)] フィールドでは、ユーザーが請求書と発注 (PO) 一致の規定外フラグの数をレポートすることができます。このフィールドでは、どの請求書に発注一致の規定外フラグがあり、債務管理スペシャリストによる介入が必要であるかを判断することができます。
Invoice の新しい発注の規定外フラグ関連フィールドは、以下のフォルダにあります。
- [請求書] > [支払申請ヘッダー情報] > [規定外フラグおよび承認のサマリー]
レポートの変更
更新されたレポート: 請求書ワークフロー レポート古くなったワークフロー - 詳細レポートおよびワークフロー サイクル タイム レポートが更新され、発注が添付されている請求書をフィルタリングすることができます。また、レポート出力に請求書発注一致の規定外フラグを含めることもできます。
この更新では、新しいレポート プロンプト [添付済発注] と新しい列 [Invoice PO Matching Exceptions (請求書発注一致の規定外フラグ)] が追加され、[請求書] フォルダの以下のレポートの [規定外フラグ] 列の名前が [Invoice Header Exceptions (請求書ヘッダーの規定外フラグ)] に変更されました。
- 古くなったワークフロー - 詳細
- ワークフロー サイクル タイム - 詳細
- ワークフロー サイクル タイム - マネージャー別サマリー
- ワークフロー サイクル タイム - 処理者別サマリー
レポート プロンプトの変更
[添付済発注] プロンプトがレポートの [プロンプト] ページに追加されています。
レポートの変更
古くなったワークフロー - 詳細レポートでは、レポートに [Invoice Header Exceptions (請求書ヘッダーの規定外フラグ)] および [Invoice PO Matching Exceptions (請求書発注一致の規定外フラグ)] 列が追加されています。
ワークフロー サイクル タイム レポートでは、[規定外フラグ] 列の名前が [Invoice Header Exceptions (請求書ヘッダーの規定外フラグ)] に変更され、レポートには [Invoice PO Matching Exceptions (請求書発注一致の規定外フラグ)] 列が追加されています。
レポートの場所
古くなったワークフロー - 詳細レポートは次の場所にあります。
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [請求書]
ワークフロー サイクル タイム レポートは次の場所にあります。
- [分析 - 標準レポート] > [請求書]
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [請求書]
古くなったワークフロー - 詳細レポートおよびワークフロー サイクル タイム レポートの詳細については、『Chapter 12: Folder – Invoice in the Standard Reports by Folder ガイド』(英語のみ) を参照してください。
更新されたレポート: オーストラリアの付加給付税の分析ダッシュボード11 月のリリースでは、オーストラリアの付加給付税の分析ダッシュボードにいくつかの改善が行われました。
現在のオーストラリアの付加給付税の分析ダッシュボードでは、50/50 方式および実績方式の付加給付税 (FBT) の概算が提供されます。ただし、このレポートには見込まれる少額給付税控除は含まれないため、実績方式計算ではかなりの節税の原因となる可能性があります。ダッシュボードに新たな改良が加えられたことで、見込まれる少額給付税控除および実績方式計算への影響が計算され、オーストラリアのお客様には FBT のより正確な概算が提供されます。
ダッシュボードのユーザー インターフェイスが再設計され、使いやすく一貫性があり、合理化されたユーザー エクスペリエンスが提供されます。これにより、重要なデータを迅速に識別して使用できるようになります。
この更新には、少額給付控除のデザインおよびデータが含まれます。また、税制度比較には少額給付控除ありの実績方式計算の使用も追加され、いくつの経費エントリが少額給付控除の対象になるかを示します。
この更新の一部には、ダッシュボードからの予算情報の削除も含まれます。SAP Concur は、予算情報はダッシュボードでは付加価値がないと判断しました。
少額給付控除計算に関する情報
少額給付控除計算は、[プロンプト] ページの [少額給付控除経費タイプ] プロンプトで行われた経費タイプ選択に基づきます。
- 少額給付控除経費タイプ (経費タイプ選択に基づく) が $300 AUD を超えている場合、経費は控除されず、少額給付控除ありの実績方式計算に含める必要があります。
- 少額給付控除経費 (経費タイプ選択に基づく) が $300 AUD を下回り、以下に一覧する基準 A または基準 B のいずれかを満たす場合、経費は控除されず、少額給付控除ありの実績方式計算に含める必要があります。
