Concur Invoice Professional Edition 管理のヘルプ

2018 年 2 月 Expense Professional Edition 管理サマリー

最終更新日: 2018 年 2 月 10 日

管理

通知: カスタム フィールドには個人または機密データを記載しない

すべての会社は従業員の個人および機密情報を保護するために適切なすべてのステップを取る必要があります。推奨されるセキュリティ関連のベスト プラクティスに従い、カスタム フィールドには個人および機密データを含めることはできません。

会社が現在、個人または機密データ (社会保障番号、家族の名前、またはその他の個人を特定する情報など) を保存するためにカスタム フィールドを使用している場合は、サービス内の既存のフィールドからこの情報を削除し、現在の設定を修正するよう計画する必要があります。

予算

早期導入者プログラムの新しい予算機能

この機能は、早期導入者のお客様のみが利用できます。予算は、3 月から段階的にリリースされ、第 2 四半期をめどにすべてのお客様が利用できるようになる予定です。

予算機能により、お客様は予算のすべての要素 (予算期間を決定する会計年度、コストセンター (プロフィット センター) レベルの支出を追跡する予算追跡フィールド、予算の目的および実際の年次予算である予算の経費タイプをグループ化する予算カテゴリー、予算 (会計年度、予算所有者、予算名および説明を含む) を定義する予算項目) を設定できるようになります。

この機能により、承認者および予算所有者に対してリアルタイムで予算が表示され、処理可能になり、Expense のお客様の支出の意思決定を高い精度で行うことができます。

法人カード

JCB インポート形式の新しいフィールド

このリリースでは、ジェー シー ビー (JCB) カード インポートで、海外取引に含まれる追加データを読み込めるようになりました。これは、ワークフローおよび勘定抽出設定でこれらのフィールドを使用して、財務システムにこの取引データを読み込むお客様に役立ちます。

これらのフィールドには以下が含まれます。
  • 加盟店の国コード
  • 加盟店の都道府県
  • 加盟店の都市

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、海外取引で見つかった追加データを Expense に読み込めるようにすることで、Concur の日本市場に恩恵がもたらされます。

Concur Salesforce Connector

バージョン 1.113 の Lightning Edition のサポート

Concur Salesforce Connector バージョン 1.113 では、Salesforce の Lightning Edition がサポートされています。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、Concur Salesforce Connector のお客様は、Salesforce の Lightning Edition を利用することができます。

Expense Pay - グローバル

不完全な銀行プロファイルに対する新しいメッセージ (USD)

米国ドル (USD) での未処理バッチのある Expense Pay - グローバルのお客様について、バッチに不完全な銀行プロファイル (口座振込が未承認である場合など) を持つユーザーへの支出が含まれる場合、警告が表示されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: このメッセージは、支払の正常処理における遅れの防止に役立ちます。

支出カテゴリー

航空運賃および親善支払カテゴリーの削除

このリリースでは、[経費タイプ] ページ ([管理] > [経費] > [経費タイプ] (左側メニュー)) の [支出カテゴリー] リストから航空運賃および親善支出カテゴリーが削除されました。この 2 つの支出カテゴリーは選択できなくなりました。代わりに、お客様は寄付および予約料支出カテゴリーを使用する必要があります。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、支出カテゴリーのリストがクリーンアップされます。

管理

**計画変更** In-Product Messaging のオプトアウト (米国)

昨年、ヨーロッパで In-Product Messaging が導入された際には、ユーザーがメッセージングをオプトアウトする機能が含まれていました。

3 月のリリースを目標として、米国のお客様にもオプトアウトする機能が提供されます。

**計画変更** "プライバシー規約" ページの削除

ユーザーに現在 [プライバシー規約] ページを表示するお客様は、2018 年 4 月 14 日にそのページがなくなることに注意してください。つまり、プライバシー規約がどのような状況においても表示されなくなります。さらに、プライバシー規約テキストをカスタマイズするオプション、およびポリシーを適用するオプション (ユーザーのプライバシー規約の承認が必要な場合など) が削除されます。

別のリリースでは、標準プライバシー保護方針が提供されます。これにはページ フッターのリンクからアクセスできます。

このリリース ノートでは、[プライバシー規約] ページおよびその関連する設定オプションの削除について説明しています。新しい Concur プライバシー保護方針に関する情報は、将来のリリース ノートで提供されます。

変更の目的は、すべてのお客様が変更されていない同じ Concur プライバシー保護方針を確認することです。

アクセシビリティ

**計画変更** [他のユーザーとして操作] クイック ヘルプのキーボード アクセス

[他のユーザーとして操作] クイック ヘルプには重要な情報が含まれており、すべてのユーザーが利用可能です。現在は、マウスで "?" アイコンをクリックすることでのみ利用可能です。3 月のリリースでは、[他のユーザーとして操作] クイック ヘルプがキーボードからアクセス可能になります。

