Concur Invoice Professional Edition 管理のヘルプ

2019 年 12 月 Invoice Professional Edition 管理サマリー

更新 #1

リリース ノート サマリー

このセクションの項目は、今月のリリース ノートのサマリーです。Professional Edition のリリース ノートには、新機能 - Professional Edition からアクセスすることができます。

Concur Invoice

[未割り当ての請求書] ページで AP ユーザーによる列のカスタマイズが可能

AP ユーザーは、[未割り当ての請求書] リスト ページから列を管理しカスタマイズできます。この機能にアクセスするには、AP ユーザーは歯車アイコンをクリックして、[列の管理] ウィンドウにアクセスします。

これにより、ユーザーは [未割り当ての請求書] ページに表示する内容に応じて、[非表示] リストと [表示] リスト間でフィールドをドラッグ アンド ドロップできます。

一部のフィールドは削除できません (非表示)。AP ユーザに通知される警告メッセージが表示されます。

さらに、AP ユーザーが [未割り当ての請求書] ページに初めてログインしたときに、この機能に関する情報が含まれる In-Product Messaging (IPM) が表示されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張によって、お客様が請求書情報をより適切に管理する必要があるビューをカスタマイズできます。

**計画変更** 支払方法を口座振込として過去の請求書を迅速にインポート

今後のリリースで、過去の請求書をインポートするお客様に対して、口座振込が既定の支払方法として設定されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張によって、お客様が請求書情報をより適切に管理する必要があるビューをカスタマイズできます。

ファイル転送の更新

新しい SAP Concur IP アドレス (EMEA) (11 月 23 日)

このリリース ノートは、SAP Concur を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。セキュリティで保護されたさまざまなファイル転送プロトコルを使用してデータ交換に参加するお客様および支払先に対し、SAP Concur では、これらのファイル転送のセキュリティを強化するための変更を行っています。

SAP Concur では、2019 年 11 月 23 日に、st-eu.concursolutions.com の IP アドレスを 84.14.175.233 から 46.243.56.11 に変更しました。

ファイル転送プロトコルで SAP Concur DNS エンドポイント (st-eu.concursolutions.com) を使用して接続しているお客様は、この変更による影響を受けません。

2019 年 11 月 23 日より、IP アドレスを介して接続するお客様は、SAP Concur DNS エンドポイント (st-eu.concursolutions.com) または新しい IP アドレスに接続する必要があります。

SAP Concur では、SAP Concur IP アドレスが今後再度変更された場合の接続の問題を回避するため、DNS エンドポイント st-eu.concursolutions.com に接続することを推奨しています。

この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。

  • st-eu.concursolutions.com

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティが強化されます。

認証

**進行中** HMAC の SSO セルフサービスへの移行開始サポートの終了

SAP Concur はまもなく、SSO オプションとしてのハッシュベース メッセージ認証コード (HMAC) を削除する廃止プロセスを開始します。HMAC の代替サービスは SAML SSO です。このサービスの設定はセルフサービス方式となります。お客様の管理者は SAP Concur 内でこの設定にアクセスして SAML 接続を完了します。

現在 HMAC を使用しているお客様の場合、リリースされ次第 SSO セルフサービス ツールに移行することをお奨めします (2020 年第 1 四半期を予定)。この新しい SSO セルフサービス ツールにより、複数のポータル (アイデンティティ プロバイダ) を追加できるようになります。

HMAC の廃止は、以下の 2 つのフェーズで行われます。

フェーズ I:

  • お客様は、アイデンティティ プロバイダ (IdP) またはカスタム SAML 2.0 ソリューションを保有している必要があります。

  • お客様が、新しい SSO セルフサービス ツールのテストを開始します。

  • お客様が、新しい SSO セルフサービス ツール (2020 年 第 1 四半期リリース予定) を使用する新規クライアントに対するオンボーディングを準備します。

  • SSO ツールを使用できるようになると、リリース ノートでお客様に HMAC の正式な廃止日が通知されます。正式な廃止日以降は、HMAC を使用して新規クライアントをオンボーディングすることはできません。新規クライアントは、新しい SSO セルフサービス ツールを使用してオンボーディングする必要があります。

  • HMAC を使用している既存のクライアントを新しい SSO セルフサービス ツールを使用して移行する必要があります。

フェーズ II:

  • お客様は、引き続き新しい SSO セルフサービス ツールへの既存の HMAC クライアントの移行を進めます。

  • HMAC から新しい SSO セルフサービス ツールへの移行がすべて完了したら、HMAC サービスをシャットダウンします。フェーズ II の終了は 2020 年中頃を予定しています。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、セキュリティが強化されるとともに、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザーに対するサポートが改善されます。

その他

Concur Open および Personalized Concur Open に対する変更

12 月 19 日のリリースでは、Concur Open および Personalized Concur Open に複数の変更が加えられる予定です。

  • 購読サービス: サービス ステータスの通知に関するメールおよび RSS の購読は、Personalized Concur Open を介してのみ使用することができ、お客様の組織に固有のサービス問題が表示されます。SAP Concur のお客様を対象とした、現在の Concur Open の購読は、Personalized Concur Open に移行されます。

  • 通知メールの差出人のアドレス: 通知メールのアドレスが、openupdates@concur.com から ConcurOpenUpdates@sap.com に更新されます。お客様は、@sap.com ドメインを信頼できる差出人のリストに追加していること、およびユーザーが個人のメール受信ボックス ルールを更新していることを確認する必要があります。

  • [Root Cause Analysis (根本的原因分析)] レポート: 各インシデントの後、先行 RCA レポートが公開され、その後、より詳細な分析と是正措置を含む最終 RCA レポートが公開されます。どちらのレポートも Personalized Concur Open のみでの公開となります。

  • サービスの利用可能性ステータス: お客様への影響がより的確に反映されるように、[Performance Issue (パフォーマンス上の問題)] アイコンおよび [Partial Performance Issue (部分的なパフォーマンス上の問題)] アイコンが Concur Open および Personalized Concur Open から削除されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: これらの変更によって、お客様に関するより適切な情報が提供される一方で、現在お客様以外でも入手できる情報の一部が削除されます。

代理一時停止機能の廃止

これまで、他のユーザーの代わりに作業し、かつ複数の管理ロール/権限を持つ代理/プロキシ/アシスタント/手配者は、セッションとしての作業を一時停止すると同時に、管理タスクを完了することができました。この機能は、構成変更をテストしたり、複数タスクを実行したりする必要がある管理者に有用でした。

内部セキュリティの変更により、この機能は廃止されました。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能が廃止されることで、潜在的なセキュリティ上の欠陥が埋められます。

計画変更サマリー

このセクションの項目は、今後のリリースを予定している変更のサマリーです。SAP Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。

重要: ここに記載されている計画変更は、この SAP Concur 製品またはサービスに影響を与える拡張および修正として予定されている内容を網羅していない場合があります。複数の SAP Concur 製品またはサービスに適用される計画変更は、統合されたドキュメントに記載されています。2019 年 12 月: 共通の計画変更 Professional Edition 管理サマリー で入手可能な追加の計画変更管理サマリーを確認してください。

Invoice Pay

**計画変更** 小切手のセキュリティ拡張

今後のリリースでは、Invoice Pay で生成された小切手で、最新の業界標準に基づいたセキュリティ拡張が提供されます。

お客様は Salesforce チケットを作成してサンプル小切手を発注し、銀行でこの小切手を処理および確認することができます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、お客様が小切手を処理する際のセキュリティが強化されます。

発注

**計画変更** 終了した発注の発注処理者による再オープンが可能

今後のリリースでは、発注処理者ロールを持つユーザーは、終了した発注を再オープンできます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、発注処理者は間違って終了した発注を再オープンし、正しく処理できるようになります。

**計画変更** 発注処理者による新しい発注所有者の割り当てが可能

今後のリリースでは、発注処理者ロールを持つユーザーは、発注の所有者を変更できます。

業務目的/お客様にとってのメリット: 発注所有者がアクティブな SAP Concur ユーザーでなくなった場合、または発注に関連する新しい請求書を担当しなくなった場合は、この機能により、発注処理者が発注の所有者を変更し、発注請求書が新しい所有者に送信されるようにすることができます。

お客様通知

このセクションの項目では、すべてのお客様向けに参照資料が提供されます。

SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

月次ブラウザ証明書

月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートで提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。