2021 年 12 月: 共通の計画変更 Professional Edition 管理サマリー
初回投稿
計画変更サマリー
このセクションの項目は、複数の SAP Concur 製品やサービスに適用され、今後のリリースに向けた変更のサマリーです。
SAP Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。
ここに表示されている項目は、今月のリリース ノートのサマリーです。 Professional Edition のリリース ノートについては、月次リリース ノート ページを参照してください。Standard Edition のリリース ノートについては、月次リリース ノート ページを参照してください。
FAX 機能
**計画変更** 使用停止予定の FAX 機能 (製品: Expense、Invoice)今後のリリースでは、Concur の FAX 機能が使用停止される予定です。この変更は、2022 年の後半を目処にしています。FAX 機能は 2020 年に廃止されました。2020 年 7 月 15 日より後にオンボーディングを行ったお客様は、この機能にアクセスすることができません。アクセス権をお持ちのお客様のうち、この機能を定期的に使用することは稀であり、この機能を使用しているお客様の中でも、着実に利用が減少しています。FAX 機能の削除により、SAP Concur ソリューションのセキュリティ、パフォーマンス、およびスケーラビリティが改善されます。また、Concur の FAX 機能では、ファイルの添付が経費および請求書のヘッダー レベルに限定されています。そのため、FAX 機能を使用しているお客様は、明細レベルのイメージおよび添付ファイルにのみ適用される最新のイノベーションを利用することができません。
リリース ノート
リリース: **計画変更** 管理サマリーによる提供の合理化 (製品: Expense、Invoice、Request、Travel)
この機能/変更のリリースが予定されています。この機能/変更の詳細については、記載されている該当する製品リリース ノートを参照してください。**計画変更** 共通の計画変更リリース ノートから新しい Shared Changes Release Notes への移行 (製品: Expense、Invoice、Request、Travel)
セキュリティ関連の変更 — たとえば、年間のセキュリティ証明書の更新、セキュリティ暗号のサポートの変更、セキュリティ プロトコルのサポートの変更、およびユーザー名とパスワードの要件の変更などです。
すべての製品に影響する UI デザインの変更 — たとえば、SAP Concur ホームページの機能または外観の変更、サイトのヘッダーまたはフッターからのリンクの追加または削除、ユーザー プロファイル ページの変更、および SAP Concur サイトの全体的なルック アンド フィールに影響するテーマの変更などです。
- サインイン プロセスの変更 — たとえば、サインイン機能の追加または削除、URL の変更、ドメイン名の変更、および確認済みメールへの変更などです。
- 本稼働環境またはテスト環境に対する変更
- サイト全体の設定に影響する変更、グローバル設定の変更、サイト全体またはグローバル設定を設定するためのページの変更 — たとえば、[ユーザー管理] ページの変更、Standard Edition の製品設定の変更、および新しい管理ツールの導入などです。
2022 年 1 月より、共通の機能およびコア機能の実装、および既存の共通の機能およびコア機能に対する変更は、新しい Shared Changes Release Notes に記載されます。これは、計画変更時と正式なリリース時の両方に適用されます。リリース ノートは、製品固有のリリース ノートには配布されなくなります。
1 つの製品に固有であり、管理者またはエンド ユーザー向けの製品機能または UI に影響する変更は、引き続きその製品のリリース ノートに記載されます。
この変更により、情報の重複が削減され、製品固有のリリース ノートに製品固有の情報が含まれるようになります。また、SAP Concur 共有の変更およびコア テクノロジーに対する変更を単一の情報源で確認できるようになります。
SAP Concur サポート
**計画変更** 提案されるソリューション移行 (製品: Expense、Invoice、Request、Travel)2022 年第 1 四半期を目処に、SAP Concur が提供するソリューション提案プラットフォームは SAP Continuous Influence – 改善依頼プログラムに移行されます。この変更により、ユーザー エクスペリエンスが改善され、サポート問合せ権限の保持者 (ASC) ユーザーがすべての SAP Concur Customer Influence プログラムを利用できる単一の場所が提供されます。
この変更をサポートするために、SAP Concur は 2021 年 12 月 1 日以降、ソリューション提案プラットフォームに提出された提案を確認しません。
SAP Concur では、より多くの機能を備えた優れたツールを提供するだけでなく、ASC ユーザーのアイデアを確認し、検討して実装する方法のプロセス全体も改善しています。
セキュリティ
**計画変更** 一部の TLSv1.2 暗号のサポート終了 (2022 年 2 月 1 日) (製品: Expense、Invoice、Request、Travel)
2022 年 2 月 1 日より、SAP Concur ソリューションで、以下の TLSv1.2 暗号を使用する *.concursolutions.com および * api.concursolutions.com への接続はサポートされなくなります。
Akamai/OpenSSL 暗号名 | IANA 暗号名 |
---|---|
AES256-GCM-SHA384 | TLS_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384 |
