Concur Invoice Professional Edition 管理のヘルプ

2019 年 2 月 Expense Professional Edition 管理サマリー

初回投稿

リリース ノート

このトピックには、Professional Edition の Concur Expense 機能に関するリリース ノートの管理サマリーが含まれます。

管理

**進行中** メール形式の更新

SAP Concur は、数カ月にわたって、更新されたメール通知に関するリリース ノートを提供しています。このリリース ノートは 2 カ月後に廃止されることに注意してください。

重要

以下の点に注意してください。

  • メール内容は変更されておらず、ルック アンド フィールのみが更新されていることに注意してください。

  • これらの変更は、経時的に行われる予定です。新しい形式の使用時期は、各製品チーム (Expense、Invoice、Travel など) が決定します。タイミングは、リソースの可用性や、スケジュールされているその他の拡張の優先度に基づきます。

  • すべての製品メールが同時に変更されるわけではありません。たとえば、最初に Expense 承認メールが変更され、次にその他の Expense 通知が続く場合があります。

  • このプロジェクトに終了日付は割り当てられていません。これらの変更は 1 年以上かかる可能性があります。

信頼できる差出人のリストへの IP アドレスの追加

SAP Concur では、サービスから SAP Concur ユーザーへの送信メールに関して新しいメール インフラストラクチャに移行中です。このため、送信 IP アドレスに基づいて受信メールをフィルタリングする会社は、新しい IP アドレスを信頼できる差出人のリストに追加して、ユーザーが SAP Concur からメールを受信できるようにする必要があります

ここで説明する問題は、はじめは Concur Expense を使用する会社のみに影響します。1 月以降は、その他の SAP Concur サービス (Travel や Concur Pay など) からのメールが新しいメール インフラストラクチャに移行します。

2019 年の第 1 四半期までは、その他のサービスを引き続き追加します。追加の変更のタイミングに関する詳細については、リリース ノートを確認してください。

通知: カスタム フィールドには個人または機密データを記載しない
すべての会社は従業員の個人および機密情報を保護するために適切なすべてのステップを取る必要があります。推奨されるセキュリティ関連のベスト プラクティスに従い、カスタム フィールドには個人および機密データを含めることはできません。
concursolutions.com の新しい SSL 証明書

製品とサービスのセキュリティを継続的に確保するために、SAP Concur は新しい concursolutions.com SSL 証明書を発行しました。現在の証明書は、2019 年 3 月 16 日に期限が切れます。

この期限切れの近い証明書をピン留めしているお客様は、2019 年 3 月 16 日よりも前に新しい証明書に更新する必要があります。ピン留めされた証明書が 2019 年 3 月 16 日よりも前に更新されない場合、組織およびユーザーは、SAP Concur の製品およびサービスを使用できなくなります。

証明書をピン留めしていないお客様の場合、新しい証明書に自動的に更新されるため、特に必要な対応はありません。ほとんどのお客様は証明書をピン留めしていません。

注意: 弊社のセキュリティおよびコンプライアンス プログラムの拡張として、この証明書は年間ベースで更新されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この更新により、製品およびサービスのセキュリティが継続的に確保されます。

Expense Pay

(USD/CAD) 更新: 従来の支払の廃止とグローバル支払への移行 (9 月 1 日まで)

SAP Concur の Expense Pay (クラシック) 製品は、経費精算レポートの処理に関連する支払を実行する製品です。頻繁に変更される法令の要件を確実に遵守し、地理的に多様な市場に合わせるため、SAP Concur は専用の経験豊富なサード パーティ支払処理パートナーと協同し、次世代の支払製品を開発しました。Expense Pay - グローバル

これらのリリース ノート (2017 年 9 月) で以前に発表されたとおり、さらなる進化に向け、SAP Concur は 1 つの Expense Pay 製品で、世界のあらゆる場所でお客様のビジネスにサービスを提供します。既存のレガシー Expense Pay (クラシック) 製品 (NA Pay、EMEA Pay、次の APA Pay を含む) は、SAP Concur の Expense Pay - グローバル製品に置き換えられます。Expense Pay 製品を使用している SAP Concur のお客様の場合、Expense Pay - グローバルが今後使用する製品となります。この通知により、すべてのレガシー Expense Pay (クラシック) 製品が終了プロセスに入ります。

Expense Pay - 北米および Expense Pay - EMEA の制限事項

SAP Concur では、お客様がクラシック製品で次の通貨を追加することをサポートしていません。米国ドル、カナダ ドル、メキシコ ペソ、ユーロ、スイス フラン、デンマーク クローネ、スウェーデン クローナ、または英ポンド。お客様がクラシック製品でこれらの通貨をすでに実装および使用している場合、新しいプラットフォームに移行するまで、または規定された廃止日までは、これらの通貨を引き続き使用することができます。

業務目的/お客様にとってのメリット: Expense Pay - グローバル製品は、引き続き SAP Concur 内での支払処理機能における業界のベスト プラクティスを提供します。

日本の公共交通機関 (JPT)