基準 A - 従業員/同席者の組み合わせにおいて、[Maximum Number of Shared Employee & Attendee Expense Entries for Minor Benefit Exemption Calculation (少額給付控除計算の共有従業員/同席者経費エントリの最大数)] プロンプトでレポート ユーザーによって入力された経費の数を超える共有少額給付経費が存在しています。このプロンプトでは、デフォルトで経費タイプが 7 に設定されます。
基準 B - 従業員/同席者の組み合わせにおいて、共有少額給付経費の合計金額が [Maximum Amount of Shared Employee & Attendee Expense Entries for Minor Benefit Exemption Calculation (少額給付控除計算の共有従業員/同席者経費エントリの最大金額)] プロンプトでレポート ユーザーによって入力された金額を超えています。このプロンプトでは、デフォルトで経費タイプが $1,000 AUD に設定されます。
- 少額給付経費 (経費タイプ選択に基づく) が $300 AUD を下回り、基準 A も基準 B も満たさない場合、それは少額給付控除となります。この経費は、少額給付控除として合計され、少額給付控除ありの実績方式計算から差し引かれる必要があります。
レポート プロンプトの変更
複数の変更が [プロンプト] ページで行われました。[予算金額] と [Minor Benefit Exemption (少額給付控除)] プロンプトが削除され、4 つの新しいプロンプトが [プロンプト] ページに追加されました。
- Minor Benefit Exemption Expense Type (少額給付控除の経費タイプ)
- Maximum Number of Shared Employee & Attendee Expense Entries for Minor Benefit Exemption Calculation (少額給付控除計算の共有従業員/同席者経費エントリの最大数)
[Maximum Number of Shared Employee & Attendee Expense Entries for Minor Benefit Exemption Calculation (少額給付控除計算の共有従業員/同席者経費エントリの最大数)] プロンプトは、経費タイプごとに 7 に設定されます。
- Maximum Amount of Shared Employee & Attendee Expense Entries for Minor Benefit Exemption Calculation (少額給付控除計算の共有従業員/同席者経費エントリの最大金額)
[Maximum Amount of Shared Employee & Attendee Expense Entries for Minor Benefit Exemption Calculation (少額給付控除計算の共有従業員/同席者経費エントリの最大金額)] プロンプトは、経費タイプごとに $1,000 AUD に設定されます。
- Top Spenders by Employee or Attendee (経費使用上位者 (従業員または同席者別))
[Top Spenders by Employee or Attendee (経費使用上位者 (従業員または同席者別))] プロンプトによって、[経費使用上位者 (従業員別)] セクションまたは [上位支出 (同席者別)] セクションのどちらがダッシュボードに表示されるかが決定されます。[従業員] を選択すると、[経費使用上位者 (従業員別)] セクションが表示されます。[同席者] を選択すると、[上位支出 (同席者別)] セクションが表示されます。
レポートの変更
11 月のリリースによって、オーストラリアの付加給付税の分析ダッシュボードの各セクションが更新されました。変更は、セクション別に説明されます。
付加給付税制度[税制度比較] セクションは、[Fringe Benefit Tax Methods (付加給付税制度)] に名前が変更されました。このセクションには、依然として 50-50 と実績の税方式の比較が表示されますが、[Actual Method with Minor Benefit Exemption (少額給付控除ありの実績方式)] フィールド金額も比較に含まれるようになりました。緑のテキストは、最も節税になる方式と合計の節税金額を引き続き示します。
この更新によって、このセクションには [少額給付控除] フィールド金額も含まれるようになり、小額給付控除の対象となる経費エントリの数が [エントリ数] フィールドに表示されます。[エントリ数] フィールドに表示されている数をクリックして、オーストラリアの付加給付税の詳細レポートにドリルダウンします。
付加給付税SAP Concur では、[付加給付税] セクションはオーストラリアの付加給付税の分析ダッシュボードでは付加価値がないと判断したため、このセクションはダッシュボードから削除されました。
同席者タイプ別の支出[同席者タイプ別の食事支出] セクションの名前が [Spend By Attendee Type (同席者タイプ別の支出)] に変更されました。このセクションに表示されるデータは変更されていません。このセクション名とユーザー インターフェイスのみが更新されました。
