2019 年 4 月 Analysis/Intelligence Professional Edition 管理サマリー
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リリース ノート サマリー
モデルの変更
新しいフィールド: 国プロンプトおよび国プロンプト キーこのリリースでは、経費に新しい国プロンプト関連フィールドが加わります。
説明: 新しい [国プロンプト] フィールドと [国プロンプト キー] フィールドにより、国プロンプトが含まれる [プロンプト] ページのパフォーマンスが改善されます。[国プロンプト] フィールドと [国プロンプト キー] フィールドがレポートの [プロンプト] ページで国プロンプトに使用されると、国情報がより迅速かつ効率的に読み込まれます。
経費の新しい国プロンプト関連フィールドは、以下のフォルダにあります。
- [経費] > [経費精算レポート] > [エントリ情報] > [キー] > [プロンプト キー]
このリリースでは、経費に新しいログイン関連フィールドが加わります。
説明: [Last User Login Date (最後のユーザー ログイン日付)] フィールドおよび [Last User Login Time (最後のユーザー ログイン時刻)] フィールドにより、廃止された出張レポートからのプロファイル情報を以前使用していたユーザーは、最後のユーザーがログインした日時についてレポートできます。
経費の新しいログイン関連フィールドは、以下のフォルダにあります。
- [経費] > [リスト] > [従業員情報]
このリリースでは、経費に新しい支払要請関連フィールドが加わります。
説明: [支払要請 ID] フィールドおよび [支払要請キー] フィールドにより、ユーザーは経費精算レポートの支払要請情報についてレポートできます。
経費の新しい支払要請関連フィールドは、以下のフォルダにあります。
- [経費] > [支払マネージャー] > [支払要請]
- [経費] > [支払マネージャー] > [項目の支払先] > [キー]
このリリースでは、新しい購入申請関連のフィールドが加わり、請求書のフォルダ名が変更されました。
説明: 新しい [請求先住所 - 購入申請] フォルダにある [請求先住所] フィールドにより、ユーザーは実際の購入申請の請求先住所についてレポートし、請求書が正しい住所に送信されたことを確認できます。この更新では、[請求先住所] フォルダ名も [請求先住所 - ポリシー] にモデルで変更されます。[請求先住所 - ポリシー] フォルダにある [請求先住所] フィールドは購入申請が属するポリシーに基づいて入力され、実際の購入申請の請求先住所とは異なる場合があります。
請求書に対する購入申請関連の新しいフィールドは、以下のフォルダにあります。
- [請求書] > [購入申請] > [購入申請のヘッダー情報] > [請求先住所 - 購入申請]
請求書に対する名前が変更された購入申請関連のフォルダは、以下のフォルダにあります。
- [請求書] > [購入申請] > [購入申請のヘッダー情報] > [請求先住所 - ポリシー]
レポートの変更
更新されたレポート: 承認者別の未提出申請 - サマリー[申請キー] 列は、[承認者別の未提出申請 - サマリー] レポートで [申請数] に名前が変更されました。列の名前は、列に表示されるデータをより適切に表すように変更されました。[申請数] 列には、申請している従業員あたりの承認者別の未提出申請の合計数、各承認者に対する未提出申請の合計数、および申請している従業員すべての未提出申請の合計数が表示されます。
また、[プロンプト] ページで日付範囲が選択されていない場合、"支払請求日:" というサブタイトルはレポート タイトルに表示されなくなります。この更新前は、日付範囲が [プロンプト] ページで選択されてない場合、"支払請求日:" は日付値なしでレポートに表示されていました。
表示項目
[申請キー] 列は [申請数] に名前が変更されました。
[プロンプト] ページの [支払請求日] プロンプトで日付範囲が選択されていない場合、"支払請求日:" というサブタイトルはレポート タイトルに表示されなくなります。
レポートの場所
レポートは以下のフォルダにあります。
- [分析 - 標準レポート] > [請求書]
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [請求書]
旅程詳細レポートの詳細については、Chapter 12: Folder - Invoice in the Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) を参照してください。
更新されたレポート: ドイツ - BIK レポート (ドイツ マーケット固有レポート)ドイツ – BIK レポートで使用されるデフォルトのドイツの現物給付 (BIK) レートが 2019 年のドイツ BIK レポートに更新されました。
- 朝食のデフォルト BIK 金額は 1.77 です
- 昼食のデフォルト BIK 金額は 3.30 です
- 夕食のデフォルト BIK 金額は 3.30 です
ドイツ マーケットの Analysis および Intelligence のお客様は、ドイツ - BIK レポートを使用できます。
表示項目
[プロンプト] ページの [BIK 金額] プロンプトに表示されるデフォルトのドイツ BIK レートに 2019 年のドイツ BIK レートが表示されるようになります。