ジョルダンのメンテナンス

駅および路線の日本公共交通機関 (JPT) データベースに対し、追加、名称変更、および削除などの定期メンテナンスでの変更が行われました。

業務目的/お客様にとってのメリット: Concur Expense の一覧には、今後も JPT の最新の駅および路線が反映されます。

次世代 (NextGen) の Expense

**進行中** Concur Expense エンド ユーザーのための新しいユーザー インターフェイス

更新: お客様からのフィードバックに対応して活用し、円滑で正常な移行のための SAP Concur のコミットメントに合わせるために、次世代 Expense のための改訂された導入方針に取り組んでいます。

SAP Concur は、製品の一貫性のある改善に力を注いでいます。それは提供する機能だけでなく、それらの機能を使用するエクスペリエンスについても言えます。ユーザーが技術にどのようにかかわるかは、ニーズおよび期待とともに経時的に変わります。SAP Concur は、常にお客様の声を聞き、ユーザー エクスペリエンスをどのように改善できるかについてのフィードバックを求めています。

NextGen Expense は SAP Concur ユーザー エクスペリエンスの継続的な進化です。これは、680 回の 1 対 1 の対話、58 のユーザビリティ研究、3,000 を超える調査回答、月間 13 億 のユーザー アクションを含む大規模なユーザー調査およびデータ分析から構築されています。

お客様は必須のカットオーバーよりも前に、NextGen Expense をプレビューし、オプトインできるようになります。

業務目的/お客様にとってのメリット: この結果は次世代の Expense ユーザー インターフェイスで、現代的で一貫性があり、合理的なユーザー エクスペリエンスを提供するように設計されています。この技術により、拡張された UI を提供するだけでなく、お客様の変化するニーズに応じたご要望に対して、SAP Concur がより迅速に対応できるようにもなります。

セキュリティ

SAP Concur サポート ポータルの使用時の質問

2017 年より前は、SAP Concur サポート ポータルを使用するサポート問合せ権限の保持者 (ASC) は、サポートに連絡する前にセキュリティの質問に回答する必要がありました。この機能は、再設計されている間は廃止されていました。

1 月 3 日より、この機能を再度使用することができます。

業務目的/お客様にとってのメリット: お客様は、この機能により別のセキュリティ層が提供されるため、この機能を高く評価しています。以下のなりすましによる操作を回避できます。

  • ASC になりすまし、不適切または予期しない構成変更を要求する

    - または -

  • エンド ユーザーになりすまし、機密データにアクセスする

計画変更

このセクションの項目は、今後のリリースを予定しています。SAP Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。

管理

**計画変更** 無効化されているユーザー データのアーカイブ

SAP Concur は拡大し続けているため、お客様の期待およびビジネス ニーズを満たすことができるように、システムのパフォーマンスを改善するステップを実行する必要があります。

全体的な目的は、運用データストア内に保存されているデータ量を削減することで、SAP Concur サービスのパフォーマンスを大幅に改善することです。運用システムのデータを削減することで、サーバー メモリをより効率的に使用することができ、取引の処理時間が短縮されます。このため、SAP Concur では、雇用主によって少なくとも 3 年間無効化されているユーザーに対するアーカイブ プロセスを開発しています。アーカイブ プロセスにより、"無効化された" ユーザー データが運用データストアから別のレポート データストアに移動されます。

ユーザー/お客様にとってのメリット: 無効化されたユーザー データを移動することで、取引の処理時間が早くなります。さらに、非アクティブなユーザーの個人情報に対して、より安全な環境が提供されます。

重要!

現在、プロセスのパイロット段階にあり、結果の評価を行っています。SAP Concur の目標は、お客様に悪影響が及ばないようにすることと、該当するシナリオすべてについて検討すること、そしてアーカイブ プロセスによって必要な結果が得られるようにすることです。

この新しいプロセスについては、導入期日の目標は設定されていません。リリース ノートで事前に発表します。

**計画変更** 新しい SAP Concur のサインイン ページ

SAP Concur は、新しい [サインイン] ページを追加する予定です。これにより、ユーザー名とパスワード認証情報を使用してログインするユーザーのログイン エクスペリエンスが更新されます。現在のシングル サインオン (SSO) ユーザーは、ログイン時に追加の認証情報を入力する必要がなくなります。この機能は、2019 年に向けて計画されています。

新しい [サインイン] ページの機能には、以下が含まれます。

  • 2 ステップ ログイン: セキュリティが強化され、最新の業界標準を満たし、ログインの成功率を高めます。

  • マルチアカウント ログイン: 管理者が複数のアカウントを使用してログインすることができます。

  • パスワード ヒントの削除: ユーザーおよび SAP Concur のセキュリティが強化されます。

  • ユーザー アバター: ユーザーのエクスペリエンスが向上します (将来のリリースに向けて計画中)。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、セキュリティが強化され、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザー エクスペリエンスが迅速かつ便利になります。

予算

**計画変更** 予算のワークフロー

将来のリリースでは、予算のワークフローを利用できるようになります。ワークフローでは、承認および処理ステップによる請求書、経費精算レポート、および支払申請のルーティング方法が定義されます。SAP Concur で提供される予算の柔軟なワークフロー機能を使用することで、会社は固有のニーズに合わせてワークフローを設計することができます。