傾向パフォーマンス[傾向パフォーマンス] セクションには、[Actual with Minor Benefit Exemption (少額給付控除ありの実績方式)] フィールド値のデザインが追加されました。予算情報はグラフから削除され、[負担および予算] ラベル名は [負担] に変更されました。
経費タイプ上位 5 件[上位経費タイプ] セクションの名前が [経費タイプ上位 5 件] に変更され、このセクションのレポート形式が円グラフ形式に変更されました。このグラフは、付加給付支出のほとんどを占める上位 5 件の経費タイプを表示します。円グラフには上位 5 件の経費タイプのキーが表示され、各経費タイプに対して付加給付支出に関連する承認総額が表示されます。
経費使用上位者 (従業員別)[経費使用上位者 (従業員)] セクションは、[経費使用上位者 (従業員別)] に名前が変更されました。[経費使用上位者 (従業員別)] セクションには、上位 10 人の従業員経費使用者と各税タイプの税計算がリストされます。このセクションには、[Actual Liabilities with Minor Benefit Exemption (少額給付控除ありの実際の負担)] フィールドの税計算が追加されました。このセクションは、[プロンプト] ページの [Top Spenders by Employee or Attendee (経費使用上位者 (従業員または同席者別))] プロンプトで従業員が選択されるとダッシュボードに表示されます。
Top Spenders By Attendee (経費使用上位者 (同席者別))[Top Spenders By Attendee (経費使用上位者 (同席者別))] セクションは、上位 10 人の同席者経費使用者と各税タイプの税計算をリストする新しいセクションです。このセクションは、[プロンプト] ページの [Top Spenders by Employee or Attendee (経費使用上位者 (従業員または同席者別))] プロンプトで同席者を選択するとダッシュボードに表示されます。
Top 10 Expense Types By Attendee Type (同席者タイプ別の上位 10 件の経費タイプ)[同席者タイプ別の上位経費支出] セクションの名前が [Top 10 Expense Types By Attendee Type (同席者タイプ別の上位 10 件の経費タイプ)] に変更されました。[Top 10 Expense Types By Attendee Type (同席者タイプ別の上位 10 件の経費タイプ)] セクションには、上位 10 件の経費タイプおよび税タイプごとの税計算が一覧表示されます。このセクションには、[Actual Liabilities with Minor Benefit Exemption (少額給付控除ありの実際の負担)] フィールドの税計算が追加されました。
レポートの場所
レポートは以下のフォルダにあります。
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [税]
オーストラリアの付加給付税の分析ダッシュボードの詳細については、『Chapter 20: Folder – Tax in the Standard Reports by Folder ガイド』(英語のみ) を参照してください。
更新されたレポート: オーストラリアの付加給付税の詳細オーストラリアの付加給付税の詳細レポートは、交際費を評価する "実績" 方式で少額給付税控除の対象となる経費を表示するように更新されました。この更新は、少額給付税控除の対象となる経費を決定し、お客様が会社の経費に関する課税対象額をマニュアルで計算する必要がなくなるため、お客様の時間を節約することに役立ちます。
レポート プロンプトの変更
[少額給付控除額] プロンプトが削除され、レポートの [プロンプト] ページに 3 つの新しいプロンプトが追加されます。
- Minor Benefit Exemption Expense Type (少額給付控除の経費タイプ)
- Maximum Number of Shared Employee & Attendee Expense Entries for Minor Benefit Exemption Calculation (少額給付控除計算の共有従業員/同席者経費エントリの最大数)
[Maximum Number of Shared Employee & Attendee Expense Entries for Minor Benefit Exemption Calculation (少額給付控除計算の共有従業員/同席者経費エントリの最大数)] プロンプトは、経費タイプごとに 7 に設定されます。
- Maximum Amount of Shared Employee & Attendee Expense Entries for Minor Benefit Exemption Calculation (少額給付控除計算の共有従業員/同席者経費エントリの最大金額)