レポートの場所
レポートは以下のフォルダにあります。
- [分析 - 標準レポート] > [マーケット固有レポート]
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [マーケット固有レポート]
旅程詳細レポートの詳細については、Chapter 13: Folder – Market Specific Reports in the Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) を参照してください。
更新されたレポート: ドイツ - 年間従業員レポート (ドイツ マーケット固有レポート)ドイツ マーケットの Analysis および Intelligence のお客様は、ドイツ - 年間従業員レポートを従業員名または従業員 ID 別にフィルタリングできるようになります。この更新により、ドイツの従業員に対する年間従業員課税レポートを完了するための追加のオプションが提供されます。
表示項目
[従業員] プロンプトが削除され、[従業員名] プロンプトと [従業員 ID] プロンプトが [プロンプト] ページに追加されます。新しい [従業員名] プロンプトと [従業員 ID] プロンプトには、検索と複数選択機能が含まれます。
[従業員名] プロンプトと [従業員 ID] プロンプトには大文字小文字を区別する追加の検索オプションがあります。[キーワード] フィールドの下で [オプション] リンクをクリックすると、検索オプションが表示されます。
レポートの場所
レポートは以下のフォルダにあります。
- [分析 - 標準レポート] > [マーケット固有レポート]
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [マーケット固有レポート]
旅程詳細レポートの詳細については、Chapter 13: Folder – Market Specific Reports in the Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) を参照してください。
更新されたレポート: セグメント別の出張申請ページの機能が他のレポートで使用される標準機能とマッチングするように、セグメント別の出張申請レポートの [プロンプト] ページが更新されました。
この更新により、従業員別の承認済出張申請や都市別の出張申請など、他の出張申請レポートとの整合性が保たれるように、[申請ポリシー] 列と [申請目的] 列もセグメント別の出張申請レポートに追加されました。
表示項目
以下の変更が [プロンプト] ページで行われました。
- [日付範囲を表示] ボタンは [セグメント タイプ] プロンプトから削除されます。
- [セグメント タイプ] プロンプトは複数選択プロンプトになり、[すべて選択] オプションと [すべて選択解除] オプションがプロンプトに追加されます。
[開始日付] プロンプトが追加されます。
お客様は、[開始日付] フィールドに基づいて特定の日付範囲を選択するオプションを使用するか、最も早い開始日付から最も遅い開始日付までレポートをフィルタリングできます。[開始日付] は、プロンプトの [最も古い日付] と [最も新しい日付] オプションにデフォルト設定されます。
- [戻る] ボタンと [次へ] ボタンは削除されます。
セグメント別の出張申請レポートが従業員名別で並べ替えられ、[申請ポリシー] 列と [申請目的] 列がレポートに追加されました。
レポートの場所
レポートは以下のフォルダにあります。
- [分析 - 標準レポート] > [出張申請]
- [インテリジェンス - 標準レポート] > [出張申請]
セグメント別の出張申請レポートの詳細については、Chapter 21: Folder - Travel Request in the Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) を参照してください。
更新されたレポート: 非表示出費詳細[目的] という新しい列が非表示出費詳細レポートに追加されました。[目的] 列には、経費清算レポートで入力した経費の業務目的または説明が表示されます。モデルでの [目的] 列のソースは、[経費] > [経費清算レポート] > [レポート ヘッダーの情報] > [目的] です。
表示項目
[目的] 列が非表示出費詳細レポートに追加されます。
レポートの場所
レポートは以下のフォルダにあります。
- [分析 - 標準レポート] > [TripLink]
- [インテリジェンス] - [標準レポート] > [TripLink]
非表示出費詳細レポートの詳細については、Chapter 22: Folder - TripLink in the Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) を参照してください。
標準レポートの視覚化の拡張SAP Concur は、[分析 - 標準レポート] フォルダと [インテリジェンス – 標準レポート] フォルダにある標準レポートの [プロンプト] ページとレポート出力の視覚化を標準化しています。これらの更新により、標準レポートで作業するお客様に一貫したビジュアルエクスペリエンスが提供されます。
このプロジェクトは [プロンプト] ページまたはレポート出力に表示されるコンテンツに影響しません。標準レポートの [プロンプト] ページとレポート出力の一般的なルック アンド フィールにのみ影響します。
