Concur Invoice Professional Edition 管理のヘルプ

2019 年 6 月 Invoice Professional Edition 管理サマリー

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リリース ノート サマリー

このセクションの項目は、今月のリリース ノートのサマリーです。Professional Edition のリリース ノートには、新機能 - Professional Edition からアクセスすることができます。

Concur Invoice

既定の請求先住所フィールドを請求書ポリシーに追加

このリリースで、請求書構成管理者ロールのユーザーは、既定の請求先住所を請求書 (支払申請) のヘッダーまたは行項目のポリシーに追加することができます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能によって、お客様は、ユーザーが割り当てられているグループポリシーに基づいてユーザーによって作成された請求書に関連付けられた既定の請求先住所を設定することができます。

[すべての割当済み請求書] ビューが利用可能

AP ユーザーは割り当てられたすべての請求書を表示して、割り当てた請求書を追跡できます。このオプションは、[未割り当ての請求書] ページの [表示] リストから [すべての割当済み請求書] オプションを選択すると利用できます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張によって、お客様には割り当てられた請求書のビューが提供されるため、管理する請求書を制御しやすくなります。

[割り当てられた日] 列の並べ替え

お客様は [割り当てられた日] 列を含むページで列をクリックして、この列を並べ替ることができます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張によって、お客様は日常業務に必要な情報を表示しやすくなります。

[承認ステータス] 列の並べ替え

お客様は [承認ステータス] 列を含むページで列をクリックして、この列を並べ替ることができます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張によって、お客様は日常業務に必要な情報を表示しやすくなります。

発注

[発注一致] ページへの新しいフィールドとステータスの追加

[この発注に一致する請求書][発注の関連付け]、および [照合の概要] ページに新しいフィールドとステータスが追加され、関連レコードと残高をより完全に把握できるようになりました。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、一括発注など、長期にわたって複数の請求書を受領する発注 (PO) について、請求書および PO をより効率的に照合できます。手動で計算または見積を行う必要がなく、ユーザーはすばやく請求対象の PO 残高を確認したり、PO が過剰請求されていないかどうかをチェックしたりできます。新しいステータス フィールドにより、ユーザーは関連する請求書の処理状況を確認できます。

PO および PO 領収書インポートの今すぐインポート

この機能は、6 月のリリースの 1 週間後にリリースが予定されています。

今すぐインポート機能では、オーバーナイトのスケジュール済インポートを待つ必要なく、PO および PO 領収書ファイルを Concur Invoice にすぐにインポートすることができます。これは、PO および PO 領収書をインポートして、外部登録された同じ日に Concur Invoice 製品で処理する必要があるお客様に有用です。頻繁に同期された最新データにあわせて、1 日に複数の PO および PO 領収書インポートを実行することもできます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、Concur Invoice に PO および PO 領収書をインポートする時間および頻度を管理しやすくなります。

[請求書] ページでの一致/不一致 PO のフィルタリング

このリリースでは、AP ユーザーは一致または不一致 PO をフィルタリングして、必要な情報をすばやく見つけることができます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、お客様は PO が一致しているかどうかの確認をしやすくなります。

Invoice Pay

Invoice Pay v4 API が利用可能

SAP Concur は、支払パートナーによる使用を目的とした Invoice Pay v4 API をリリースします。

業務目的/お客様にとってのメリット: Invoice Pay API によって、App Center パートナーである支払プロバイダは SAP Concur と統合して請求書支払を行うことができます。この API により、支払プロバイダは彼らによる処理が承認されている支払のリストを取得し、これらの支払のステータスを SAP Concur に返送することができます。

Invoice の e-文書タイムスタンプ

請求書をデジタル コンプライアンス向けに監査可能

請求書構成管理者ロールのユーザーは、カスタム監査ルールを設定して、請求書イメージにタイムスタンプが設定され、受領してからどれくらい後に請求書イメージにタイムスタンプが設定されているかについて、請求書による e-文書法の順守を維持できます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、請求書構成管理者は、Concur Invoice で請求書が保存または提出される際に、e-文書法の順守を実施することができます。

