2020 年 2 月 Travel Professional Edition 管理サマリー
初回投稿
リリース ノート サマリー
フライト
CIBT - SAP Concur App Center を介した新しい統合このリリースでは、SAP Concur と CIBT により、SAP Concur App Center を介した新しい統合方法が導入され、新しい CIBT アプリが使用できるようになります。CIBT とのレガシー統合方法は移行期間中もサポートされますが、SAP Concur は、2020 年 11 月を目処に、レガシー バッチ ファイル プロトコルの廃止について通知します。
新しい統合方法により、CIBT サービスがその他の国で使用できるようになりました。デンマーク、フィンランド、アイルランド、ノルウェーまたはスウェーデンに基づく Concur Travel 設定にプロファイルが関連付けられている出張者は、CIBT ビザ サービスを使用できるようになりました。この新しい統合方法では、Concur Travel の管理ユーザーの設定作業も軽減されます。
その他
HTTPS プロトコルはファイル転送で許可されなくなるこのリリース ノートは、SAP Concur を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。セキュリティで保護されたさまざまなファイル転送プロトコルを使用してデータ交換に参加するお客様および支払先に対し、SAP Concur では、これらのファイル転送のセキュリティを強化するための変更を行っています。
2020 年 2 月 24 日の午後 2 時 PST 以降、SAP Concur のファイル転送システムに接続すると HTTPS プロトコルは使用できなくなります。
この変更により、ファイル転送のセキュリティが強化されます。
TLS v 1.1 暗号化プロトコルに対するサポートの終了SAP Concur は、TLS (Transport Layer Security) 暗号化プロトコルのバージョン 1.1 のサポート サイクルの終了を発表しています。よりセキュアな TLS のバージョン 1.2 のサポートは継続されます。その背景には、TLS プロトコルにより、電話またはコンピュータとクラウドベース サービス間のセキュアな双方向通信が可能になったことが挙げられます。
TLS v.1.1 の接続は 2020 年 2 月 20 日より拒否されます。
SAP Concur は、お客様のセキュリティと、よりセキュアで新しい TLS のバージョン 1.2 へのアップグレードのしやすさについて慎重に検討したうえで、このステップを実行します。この TLS v 1.1 のサポート終了計画により、お客様は TLS v 1.2 を使用して、安全かつよりセキュアな方法で SAP Concur ソリューションと通信できるようになります。
TLS v1.1 SSL プロトコルはファイル転送で許可されなくなるこのリリース ノートは、SAP Concur を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。セキュリティで保護されたさまざまなファイル転送プロトコルを使用してデータ交換に参加するお客様および支払先に対し、SAP Concur では、これらのファイル転送のセキュリティを強化するための変更を行っています。
TLS 1.1 (Transport Layer Security) SSL プロトコルは SAP Concur のファイル転送システムの許可された一覧から削除されました。
この変更により、ファイル転送のセキュリティが強化されます。
出張業務/技術の基本
**進行中** Apollo/Galileo: レガシー Web サービスから Galileo Web サービスへの移行Travelport によるレガシー接続を廃止するため、Concur Travel では、XML Select 接続プラットフォームから Galileo Web サービス接続プラットフォームに移行しています。この変更により、SAP Concur のお客様に次のような利点がもたらされます。
Concur Travel の Apollo/Galileo サービスのスケーラビリティと安定性の向上
SAP Concur による Apollo/Galileo への接続に使用されていたレガシー コードの削除が可能 (それにより、内部処理が簡易化)
簡易化された接続アプローチが使用されることでパフォーマンスが向上
安定性が向上
この接続変更は、エンドユーザーにはシームレスで行われますが、代理店代行パートナー (TMC) に影響するアクセス関連の変更を必要とします。この変更により、SAP Concur では、予約擬似都市コードのホスト アクセス プロファイル (HAP) が必要になります。
計画変更サマリー
このセクションの項目は、今後のリリースを予定している変更のサマリーです。SAP Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。
重要: ここに記載されている計画変更は、この SAP Concur 製品またはサービスに影響を与える拡張および修正として予定されている内容を網羅していない場合があります。複数の SAP Concur 製品またはサービスに適用される計画変更は、統合されたドキュメントに記載されています。2020 年 2 月: 共通の計画変更 Professional Edition 管理サマリー で入手可能な追加の計画変更管理サマリーを確認してください。
出張業務/技術の基本
**計画変更/TMC プレビュー** Travelport ブランド運賃 - 完全なサポート2017 年の初め、SAP Concur は、Apollo、Galileo、および Worldspan のすべてのお客様に対する単純なブランド運賃のサポートを発表しました。構成を変更する必要はありません。
2017 年 7 月のリリースで、SAP Concur は、Apollo および Galileo の複雑なブランド スキームに対して、ブランド運賃コンテンツを提供する仮ソリューションのサポートを発表しました。SAP Concur は、技術的制限により、この仮ソリューションを Worldspan に拡張することはできませんでした。
複雑なブランド運賃の仮ソリューションでは、旅行会社でいくつかの操作上の変更が必要となるため、これは構成可能な機能です。操作の複雑さのため、SAP Concur は、この機能を特定の航空会社に制限しています。
**計画変更** Amadeus: Amadeus Ticket Changer (ATC) のサポートこれまで、SAP Concur では、Sabre (Sabre Automated Exchanges 経由)、Worldspan (Rapid Reprice 経由)、および Apollo (Worldspan の GDS 共通 Rapid Reprice 経由) 向けに、発券後の変更機能を提供してきました。
今後のリリースでは、Amadeus (Amadeus Ticket Changer 経由) 向けの交換機能もサポートされます。この機能の詳細については、機能提供後すぐにお知らせします。
