Concur Invoice Professional Edition 管理のヘルプ

2017 年 7 月 Expense Professional Edition 管理サマリー

最終更新日: 2017 年 8 月 17 日

監査証跡

提出された経費精算レポートおよび差し戻された経費精算レポートの監査の改善

このリリースより、経費精算レポートの経費監査証跡ログに、ユーザーが行った変更の完全な履歴が含まれるようになります。これらの変更は、差し戻されたレポートアクションを含め、初回提出からレポートの使用期間を通じてログ記録されます。変更には次のアクションが含まれます (ただし、これに制限されません)。

  • 手動を含むいかなる手段、および [レポートに追加できる経費] の関連付けによって追加、移動、または削除された経費、およびレポートに移動された経費
  • 変更または削除された領収書

提出後に差し戻された経費精算レポートに、差戻し時に行われた変更を含め、以下が記録されます。

  • 変更された経費行項目の値 (タイプ、場所、金額、支払先、取引日、およびカスタム フィールド値など)
  • ポリシーやカスタム フィールド (コスト センターなど) を含む、変更されたレポート ヘッダーの値
  • 差し戻されたレポートから削除された現金経費
  • レポートまたは関連経費に追加または削除された領収書イメージ

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、監査証跡機能のログ記録機能が改善されます。

コーポレート カード

MasterCard インポートでサポートされる従業員 ID による自動割り当て

このリリースより MasterCard クレジット カード インポートが拡張され、Credit Mutuel コーポレート カードのクレジット カード フィードから入手できる従業員 ID データが読み込まれます。この更新により自動割り当てがサポートされます。これにより、割り当てがないことで影響を受けるお客様が、取引を手動でマッチングする必要がなくなります。他のインポートで行われているときと同様にフィードによってこれが行われます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、MasterCard Credit Mutuel コーポレート カードのクレジット カード フィードから口座の自動割り当てがサポートされます。

突合: CDF3 マッチングロジックの改善

このリリースより、CDF3 カスタム財務データが、従業員または支払申請への突合 (CR) の正確な割り当てに使用されます。この変更は、取引をマッチングするために CR で使用される従業員 ID または支払申請 ID (もしくはその両方) を以前提供していたカスタム参照値 (CustomRefValues) を、MasterCard が廃止したことに基づいています。

MasterCard によるこの変更により、このデータはカスタム財務データ (CustomFinancialData) 値からのみ利用可能になり、CR では従業員 ID および支払申請 ID の値を検出するために、これがフィードで参照されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、MasterCard による変更に突合機能が適合され、フィード データを使用して引き続き取引を正確にマッチングすることができます。

Expense Pay - グローバル
オンボーディング情報を確認するサポートが完了

必要なフィールドすべてに入力し、必要なすべてのドキュメントをアップロードするまで、Bambora の契約条件に同意できなくなります (Bambora の支払処理パートナー資金管理口座を設定する場合)。

Bambora のオンボーディング フォームに入力の際に必要な情報を入力していないユーザーは、契約条件の同意に進むことができなくなります。責任者タブのいずれかで情報が未完了の場合、対応するタブで赤いインジケーターが表示されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: 申請書が完了していない場合に気付くことができます。契約条件に同意して申請書を提出できることにより、支払処理パートナーに提示されたときに、申請書の完了が確実になります。

意味のあるテキストで置換された監査コード

従業員支払が却下された理由に関する情報を分かりすくするため、Bambora のリターン コードが理由テキストと置換されました。

業務目的/お客様にとってのメリット: ユーザーと管理者はリターン コードではなくテキスト情報を取得するため、銀行システムで支払が却下された理由が理解しやすくなります。

Bambora フォームの通貨依存アドレス フィールド

3 つのアドレス フィールドの名前が変更されました。選択された通貨に対応する場所に対して、名前が正確になります。

米国ドル (USD) の以下のフィールドの名前が変更されました。

以前のフィールド名

新しいフィールド名

地域

郵便番号 (Postcode)

郵便番号 (ZIP Code)

カナダドル (CAD) の以下のフィールドの名前が変更されました。

以前のフィールド名

新しいフィールド名

地域

業務目的/お客様にとってのメリット: この翻訳により、使いやすさが向上します。

新しい USD および CAD カード プログラム: ダイナース MasterCard

Expense Pay – グローバルで、以下の通貨について、ダイナース MasterCard クレジットカードがサポートされます。

  • 米国ドル (USD)
  • カナダドル (CAD)