AES128-GCM-SHA256 | TLS_RSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256 |
ECDHE-RSA-AES256-SHA384 | TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA384 |
ECDHE-RSA-AES128-SHA256 | TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA256 |
ECDHE-RSA-AES256-SHA | TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA |
ECDHE-RSA-AES128-SHA | TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA |
ak-akamai-2020q1 暗号プロファイルに含まれている次の暗号がサポートされています。
Akamai/OpenSSL 暗号名 | IANA 暗号名 |
---|---|
TLS-AES-256-GCM-SHA384 | TLS_AES_256_GCM_SHA384 |
TLS-CHACHA20-POLY1305-SHA256 | TLS_CHACHA20_POLY1305_SHA256 |
TLS-AES-128-GCM-SHA256 | TLS_AES_128_GCM_SHA256 |
ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384 | TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384 |
ECDHE-RSA-AES128-GCM-SHA256 | TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256 |
ECDHE-RSA-CHACHA20-POLY1305 | TLS_ECDHE_RSA_WITH_CHACHA20_POLY1305_SHA256 |
*.concursolutions.com および * api.concursolutions.com への接続が中断されないように、サポートされていない暗号を使用するアプリケーションから *.concursolutions.com および * api.concursolutions.com に接続するお客様およびパートナーは、2022 年 2 月 1 日よりも前に、サポートされている暗号にアプリケーションを更新する必要があります。
この更新により、製品およびサービスのセキュリティが継続的に確保されます。
サポート対象の設定
**計画変更** Internet Explorer 11 のサポートの変更 (製品: Expense、Invoice、Request、Travel、および Intelligence)2022 年 1 月 1 日に、SAP Concur は Internet Explorer 11 (IE 11) のサポートの段階的終了を開始する予定です。この変更は、他の SAP ソリューション、業種別ベストプラクティス、および IE 11 に関する Microsoft のライフサイクル ポリシーに沿ったものです。
Analysis および Intelligence のすべてのお客様に Cognos 11 がロールアウトされるまで、Cognos 10 および IE 11 に関連する問題に対する調査のサポートが提供され、例外が認められます。詳細については、Cognos 11 ユーザー インターフェイスの更新に関する FAQを参照してください。
2022 年 1 月 1 日以降、SAP Concur の開発チームは新機能、ユーザー インターフェイスの拡張、セキュリティまたはバグ修正を設計する際に IE 11 を念頭に置きません。時間の経過とともに、IE 11 では新機能および既存の機能が適切に機能しない可能性があります。
IE 11 を使用していても、SAP Concur ユーザーのアクセスがブロックされることはありません。引き続き、SAP Concur ソリューションにサインインすることができます。ただし、ユーザーが SAP Concur ソリューションで引き続き正常かつ安全に作業できるようにするには、IE 11 での SAP Concur ソリューションの使用を許可しないようにして、より最新のサポート対象ブラウザに移行することをお奨めします。
この変更により、SAP は最新のブラウザ イノベーションの導入を迅速化し、より強力なセキュリティ方針を提供することができます。
テスト エンティティ
リリース: エンティティ データ更新およびエンティティ削除のテスト (製品: Expense、Invoice、Request)
この機能/変更のリリースが予定されています。この機能/変更の詳細については、記載されている該当する製品リリース ノートを参照してください。
**計画変更** 支払先マネージャーの監査証跡が移行されない (製品: Invoice)
一部の SAP Concur ユーザーは、テスト エンティティを使用して、ライブ本稼働エンティティにデプロイする前に、新しい設定を設定、テスト、およびトレーニングしています。SAP Concur では、Amazon Web Services (AWS) への移行の一環として、テスト エンティティの移行を計画しています。
テスト エンティティが移行されても、支払先マネージャーの支払先に関連付けられている支払先監査証跡は移行されません。移行後に支払先情報の変更が行われると、監査証跡が再構築されます。
これらの変更は、AWS 環境でテスト エンティティが移動または作成されると、テスト エンティティに適用されます。これは、将来の日付に発生します。
AWS に移行されると、テスト エンティティで本稼働エンティティと同じ安定性、監視機能、およびパフォーマンス レベルが得られます。