[Maximum Amount of Shared Employee & Attendee Expense Entries for Minor Benefit Exemption Calculation (少額給付控除計算の共有従業員/同席者経費エントリの最大金額)] プロンプトは、経費タイプごとに $1,000 AUD に設定されます。
レポートの変更
[Expense ID (経費 ID)] および [Actual Method with Minor Benefit Exemption Amount (少額給付控除額ありの実績方式)] 列がレポートに追加されます。
経費が交際費を評価する "実績" 方式で少額給付税控除の対象となる場合、[Actual Method with Minor Benefit Exemption Amount (少額給付控除額ありの実績方式)] 列は 0.00 に設定されます。経費が控除の対象とならない場合、経費の [Actual Method with Minor Benefit Exemption Amount (少額給付控除額ありの実績方式)] 列の値は、[実績] 列の税額値と同じです。
少額給付控除計算の詳細については、前述の更新されたレポート: オーストラリアの付加給付税の分析ダッシュボードリリース ノートの少額給付控除計算セクションを参照してください。
レポートの場所
レポートは以下のフォルダにあります。
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [税]
オーストラリアの付加給付税の詳細レポートの詳細については、『Chapter 20: Folder – Tax in the Standard Reports by Folder ガイド』(英語のみ) を参照してください。
その他の変更点
Standard Reports by Folder ガイドの改良SAP Concur では、Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) を改良中です。レポート プロンプトおよびフィールドの定義を追加し、各レポートのレポート フィールドに関連付けられる式を追加します。
これは継続的なプロジェクトです。お客様は、これらのガイドの更新が利用可能になったときに、ご覧いただけます。
例
新しいレポート プロンプト定義の例は、旅程詳細レポートです。
レコード ロケーター: 出張に割り当てられたレコード ロケーターによって検索するために使用します。
旅程詳細レポートの新しいフィールド情報の例:
データ項目ラベル | データ項目名 | データ項目式 | データ項目説明 |
---|---|---|---|
Purchased By | <Purchased By> | [Travel].[Trips].[Employee Last Name] + ', ' + [Travel].[Trips].[Employee First Name] | 出張する従業員の法的な姓名 (Smith John など) |
Booked By | <Booked By> | [Travel].[Trips].[Booking Employee] | 出張を予約した従業員の名前 (姓名の形式) |
Passengers | <Passengers> | [Travel].[Trip Passengers].[Passenger] | 出張する従業員 (姓名の形式) |
Is Primary? | <Is Primary ?> | [Travel].[Trip Passengers].[Is Primary] | 従業員が第一出張者であるかどうかを示します (はい/いいえ形式) |
SAP Concur では、製品から SAP Concur ユーザーへの送信メールに関して新しいメール インフラストラクチャに移行中です。このため、送信 IP アドレスに基づいて受信メールをフィルタリングする会社は、新しい IP アドレスを信頼できる差出人のリストに追加して、ユーザーが SAP Concur からメールを受信できるようにする必要があります。
Concur Expense のみ: 現在、ここで説明されている問題は、Concur Expense を使用し、かつ IP アドレスに基づいて受信メールをフィルタリングしている会社にのみ影響することに注意してください (これには、会社が Expense 自体を使用しているか、SAP Concur 製品またはサービスと統合された Expense を使用しているかを問わず、Expense のすべてのエディションが含まれます)。現在のところ、その他の SAP Concur サービス (Travel や Concur Pay など) には影響しません。
2019 年の第 1 四半期を目標として、追加の変更を行う予定です。影響を受けるすべての会社には事前に通知し、この問題を管理するためのすべてのオプションを提供する予定です。
**進行中** メール形式の更新SAP Concur では、すべてのメール通知の形式を更新中です。この変更により、SAP Concur サービス全体で、新しい一貫したルック アンド フィールが提供されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: 更新された一貫性のある表示にすることを目的としています。
重要!
