Concur Invoice Professional Edition 管理のヘルプ

2017 年 6 月 Invoice Professional Edition 管理サマリー

最終更新日: 2017 年 7 月 7 日

発注申請および発注

発注申請ユーザーは配賦タブ パネルを展開/折りたたみ可能

発注申請ユーザーは発注申請詳細ページで配賦タブ パネルを展開および折りたためるようになります。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、お客様は自分のニーズに最適な表示を選択しやすくなります。

支払申請作成者は自分の発注から支払申請を作成可能

このリリースより、自分の未処理発注から支払申請を作成する必要がある支払申請作成者が、支払申請を作成できるようになります。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、発注に基づいた手動による支払申請の作成が、より効率的になります。

発注申請および発注の処理者による変更申請の特定が改善

[発注申請を処理] および [発注を処理] ページの表示をそれぞれ変更することにより、発注申請および発注の処理者は、より簡単に変更申請を特定できるようになります。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、お客様はすべての変更申請を検索しやすくなります。

新しいセントラル受信権限ロール

会社の商品を受け取り、発注または請求書を送信および処理しなくても納品書データを入力、更新、および削除できる必要があるユーザーに対して、新しいセントラル受信ユーザー権限ロールを作成しました。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張では、発注処理者ロールからセントラル受信ロールを分離することにより、お客様は職務分掌ベスト プラクティスに準拠することができます。

PO PDF でアクセント記号付き国際文字がサポートされる

発注 PDF にアクセント記号付き国際文字を含む請求書がサポートされます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、アクセント記号付き文字を使用する言語のお客様に、より正確な情報が発注 PDF で提供されます。

領収書抽出が利用可能に

お客様は、Invoice から各自の ERP システムに領収書データを抽出できるようになりました。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、お客様は、Concur が入力した領収書を各自の ERP システムに移動することができます。これにより、各自のインベントリでは Concur で受領した数量が反映されます。

発注構成の会社の住所がオプションに

このリリースでは、たとえば、グループ (および国 A) に属するユーザーが別のグループ (および国 B) のユーザーの発注申請を作成する場合、発注構成ツールの会社の住所はオプションとなります。これにより、Invoice では、ユーザーは、住所ではなく会社名だけで発注を送信でき、この発注で正しい国の住所 (国 A) が使用されるようになります。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張は、サービス センターを共有するお客様の従業員が国にまたがって発注を作成し、送信された発注に表示される発注申請の会社の住所を削除する場合に役立ちます。

請求書

経費タイプ検索の拡張

ユーザーの [経費タイプ] リストは現在、先行入力リストのみです。このリリースより、請求書でリスト内の条件検索がサポートされます。つまり、ユーザーは検索条件の一部として、"%" または "*" を入力することができます。

この拡張は、発注申請の [経費タイプ] リストおよび読み込み処理にも適用されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、特に大量の経費タイプで検索を実行するお客様が、関連経費タイプを迅速かつ簡単に検索できるようになります。

コメントの日付にユーザーの場所が反映される

Invoice ユーザーが、支払申請を開いて [詳細] > [コメント] をクリックしてコメントを表示すると、[コメント履歴] ウィンドウにコメントの日付がユーザーのタイムゾーンで表示されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、コメントが作成された日付が自分のタイムゾーンで表示されるため、コメントが入力された日付の追跡が簡単になります。

プロファイルのアクセシビリティ設定

現在お客様は、Concur サイトを現在のアクセシビリティ標準に適合するように設定することができます。まもなくアクセシビリティ機能はオプションではなくなります。この機能はすべての Concur サイトに対してオンが既定になり、ユーザーは変更することができません。

このプロセスが完了するまで数カ月かかります。この期間中、プロファイルで表示されるアクセシビリティ設定は削除されます。

ユーザー エクスペリエンスの更新

Concur では、以下の 2 つのユーザー エクスペリエンスの更新が実装され、支払申請の処理中のナビゲーションが改善されます。

  • すべての支払申請ページでワンクリックすると、支払マネージャーとは別に新しいページが開く
  • 支払申請ページで行のサイズ変更が可能

ダブルクリックではなくワンクリックで新しいページを開くという概念は、この概念がすでに提供されている Expense も使用する Invoice ユーザーにはなじみのある機能です。Invoice のみを使用するユーザーの場合は、この概念によってユーザー エクスペリエンスがスムーズになり、1 度クリックするだけで新しい支払申請ページが開きます。

支払申請ページのサイズ変更可能な行により、ユーザーは [支払先情報][明細]、および [請求書イメージ] セクションに関連して、[請求書詳細] セクションをサイズ変更することができます。