Amadeus のお客様は、発券済みの予約をオンラインで変更できるようになるため、代理店に連絡する必要がなくなります。
**計画変更** [承認してから予約] ユーザー権限[プロファイル ユーザー] 権限は、Concur Travel で 2 つの目的に使用されます。最初に、Concur Travel のみ、または Concur Expense と統合された Concur Travel、または Concur Request および [予約してから承認] ワークフローと統合された Concur Travel を使用する設定において、お客様は、出張ウィザードで出張を予約するためのアクセス権は (まだ) 持つべきでないが、ユーザー プロファイルで出張関連のすべてのフィールド (座席や食事、マイレージ会員番号など) に入力するためのアクセス権はすでに持っている必要があるユーザーに、この権限を割り当てることができます。
また、Concur Travel が Concur Request および [承認してから予約] ワークフローで統合されている設定でこの権限を使用することもできます。このコンテキストでは、これを使用することで、申請承認を受ける前に出張ウィザードで出張予約をするためのユーザー アクセスを制限しながらも、引き続き承認済み申請から出張予約を行えるようにすることができます。
これらの 2 つの使用ケースを明確に区別するため、SAP Concur では、承認済み申請から出張を予約できるようにする新しいユーザー権限として、[承認してから予約] を導入することを計画しています。
**計画変更** HRS: ホテル パッシブ セグメントの更新標準化の取り組みの一環として、SAP Concur では、すべての GDS に対する標準のホテル パッシブ形式を更新します。
SAP Concur がすべてのホテル パートナーを新しいホテル プラットフォーム (HS2) に移行すると、代理店代行パートナーは、Concur Travel ですべての非 GDS のホテル コンテンツ用の 1 つの形式に対して関連するルーチンをプログラムすることができます。
**計画変更** レガシー クレジット カード フィードの廃止レガシー クレジット カード フィードをクレジット カード情報のインポートに使用している Concur Travel のお客様は 4 社以下です。しかし、この方法による機密情報の転送は、SAP Concur のセキュリティに関するベスト プラクティスを反映していません。まだこの機能を使用しているお客様は少ないため、よりセキュアな代替手段があることを前提に、クレジット カード フィードを廃止します。2020 年 7 月 1 日を目処に、既存のクレジット カード フィードは利用できなくなります。
データ交換の目的でサポートされるメカニズムの数を削減することにより、SAP Concur は、当社のお客様のためにセキュリティの強化と使いやすさの向上に注力することができます。
**計画変更** レガシー HR フィード エディターの廃止レガシー HR フィード エディターは、ユーザー情報を Concur Travel にインポートするための旧式の方法であり、ご利用のお客様は 5 社未満です。この機能を使用されているお客様は少なく、より優れた代替手段があることから、クレジット カード フィードを廃止します。2020 年 7 月 1 日を目処に、HR フィード エディターによるフィードは利用できなくなります。影響を受けると思われる場合は、SAP Concur サポートまたは TMC に連絡して最適なソリューションを特定してください。
データ交換の目的でサポートされるメカニズムの数を削減することにより、SAP Concur は、当社のお客様のためにセキュリティの強化と使いやすさの向上に注力することができます。
**計画変更** Sabre: ホテル: Content Services for Lodging のサポートSabre が新しい Sabre ホテル宿泊プラットフォームを導入しました。これは統合サービスとともに動作し、一般に Content Services for Lodging (CSL) と呼ばれます。現在のホテル サービスをご利用のすべてのお客様は、2020 年春を目処に、新しい CSL に移行する必要があります。
Concur Travel では、新しい CSL サービスが使用されますが、ホテル セグメントは CSL 形式では作成されません。Concur Travel では、ホテル API で現在使用されているものと同じ形式 (旧形式) で、すべてのホテル予約が作成されます。Concur Travel では、スキャン回数を同じに維持すべく尽力しますが、新しい価格検証ステップをプロセスに導入することで、ショッピング/価格設定イベントごとに少なくとも 1 回はスキャンが追加される可能性があります。
ユーザーは現在の予約フローへの変更を確認することはできませんが、予約機能全体または幅広いホテル オプションを改善するために、追加のデータ要素が表示される場合や、使用できる場合があります。
**計画変更** 払戻申請順番待ちに追加された Cleartrip セグメントが含まれるユーザーが放棄した出張SAP Concur では、Cleartrip API による予約のパッシブ セグメントが含まれるユーザーが放棄した PNR または不明な PNR の順番待ちロジックが変更されます。今後、このような PNR は払戻申請順番待ちに追加されます。
PNR を払戻申請順番待ちに追加することで、TMC は手動による介入が必要な予約があると認識でき、未完了の予約について出張者をフォローアップすることができます。TMC は、予約を (可能な場合) キャンセルして払い戻すのか、またはそれぞれが関連するルーチンで処理できるように手動で処理を完了するようにするのかを、出張者と連携して判断することができます。
これにより、TMC がそれぞれのアカウントに対する Cleartrip の請求と顧客に対する請求書との突合処理を行う際のサポートも改善されます。
**計画変更** Worldspan: 運賃の保存の変更長年にわたって、SAP Concur では Worldspan の運賃の保存について複数のオプションをサポートしてきました。これは Worldspan PNR サポートにとって非常に複雑でした。最近、[バンドルされていないエコノミー運賃を除外] オプション (FXD 修飾要素) などの旧来のオプションのいくつかが、最新の市場運賃とうまく適合されていないことがありました。
サポート コストを削減し、Worldspan のお客様に対して最新の価格設定方法を使用するために、SAP Concur はいくつかの変更を行いました。その他の優先度の高い取り組みがあるため、追って通知が行われるまで残りの設定は更新されません。
お客様通知
SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors
「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)
月次ブラウザ証明書
月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートで提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。