以下の点に注意してください。
- メール内容は変更されておらず、ルック アンド フィールのみが変更されていることに注意してください。
- これらの変更は、経時的に行われる予定です。新しい形式の使用時期は、各製品チーム (Expense、Invoice、Travel など) が決定します。タイミングは、リソースの可用性や、スケジュールされているその他の拡張の優先度に基づきます。
- すべての製品メールが同時に変更されるわけではありません。たとえば、最初に Expense 承認メールが変更され、次にその他の Expense 通知が続く場合があります。
- このプロジェクトに終了日付は割り当てられていません。これらの変更は 1 年以上かかる可能性があります。
- 各チームは、新しいメールの表示がスケジュールされる際に、リリース ノートを提供する予定です。
計画変更
このセクションの項目は、今後のリリースを予定しています。Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。
**計画変更** 無効化されているユーザー データのアーカイブSAP Concur は拡大し続けているため、お客様の期待およびビジネス ニーズを満たすことができるように、システムのパフォーマンスを改善するステップを実行する必要があります。
全体的な目的は、運用データストア内に保存されているデータ量を削減することで、SAP Concur サービスのパフォーマンスを大幅に改善することです。運用システムのデータを削減することで、サーバー メモリをより効率的に使用することができ、取引の処理時間が短縮されます。このため、SAP Concur では、雇用主によって少なくとも 3 年間無効化されているユーザーに対するアーカイブ プロセスを開発しています。アーカイブ プロセスにより、"無効化された" ユーザー データが運用データストアから別のレポート データストアに移動されます。
業務目的/お客様にとってのメリット: 無効化されたユーザー データを移動することで、取引の処理時間が早くなります。さらに、非アクティブなユーザーの個人情報に対して、より安全な環境が提供されます。
重要!
現在、プロセスのパイロット段階にあり、結果の評価を行っています。SAP Concur の目標は、お客様に悪影響が及ばないようにすることと、該当するシナリオすべてについて検討すること、そしてアーカイブ プロセスによって必要な結果が得られるようにすることです。
この新しいプロセスについては、導入期日の目標は設定されていません。リリースノートで事前に発表します。
**計画変更** Insight Premium 製品の廃止 (2018 年 12 月 31 日)SAP Concur では、2018 年 12 月 31 日に Insight Premium 製品の廃止を予定しています。
Insight Premium は、短期間提供されたレポート製品でしたが、数年間は提供または更新されてきませんでした。Concur Intelligence には、もともと Insight Premium で提供されていた機能が含まれます。
Insight Premium のレポートはすべて、すでに Intelligence の [共有フォルダ] > [インテリジェンス - 標準レポート] フォルダ内に存在します。大部分のレポートは、[Premium ダッシュボード] フォルダ ([共有フォルダ] > [インテリジェンス - 標準レポート] > [Premium ダッシュボード]) 内にあります。
オーストラリアの付加給付税レポートと英国付加価値税レポートは、[税] フォルダ ([共有フォルダ] > [インテリジェンス - 標準レポート] > [税]) にあります。
業務目的/お客様にとってのメリット: この廃止によって、Concur は、レガシー製品を超える機能、機能拡張、および価値を備えた Intelligence 製品に対して、今後の拡張に開発リソースを集中させることができます。
レポート ビューとスケジュールの更新
[Insight Premium] フォルダのレポートが指定されているビューに基づいて既存のレポート スケジュールを設定しているユーザーは、Insight Premium が廃止される前に、[インテリジェンス - 標準レポート] フォルダの該当するレポートが指定されるように、レポートのビューを修正する必要があります。