Concur 管理

SAP Concur 製品へのアクセスの変更点

このリリースでは、お客様は次のドメインを使用して、SAP Concur の製品およびサービスにアクセスする必要があります。

  • *.concursolutions.com

  • *.concurcdc.cn

SAP Concur では、お客様が上記のドメインのいずれかをまだ使用していない場合は、できるだけ早く移行することを推奨しています。

この変更に関する質問については、appsec@sap.com に連絡してください。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更によって、お客様は一貫した安全な方法で SAP Concur のサービスにアクセスできます。

SAP Concur メール

**進行中** メール インフラストラクチャの変更 - 信頼できる差出人のリストへの IP アドレスの追加

SAP Concur では、サービスから SAP Concur ユーザーへの送信メールに関して新しいメール インフラストラクチャに移行中です。このため、送信 IP アドレスに基づいて受信メールをフィルタリングする会社は、新しい IP アドレスを信頼できる差出人のリストに追加して、ユーザーが SAP Concur からメールを受信できるようにする必要があります。

ここで説明する問題は、はじめは Concur Expense を使用する会社のみに影響がありました。1 月以降は、その他の SAP Concur サービス (Concur Travel や Concur Pay など) からのメールが新しいメール インフラストラクチャに移行します。

2019 年の第 1 四半期までは、その他のサービスを引き続き追加します。追加の変更のタイミングに関する詳細については、リリース ノートを確認してください。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更によって、IP アドレスに基づいて受信メールをフィルタリングする会社のみが影響を受けます。

計画変更サマリー

このセクションの項目は、今後のリリースを予定している変更のサマリーです。SAP Concur は、ここで言及された機能拡張/変更の導入を延期、または削除する権利を有します。

Concur Invoice

**計画変更** 割当済み請求書は既存の発送先住所を保持

現在は、請求書が新しい所有者に割り当てられると、新しい所有者の既定の発送先住所によって、既存の発送先住所が上書きされます。今後のリリースでは、発送先が指定されている請求書が新しい所有者に割り当てられると、既存の発送先住所が保持されます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、請求書が新しい所有者に割り当てられた後も、請求書に正しい発送先住所が割り当てられた状態になります。

Invoice Pay

**計画変更** 小切手のセキュリティ拡張

今後のリリースでは、Invoice Pay で生成された小切手で、最新の業界標準に基づいたセキュリティ拡張が提供されます。

お客様は Salesforce チケットを作成してサンプル小切手を発注し、銀行でこの小切手を処理および確認することができます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この拡張により、お客様が小切手を処理する際のセキュリティが強化されます。

読み込み処理

**計画変更** 読み込みメールの表示

今後のリリースでは、請求書ユーザーは Invoice Capture 処理にメールで送信された請求書に関連付けられた元のバッチ メールを表示し、アクセスできるようになります。この変更により、ユーザーは元のメールでサプライヤーからのメモを確認したり、請求書がいつ読み込み処理によってシステムに入力されたかを確認したりできます。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、請求書の発行元および請求書の最適な管理または処理方法について、お客様の可視性が向上します。

認証

**計画変更** IP 制限における変更

これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。

ユーザーが SAP Concur にサインインするとき、検証プロセスの 1 つに IP 制限 (IRP) のチェックおよび IPR の準拠があります。IPR は、ユーザーが SAP Concur にサインインできる IP を制限するために会社によって定義された固有 IP または IP 範囲です。IPR は、許容可能な IP アドレスまたは IP アドレスパターン (もしくはその両方) のリストが含まれる文字列の場合があります。たとえば、"170.242.6.43;170.243.70.42;170.243.70.43;171.159.*.*" です。

現在、IPR は会社の出張構成ごとに設定されており、これによって多数の出張構成による会社のメンテナンス問題が発生し、エラーの機会がもたらされています。さらに、新しい出張構成は自動的に含まれないため、容易に忘れられる可能性があります。

8 月のリリースで予定されていますが、この設定は構成レベルの設定から会社レベルの設定に変更されます。この変更により、IPR の 1 つのセットが会社全体に適用されます。

ごく少数のお客様がこの変更による影響を受けます。さらに、影響を受けるお客様には、必要な設定変更を行うよう個別に SAP Concur より事前にご連絡いたします。

業務目的/お客様にとってのメリット: IPR を使用するお客様は、IPR が会社全体に適用されることが保証されます。

**計画変更** シングル サインオン (SSO) セルフサービス オプションが SAP Concur でまもなく使用可能 (2019 年第 3 四半期)

(リリース ノート更新: 6 月 8 日)

これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。

シングル サインオンにより、ユーザーは 1 つのログイン資格情報セットを使用して、複数のアプリケーションにアクセスすることができます。現在、SAP Concur では 2 つのサインインの方法があります。ユーザー名とパスワードを使用する方法か、または組織に対するユーザーのログイン資格情報など、アイデンティティ プロバイダ (IdP) の資格情報による SSO を使用する方法です。

SAP Concur では、シングル サインオン (SSO) の管理機能を SAP Concur 製品に追加する予定です。これにより、お客様に組織で SSO を設定するためのセルフサービス オプションが提供されます。SSO は現在、Concur Expense、Invoice、Request、および Travel でサポートされています。

新しいシングル サインオン (SSO) の管理機能は、[セキュリティ キー] ページの既存の SSO 設定を使用しているお客様にとっては代替ツールであり、組織で SSO を導入しようとしているお客様にとっては新しいツールです。すべてのユーザーが新しい SSO セルフサービス ツールに移行するまで、[セキュリティ キー] ページの既存の SSO 設定と新しい SSO セルフサービス ツールを両方とも使用できます。

その他の SAP Concur 製品およびサービスは、この初回リリースの範囲外です。

この機能は、2019 年第 3 四半期に予定されています。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、SAP Concur のお客様に SSO を設定するセルフサービス オプションが提供され、SSO を使用する既存のお客様は、ユーザーの SSO を管理するために、最終的には新しい SSO サービスに移行する必要があります。

**計画変更** 新しい SAP Concur のサインイン ページ

(リリース ノート更新: 6 月 8 日)

これらの変更は、セキュアな認証の保持に対する SAP Concur の継続的な取り組みの一環です。

今後のリリースでは、SAP Concur [サインイン] ページが更新され、直接 SAP Concur ユーザー名/パスワード ユーザーとシングル サインオン (SSO) ユーザーの両方に対して新しいログイン エクスペリエンスが提供されます。SSO ユーザーは、サービス プロバイダ (SP) 初期化済 SSO ログイン プロセス (www.concursolutions.com) を開始できるようになります。

新しい [サインイン] ページには、2 ステップ ログイン プロセスが含まれます。これにより、セキュリティが強化され、最新の業界標準を満たし、ログインの成功率を高めます。この機能は、2019 年に向けて計画されています。

業務目的/お客様にとってのメリット: この機能により、セキュリティが強化され、SAP Concur 製品およびサービスにログインするユーザー エクスペリエンスが迅速かつ便利になります。

FTP 更新

**計画変更** ソース IP のチェック (EMEA)

2019 年 7 月 15 日より、ヨーロッパ、中東、およびアフリカ (EMEA) のすべてのファイル転送アカウントに対して、ソース インターネット プロトコル (IP) のチェックが導入されます。

新規のお客様

新規のお客様の導入中に、SAP Concur によって新規のお客様の IP アドレスが SAP Concur のアクセス コントロール リスト (ACL) に追加されます。

既存のお客様

ソース IP アドレスが SAP Concur のアクセス コントロール リスト (ACL) に追加されるように、2019 年 7 月 1 日までに SAP Concur サポートに連絡してください。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティが強化されます。

**計画変更** SSH キー認証による必須 SFTP

非 SFTP (Secure File Transfer Protocol) プロトコルとパスワード認証は最終的に廃止されます。

新規のお客様

新しいファイル転送アカウントでは、セキュア シェル (SSH) キー認証による SFTP を使用する必要があります。

既存のお客様

既存の非 SFTP ファイル転送アカウントは、SSH キー認証による SFTP に切り替える必要があります。

業務目的/お客様にとってのメリット: この変更により、ファイル転送のセキュリティが強化されます。

お客様通知

このセクションの項目では、すべてのお客様向けに参照資料が提供されます。

SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors

「Concur Non-Affiliated Subprocessors」のリストは、こちらに提供されています: SAP Concur Non-Affiliated Subprocessors (英語のみ)

月次ブラウザ証明書

月次ブラウザ証明書は、現在および予定の両方とも、その他の SAP Concur 月次リリース ノートで提供されており、新機能 - Professional Edition からアクセスできます。