これは継続的なプロジェクトです。最初に更新されるレポートは、お客様が最も実行する上位 50 の標準レポートです。お客様は、これらのレポートの更新が利用可能になったときに、ご覧いただけます。
更新されたレポート:
4 月のリリースでは、このプロジェクトの一環として次のレポートが更新されました。
フォルダ名 | レポート名 |
---|---|
発生 | 経費発生 (日付範囲別) |
未割当または未提出のクレジット カード取引がある上位従業員 (Intelligence のみ) | |
未割当のクレジット カード取引 (Intelligence のみ) | |
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管理 | 勘定突合レポート |
承認権限者詳細 (Intelligence のみ) | |
突合 | |
請求取引の突合 - 詳細 (カレンダー月) | |
請求取引の突合 (カレンダー月) | |
従業員の銀行口座ステータス | |
従業員詳細 | |
従業員ロール | |
経費および出張の概要 | |
国別の経費精算レポート | |
請求書取引の突合 - 詳細 (カレンダー月) | |
請求書取引の突合 (カレンダー月) | |
システム活動記録 | |
出張ルール クラス | |
従業員別の TripIt 経費承認 | |
従業員別の TripIt 出張承認 | |
ユーザー評価サマリー - 経費 | |
ユーザー評価サマリー - 出張 | |
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監査 | 監査サービス規定外フラグ カテゴリー |
監査サービス規定外フラグカテゴリー - 詳細 | |
監査サービス統計 - 詳細 | |
レポート グループ別の監査サービス統計 | |
監査サービス統計サマリー | |
従業員別の監査サマリー | |
質問別の監査サマリー | |
監査ボリューム | |
従業員監査必須ステータス | |
レポート エントリの規定外フラグ | |
レポート ヘッダーの規定外フラグ | |
| |
経費処理 | 予約済で未精算の航空運賃 (Intelligence のみ) |
承認者統計 (Intelligence のみ) | |
経費勘定分析 | |
経費エントリ分析 (Intelligence のみ) | |
経費エントリ分析詳細 (従業員でグループ化) | |
経費エントリ分析詳細 (経費タイプでグループ化) | |
従業員および年別の経費サマリー | |
経費タイプおよび年別の経費サマリー | |
TripIt の旅程による経費 | |
紛失領収書監査 | |
支払タイプ分析 (Intelligence のみ) | |
承認済レポート (領収書は非表示) | |
未提出経費エントリ分析詳細 (従業員別にグループ化) | |
未提出経費エントリ分析詳細 (経費タイプ別にグループ化) | |
古くなったワークフロー - 詳細 (Intelligence のみ) | |
ワークフロー サイクル タイム - 詳細 (Intelligence のみ) | |
ワークフロー サイクル タイム - マネージャー別サマリー (Intelligence のみ) | |
ワークフロー サイクル タイム - 処理者別サマリー (Intelligence のみ) | |
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金融 | 仮払申請の分析 |
クレジット カード取引 | |
経費精算レポートの合計 | |
承認者階層別の経費 (Intelligence のみ) | |
財務サマリー (Intelligence のみ) | |
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請求書 | 承認者別の未提出申請 - 詳細 |
承認者別の未提出申請 - サマリー | |
ワークフロー サイクル タイム - 詳細 | |
ワークフロー サイクル タイム - マネージャー別サマリー | |
ワークフロー サイクル タイム - 処理者別サマリー |
その他の変更点
Standard Reports by Folder ガイドの改良SAP Concur では、Standard Reports by Folder ガイド (英語のみ) を改良中です。レポート プロンプトおよびフィールドの定義を追加し、各レポートのレポート フィールドに関連付けられる式を追加します。
これは継続的なプロジェクトです。お客様は、これらのガイドの更新が利用可能になったときに、ご覧いただけます。
例
新しいレポート プロンプト定義の例は、旅程詳細レポートです。
レコード ロケーター: 出張に割り当てられたレコード ロケーターによって検索するために使用します。
旅程詳細レポートの新しいフィールド情報の例:
データ項目ラベル | データ項目名 | データ項目式 | データ項目説明 |
---|---|---|---|
Purchased By | <Purchased By> | [Travel].[Trips].[Employee Last Name] + ', ' + [Travel].[Trips].[Employee First Name] | 出張する従業員の法的な姓名 (Smith John など) |
Booked By | <Booked By> | [Travel].[Trips].[Booking Employee] | 出張を予約した従業員の名前 (姓名の形式) |