予算の確認がないと、期末または年度末までに予算が完全に消費されてしまい、組織の選択肢が制限されたり、予算所有者の予算が超過したりする場合があります。さらに、早期支出によって、それほど重要ではない支出に早期に予算が消費されることで、(組織にとって) より重要な支出が却下されることになります。

ワークフローで予算確認を組み合わせることで、価値が高まります。監査ルールとワークフロー ステップ ルールを使用することで、組織は、組織固有のニーズに応じた微調整を行い、予算をより適切に制御することができます。

また、支出明細がいつ予算の執行と見なされるかを決定することも重要です。ほとんどの組織では、支出明細が支払われるときが執行となります。この場合、(すべてではなくとも) ほとんどの承認ステップで承認を受けています。その他の組織では、それよりもかなり早い時期に執行が行われます。購入申請または事前申請が承認されると、それらは直ちに "約束済" と見なされます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、たとえば、予算期間または予算年度で予算が早期に超過してしまわないように、お客様が予算支出を制御できるようになります。

Budget Insight

**計画変更** Budget Insight (レガシー) を 2019 年に廃止

Budget Insight は、2019 年 6 月 30 日に廃止される予算管理ツールです。予算機能を使用するお客様には、今年前半にリリースされた SAP Concur の新しい Budget 製品を購入することをお奨めします。新しい Budget 機能では、豊富な機能、改善された UI、および SAP Concur 製品との追加統合が提供されます。特に、Concur Expense、Concur Invoice、Concur Travel、および Concur Request からの追加の経費データが含まれています (これまでは Concur Expense および Concur Request のデータしか利用できませんでした)。

業務目的/お客様にとってのメリット: Budget Insight の廃止は、お客様が新しい Budget 製品を購入する機会となります。この製品では、予算が可視化され、すぐの対処が可能になり、ほぼリアルタイムとなることで、高い価値が生み出されます。

組織管理

**計画変更** シングル サインオン (SSO) セルフサービス オプションが SAP Concur でまもなく使用可能

シングル サインオンにより、ユーザーは 1 つの資格情報セットを使用して、複数のアプリケーションにアクセスできます。現在、SAP Concur では 2 つのサインインの方法があります。ユーザー名とパスワードを使用する方法か、または組織に対するユーザーのログイン資格情報など、アイデンティティ プロバイダ (IdP) の資格情報による SSO を使用する方法です。

SAP Concur では、シングル サインオン (SSO) の管理機能を SAP Concur 製品に追加する予定です。これにより、SAP Concur のお客様が組織に対する SSO を設定するためのセルフサービス オプションが提供されます。SSO は現在、Concur Expense、Invoice、Request、および Travel でサポートされています。

その他の SAP Concur 製品およびサービスは、この初回リリースの範囲外です。

新しいシングル サインオン (SSO) の管理機能には、[管理] > [会社] > [組織管理] ページからアクセスすることができます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、SAP Concur のお客様に SSO を設定するセルフサービス オプションが提供されます。

E-Receipt

**計画変更** 領収書として自動的に受け入れられない

E-Receipt 技術は急速に発展しています。今日では、領収書の取扱いルールはイメージ要件を満たすために、E-Receipt を受け入れるようにハードコードされています。さらなる進化に向け、E-Receipt がより一般的になり、E-Receipt に関する法令がより複雑になるにつれて、これはすべての国および状況に対して有効な前提ではありません。

現在のシステム動作を保持するお客様、つまりイメージ要件を満たすために E-Receipt の受け入れを継続するお客様は、カスタム領収書ルールを設定する必要があります。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更によって、E-Receipt を使用して継続して法令および文書の契約要件に準拠するお客様は経費を具体化することができます。

テスト ユーザー管理

**計画変更** テスト ユーザー取引の消去機能の廃止

SAP Concur は、テスト ユーザー管理機能において Concur Expense、Concur Invoice、Concur Travel、および Concur Request からテスト ユーザーの取引を削除する機能を廃止する予定です。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、SAP Concur は、多くのお客様が使用する機能の開発およびメンテナンスにリソースを費やすことができるようになります。

トレーニング管理

**計画変更** ページの最適化および再配置

[トレーニング管理] ページを簡素化するために、機能と内容が変更されます。

内容の変更に加えて、[トレーニング管理] ページへのアクセスが [組織管理] から [ツール] に移行します。

業務目的/お客様にとってのメリット: これらの変更によって、トレーニング管理機能の検索および使用が簡単になります。

出張手当

**計画変更** 法令の更新 (ノルウェー)

出張手当を使用するお客様向けのノルウェーの法令の変更をサポートするため、SAP Concur は以下の機能の更新に取り組んでいます。

  • 課税対象額の計算 - ノルウェーの国内外の出張の限度額を変更しています。

  • 提供される食費控除の計算 - 宿泊手配に基づく全日レートに基づいて提供される食費控除を計算するためのロジックを変更しています。

業務目的/お客様にとってのメリット: 企業は最良の法令遵守を維持できます。

お客様通知

SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

月次ブラウザ証明書

月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートで提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。