Concur Invoice Professional Edition 管理のヘルプ

2019 年 6 月 Request Professional Edition 管理サマリー

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リリース ノート サマリー

このセクションの項目は、今月のリリース ノートのサマリーです。Professional Edition のリリース ノートには、新機能 - Professional Edition からアクセスすることができます。

Request

**進行中** メール インフラストラクチャの変更 - 信頼できる差出人のリストへの IP アドレスの追加

SAP Concur では、サービスから SAP Concur ユーザーへの送信メールに関して新しいメール インフラストラクチャに移行中です。このため、送信 IP アドレスに基づいて受信メールをフィルタリングする会社は、新しい IP アドレスを信頼できる差出人のリストに追加して、ユーザーが SAP Concur からメールを受信できるようにする必要があります

ここで説明する問題は、はじめは Concur Expense を使用する会社のみに影響がありました。1 月以降は、その他の SAP Concur サービス (Travel や Concur Pay など) からのメールが新しいメール インフラストラクチャに移行します。

その他のサービスは引き続き追加されます。追加の変更のタイミングに関する詳細については、リリース ノートを確認してください。

SAP Concur 製品へのアクセスの変更点

このリリースでは、お客様は次のドメインを使用して、SAP Concur の製品およびサービスにアクセスする必要があります。

  • *.concursolutions.com
  • *.concurcdc.cn

SAP Concur では、お客様が上記のドメインのいずれかをまだ使用していない場合は、できるだけ早く移行することを推奨しています。

この変更に関する質問については、appsec@sap.com に連絡してください。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更によって、お客様は一貫した安全な方法で SAP Concur のサービスにアクセスできるようになります。

計画変更サマリー

このセクションの項目は、今後のリリースを予定している変更のサマリーです。SAP Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。

Request

**計画変更** 認証: IP 制限における変更

これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。

ユーザーが SAP Concur にサインインするとき、検証プロセスの 1 つに IP 制限 (IRP) のチェックおよび IPR の準拠があります。IPR は、ユーザーが SAP Concur にサインインできる IP を制限するために会社によって定義された固有 IP または IP 範囲です。IPR は、許容可能な IP アドレスまたは IP アドレスパターン (もしくはその両方) のリストが含まれる文字列の場合があります。たとえば、"170.242.6.43;170.243.70.42;170.243.70.43;171.159.*.*" です。

現在、IPR は会社の出張構成ごとに設定されており、これによって多数の出張構成による会社のメンテナンス問題が発生し、エラーの機会がもたらされています。さらに、新しい出張構成は自動的に含まれないため、容易に忘れられる可能性があります。

8 月のリリースで予定されていますが、この設定は構成レベルの設定から会社レベルの設定に変更されます。この変更により、IPR の 1 つのセットが会社全体に適用されます。

この変更による影響を受けるお客様はごく少数です。さらに、影響を受けるお客様には、必要な設定変更を行うよう個別に SAP Concur より事前にご連絡いたします。

業務目的/お客様にとってのメリット: IPR を使用するお客様は、IPR が会社全体に適用されることが保証されます。

**計画変更** 認証: 新しい SAP Concur のサインイン ページ

(リリース ノート更新: 6 月 8 日)

これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。

今後のリリースでは、SAP Concur [サインイン] ページが更新され、直接 Concur ユーザー名/パスワード ユーザーとシングル サインオン (SSO) ユーザーの両方に対して新しいログイン エクスペリエンスが提供されます。SSO ユーザーは、SP 初期化済 SSO ログイン プロセス (www.concursolutions.com) を開始できるようになります。

新しい [サインイン] ページには、2 ステップ ログイン プロセスが含まれます。これにより、セキュリティが強化され、最新の業界標準を満たし、ログインの成功率を高めます。この機能は、2019 年に向けて計画されています。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、セキュリティが強化され、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザー エクスペリエンスが迅速かつ便利になります。

**計画変更** 認証: シングル サインオン (SSO) セルフサービス オプションが SAP Concur でまもなく使用可能 (2019 年第 3 四半期)

(リリース ノート更新: 6 月 8 日)

これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。

シングル サインオンにより、ユーザーは 1 つのログイン資格情報セットを使用して、複数のアプリケーションにアクセスすることができます。現在、SAP Concur では 2 つのサインインの方法があります。ユーザー名とパスワードを使用する方法か、または組織に対するユーザーのログイン資格情報など、アイデンティティ プロバイダ (IdP) の資格情報による SSO を使用する方法です。

SAP Concur では、シングル サインオン (SSO) の管理機能を SAP Concur 製品に追加する予定です。これにより、お客様に組織で SSO を設定するためのセルフサービス オプションが提供されます。SSO は現在、Concur Expense、Invoice、Request、および Travel でサポートされています。

新しいシングル サインオン (SSO) の管理機能は、[セキュリティ キー] ページの既存の SSO 設定を使用しているお客様にとっては代替ツールであり、組織で SSO を導入しようとしているお客様にとっては新しいツールです。すべてのユーザーが新しい SSO セルフサービス ツールに移行するまで、[セキュリティ キー] ページの既存の SSO 設定と新しい SSO セルフサービス ツールを両方とも使用できます。

その他の SAP Concur 製品およびサービスは、この初回リリースの範囲外です。

この機能は、2019 年第 3 四半期に予定されています。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、SAP Concur のお客様に SSO を設定するセルフサービス オプションが提供され、SSO を使用する既存のお客様は、ユーザーの SSO を管理するために、最終的には新しい SSO サービスに移行する必要があります。

**計画変更** FTP 更新: SSH キー認証による必須 SFTP

非 SFTP (Secure File Transfer Protocol) プロトコルとパスワード認証は最終的に廃止されます。

新規のお客様

新しいファイル転送アカウントでは、セキュア シェル (SSH) キー認証による SFTP を使用する必要があります。

既存のお客様

既存の非 SFTP ファイル転送アカウントは、SSH キー認証による SFTP に切り替える必要があります。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティが強化されます。

**計画変更** FTP 更新: ソース IP のチェック (EMEA)

2019 年 7 月 15 日より、ヨーロッパ、中東、およびアフリカ (EMEA) のすべてのファイル転送アカウントに対して、ソース インターネット プロトコル (IP) のチェックが導入されます。

新規のお客様

新規のお客様の IP アドレスは、新規のお客様の導入中に SAP Concur によって SAP Concur のアクセス コントロール リスト (ACL) に追加されます。

既存のお客様

ソース IP アドレスが SAP Concur のアクセス コントロール リスト (ACL) に追加されるように、2019 年 7 月 1 日までに SAP Concur サポートに連絡してください。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティが強化されます。

Budget Insight

**計画変更** Budget Insight (レガシー) を 2019 年に廃止

Budget Insight は、2019 年 12 月 31 日に廃止される予算管理ツールです。予算機能を使用するお客様には、昨年リリースされた SAP Concur の新しい Budget 製品を購入することをお奨めします。新しい Budget 機能では、豊富な機能、改善された UI、および SAP Concur 製品との追加統合が提供されます。特に、Concur Expense、Concur Invoice、Concur Travel、および Concur Request からの追加の経費データが含まれています (これまでは Concur Expense および Concur Request のデータしか利用できませんでした)。

業務目的/お客様にとってのメリット: Budget Insight の廃止は、お客様が新しい Budget 製品を購入する機会となります。この製品では、予算が可視化され、すぐの対処が可能になり、ほぼリアルタイムとなることで、高い価値が生み出されます。

**計画変更** Budget Insight のワークフローステップの名前変更

Budget Insight 機能と Budget 機能を明確に区別するために、SAP Concur によって [ステップ名] 列の "予算承認者ステップ" が [ワークフロー] ページの "レガシー予算承認者ステップ" に名前が変更されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張によって、使用している製品のお客様による確認が容易になります。

お客様通知

このセクションの項目では、すべてのお客様向けに参照資料が提供されます。

SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

月次ブラウザ証明書

月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートで提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。