業務目的/お客様にとってのメリット: [他のユーザーとして操作] クイック ヘルプはマウス ユーザーおよびキーボード ユーザーで利用可能になります。

**計画変更** サインイン ページのロゴの代替テキスト

2017 年 6 月に、2017 年 6 月の VPAT のアクセシビリティ テストにおいて、W3 の WCAG 2.0 グローバル標準の例外が識別されました。これらの例外は、特定の WCAG 2.0 ルールの A または AA 標準に、ロケーションまたはアクションが準拠していないという問題を示しています。適切な WCAG 標準と整合することにより、この問題が解決し目標のロケーションまたはアクションのアクセシビリティ品質が向上します。

実際の問題と解決は次のとおりです: スクリーン リーダーは、それぞれの画面要素 (指示テキスト、フィールド、オプションなど) をユーザーに読み上げるユーザー補助技術の一種です。正しいコーディング (この場合は代替テキストまたはオルト (alt) テキストとして知られている) は、リーダーが確実に正しい情報をユーザーに "読み上げる" ようにするために必要です。

現在は、[サインイン] ページのロゴに、ユーザーにロゴの説明を読み上げるための正しいコードがないことが問題となっています。3 月のリリースでは、この問題が解決されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: 製品およびサービスをアクセシビリティに関する WCAG 2.0 標準にさらに整合させることにより、すべての Concur ユーザーの可能性が向上します。

**計画変更** "ConcurAccessible" のすべてのインスタンスの削除

ConcurAccessible は、特定のアクセシビリティ機能を提供する機能です。ただし、これまで行ってきた多くのアクセシビリティ拡張により、ConcurAccessible は無効になり、使用されなくなりました。さらに、ユーザーに対し整合性のない UI 動作が発生する場合もあります。そのため、3 月のリリースでは、すべての ConcurAccessible コンポーネントが Concur から削除されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: これにより、すべてのユーザーに対し操作性の改善と一貫性が確保されます。

データ保持

**計画変更** 期限切れデータの新機能

この新機能によって、お客様は、誰が、いつ、どこでの基準に基づいてデータの保管期間を管理することができます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、データ保持に関するお客様の特定のコンプライアンス ニーズを満たすことができます。

レガシーの Expense 事前申請

**計画変更** 製品の廃止 (2018 年 3 月)

Concur は、レガシーの Expense 経費事前申請機能を 2018 年 3 月 31 日に廃止する予定です。

Concur は、スタンドアロン Concur Request 製品が存在する前に、一部のお客様にこの機能を提供していました。現在は、同等の機能に加え、スタンドアロン Request 製品の拡張機能と完全なサポートが提供されています。Concur 内で申請機能を利用するお客様は、Concur Request 製品を購入し、移行する必要があります。

お客様の FAQ は、Legacy Expense Authorization Request Retirement FAQ (レガシー経費事前申請の廃止) (英語のみ) で参照できます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この廃止によって、Concur は、レガシー機能を超える機能、機能拡張、および価値を備えたスタンドアロンの Concur Request 製品に対して、今後の拡張に開発リソースを集中させることができます。

新しいフィルター

**計画変更** 新しい 23 カ月フィルター

新しいデータ保持機能には 23 カ月フィルターが含まれます。このフィルターは、以下のエリアに影響を及ぼします。

  • レポートに追加できる経費
  • 法人カード取引
  • 未割り当ての仮払申請

この新しい機能では、古い取引が自動的にフィルター処理されます。23 カ月の期間を設定変更することはできません。新しいデータ保持機能を有効にするお客様には、23 カ月フィルターが自動的に有効化されます。

[法人カード取引] では、23 カ月を超える取引明細書もフィルター処理されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: このフィルターにより、長期にわたる未処理取引の蓄積が削減され、新しいデータ保持機能がサポートされます。

プレーン テキスト ファイル転送プロトコル

**計画変更** 2018 年 5 月 15 日に終了予定のプレーン テキスト FTP のサポート

Concur は、Concur との間でのデータの転送手段としてのプレーン テキスト FTP のサポートの終了を発表しています。

プレーン テキスト FTP は、セキュリティ保護されたプロトコルではなく、固有のセキュリティ脆弱性があります。2018 年 5 月 15 日に、Concur Operations は、ファイル転送インフラストラクチャに対してセキュリティ アップデートを適用します。これにより、お客様のデータを保護し、"Concur Trust Platform" の監査されたセキュリティ要件を満たすための継続的なコミットメントの一環として、プレーン テキスト FTP の使用が制限されます。

詳細については、Plain Text FTP Retirement FAQ (英語のみ) を参照してください。

業務目的/お客様にとってのメリット: サポート終了日付以降のプレーン テキスト FTP を使用した Concur との間のデータ転送では、受信接続のエラーが発生します。プレーン テキスト FTP を使用しているお客様は、いずれかの承認済の安全な方法を使用して、File Transfer User Guide に記載のとおりに引き続きデータを転送してください。この変更はお客様側で行っていただく必要があり、Concur はこの変更処理をサポートします。

お客様通知

Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

月次ブラウザ証明書

月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の Concur 月次リリース ノートに提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。