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、Expense Pay – グローバルのお客様に価値が追加されます。

経費レポート承認メール メッセージ

経費レポートにアクセスするリンクの更新

従業員が経費レポートを承認のために提出すると、Concur は自動的に承認待ちのレポートがありますというメール メッセージを生成して経費レポートの承認者に送信します。自動生成されたメッセージで、承認待ちの経費レポートへのリンクは [レポートの表示] の 1 つのボタンに統合されました。

業務目的/お客様にとってのメリット: この更新によって、メール メッセージが簡素化され、理解しやすくなります。

プロファイル

更新: プロファイルのアクセシビリティ設定

アクセシビリティ機能がオプションではなくなり、その機能はすべての Concur サイトにおいて既定でオンとなると先日発表していました。

追加調査により、この変更によって矛盾する結果が生じると判断されました。今後の計画として、Expense のお客様については、現在の表示および Expense の使用方法に変更はありません

TLS v 1.0 暗号化プロトコル

TLS v 1.0 暗号化プロトコルに対するサポートの終了 - 完了

- 欧州のデータセンター: 2017 年 4 月 4 日火曜日に完了

- 米国のデータセンター: 2017 年 7 月 12 日水曜日に完了

数カ月前に、Concur は TLS 暗号化プロトコルのバージョン 1.0 に対するサポート サイクルの終了を発表しました。よりセキュアな TLS の 1.1 および 1.2 バージョンは引き続きサポートされます。その背景には、TLS プロトコルにより、電話またはコンピュータとクラウドベース サービス間のセキュアな双方向通信が可能になったことが挙げられます。

このプロセスは数カ月に及びましたが、現在は完了しています。

出張手当

混合出張の食事手当計算における変更 - チェコ共和国

以下の 2 種類の混合出張に関するチェコ共和国の食事手当計算が変更されました。

  • 5 時間を越える国内出張と 5 時間から 12 時間の間の国外出張で構成される混合出張
  • 12 時間を超え、18 時間未満の国外出張で構成される混合出張

法令に準拠したこの新しい計算を以下の表に示します。

これまでと今後

混合出張の種類

以前の計算

新しい計算

5 時間を超える国内出張

5 時間を超え 12 時間未満の国外出張

国内食事手当と国外食事手当全額の 3 分の 1

国外食事手当全額の 3 分の 1

12 時間を超え 18 時間未満の国外出張

国内食事手当と国外食事手当全額の 3 分の 2

国外食事手当全額の 3 分の 2

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、チェコ共和国で業務を行うお客様は、法令遵守のベスト プラクティスに従うことができます。

コーポレート カード

**計画変更** 海外の取引データを読み込むための新しいフィールド

このリリースでは、日本市場で、海外取引に含まれる追加データを読み込める新しいフィールドを利用することができます。これは、ワークフローおよび勘定抽出設定でこれらのフィールドを使用して、財務システムにこの取引データを読み込むお客様に役立ちます。

これらのフィールドには以下が含まれます。

  • 加盟店の都市
  • 加盟店の都道府県
  • 加盟店の国コード

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、海外取引の検索された追加データを Expense に読み込むことができます。

Concur ソリューションのホーム ページ

**計画変更** クイック ヒント セクションを Concur ソリューション ページから削除

Concur ソリューション ホーム ページ (concursolutions.com) の [クイック ヒント] セクションは、8 月のサービス リリースで削除される予定です。

業務目的/お客様にとってのメリット: この更新により、ホーム ページが簡素化され、ページの情報の表示およびアクセスがしやすくなります。

経費アシスタント

**計画変更** 経費アシスタント

Expense ユーザーは、9 月に経費アシスタントを使用できるようになります。この機能は 8 月に無効化することができます。

経費アシスタントには以下の機能があります:

  • この機能は規定で会社での利用が可能ですが、必要に応じて、すべてのユーザーへのアクセスをブロックするために会社レベルでオフにすることができます。会社が経費アシスタントへのアクセスを許可すると、個別のユーザーはオプトインしてこの機能を使用できるようになります。
  • [レポートに追加できる経費] に経費が存在する場合、経費アシスタントはこれらの経費を経費精算レポートに追加します。
  • 経費アシスタントは差戻された経費精算レポートには経費を追加しません。差戻された経費精算レポートに、[レポートに追加できる経費] にある経費に一致する取引が含まれている場合は例外となります。