レポートをスケジュールするには、Cognos で [インテリジェンス - 標準レポート] フォルダ内のレポートのレポート ビューにスケジュールを追加する必要があります。[個人用フォルダ] ディレクトリまたは会社の [共有フォルダ] ディレクトリに、Insight Premium レポートのレポート ビュー (名称: [レポート名] のレポート ビュー) が自動的に作成されている場合があります。その場合は、レポートの [インテリジェンス - 標準レポート] フォルダ バージョンに対し、このレポート ビューをスケジュールする処理のみ必要となります。
[個人用フォルダ] ディレクトリまたは会社の [共有フォルダ] ディレクトリに [レポート名] のレポート ビューが含まれていない場合は、[インテリジェンス - 標準レポート] フォルダで該当するレポートのレポート ビューを作成してから、そのレポート ビューのスケジュールを行うことができます。
[インテリジェンス - 標準レポート] > [Premium ダッシュボード] フォルダにあるエグゼクティブ用概要レポートのレポート ビューを作成してスケジュールする手順については、レポート ビューの作成およびレポート ビューのスケジュールを行う方法の例として、このリリースノートに記載されています。
エグゼクティブ用概要レポートのレポート ビューを作成するには、以下の手順に従います。
- Cognos で、[共有フォルダ] > [インテリジェンス - 標準レポート] > [Premium ダッシュボード] に移動します。
- エグゼクティブ用概要レポートの [このレポートのレポート ビューを作成] アイコンをクリックします。[レポート ビューの新規作成ウィザード] ページが開きます。
- レポート名、説明、および画面ヒントを入力します。レポートの既定の場所は以下のフォルダです。[共有フォルダ] > [インテリジェンス - 標準レポート] > [Premium ダッシュボード]。ベスト プラクティスは、ユーザーがレポート ビューを [個人用フォルダ] に保存し、ビューがそのユーザーのみに表示されるようにすることです。
- [場所] セクションで、[個人用フォルダを選択] をクリックして、[終了] をクリックします。[終了] をクリックすると、エグゼクティブ用概要レポートのレポート ビューが [個人用フォルダ] タブに作成されます。
エグゼクティブ用概要レポートのレポート ビューをスケジュールするには、以下の手順に従います。
- [個人用フォルダ] タブをクリックします。
- エグゼクティブ用概要のレポート ビューの [スケジュール] アイコンをクリックします。[スケジュール] ページが開きます。
- エグゼクティブ用概要レポートのスケジュールを定義して、[OK] をクリックします。
ユーザーへの表示内容
Insight Premium が廃止されると、Concur の [分析レポート] タブ上の [Insight Premium] が [Intelligence] で置き換えられます。
構成/機能のアクティブ化
Concur では、現在 Insight Premium 製品を使用しているお客様に対し、Intelligence 製品のいずれかに移行する計画についてのご案内を開始しています。
今後のリリース ノートに追加の情報が提供される予定です。
**計画変更** 新しい SAP Concur のサインイン ページSAP Concur は、新しい [サインイン] ページを追加する予定です。これにより、ユーザー名とパスワード認証情報を使用してログインするユーザーのログイン エクスペリエンスが更新されます。現在のシングル サインオン (SSO) ユーザーは、ログイン時に追加の認証情報を入力する必要がなくなります。この機能は、2019 年に向けて計画されています。
新しい [サインイン] ページの機能には、以下が含まれます。
- 2 ステップ ログイン: セキュリティが強化され、最新の業界標準を満たし、ログインの成功率を高めます。
- マルチアカウント ログイン: 管理者が複数のアカウントを使用してログインすることができます。
- パスワード ヒントの削除: ユーザーおよび SAP Concur のセキュリティが強化されます。
- ユーザー アバター: ユーザーのエクスペリエンスが向上します (将来のリリースに向けて計画中)。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、セキュリティが強化され、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザー エクスペリエンスが迅速かつ便利になります。
お客様通知
SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)
月次ブラウザ証明書月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。