Concur Invoice Professional Edition 管理のヘルプ

2019 年 11 月: 共通の計画変更 Professional Edition 管理サマリー

初回投稿

計画変更サマリー

このセクションの項目は、複数の SAP Concur 製品やサービスに適用され、今後のリリースに向けた変更のサマリーです。

SAP Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。

認証

**計画変更** シングル サインオン (SSO) セルフサービス オプション

シングル サインオンにより、ユーザーは 1 つのログイン資格情報セットを使用して、複数のアプリケーションにアクセスすることができます。現在、SAP Concur では 2 つのサインインの方法があります。ユーザー名とパスワードを使用する方法か、または組織に対するユーザーのログイン資格情報など、アイデンティティ プロバイダ (IdP) の資格情報による SSO を使用する方法です。

SAP Concur では、シングル サインオン (SSO) の管理機能を SAP Concur 製品に追加する予定です。これにより、お客様に組織で SSO を設定するためのセルフサービス オプションが提供されます。SSO は現在、Concur Expense、Invoice、Request、および Travel でサポートされています。

Budget Insight

**計画変更** Budget Insight (レガシー) の廃止

Budget Insight は、2019 年 12 月 31 日に廃止される予算管理ツールです。予算機能を使用するお客様には、昨年リリースされた SAP Concur の新しい Budget 製品を導入することをお奨めします。新しい Budget 機能では、豊富な機能、改善された UI、および SAP Concur 製品との追加統合が提供されます。特に、Concur Expense および Concur Request に加え、Concur Invoice および購入申請からの追加の支払データが含まれています (これまでは Concur Expense および Concur Request のデータしか利用できませんでした)。

ファイル転送の更新

**計画変更** 新しい SAP Concur IP アドレス (EMEA)

このリリース ノートは、SAP Concur を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。セキュリティで保護されたさまざまなファイル転送プロトコルを使用してデータ交換に参加するお客様および支払先に対し、SAP Concur では、これらのファイル転送のセキュリティを強化するための変更を行っています。

2019 年 11 月 23 日に、st-eu.concursolutions.com の IP アドレスが 84.14.175.233 から 46.243.56.11 に変更されます。

**計画変更** SSH キー認証による必須 SFTP

このリリース ノートは、SAP Concur を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。セキュリティで保護されたさまざまなファイル転送プロトコルを使用してデータ交換に参加するお客様および支払先に対し、SAP Concur では、これらのファイル転送のセキュリティを強化するための変更を行っています。

2020 年 12 月 7 日より、非 SFTP (Secure File Transfer Protocol) プロトコルと SFTP パスワード認証は、SAP Concur 製品に接続するために使用できなくなります。

**計画変更** ソース IP のチェック (EMEA)

2019 年 10 月 21 日に予定していたこの機能/変更のリリースについて、リリース日付は未決定です。このリリース ノートは、SAP Concur を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。セキュリティで保護されたさまざまなファイル転送プロトコルを使用してデータ交換に参加するお客様および支払先に対し、SAP Concur では、これらのファイル転送のセキュリティを強化するための変更を行っています。

ヨーロッパ、中東、およびアフリカ (EMEA) のすべてのファイル転送アカウントをチェックするソース インターネット プロトコル (IP) が導入されます。

**計画変更** HTTPS プロトコルはファイル転送で許可されなくなる

このリリース ノートは、SAP Concur を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。セキュリティで保護されたさまざまなファイル転送プロトコルを使用してデータ交換に参加するお客様および支払先に対し、SAP Concur では、これらのファイル転送のセキュリティを強化するための変更を行っています。

2020 年 2 月 24 日の午前 8 時 PST 以降、SAP Concur のファイル転送システムに接続すると HTTPS プロトコルは使用できなくなります。

**計画変更** TLS 1.1 SSL プロトコルは許可されない

このリリース ノートは、SAP Concur を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。セキュリティで保護されたさまざまなファイル転送プロトコルを使用してデータ交換に参加するお客様および支払先に対し、SAP Concur では、これらのファイル転送のセキュリティを強化するための変更を行っています。

2020 年 2 月 10 日の午前 8 時 PST 以降、TLS 1.1 (Transport Layer Security) SSL プロトコルは SAP Concur のファイル転送システムの許可された一覧から削除されます。

財務統合 (Standard Edition のみ)

