Concur Invoice Professional Edition 管理のヘルプ

2020 年 9 月 Invoice Professional Edition 管理サマリー

更新 #1

リリース ノート サマリー

このセクションの項目は、今月のリリース ノートのサマリーです。Professional Edition のリリース ノートには、新機能 - Professional Edition からアクセスすることができます。

Concur Invoice

[請求書] ページと [ユーザーに割り当てられていない請求書] ページのすべてのリスト ビューで支払期限を使用できるようになりました (9 月 23 日)

Concur Invoice ユーザーは、列優先設定機能を持つ [請求書] ページと [ユーザーに割り当てられていない請求書 ] ページのすべてのリスト ビューに [支払期限] フィールドを追加できるようになりました。

この機能にアクセスするには、ユーザーは歯車アイコンをクリックします。これにより、[列の管理] ウィンドウが開きます。

ユーザーはここで、リスト ビューに表示する内容に応じて、[非表示] リストと [表示] リスト間で [支払期限] フィールドをドラッグ アンド ドロップできます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、お客様は支払期限を確認しやすくなり、支払計画が簡単になります。

[すべての請求書] リスト ビューで列をカスタマイズできるようになりました (8 月 26 日)

請求書を作成できる Concur Invoice ユーザーが、[請求書] ページの [すべての請求書] リスト ビューの列を管理およびカスタマイズできるようになりました。

この機能にアクセスするには、Invoice ユーザーは歯車アイコンをクリックします。これにより、[列の管理] ウィンドウが開きます。

ユーザーはここで、[すべての請求書] リスト ビューに表示する内容に応じて、[非表示] リストと [表示] リスト間でフィールドをドラッグ アンド ドロップできます。

[仕入先名][請求書番号][請求日] 列を削除すること (非表示にすること) はできません。Invoice ユーザーがこれらの列を削除しようとすると (非表示にしようとすると)、それを通知する警告メッセージが表示されます。

既定の列:

  • 請求書名

  • 支払先名

  • 請求書番号

  • 請求日

  • 合計

  • 最終コメント

  • 割り当てられた日

追加/削除できるその他の列:

  • 承認期日

  • 支払ステータス

  • 承認ステータス

  • カスタム 1 ~ 20

  • 発注番号

  • ポリシー名

  • 緊急チェックの実行

  • 支払請求受領日

  • 支払期間

  • 支払方法

  • 説明

  • 組織単位 1 ~ 6

検索可能な列:

  • 支払先名

  • 敬称

  • 合計

  • 請求書番号

また、他のユーザーの代理として作業している間に列をカスタマイズする場合は、代理として作業しているユーザーのビューではなく、自分のビューのみをカスタマイズすることになります。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能は、最も重要なフィールドに対して列を追加できるようにすることで、請求書をレビューする際に、最初に作業する請求書を決定しやすくすることを目的としています。

重複している請求書をチェックするための監査ルールの動作の改善 (9 月 2 日)

[重複] 監査ルールが設定されている場合、AP ユーザーは請求書を開く前に [重複] アイコンを確認できるようになり、[ユーザーに割り当てられていない請求書] ページで請求書を開く際に重複メッセージが表示されます。この拡張により、AP ユーザーは、請求書を開いたり編集したりする前に、請求書が重複しているかどうかを確認しやすくなります。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、お客様は請求書が重複しているかどうかをより迅速に確認できるようになります。

認証

**進行中** Director SAML サービスの非推奨化と SAML v2 への移行

これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。

Director SAML サービスのサポートは非推奨化されています。Travel Management Company (TMC) と SAP Concur の担当者は間もなく、Director SAML を現在使用中のお客様に対し SAP Concur SAML v2 SSO (SAML v2) への移行のサポートを開始する予定です。

Director SAML を現在使用中のお客様は、SAML V2 にできるだけ早く移行することが推奨されています。

Director SAML サービスに対するサポートの非推奨化は、以下の要件に基づいて行われます。

  • SAP Concur 技術者と TMC が、SAP Concur の既存のお客様に対し Director SAML サービスから SAML V2 への移行をサポートします。

  • Director SAML を現在使用中のすべてのお客様は、Director SAML から SAML V2 への移行を完了しておきます。

Director SAML から SAML V2 への移行は、以下の一般的なステップに従って行う必要があります。

  • お客様が SSO 管理者としての役割を果たす管理者を特定し、適切な権限/ロールを割り当てます。

  • SSO 管理者が SAP Concur 技術者との調整に基づき、SAP Concur SP メタデータを取得します。

  • SSO 管理者が IdP の SSO 設定を SP メタデータからの情報に基づいて実行します。

  • SSO 管理者が IdP メタデータを IdP から取得し、そのメタデータを SAP Concur 技術者に提供します。

  • SSO 管理者が複数のテスト ユーザーを追加し、新しい SSO 接続をテストします。

  • テストが成功したら、会社が SSO を SAP Concur ユーザーにロールアウトします。

SAML v2 への移行の詳細については、SSO Service: Overview Guide (英語のみ) および Shared: SSO Management Setup Guide (英語のみ) を参照してください。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、セキュリティが強化されるとともに、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザーに対するサポートが改善されます。