**計画変更** メール照合 (製品: Expense、Invoice、Request)
一部の SAP Concur ユーザーは、テスト エンティティを使用して、ライブ本稼働エンティティにデプロイする前に、新しい設定を設定、テスト、およびトレーニングしています。SAP Concur では、Amazon Web Services (AWS) への移行の一環として、テスト エンティティの移行を計画しています。詳細については、SAP Concur クラウド プラットフォーム戦略に関する FAQを参照してください。
テスト エンティティが AWS 本稼働環境に移行される場合、既存のテスト エンティティからの照合済のメールは新しいテスト エンティティには引き継がれません。そのため、ユーザーが将来のテスト エンティティで照合済のメール機能をテストする場合、従業員は本稼働エンティティで設定されているメールとは異なるメールを使用することをお奨めします。このプロセスは、既存のテスト エンティティのメールは、すでに本稼働で照合されている可能性が高く、別のエンティティで照合することができないために必要です。
ユーザーのメール アドレスに関しては、領収書認識サービスによってユーザーのメール アドレスが照合されます。そのため、ユーザー アカウントには、メール アドレスの 1 つのインスタンスのみを関連付けることができます。本稼働環境でテストする場合、お客様は、現在どの本稼働ユーザー アカウントにも関連付けられていない代替メール アドレスを使用する必要があります。お客様が対応するユーザー プロファイルにすでに関連付けられているメール アドレスを使用して本稼働でテストアカウントを設定しようとすると、照合プロセスが失敗します。
AWS に移行されると、テスト エンティティは、本稼働エンティティと同じセキュリティ、安定性、監視、およびパフォーマンスを得ることができます。
**計画変更** テスト エンティティのログイン更新 (製品: Expense、Invoice、Request)
一部の SAP Concur ユーザーは、テスト エンティティを使用して、ライブ本稼働エンティティにデプロイする前に、新しい設定を設定、テスト、およびトレーニングしています。SAP Concur では、Amazon Web Services (AWS) への移行の一環として、テスト エンティティの移行を計画しています。詳細については、SAP Concur クラウド プラットフォーム戦略に関する FAQを参照してください。
現在は、テスト エンティティと本稼働エンティティは個別の環境に存在しているため、テスト エンティティと本稼働エンティティで同じログイン ID を更新することができます。将来的に、テスト エンティティと本稼働エンティティの両方を同じ AWS 本稼働環境に移行する計画により、各ログイン ID は一意である必要があるため、同じログイン ID を更新することはできなくなります。
この更新に関してお客様がアクションを実行する必要はありませんが、変更がテスト エンティティの特定の領域に表示されるので、お客様にこの更新について認識してもらう必要があります。この変更に対応するため、SAP Concur では、移行時とユーザー作成時の両方で、すべてのテスト エンティティのログイン ID に ".uat" ドメインが追加され、それらが一意であり、既存の本稼働ログイン ID と競合しないようになります。たとえば、"johnsmith@123.com" は "johnsmith@123.com.uat" となります。
この変更により、本稼働ログイン ID との競合を防ぐことができます。
**計画変更** 移行されない [最近使用されたもの] リスト (製品: Expense、Invoice、Request)
一部の SAP Concur ユーザーは、テスト エンティティを使用して、ライブ本稼働エンティティにデプロイする前に、新しい設定を設定、テスト、およびトレーニングしています。SAP Concur では、Amazon Web Services (AWS) への移行の一環として、テスト エンティティの移行を計画しています。詳細については、SAP Concur クラウド プラットフォーム戦略に関する FAQを参照してください。
この移行をサポートするために SAP Concur が行う必要があるアーキテクチャ上の変更により、テスト エンティティが新しい環境に移行される際には、テスト エンティティ内の [最近使用されたもの] (MRU) の一部のリスト項目は移行されません。
MRU リストは、ユーザーが最近行った選択によって構成されます。これらのリストは、ユーザーがさまざまなメニューやその他の定義されたリストを操作することで時間をかけて生成されます。これらのリストは、テスト エンティティが新しい環境に移行された後に再生成されます。これらの変更は、AWS 環境でテスト エンティティが移動または作成されると、テスト エンティティに適用されます。これは、将来の日付に発生します。
AWS に移行されると、テスト エンティティで本稼働エンティティと同じ安定性、監視機能、およびパフォーマンス レベルが得られます。
お客様通知
アクセシビリティの更新
SAP では、最新の Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) をより適切に満たすように変更を実装します。SAP Concur ソリューションに加えられたアクセシビリティ関連の変更に関する情報は、四半期ごとに公開されます。Accessibility Updates (英語のみ) ページで、四半期ごとの更新を確認することができます。
SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors
「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)
サポート対象ブラウザ
サポート対象ブラウザは、その他の SAP Concur 月次リリース ノートで提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。