リリース: 早期導入者リリースでの Xero Accounting の統合

この機能/変更のリリースが予定されています。この機能/変更の詳細については、該当する製品リリース ノートを参照してください。

その他

**計画変更** TLS v 1.1 暗号化プロトコルのサポート終了

SAP Concur は、TLS (Transport Layer Security) 暗号化プロトコルのバージョン 1.1 のサポート終了サイクルを発表しています。よりセキュアな TLS のバージョン 1.2 のサポートは継続されます。その背景には、TLS プロトコルにより、電話またはコンピュータとクラウドベース サービス間のセキュアな双方向通信が可能になったことが挙げられます。

この変更は、2020 年の第 1 四半期に予定されています。

**計画変更** 代理一時停止機能の廃止

現在、他のユーザーの代わりに作業し、かつ複数の管理ロール/権限を持つ代理/プロキシ/アシスタント/手配者は、セッションとしての作業を一時停止すると同時に、管理タスクを完了することができます。この機能は、構成変更をテストしたり、複数タスクを実行する必要がある管理者に役立ちます。

内部セキュリティの変更により、この機能は廃止されます。

**計画変更** 簡略化されたサービス アクセス ページ

現在、ユーザーが SAP Concur サービスへのサインインを試みても、サービスが利用できない場合は、サイト全体がダウンしていることを示すメッセージが表示されます。

実際には、一部のサービスが利用できる場合があります。サービスが利用できる場合は、簡略化されたサービス アクセス ページがユーザーに表示され、ユーザーはこれらのサービスにアクセスすることができます。

**計画変更** イメージング XML API エラー メッセージの更新

SAP Concur では、HTTP コードのエラー メッセージを修正するようにイメージング XML API が更新されています。このサービスでは現在、API によりエラー 500 が XML 応答で返された場合であっても HTTP 200 コードが返されます。この更新により、API 応答にエラーコード 500 が含まれている場合は HTTP 500 を返すよう HTTP エラー コードが修正されます。XML または HTTP のその他の応答コードは変更されません。

イメージング XML API はイメージング v1.0 API または v3.0 API から独立しており、ごく少数のお客様が使用しています。SAP Concur はこれらのお客様に個別に連絡して、この変更の調整を行います。

**計画変更** 言語選択ページの廃止

ユーザーが [言語の変更] ドロップダウンから別の言語を選択して自分の認証情報で SAP Concur にサインインすると、現在のセッションに適用される使用言語 (最後の選択、またはデフォルトとしてプロファイルで指定) または現在のセッションで最後に選択した言語を使用するかどうかを確認し、プロファイルで既定の言語をその選択に更新するように促すページが表示されます。

このページを削除すると、優先言語が再表示される問題が除去され、ユーザー エクスペリエンスが簡素化されます。

**計画変更** 印刷用レポート/請求書でのグラフィックのサポート終了

現在、お客様は、印刷用レポート (または印刷済請求書) 機能を使用して、メール送信、オンライン表示、または印刷される自分の経費精算レポート、請求書、および支払申請を設定およびカスタマイズすることができます。お客様はグラフィック (通常はロゴ) を追加することもできます。

この変更により、SAP Concur のお客様のセキュリティが強化されます。

**計画変更** コールアウト用のセキュリティ通信プロトコル

SAP Concur Callouts (通知送信、外部 URL 起動、リスト取得、同席者取得など) を使用または使用を予定しているお客様は、SAP Concur のセキュリティ標準を満たす必要があります。お客様および SAP Concur のセキュリティ上のリスクを軽減するために、会社がコールアウトに必要な更新を行う期間を 2019 年の終了まで提供しています。2019 年 12 月 31 日後にお客様のセキュリティ プロトコルがこの標準を満たさない場合、そのコールアウトは 2020 年 1 月で使用できなくなります。

これは、コールアウトを使用するお客様および SAP Concur に対するセキュリティ上のリスクを軽減します。

製品設定 (Standard Edition のみ)

**計画変更** カスタム フィールドの継続的な UI 拡張

[製品設定] の [カスタム フィールドの管理] モジュールでは、継続的にユーザー インターフェイス (UI) が更新されます。計画されている UI の更新により、一部の既存の機能または設定の概観が変更されます。一部の小さな新しい機能拡張も追加される可能性がありますが、それらの機能は比較的軽微である予定です。既存の機能が削除される予定はありません。一部の変更は今後のリリースに合わせて発生しますが、その他の小さな変更は通知なしで発生します。

この更新により、エンド ユーザーのエクスペリエンスが向上することで、カスタム フィールドの管理が改善されます。

お客様通知

このセクションの項目では、すべてのお客様向けに参照資料が提供されます。

SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

月次ブラウザ証明書

月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートで提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。