**進行中** HMAC の非推奨化と SAML v2 および SSO セルフサービス ツールへの移行

これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。

SAP Concur のハッシュベース メッセージ認証コード (HMAC) に対するサポートは、非推奨化されています。現在、Travel Management Company (TMC) と SAP Concur の担当者は、HMAC を使用するお客様に対し SAP Concur SAML v2 SSO (SAML v2) への移行をサポートしています。

2020 年第 3 四半期中に、SAP Concur では、お客様の管理者が SAP Concur のサポート担当者を介することなく SAML v2 接続を設定できるセルフサービス ツールを提供する予定です。

HMAC の非推奨化は、以下の 2 つのフェーズで行われます。

フェーズ I:

  • お客様は、アイデンティティ プロバイダ (IdP) または SAML 2.0 に準拠したカスタム ソリューションを保有している必要があります。

  • お客様が SAML v2 を使用して認証テストを開始します。

  • TMC が、SAP Concur の新しいお客様を SAML v2 にオンボーディングする準備を行います。

  • SSO セルフサービス ツールを使用できるようになると、リリース ノートでお客様に HMAC の正式な非推奨化日が通知されます。正式な非推奨化日以降は、HMAC を使用して新規のお客様をオンボーディングすることはできません。新規のお客様は、SAML v2 にオンボーディングする必要があります。

  • HMAC を使用している既存のお客様は、SAML v2 に移行する必要があります。

フェーズ II:

  • TMC が、SAP Concur の既存のお客様すべてを HMAC サービスから SAML v2 に移行完了します。

  • HMAC サービスが非推奨化されます。フェーズ II の終了は 2021 年中頃を予定しています。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、セキュリティが強化されるとともに、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザーに対するサポートが改善されます。

ファイル転送の更新

**進行中** SAP Concur レガシー ファイル移動の移行

このリリース ノートは、SAP Concur を使用してファイル送信を行う技術スタッフを対象としています。SAP Concur では、データ交換に参加しているお客様および支払先向けにファイル転送サブシステムの保守を進め、ファイル転送のセキュリティを強化しています。

SAP Concur では、現在、ファイルの移動で従来のプロセスを使用しているエンティティを対象に、API を使用した、より効率的で安全なファイル ルーティング プロセスへの移行を開始します。

従来のプロセスを使用するように現在エンティティが構成されているお客様は、現在から 2020 年終了までのいずれかの時点で、より効率的なプロセスへと移行されます。より効率的なプロセスに移行すると、次のような点が改善されます。

  • 従来のプロセスでは、お客様は、ファイル転送スケジュールが指定された時間に実行されるまで待機する必要がありました。より効率的で安全な API ベースのプロセスでは、SAP Concur からの抽出やその他の送信ファイルは、ファイルの作成直後から、既存のオーバーナイト処理期間中に利用できます。

この発表は、以下のファイル転送 DNS エンドポイントに関連します。

  • st.concursolutions.com

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティと効率が強化されます。

計画変更サマリー

このセクションの項目は、今後のリリースを予定している変更のサマリーです。SAP Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。

重要: ここに記載されている計画変更は、この SAP Concur 製品またはサービスに影響を与える拡張および修正として予定されている内容を網羅していない場合があります。複数の SAP Concur 製品またはサービスに適用される計画変更は、統合されたドキュメントに記載されています。2020 年 9 月: 共通の計画変更 Professional Edition 管理サマリー で入手可能な追加の計画変更管理サマリーを確認してください。

Concur Invoice

**計画変更** サプライヤー ポータルの非推奨化

2020 年 10 月のリリースを目処に、サプライヤー ポータル機能は廃止され、サプライヤーはこの機能を使用することができなくなります。サプライヤーは、サプライヤー ポータルを使用することで、請求書のステータス チェック、購入者の検索、直接連絡が必要な場合の購入者の連絡先情報の表示など、購入者 (Concur Invoice のお客様) とやり取りせずにセルフサービス タスクを実行することができます。

サプライヤー ポータルの廃止後は、サプライヤーがサプライヤー ポータルにサインインすると、廃止に関するメッセージが送信されます。また、サプライヤーに招待リンクを送信しようとしたお客様にも、廃止に関するメッセージが送信されます。サプライヤー ポータルを使用中のお客様は、サプライヤー ポータルを使用中のサプライヤーに連絡し、購入者とのやり取りに関する代替手順の使用を伝えることが推奨されます。

Concur Invoice の進化とともに、SAP はお客様のビジネスニーズを満たす最善のソリューションを特定することに全力を尽くします。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能は、使用率が低いため非推奨化されます。

**計画変更** [請求書] ページの [購買へすべて送信済] リスト ビューからの Excel 形式でのダウンロード

今後のリリースでは、お客様は、[請求書] ページの [購買へすべて送信済] リスト ビューで [Excel としてダウンロード] リンクをクリックすることで、データをエクスポートできるようになります。

エクスポートできる項目の最大数はありませんが、エクスポートする項目が多いと、エクスポート プロセスに時間がかかる場合があります。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、お客様は請求書データを柔軟に処理できるようになります。

お客様通知

このセクションの項目では、すべてのお客様向けに参照資料が提供されます。

SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

月次ブラウザ証明書

月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートで提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。