乗客 | <Passengers> | [Travel].[Trip Passengers].[Passenger] | 出張する従業員 (姓名の形式) |
Is Primary? | <Is Primary ?> | [Travel].[Trip Passengers].[Is Primary] | 従業員が第一出張者であるかどうかを示します (はい/いいえ形式) |
SAP Concur では、サービスから SAP Concur ユーザーへの送信メールに関して新しいメール インフラストラクチャに移行中です。このため、送信 IP アドレスに基づいて受信メールをフィルタリングする会社は、新しい IP アドレスを信頼できる差出人のリストに追加して、ユーザーが SAP Concur からメールを受信できるようにする必要があります。
ここで説明する問題は、はじめは Concur Expense を使用する会社のみに影響します。1 月以降は、その他の SAP Concur サービス (Travel や Concur Pay など) からのメールが新しいメール インフラストラクチャに移行します。
その他のサービスは引き続き追加されます。追加の変更のタイミングに関する詳細については、リリース ノートを確認してください。
計画変更サマリー
その他の変更点
**計画変更** 認証: [パスワードを忘れた場合] 機能、セキュリティの質問、およびパスワードのカスタム テキストこれらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
今後のリリースでは、SAP Concur の [サインイン] ページに新しい [パスワードを忘れた場合] 機能を追加する予定です。これにより、ユーザー名とパスワード認証情報を使用してログインするユーザーのエクスペリエンスが更新されます。
現在は、会社の設定によっては、パスワードを忘れた場合のプロセスでその他のオプションをいくつか使用できる場合があります。新しい [パスワードを忘れた場合] 機能が使用可能になると (5 月 11 日予定)、これらの追加オプションは削除されます。以下に例を挙げます。
- セキュリティの質問: ユーザーには、ログイン認証でセキュリティの質問プロンプトが表示されなくなります。
- ページ上のテキスト: 会社のカスタム テキストは表示されなくなります。
- パスワード ヒント: [パスワード ヒントをメール アドレス宛に送信] オプションは使用できなくなります。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、ユーザー パスワードのセキュリティが強化され、ユーザー エクスペリエンスが合理化されます。
**計画変更** 認証: 新しい SAP Concur のサインイン ページこれらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。
SAP Concur は、新しい [サインイン] ページを追加する予定です。これにより、ユーザー名とパスワード認証情報を使用してログインするユーザーのログイン エクスペリエンスが更新されます。現在のシングル サインオン (SSO) ユーザーは、SSO ログイン プロセス (https://www.concursolutions.com) を開始できるようになります。この機能は、2019 年に向けて計画されています。
新しい [サインイン] ページの機能には、以下が含まれます。
- 2 ステップ ログイン: セキュリティが強化され、最新の業界標準を満たし、ログインの成功率を高めます。
- マルチアカウント ログイン: 管理者が複数のアカウントを使用してログインできます (将来のリリースに向けて計画中)。
- ユーザー アバター: ユーザーのエクスペリエンスが向上します (将来のリリースに向けて計画中)。
業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、セキュリティが強化され、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザー エクスペリエンスが迅速かつ便利になります。
**計画変更** SAP Concur 製品へのアクセスの変更点お客様は以下のドメインを使用して、SAP Concur の製品およびサービスにアクセスする必要があります。
- *.concursolutions.com
- *.concurcdc.cn
この変更は、2019 年 6 月 8 日を予定しています。
SAP Concur では、お客様が上記のドメインのいずれかをまだ使用していない場合は、できるだけ早く移行することを推奨しています。
この変更に関する質問については、appsec@sap.com に連絡してください。
業務目的/お客様にとってのメリット: この変更によって、お客様は一貫した安全な方法で SAP Concur のサービスにアクセスできるようになります。
お客様通知
SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors
「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)
月次ブラウザ証明書
月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートで提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。