たとえば、差戻された経費精算レポートに ExpenseIt の経費が含まれており、その経費に一致するクレジット カード取引が [レポートに追加できる経費] にある場合、経費精算レポートが差戻されると、経費アシスタントは ExpenseIt 取引とクレジット カード取引を結合します。

  • ユーザーが経費精算レポートを開くと、ユーザーが前回レポートを開いた後に経費アシスタントによって追加された取引は太字で表示されます。ユーザーがその経費を開いて表示すると、太字の表示は解除されます。
  • 経費アシスタントは、経費精算レポートで発生したすべてのアクティビティについてのサマリー メールを週に 1 回ユーザーに送信します。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能によってさらに多くの経費精算レポートの処理が自動化され、エンド ユーザーの使いやすさが向上します。

会計カレンダー

**計画変更** Analysis/Intelligence の拡張会計カレンダー

Concur では、Analysis/Intelligence の拡張会計カレンダーを 8 月にリリースする予定です。会計カレンダーにより、組織は、標準のカレンダー年に依存せずに自組織の会計期間を定義することができます。多くの組織は、固有のカレンダーを定義して財務会計レポートをモデル化し、事業における期間を反映して、直接の競合会社と結果を比較し、1 月における期末の繁忙期を回避します。

新しい会計カレンダーは、[管理] > [経費] または [管理] > [請求書] からアクセスするレポート構成で使用できるようになります。

詳細については、Analysis/Intelligence のリリース ノートを参照してください。

レガシーの Expense 事前申請

**計画変更** 製品の廃止

Concur は、レガシーの Expense 経費事前申請機能を 2018 年 3 月 31 日に廃止する予定です。

Concur は、スタンドアロン Concur Request 製品が存在する前に、一部のお客様にこの機能を提供していました。現在は、同等の機能に加え、スタンドアロン Request 製品の拡張機能と完全なサポートが提供されています。Concur 内で申請機能を利用するお客様は、Concur Request 製品を購入し、移行する必要があります。

お客様の FAQ は、Http://assets.concur.com/concurtraining/cte/en-us/legacy_request_retirement_faq.pdf で入手できます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この廃止によって、Concur は、レガシー機能を超える機能、機能拡張、および価値を備えたスタンドアロンの Concur Request 製品に対して、今後の拡張に開発リソースを集中させることができます。

Microsoft IE v.10

**計画変更** サポートの終了

Concur 製品での Microsoft Internet Explorer (IE) バージョン 10 ブラウザのサポートは、2017 年 8 月 18 日に終了する予定です。Concur では、IE バージョン 10 を使用しているお客様はその日付より前に最新の IE ブラウザのバージョンに更新するか、別のサポート対象ブラウザをインストールして使用することを強く推奨しています。

IE バージョン 10 を引き続き使用するユーザーには、バナーが表示されます。

USB IC カード リーダー - 日本

**計画変更** サポートの終了

Expense で日本の IC カード出張情報を読み込むための USB IC カード リーダー ソリューションでは、単一のコンピュータに接続されているリーダーが利用されます。Microsoft は、このソリューションによって利用される ActiveX テクノロジを廃止しているため、Concur では、このソリューションのサポートを終了しています

重要な日付:

  • Concur では、2017 年 8 月 1 日にこのソリューションのサポートを終了します。
  • 2017 年 12 月 31 日を過ぎると、このソリューションは廃止され、Concur で機能しなくなります。

代替ソリューションとして、ネットワーク IC カード リーダーが Concur の現在のソリューションで使用されています。日本のお客様はすでにこのネットワーク IC カード リーダーを導入しています。ネットワーク IC カード リーダーには、複数のユーザーがセントラルロケーションでトランザクションをインポートできるというメリットがあります。

ネットワーク IC カード リーダーのリリース ノートについては、このドキュメントの 2016 年 10 月のバージョンを参照してください。

業務目的/お客様にとってのメリット: この廃止によって、Concur ユーザーは最新のテクノロジに適合することができます。

お客様通知

Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

月次ブラウザ証明書

月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。