業務目的/お客様にとってのメリット: これらの拡張により、Invoice 内でより効率的に移動することができます。

支払先マネージャー

新しい支払方法タイプ

支払プロセスを処理するためにサードパーティ支払会社を使用するお客様に対応するため、お客様が支払先マネージャーで選択できる支払方法タイプの新しいオプション [支払プロバイダ] が提供されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、Concur 外の支払プロバイダを使用している支払先をフラグ設定することができます。

HTML エディタ

レガシー HTML エディタのアップグレード

このリリースでは、一部の管理ページの HTML エディタがアップグレードされています。たとえば、Expense、Request、および Invoice の会社情報の管理者は、HTML エディタを使用して、ホーム ページの [会社からの注意] セクションに表示されるテキストを編集します。

既存の HTML は影響されませんが、将来的には、サポートされていない HTML タグおよび属性は受け入れられなくなることに注意してください。サポートされていないタグおよび属性は、Microsoft Word などの外部ソースから HTML エディタにコピーして貼り付けられるコンテンツ内によく存在します。

ユーザー/お客様にとってのメリット: この変更により、管理者には、HTML5 などの現在の標準を活用する最新の HTML エディタが提供されます。また、悪意のあるユーザーが危険なコードを挿入することできるセキュリティの脆弱性が除去されます。

インターネット ブラウザ

ブラウザを使用するユーザー レポート機能の削除

以前のリリース ノートでは、6 月に [ブラウザを使用するユーザー] レポートを削除すると発表しました。

このレポートは保持されることに決定しました。将来的には、代替レポートが用意される可能性があります。発表は、今後のリリース ノートで行われます。

計画変更

**計画変更** Analysis/Intelligence の拡張会計カレンダー

Concur では、Analysis/Intelligence の拡張会計カレンダーを 7 月にリリースする予定です。会計カレンダーにより、組織は、標準のカレンダー年に依存せずに自組織の会計期間を定義することができます。多くの組織は、固有のカレンダーを定義して財務会計レポートをモデル化し、事業における期間を反映して、直接の競合会社と結果を比較し、1 月における期末の繁忙期を回避します。

新しい会計カレンダーは、[管理] > [請求書] をクリックしてアクセスするレポート構成ツールで利用できます。

**計画変更** クイック ヒント セクションを Concur ソリューション ページから削除

Concur ソリューション ホーム ページ (concursolutions.com) の [クイック ヒント] セクションは、7 月のサービス リリースで削除される予定です。

業務目的/お客様にとってのメリット: この更新により、ホーム ページのルック アンド フィールが簡素化され、ページの情報の表示およびアクセスがしやすくなります。

**計画変更** 2017 年 8 月 18 日における Microsoft IE バージョン 10 ブラウザに対するサポートの終了

Concur 製品での Microsoft Internet Explorer (IE) バージョン 10 ブラウザのサポートは、2017 年 8 月 18 日に終了する予定です。Concur では、IE バージョン 10 を使用しているお客様はその日付より前に最新の IE ブラウザのバージョンに更新するか、別のサポート対象ブラウザをインストールして使用することを強く推奨しています。

IE バージョン 10 を引き続き使用するユーザーには、バナーが表示されます。

**計画変更** TLS v 1.0 暗号化プロトコルに対するサポートの終了 – 米国のデータセンターへの移行日を変更

更新: 以下の日付を確認してください。

  • 欧州のデータセンター: 2017 年 4 月 4 日火曜日に完了
  • 米国のデータセンター: 2017 年 7 月 12 日水曜日に移行

Concur は、TLS 暗号化プロトコルのバージョン 1.0 に対するサポート サイクルの終了を発表します。よりセキュアな TLS の 1.1 および 1.2 バージョンは引き続きサポートされます。その背景には、TLS プロトコルにより、電話またはコンピュータとクラウドベース サービス間のセキュアな双方向通信が可能になったことが挙げられます。

バージョン 1.0 に限定されたブラウザまたは電話を使用して Concur ソリューションにログインしている Concur ユーザーは 1% に満たないため、このサポートの中止による影響を受けるユーザーは非常に少数です。

新しいサポート終了日付に注意してください。

お客様がサポート終了について理解し、ブラウザのセキュリティ設定に必要な手動の変更を加えるのに十分な時間をもうけるため、サポートの終了日付を変更しました。これらの変更については、今後のサービス リリースで詳しく説明します。

業務目的/お客様にとってのメリット: Concur は、お客様のセキュリティと、より新しくセキュアな TLS の 1.1 および 1.2 バージョンへの容易なアップグレードの両方について、慎重に検討したうえでこのステップを実行しています。TLS v 1.0 の使用終了計画により、お客様は TLS バージョン 1.1 以上を使用し、安全かつセキュアな方法で Concur サービスと通信できるようになります。

お客様通知

Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

月次ブラウザ証明書

月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。